丸山本教（川崎市多摩区登戸）

2018/10/14 - 2018/10/14

　川崎市多摩区登戸にある丸山本教は明治19年（1886年）にこの地に置かれた。丸山教は、明治3年（1870年）登戸村の農民であった伊藤六郎兵衛（文政12年（1829年）～明治27年（1894年）を教祖として、富士講の一派である丸山講を背景として興った新興宗教である。
　明治13年（1880年）には、二子付近の多摩川河原で信者8,000人の大祈祷会が催され、同19年（1886年）には丸山教信者は実に138万人に及んだと言われている。この頃に丸山本教の教本丁が建てられた。
　このように飛躍的な発展を遂げた丸山教であったが、国家的な弾圧などのために明治20年代中頃には、その勢いも急速的に衰え始めた。そこで一方では、当時の報徳社運動と連携して、勤勉・倹約を強調する信仰へと変化をして行く。現在、丸山教は一時の信者数ほどではないが、平和主義を教義にかかげて原水爆禁止運動を信仰の実践として、その活動を続けているという。
（表紙写真は丸山本教大教）

エリア 登戸・新百合ヶ丘(神奈川)

「法聖地」と道路を隔てて丸山本教。

丸山本教門前。

丸山本教門前の丸山幼稚園。

丸山本教の門の横には丸山幼稚園。

丸山本教掲示板。

「敷石枠奉納記念碑」。

「はなたんせい碑」。

「丸山教境内・建物案内図」。

「丸山教會」。

「登戸静修校記念碑」。

丸山会館。

手水舎と松霊殿。

手水舎。

手水舎。

手水鉢。

松霊殿。

松霊殿に掛かる「松霊殿」の扁額。

大教殿。

多摩川音頭の碑。

「多摩川音頭の碑」。

大教殿。

大教殿に掛かる「大教殿」の扁額。

喫煙所。

大教殿。

藤棚と光明寺本堂。

碑。

藤棚。

池。

池。

御法殿。

御法殿に掛かる「神道丸山教泰祠宇」の扁額。

石燈籠。

石燈籠。

境内。

大教殿。