光明院内陣（川崎市多摩区登戸）

2018/10/14 - 2018/10/14

　光明院の本堂の扉は開け放たれており、葬式の準備で葬儀社の人たちが忙しそうに作業をしている。外から見ても余りにも内部が立派に見えるので、葬儀社の人は入ってもらっては困るというのだが、住職にお願いしたら、入って見学しても良いということだ。失礼して内部を見させて頂いた。
　また、住職に尋ねると写真を撮っても良いということだ。ご本尊も写真に撮って良いと許可を受けた。
　欄間の3枚の彫刻は極彩色である。こうした彫刻は平成27年、28年（2015年、2016年）に井波彫刻協同組合理事の伝統工芸士・澤義博氏の手により制作された。また、墨絵の壁画などは西元祐貴氏の手により制作された。
　山門を入って左に十王堂があったというが、今は本堂の向かって右側に閻魔大王を始めとする十王像が祀られている。
　本堂は、一般公開されており、事前予約すれば、こうした色彩鮮やかな彫刻や壁画、仏像などが身近で見ることが出来る。
（表紙写真は大日如来坐像を中心とする五智如来）

エリア 登戸・新百合ヶ丘(神奈川)

極彩色の欄間彫刻。

極彩色の欄間彫刻。

極彩色の欄間彫刻。

壁面の天女。

壁面の天女。

壁面の天女。

壁面の天女。

壁面の天女。

壁面の天女。

格天井に天井絵。多くは梵字が書かれている。

壁面の彫像。

壁面の彫像。

不動明王。

不動明王。

龍燈鬼（緑色）像。

龍燈鬼（緑色）像。

阿弥陀如来座像。

閻魔王を始めとする十王像。かつては十王堂があったという。その像を本堂に移したのだろう。

恵果阿闍梨像。

弘法大師。

大日如来坐像を中心とする五智如来。