ゴエモン飛騨路を行く　Part1

2018/10/06 - 2018/10/08

連休に郡上八幡・飛騨高山・奥飛騨温泉郷を訪れました。

日本の伝統文化が色濃く残る飛騨の温泉と食事に癒される一方、なぜか二つも鍾乳洞を巡るといういささかアンバランスな旅程になってしまいましたが、後半は天気も良く、穂高連峰の素晴らしい眺望を楽しむこともできました。
今回はいつもの旅のお供桜文鳥雛ぬいぐるみゴエモンに加え、新たな旅の友が登場。

Part1は熱田神宮→郡上八幡→大滝鍾乳洞編。

エリア 郡上八幡(岐阜)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: レンタカー 新幹線 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝6:43東京発ののぞみ201号で名古屋へ。

朝食は定番のチキン弁当。なんだか知らないけど好きなんですよね。

08:23 名古屋着。新幹線は早い。

名鉄に乗り換えて、神宮前へ。

目的は熱田神宮参拝。草薙剣があるという有名な神社なのに、これまで参拝する機会がなかったのでついでに寄ってみたかったのです。

神宮前駅からは通りをへだててすぐ。

さすがに大きな神社だけあって敷地も広いです。

本殿には朝早くであるにも関わらず、たくさんの参拝客が訪れていました。

おみくじは中吉でした。

「苦しみよりのがれる時期きたる」だそうです。

未来は楽ができるのかしら。当たってほしいものです。

レンタカーを借りて、1時間強で最初の目的地郡上八幡城に到着。

お城の上にも駐車場はありますが、道が細いので混雑時や運転に自信のない人は下の駐車場に停めるのが無難です。一方頂上までは結構な坂なので、お年寄り等がいる場合はちょっと頑張って上まで行った方がいいかも。

入り口付近には賢妻を持ったことで出世した山内一豊と、その妻千代の銅像があります。千代さんは飛騨の出身なのだそうな。

ゴエモン「僕も将来はこんな賢い奥さんをもらいたいぞ。」

ゴエモン奥さんがあまり賢いといろいろと大変だよ。

こちらが天守閣方面です。山城なので階段が多いです。

天守前につきました。なかなか美しいお城ですね。

創建は16世紀、戦国時代の末期遠藤氏によるもの。
その後何度か主は変わり、明治の廃藩置県で廃城となり石垣以外すべて取り壊されましたが、昭和8年に再建されたものだそうです。

お城からの眺め。

街の様子がまるで箱庭のようです。

天守閣は再建当時現存していた大垣城を参考に造られたそうですが、戦火で大垣城は消失してしまったそうです。

再建とはいえ往時の建築様式を残す歴史的な価値もあるお城です。

入城すると初代城主遠藤氏がおでむかえ。

城内には山内一豊の妻お千代さんの解説も。

この階には賢妻になるための心がけとなる言葉も飾られていました。

ぜひそうしてほしいものです。

妻にはぜひみならってほしいものです。

ううんこれは微妙だな。。。。

いやもう操られているのかも。。。。

天守頂上からの眺め。

あいにく天気が今一つですが、晴れていたらさらに眺めがよかったでしょうね。

お昼時になったので、街に戻り蕎麦正まついさんにお邪魔しました。

おそばは普通のワサビで食べるざるそばと、辛み大根で食べる2種類が選べます。

今回は辛み大根にしてみました。のど越しが良くておいしいお蕎麦でした。

普通盛り千円、大盛千六百円なり。

天ぷらもいただきました。

美味しかったです。千円なり。

お腹も一杯になったところで市内を散策。

これは恋ダンス。。。もとい郡上踊りの銅像ですね。

ゴエモン「僕も文鳥ダンスしたいぞ。」

宗祇水入り口。名水百選第一号に選ばれた名水だそうです。

名の由来は15世紀の連歌師宗祇が修行時代この地の美濃篠脇城主東常縁から古今伝授を受け、この湧水の水で常縁がはなむけの句を贈ったことによるとか。

きれいな湧き水ですが、今も飲用とかに地元の人が使っているそうなので、手足を入れたりするのはやめましょう。

郡上八幡は実は食品サンプルでも有名です。
日本の食品サンプルの大半はこの地で作られているそうですよ。

ここサンプル工房では食品サンプルを実際に作る経験もできるそうです。

遠くから見るとほとんど実物と見分けがつきません。

もはや芸術の域に達しています。

ハンバーグ定食を食べるゴエモン。

いやこれは食品サンプルです。

ゴエモン「僕は食品サンプルじゃないからね。」

ゴジラが揚げ物にされてしまいました。。。

風情のある「やなかのこみち」

ゆたかな清水とともに暮らしてきた郡上八幡の街を象徴するようなスポットです。周りには美術館もあります。

郡上八幡を離れ、車で30分弱の大滝鍾乳洞にやってきました。

鍾乳洞の入り口まではケーブルカーで上がります。

ゴエモン「わくわく」

おやゴエモンを押しのけて何やらあやしい鳥が登場。

ゴエモン「なんだお前は。」

goemonpのブログを前から読んでいただいている方はひょっとすると覚えているかもしれませんが、シンガポールのコンラッドホテルから連れてきたシンガポールアヒルのコンちゃんです。

コンちゃん「僕も日本観光したいのだ。」

鍾乳洞入り口。

龍のように見えるとのことですが、見えますか？

洞内は結構アップダウンや狭いところもあります。

洞窟奥の柱にうっすらと浮かび上がるマリア像。

マリア様がいるせいでしょうか。

天上界なるものもあります。

ライトに照らされて幻想的な雰囲気です。

そして大滝鍾乳洞最大の売り物、地底の滝。

写真ではなかなか迫力が伝わらないかもしれませんが、なかなかのスケール感です。

大滝全景。

滝のすぐそばには、台湾は太魯閣渓谷近くの花蓮の彫刻家に依頼して彫ってもらったという仏像が鎮座しています。

デコレーションケーキなるものもありました。

ゴエモン「食べられそうにないな」

やっと出口にたどり着きました。

大滝鍾乳洞を離れ、高速道路で高山へ。

本日のお宿は本陣平野屋花兆庵です。

Part2は高山見物編。