エネルギー満ちるゴビ砂漠～モンゴル2

2018/06/09 - 2018/06/16

3日目。朝6時半頃、列車はサインシャンド駅に着いた。
迎えの車に乗り、小さな町なのに早朝からやってるスーパーへ寄ってガイドOさんが買い物した。私はまだ眠くて買い物気分にならなかったが、せっかくだから何か買っておけばよかったな。
そこから車で30分弱、まだひんやりしたゴビ砂漠のゲルに到着。　
ウズベキスタンのゲル(ユルタ)に泊まった事があるけどそこより内装が可愛く生活感があって落ち着くわ～
別棟のレストランゲル(というかここだけコンクリート)で朝食。　

エリア その他の観光地(モンゴル)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 航空会社: ミアットモンゴル航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

少し休憩した後、観光へ出かける　
　↑“ハマル寺院” とずっとしゃべってるOさん・ドライバー氏

砂漠に囲まれて、どこから人が？と思うような所だが結構参拝者はやって来る。　↑お馬さんも一列になって参拝？

羊の骨をサイコロのように振って卓を一周しトータルの骨の向きで運勢を占う

尼さんの寺　　　

釣鐘は突き放題。見かけの割に軽い音だった。

国内の遠くから荷台で寝泊まりしながら参拝に来た家族(右の車)

仏塔と云っていいのか違うのか？願い事をする塔。
チベットで云う所のタルチョが巻かれている。

“世界エネルギーセンター”　エネルギーなんて言うから太陽光発電所か何かかと思ったら、最強パワースポット・ここが世界の中心って意味の直訳でこうなったらしい。寝転がって大地から力を充填してる人も居て真似してみた。

ここを後にする時、ふと小高い岩の上に男の人が現れた。よく見るとライダースーツにヘルメットを小脇に抱えたロシア人だったのだが、その立ち姿・シチュエーションがSF映画のワンシーンのようで、宇宙服を着た未来人がタイムマシンに乗って現れたと一瞬見紛う幻のような姿だった…写真を撮れなかったのが惜しい…

車で5分程移動して、お坊さんが修行した岩山の遺跡へ(名前解らず)　
昔(はっきりした年代は解らず)日本の侍(名前解らず)が来て植えたという樹が今も春に花を咲かす。Oさんは桜の樹と言ってたが、これは違うべさ。“ザグの樹”では？　いずれも情報が曖昧…

この狭い穴に頭から入って別の穴まで抜けたら幸運が身に付くとか。Oさんも私もやってみたぞ。　　

赤っぽい岩に体の悪い所をこすると治るとか。腰痛気味なのでこすっておいた。

また少し移動し“恐竜の化石が出た砂漠”　↑枯れ木に見えるけど化石なんだよ　
ここで恐竜のほぼ完全体の化石が発掘されたのだが、それを聞き付けた中○人に洗いざらい掘って持って行かれたんだと。

ゲルへ戻って13:30 昼食。肉じゃが風スープと写真には無いボーズ(肉餃子)　相変わらず肉食。モンゴルは昼食に一番重点を置くと聞いてたが本当に昼の量が多い。
もう一つ観光があるけど今日にする？明日にする？と訊かれ、え、そんなに緩いスケジュールなの？と思うも、する事も無いので一休みして15時再び出かける。

“お願いの山(とOさんが言っていた)”　Oさん曰く「何でも願いが叶う」。本当か?!　日本の皇太子が男子を授かるようにとここにお忍びで来た。それで授かったって―そりゃ誤報では??と薄っすら思ったが、否定する根拠も無い。まずは2人で登ってみた。　

坂の次は延々と階段になっている。　途中マニ車があるがモンゴルのマニ車は形がボコボコになっている事が多い。蒙人は力が余ってるのか？　

男人は頂上まで行けるが女人はここまで。Oさんだけ行ってもらう。
このオボー(仏塔・道標)に直接食物や羊?の乳をお供えしてるからちょっと臭くて蠅がたかってる。　

見渡す限り砂漠、何も無いので距離感がおかしくなる。　
頂上へ行って降りてきたOさん、普段体を鍛えてる筈なのに結構バテていた。

帰りの車に砂嵐が迫って来た！がドライバー氏の勘で上手く避けて17時前ゲルに戻る。

ゲルと別棟にあるシャワーでも浴びるか。それにはちょっとしたコツが要るようでスタッフに給湯器を調整してもらわなければならない。やってもらって湯を出す―とみるみる温度が上がってアチチッ！自分でいじるが調整できず、タオルを体に巻いてまだその辺に居たスタッフ(女性)に「熱いの～」と頼む。何か解んないけど再び調整してなんとか浴び、水は貴重だろうからちゃちゃっと出た。

19時、夕食。ゴリヤシと右上スーティーツァイ(蒙風ミルクティー)　
20棟程あるこのツーリストゲルに今夜の客は私達しか居ないようだ。　ちょっと寂しいねと言うと「中○人とか居なくていいじゃないですか。あの人達うるさい」とOさん。蒙人もそう思うんだーその辺、感性は日本人と同じだね。