バーゼル旅行記(ブログ) 一覧に戻る
学生時代以来およそ30年ぶりの海外一人旅です。<br />家族で行くと、手続きとかはついつい夫任せになってしまうので、知識のアップデートをする修行の旅でもありました。<br />今回は、スイスのみ6泊8日の旅です。<br /><br />9月14日 成田出発 → チューリッヒ空港 → バーゼル<br />9月15日 バーゼル<br />9月16日 ラウターブルンネン/ミューレン(バーゼル泊のまま)<br />9月17日 バーゼル → クール → サンモリッツ<br />9月18日 サンモリッツ → (ベルニナ急行アルプグリュムでUターン)→ ザンクトガレン → ヴィンタートゥール<br />9月19日 ヴィンタートゥール<br />9月20日 ヴィンタートゥール → チューリッヒ空港<br />9月21日 成田帰着 

スイス一人旅 美術館めぐりと山(2)バーゼル市立美術館と街歩き

6いいね!

2018/09/14 - 2018/09/21

152位(同エリア271件中)

0

24

テレプシコラ

テレプシコラさん

学生時代以来およそ30年ぶりの海外一人旅です。
家族で行くと、手続きとかはついつい夫任せになってしまうので、知識のアップデートをする修行の旅でもありました。
今回は、スイスのみ6泊8日の旅です。

9月14日 成田出発 → チューリッヒ空港 → バーゼル
9月15日 バーゼル
9月16日 ラウターブルンネン/ミューレン(バーゼル泊のまま)
9月17日 バーゼル → クール → サンモリッツ
9月18日 サンモリッツ → (ベルニナ急行アルプグリュムでUターン)→ ザンクトガレン → ヴィンタートゥール
9月19日 ヴィンタートゥール
9月20日 ヴィンタートゥール → チューリッヒ空港
9月21日 成田帰着 

同行者
一人旅
交通手段
徒歩
航空会社
スイスインターナショナルエアラインズ
旅行の手配内容
個別手配

PR

  • 2018年9月15日 2日目。今日は1日中バーゼルです。<br />Ibis Basel Bahnhof ホテルの朝食は、ビュッフェ形式。<br />この次の2か所のホテルも同じだったけど、パン、スクランブルエッグ、ベーコン、ハム、チーズ、野菜、フルーツ、シリアル、コーヒー/紅茶、ジュースは定番みたい。<br />イビスは、自分で作るワッフルメーカーもありました。作っている人は見かけなかったけれど・・・。<br />朝食後、いよいよ出発! まずは、旧市街中心のバルフュッサー広場( Barf&#252;sserplatz )にトラムで向かいます。<br />ホテルの目の前にトラム乗り場があるので、便利です。<br />(停留場名は、IWB)

    2018年9月15日 2日目。今日は1日中バーゼルです。
    Ibis Basel Bahnhof ホテルの朝食は、ビュッフェ形式。
    この次の2か所のホテルも同じだったけど、パン、スクランブルエッグ、ベーコン、ハム、チーズ、野菜、フルーツ、シリアル、コーヒー/紅茶、ジュースは定番みたい。
    イビスは、自分で作るワッフルメーカーもありました。作っている人は見かけなかったけれど・・・。
    朝食後、いよいよ出発! まずは、旧市街中心のバルフュッサー広場( Barfüsserplatz )にトラムで向かいます。
    ホテルの目の前にトラム乗り場があるので、便利です。
    (停留場名は、IWB)

  • バルフュッサー広場は、イビスホテルからは16番(若草色のライン)のトラムで、4つ目。<br />ホテルでもらったバーゼルカードで無料です。<br />車内にはモニターがあり、3つ先ぐらいまでの停留場が表示されているので、今どの辺りにいるのか、とても分かりやすかったです。

    バルフュッサー広場は、イビスホテルからは16番(若草色のライン)のトラムで、4つ目。
    ホテルでもらったバーゼルカードで無料です。
    車内にはモニターがあり、3つ先ぐらいまでの停留場が表示されているので、今どの辺りにいるのか、とても分かりやすかったです。

  • バルフュッサー広場。<br />ここは沢山のトラムの路線が通るし、朝早くても人多し。<br />テントを張ったりして、イベントの準備中?<br /><br />この日の朝9時半ごろの気温は、17度ぐらい。<br />私は7分袖のポリエステルの薄手のチュニックに昨日と同じ長袖カーディガンを羽織り、ボトムスはトレンカ。<br />一応、薄手のコートを携帯したけど、着なくても平気でした。<br /><br /><br />

    バルフュッサー広場。
    ここは沢山のトラムの路線が通るし、朝早くても人多し。
    テントを張ったりして、イベントの準備中?

    この日の朝9時半ごろの気温は、17度ぐらい。
    私は7分袖のポリエステルの薄手のチュニックに昨日と同じ長袖カーディガンを羽織り、ボトムスはトレンカ。
    一応、薄手のコートを携帯したけど、着なくても平気でした。


  • 少し歩いて、ティンゲリーの噴水へ。<br />機械仕掛けの噴水たちが、忙しそうに動いてます。<br />忙しそうなのは噴水だけで、観光客がのんびり見学していて、ちょっとほっこりできる。<br />市立美術館が10時オープンなので、ここで少し時間潰し。(ベンチで座れるし)<br />

    少し歩いて、ティンゲリーの噴水へ。
    機械仕掛けの噴水たちが、忙しそうに動いてます。
    忙しそうなのは噴水だけで、観光客がのんびり見学していて、ちょっとほっこりできる。
    市立美術館が10時オープンなので、ここで少し時間潰し。(ベンチで座れるし)

  • ティンゲリーの噴水からライン川の方に向かって、坂道を登って行くと、やがて市立美術館に行きつく。<br />このバーゼル市立美術館( Kunstmuseum Basel )を訪れることが、実は今回の旅の最大の目的。<br />ここにあるアルノルト・ベックリーンの「死の島」( Die Toteninsel )を見に来たのです。

    ティンゲリーの噴水からライン川の方に向かって、坂道を登って行くと、やがて市立美術館に行きつく。
    このバーゼル市立美術館( Kunstmuseum Basel )を訪れることが、実は今回の旅の最大の目的。
    ここにあるアルノルト・ベックリーンの「死の島」( Die Toteninsel )を見に来たのです。

  • St. Alban-Graben通りに面した建物外側にチケット売り場があります。<br />ティンゲリーの噴水方面から来て、振り返るとこの写真になります。<br />ホテルでもらったバーゼルカードを見せると、半額。私は常設展だけで良かったので、16フランのところを8フランでした。<br />

    St. Alban-Graben通りに面した建物外側にチケット売り場があります。
    ティンゲリーの噴水方面から来て、振り返るとこの写真になります。
    ホテルでもらったバーゼルカードを見せると、半額。私は常設展だけで良かったので、16フランのところを8フランでした。

  • 10年近くここに来たくて来たくて・・・。

    10年近くここに来たくて来たくて・・・。

  • 中庭のロダンの「カレーの市民」。<br />あ~、ワクワク。<br />(まだ入館してません)

    中庭のロダンの「カレーの市民」。
    あ~、ワクワク。
    (まだ入館してません)

  • 中庭をつききって、この入り口から入ります。<br />あああ~、ワクワク。<br />入ると職員が立っていて、荷物をロッカーにすべて入れるよう言われました。<br />スマホでフラッシュ無しなら写真を撮ってもよい、とも言われたので、スマホとフロアマップだけ手にして見学開始。<br />(チケットホルダーであることを示すシールが、チケット購入時にもらえるので、それを服に貼ります)

    中庭をつききって、この入り口から入ります。
    あああ~、ワクワク。
    入ると職員が立っていて、荷物をロッカーにすべて入れるよう言われました。
    スマホでフラッシュ無しなら写真を撮ってもよい、とも言われたので、スマホとフロアマップだけ手にして見学開始。
    (チケットホルダーであることを示すシールが、チケット購入時にもらえるので、それを服に貼ります)

  • バーゼル市立美術館は、1671年に設立された世界最古の公共美術館だそうな。その頃、日本は江戸時代初期ですな。スイス人すごいな。

    バーゼル市立美術館は、1671年に設立された世界最古の公共美術館だそうな。その頃、日本は江戸時代初期ですな。スイス人すごいな。

  • 現在の建物は、1936年のもの。<br />宮殿を美術館にした豪華なルーヴルやギリシャ神殿風のメトロポリタン美術館、斬新なグッゲンハイムとか美術館は建物もかっこいいけれど、それのどことも違う知的でシンプルな佇まい。<br />妙に落ち着く。

    現在の建物は、1936年のもの。
    宮殿を美術館にした豪華なルーヴルやギリシャ神殿風のメトロポリタン美術館、斬新なグッゲンハイムとか美術館は建物もかっこいいけれど、それのどことも違う知的でシンプルな佇まい。
    妙に落ち着く。

  • オープン直後の入館ということもあるけれど、人が少なくて、空間独り占め状態。

    オープン直後の入館ということもあるけれど、人が少なくて、空間独り占め状態。

  • 美の殿堂。<br />たまたま同じペースで回っていたアメリカ人の観光客とも、「素晴らしい美術館ですね~」と感動を分かち合いました。<br />彼は、「よく知らずにぶらりと入ったけど、これほどとは思わなかった!」と言っていました。

    美の殿堂。
    たまたま同じペースで回っていたアメリカ人の観光客とも、「素晴らしい美術館ですね~」と感動を分かち合いました。
    彼は、「よく知らずにぶらりと入ったけど、これほどとは思わなかった!」と言っていました。

  • 収蔵品の中でも有名なホルバイン作「墓の中の死せるキリスト」<br />2階には他に14世紀絵画からゴーギャン、ヴァン・ゴッホ、セザンヌなど後期印象派まで展示。<br />ベックリーンもこの階にあります。

    収蔵品の中でも有名なホルバイン作「墓の中の死せるキリスト」
    2階には他に14世紀絵画からゴーギャン、ヴァン・ゴッホ、セザンヌなど後期印象派まで展示。
    ベックリーンもこの階にあります。

  • お昼になったので、館内のビストロでランチです。<br />これは、「Tarte flamb&#233;e smoked salmon, capers &amp; spring onions」。<br />アルザス地方の料理らしく、極薄のピザに似ています。<br />ちょっと塩辛かった。

    お昼になったので、館内のビストロでランチです。
    これは、「Tarte flambée smoked salmon, capers & spring onions」。
    アルザス地方の料理らしく、極薄のピザに似ています。
    ちょっと塩辛かった。

  • 食後、もう一回ベックリーンの部屋に戻り、「死の島」を見る。<br />う~ん、この死者と生者の静謐な別れのシーン、素敵だ。

    食後、もう一回ベックリーンの部屋に戻り、「死の島」を見る。
    う~ん、この死者と生者の静謐な別れのシーン、素敵だ。

  • お昼前くらいから、見学者が増えてきました。<br />(・・・人が多い写真じゃないけど)<br />3階には、20世紀絵画の、これも名作揃い。<br />ルソーの「豹に襲われる黒人」も近くで見たら黒人がナイフで反撃していることが分かりました。相討ちだったのか・・・。<br />その時、同じルソーの「詩人に霊感を与えるミューズ」がないことに気づく。ピカソの「座るアルルカン」も・・・。<br />スタッフに聞くと、「パリでの展覧会に送るため、外しています」とのこと。がっくし・・・。

    お昼前くらいから、見学者が増えてきました。
    (・・・人が多い写真じゃないけど)
    3階には、20世紀絵画の、これも名作揃い。
    ルソーの「豹に襲われる黒人」も近くで見たら黒人がナイフで反撃していることが分かりました。相討ちだったのか・・・。
    その時、同じルソーの「詩人に霊感を与えるミューズ」がないことに気づく。ピカソの「座るアルルカン」も・・・。
    スタッフに聞くと、「パリでの展覧会に送るため、外しています」とのこと。がっくし・・・。

  • 午後3時頃、やっと市立美術館を後にする。去りがたし。<br />でも、他も回らねば。<br />少し歩いて大聖堂( Basler M&#252;nster )に行く。

    午後3時頃、やっと市立美術館を後にする。去りがたし。
    でも、他も回らねば。
    少し歩いて大聖堂( Basler Münster )に行く。

  • 回廊を通って裏手に抜けると・・・

    回廊を通って裏手に抜けると・・・

  • ライン川を望む高台に出ます。<br />大聖堂は川岸から高い位置にありますが、考えてみればバルフュッサー広場やティンゲリー噴水からここまでは結構上りました。川があるところは低地が多いけど、川に向かって坂を上る、ってどういう地形なのかな。

    ライン川を望む高台に出ます。
    大聖堂は川岸から高い位置にありますが、考えてみればバルフュッサー広場やティンゲリー噴水からここまでは結構上りました。川があるところは低地が多いけど、川に向かって坂を上る、ってどういう地形なのかな。

  • 大聖堂から迷路のような路地を通り、市庁舎に着きました。<br />この赤砂岩の建物は、とても個性的で、他に類を見ないのではなかろうか。<br />フレスコ画で装飾された壁も美しい。

    大聖堂から迷路のような路地を通り、市庁舎に着きました。
    この赤砂岩の建物は、とても個性的で、他に類を見ないのではなかろうか。
    フレスコ画で装飾された壁も美しい。

  • 観光客に大人気。<br />沢山の人が写真を撮っていましたね。

    観光客に大人気。
    沢山の人が写真を撮っていましたね。

  • 市庁舎からまた坂道を登り、(写真は振り返っています)、スイス最古の大学であるバーゼル大学へ。

    市庁舎からまた坂道を登り、(写真は振り返っています)、スイス最古の大学であるバーゼル大学へ。

  • バーゼル大学近くにあるシュパーレン門。<br />この日は気温25度近くまで上がり、半袖でもいいぐらいでした。<br />よく歩いて疲れたので、トラムでバーゼル駅まで戻り、駅構内のスーパーMigrosで買い物をしてホテルに帰りました。<br />夕方になると、時差で眠い・・・。<br />(3)に続く。

    バーゼル大学近くにあるシュパーレン門。
    この日は気温25度近くまで上がり、半袖でもいいぐらいでした。
    よく歩いて疲れたので、トラムでバーゼル駅まで戻り、駅構内のスーパーMigrosで買い物をしてホテルに帰りました。
    夕方になると、時差で眠い・・・。
    (3)に続く。

6いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

テレプシコラさんの関連旅行記

テレプシコラさんの旅行記一覧

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

スイスで使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
スイス最安 497円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

スイスの料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

タグから海外旅行記(ブログ)を探す

PAGE TOP