子連れで“ちょっぴりマニアック”なイスタンブール2 ドーハトランジット

2018/09/26 - 2018/10/01

年末年始に続き、再びトルコを訪れました。
トルコを訪れるのは5回目ですが、
まだまだ行ってないエリアがたくさん！
あちこち行きたい場所はあれど、
今回は6歳息子との2人旅。
しかも3泊5日の弾丸旅行だったため、
イスタンブールのみでの滞在です。
主だった観光地にはほとんど立ち寄らず、
子どもも楽しめる場所を中心にアレンジしました。
子連れでイスタンブールを訪れる方が
旅の合間に立ち寄るスポットの参考になるかもしれません。

9/26 成田→カタール航空
9/27 ドーハでトランジット 10時間（シティーツアーに参加）→イスタンブール ★今ココ
9/28 イスタンブール
9/29 イスタンブール
9/30 イスタンブール→ドーハ
10/1 成田

エリア ドーハ(カタール)

11時間の長いフライトを終えて、ようやくカタールに到着。現地時間で深夜3時半。トランスファーの案内に従って進むと、荷物のチェックなど経て空港内へ。とてもシンプルでわかりやすい。

エスカレーターを降りると、あの有名な黄色いクマの背中が…！

近くで見るとかなり巨大。事前にこのクマ、ランプベアのことを知らされていた息子、本物に大喜び！

クマの近くには恐竜も。おもちゃ屋のディスプレイだろうか。この横におもちゃ屋さんあり。

トランジットは10時間。8時からの市内ツアーまでに時間がたっぷりあるので、空港内で時間を潰す場所を物色します。

コンコースCDを入るとすぐにこんな遊び場が。オブジェ全体がアスレチックになっていて、息子と滑り台をしたり、遊び場全体を使って宝物探し（隠すのは靴下）をしたり、だいぶ楽しく過ごしました。

オブジェには小さな小人がたくさんいました。

顔の中にも入れます。胴体はベンチ。

遊び場で寝ている家族も。我々も隅の方にシートを敷いて荷物を置いてみました。

ここにもオブジェが！

遊び場横のテレビスペースには、大きなソファがあります。遊びに飽きると、ソファを２つ向かい合わせに繋げてベッドのようにして、ここで足を伸ばして休憩しました。テーブルもあり、持ち出した機内食をここで食べたり、絵を描いたり。

空港内のあちこちにこのようなスペースがあります。ほかにも休憩のためのスペースはたくさんあり、寝場所に困ることはなさそうです。

この空港にはファミリールームやクワイエットルームがあるのですが、結局使わないまま十分過ごせました。

こんな感じで周りの視界から遮られていて、休憩にはもってこい。ちなみにテレビを見ている人はいませんでした。

遊び場、テレビスペースのうしろにはお手洗いや、無料のコンピュータスペースが。空港内の施設はかなり優秀。ちなみに、無料WIFIも繋がりやすいです。eチケット番号を入れれば使えます。

遊んだり休憩したりであっという間に6時になり、ドーハ市内ツアーの受付に行きます（日本で予約済み）。6時20分くらいだったので早すぎるかなと思いつつ受付に向かうと、もう受付開始していました。日本から予約した方が確実です。40リヤル、日本円にして1200円くらいの参加費でした。

ちなみに、ツアーが無料だった頃から受付場所はBコンコースだったようですが、最近になり場所が変わりました。Aコンコースをしばらく進み左側、A4のそばにあります。写真内、左端にある丸いカウンターが受付です。

ツアーは8時からですが、6時50分にこちらに集合と言われました。あと20分くらいだったので、その場でのんびり座ったり、トイレに行ったりして待ちます。ちなみに空港内のトイレは大変きれいで、個室も広いです！子どもと一緒に十分入れます。

集合すると、ツアーまでの流れの説明があり、受付の人についていき出国手続きをします。出国審査を受けたら、出口前で30分くらいトイレ休憩や両替（ATMあり）の時間。コーヒーショップもありました。我々は、何も買う予定がないので、ぼんやり椅子で待ちました。

8時になり、空港から初めて外に出ます。暑い！さすが砂漠の国。42度くらいあったようです。

すぐにバスに乗り込んで出発です。

水とクッキーが1人１つずつ配られました。クッキーにはレーズンペーストが入っていて美味しかったです。

車窓の景色を見るのも楽しい。

バスから降りて五分間の撮影タイム。

未来型のビル群を物珍しく眺める息子。

お次はカタラ文化村。鳩の家とモスク。暑すぎて息子が根を上げ、早々に切り上げました。モスクの中に入ってみたかったなあ。10分の撮影タイム。

鳩の家。

あ！鳩だ！

トルコのとはだいぶ趣きの異なるモスクです。

中も素敵なんだろうなあ。

10分で再びバス移動。

高級なレジデンスホテルが並ぶパールビーチ。特に面白いところではない。息子は他の乗客とともに、バスに残っていました。私も2分くらいで退散。

最後の観光ポイント、スークワーキフ。バスを降りてからの50メートルくらいが暑くてしんどい笑。スークの中は冷房効いてました。

これはなんだっけ…。

スークの入り口。

昼間は暑いので人がいません。しつこい客引もなく、時間があったらもっとぷらぷらしたかったな。ツアー参加者はスーク内のカフェで飲み物を買ったりしていたようです。雑貨類は、特に欲しいものは見当たりませんでした。

カフェが並びます。

中は涼しい。

ドライフルーツ？ナッツ？

鳥かごがたくさん。

迷路のようですが、小規模なので迷うことはなさそう。

スーク内で面白かったのは、写真には撮らなかったけれど、ペットのマーケットでした。鳥やらうさぎやら、とにかくすごい数がいて、鳴き声もすごかった。この暑さで大丈夫なんだろうか、と心配になってしまいます。

2時間半ほどのツアーから戻り、入国手続きを経て再び空港内へ。11時近くになりお腹が空いてきたので、フードコートに行ってみます。

バーガーキングならば息子も食べられるかな、と思い、バーガー、ポテト、コーラを頼みました。しかしやはり、少し食べると吐き気。小児科から処方された吐き気止めや胃腸薬を飲ませて様子見。

私はカタールの料理を食べたかったので、フードコートでサモサとシャマルワとハーブ入りのナンを。シャワルマの肉がホロホロで美味しかった！

バーガーキングは1058円、カタール料理は1860円。決して安くはないです。

余談ですが、絵を描くのが大好きな息子、自分でリュックにお気に入りの鉛筆を一本入れてきたのですが、どうやらそれを飛行機内に落としてしまった模様。号泣し始めたので、仕方なく空港内の雑貨屋で店員に鉛筆を売ってないか聞くことに…。

たまたま見つけた鉛筆入りの文房具セットを買い、早速削ってみたものの、すぐに折れてしまう。海外に来ると日本の鉛筆のクオリティの高さに気付かされます…。

再び号泣が始まったものの、ふと何かを思い出した息子。どうやら自分でもなくなるのを心配して、飛行機内でビニール袋に入れたとのこと。ありました…。

高い文房具セットは、私が使うことにします…。

14時5分の搭乗まで、また別の遊び場で体を動かしたり、頭上を往復する透明な自動運転列車を眺めたり。

イスタンブール行きなので、トルコ語がチラホラ聞こえてきます！

右上の線路を透明の電車が走ります。

再び飛行機に乗り、いよいよイスタンブールに向かいます！

今度は４列シートに2人だけ。広々使えて楽ちん！

カタール航空のキッズミールの入れ物。

カットりんごやパンなどは、また持ち帰ることに…。

機内食にビリヤニが出ました。さっき空港でビリヤニは食べなくて正解だった！ラム肉の匂いがかなりきつく、半分残す。

18時半すぎ、イスタンブールのアタテュルク国際空港に到着。出国の列が長蛇の列！40分くらいは並んだだろうか。息子が寝てしまい、自分のリュックに息子のリュック、手荷物などを持ちながら、息子を抱き抱えるのがしんどかったです。

途中、近くにいた黒人男性が抱っこを代わってくれて、助かりました。息子はびっくりするかと思いきや、全く動じず、むしろぎゅっとしがみついていてびっくり。どちらのお国か知らない優しいお方、ありがとう！

スーツケースを回収し、5000円分だけリラに替え、空港の外に出ます。昔は空港内での客引もひどくて、空港内で騙されかけたことすらあったけど、今は全くの平和。でも、空港から一歩出たあたりの喧騒にはまだ緊張する。

空港から出て右手に進むとタクシムまでのシャトルバス、ハバビュスの乗り場があります。

ちょうど8時頃、バスが来ました。料金は14リラ。車内で徴収されるので、事前に細かいお金があると良いです。

道路が空いていたのか、タクシムまで30分で到着。
疲れたという子供を励ましながら、下車場所のポイントホテル前からイスティクラル通りまで歩きます。子どもの足だと遠く感じるようで、まだ？まだ？と繰り返し聞かれました。ホテルの送迎をケチらなきゃよかったかな…。でも30ユーロと14リラじゃ、ねえ…。

さらにイスティクラル通りで一本道を間違えてしまい、ぼろぼろの裏通りに出てしまいました…。スーツケースを引きながら、何人かに道を聞き、ようやくホテル到着したのは21時過ぎ。

この日はスーツケースの荷物を出したりと、なんだかんだと深夜まで起きていた私。息子はシャワーを浴びる余力はなくぐっすりでした。今日はホテルで英気を養って、明日から2日半のイスタンブール観光です！