2018/09/27 - 2018/09/28
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belleduneさん
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初めて山代温泉へ行きました。まず湯の曲輪(ゆのがわ)の古総で温泉に浸かり、服部神社、薬王院温泉寺から上がり、萬松園四国八十八ヶ所加賀遍路を巡って、しばらく行くと萬松園遊歩道の先にさざえ堂という展望台がありました。夕日が綺麗でしたので、さざえ堂の最上階から眺めていました。途中、廃業したホテルが廃屋になっていて、ちょっと不気味でしたが、さざえ堂からの眺めを見たさに、行くことができました。山代温泉にも星野リゾートが開業していましたが、湯の曲輪から少し離れると寂れた感じでした。
- 旅行の満足度
- 4.5
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5時で閉館だったので、入れなかった「魯山人寓居跡いろは草庵」の外観です。
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版柄の壁が温泉街らしく色っぽい。
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古総湯で浴場に入ってきます。浴場内は写真禁止のため、2階の休憩所から四方の眺めてきました。しかしお湯は50度ほどあり、お風呂は熱くて、本当の烏の行水でした。
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この写真が以前の外観です。賑わっていますね。
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このような湯の曲輪は今と殆ど変わらないように見えます。近くの案内板にあったものです。
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色褪せた暖簾が良いですね。
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熱いお風呂をすぐに出て、2階で涼みます。
1階の浴場内には、2面の壁に赤、緑、青のガラスが入っていました。平成22年にこの湯の曲輪(ゆがわ)に、改装されました。 -
古総湯の周りは店舗や旅館が囲んでいます。
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右手に見えるのが、「星野リゾート界加賀」です。
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向かいには総湯があります。古総湯と異なり、石鹸、シャンプーが使える普通の銭湯形式だそうです。
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お水とお茶が用意してありました。
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そろそろ下りて散歩します。
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階下から2階を眺めたところです。平成22年に完成したばかりで、まだ6年ほどなので、綺麗ですね。
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ぐるっと周囲を周り、外観を眺めます。
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ここには信号がなく、この正方形のところだけ、1方通行に回るようになっています。
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もう少し、お湯が低ければ、ゆっくり楽しめたのですが...
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総湯方向
総湯には吹き抜けの天井に大きな天窓があるそうです。やはり九谷焼のタイルが壁面に使われています。 -
星野リゾート界加賀
創業350年の白銀屋です。この時代の先代・正木哲郎は、昭和33年に加賀市が周辺の町が集まって合併した折、山城財産区と設立し、その初代管理会長に就任しています。魯山人とは友人でした。今もこのホテルでの食事には魯山人の食器が使われるそうです。 -
先程、古総湯で先客だった方は、ここへ帰って行かれました。
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薬王院温泉寺へ向かいます。
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山門
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階段上には薬王院の表門
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山門には左右に仁王像があります。阿形
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右手に吽形
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慈光観音堂
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霊方山薬王院温泉寺 開祖・行基の像
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薬王院温泉寺
聖武天皇の神亀2年(725)、僧行基が白山登拝の道すがら、一羽の鳥の湯浴みを見て温泉の湧出を発見したと言われています。温泉鎮護のため、一宇を建立し、ここに薬師如来を祀り、白山権現を勧請したのが温泉寺の始まりだそうです。 -
お百度参りの石
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この階段を登って明覚上人の碑がある五輪塔へ行ってみます。途中暗くて気味が悪かったです。
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やっと開けたところに出ました。明覚上人の供養塔
明覚上人は、温泉寺中興の開山で、悉曇学(梵学)の最高地位にありました。上人を慕って、多くの学僧、修験者が集まり、密教の根本道場として戦国期(朝倉義景の兵火)迄の約五百年間繁栄したそうです。
日本の五十音図の創始者とも言われ、有名な書に「悉曇大底」、「梵学形音義」、「四家悉曇記」、「悉曇要訣」などがあります。 -
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大聖寺城主 山口玄蕃頭宗永公、右京永弘の供養塔だそうです。関ヶ原の戦いで、西軍方につき、慶長5年、大聖寺で討ち死します。
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正木哲郎翁像
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更に上に上がると萬松園があるというので、上って行きます。四国八十八ヶ所加賀遍路だそうです。
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途中に、さざえ堂(展望台)という標識があったので、行ってみることに。
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まだまだ階段が続きます。やっと階段が終わったところが、廃屋のホテルだったので、どうしようかなと一瞬迷いましたが、行ってみることにしました。
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少し行くと、開けたところから、左手に白山方向が見えます。
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そして、遂にさざえ堂へ来ました。この辺りは萬松園、俗称薬師山と呼ばれ、東野善五郎が先頭になって、この辺りの開拓を始めたそうです。全村民の協力で、明治31年に完成しました。頂上に三日月台を造成し、上部に茶房を開いて、四方散策できるよにしました。西南は大聖寺川に通じる田園地帯、東北には木場柴山の二湖の向こうに、白山を遠望することができます。平成7年にこのさざえ堂が完成しました。10年経っていますが、痛んでいないので度々修理されていると思われます。
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簡単な展望台ですが、なんか面白い形です。
雪の時期に会津のさざえ堂へ行った素晴らしい思い出が浮かびます。 -
5時半前だったので、上に上がると丁度夕日が沈む頃でした。こちらは南で山代温泉街方向です。
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四方をぐるっと眺めます。東の方向で白山(2702m)、鞍掛山(476m)方向です。
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実際に見たときはもっと夕焼けの空の色が綺麗でした。
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あまり暗くなると、廃屋ホテルや石の階段上がりが怖いので、そろそろ帰ります。
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服部神社を降りたところにある石灯篭が点っていました。
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明るい時の服部神社です。
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手水舎
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服部神社境内
服部神社は、山代温泉の鎮守として、天羽槌雄命、菊理姫命、山代日子命の三神を祀る延期式内社だそうです。越前朝倉氏と一向一揆の争いによって天文年間(1500年頃)その戦火を受けて焼失し、以後断絶します。明治8年に現在地に社殿を復興しています。境内には、スダジイ、タブ、ヤブツバキなどの自然木が林立し、樹齢200年を超える巨木が108段の石段の両側、社殿裏にあります。 -
階段上から
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夕日が沈む頃の服部神社です。
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階段に灯りが点って、綺麗でした。
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色んな絵が描いてありましたが、これは偶然見つけた東尋坊の絵ですね。まだ東尋坊に行ったことがありませんが、テレビドラマではよく見かけます。
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夕食後に越前福井の地ビールを飲みました。
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