2018年 初旅行記 2/4:数十年に１度ぐらいの "非日常" に遭遇 (台北２日目)

2018/09/01 - 2018/09/05

今日は今回の旅の目的である光點台北 (台北之家) で
３本を見るのだが初回が 13時なので､
その前に再び京站威秀影城で『クレイジー･リッチ！』
[まさか日本で公開するとは思わなかったが] を見たあと
13:00、15:20、17:10 の３本を、さらに移動して
光點華山で１本の１日５本。
映画祭以外では１日に５本も見るのは珍しい (非日常？)。

エリア 台北(台湾)

チケットは映画館ではなく本拠 (？) 台北之家に入った
突きあたり (階段の横) で買う。
左は侯孝賢の映画の題名でもある
珈琲時光という名のカフェ

今回ここで見た３本のチケット。
右から『2084+東風』｢頂尖高手｣ ｢她的錯誤教育｣､
座席指定ではなく自由席でシニア料金､120,130,130各元

一般シネコンでもアニメ中心に日本映画も結構 公開するが､
ここは特に積極的で在住者にはありがたい存在だろう。
例えば写真は９月14と 21日公開の案内の一部だが半分が日本映画で左下が
『寝ても覚めても』右上が『終わった人』その下が『リバーズ･エッジ』
他は米･仏･伊の作品。シネコンでヨーロッパ映画をやることは滅多にない。
来年６月の台北映画祭にも来るつもりだが､いつでも来れば
必ずここで見ることになるだろう

台北之家の 2Fでは講演や講座も開かれる。
ちなみに高達とはゴダールのこと。
これだから中国語の情報では監督や俳優の想像が難しい

台北之家にあるショップ。特に映画関連の物が多いわけではない。
DVD なども売っているが品数は少ない。右端上に見えるのは中華系監督の写真｡

右から徳徳昌 (エドワード･ヤン)､安李 (アン･リー)､
王家衛 (ウォン･カーウァイ)､
張藝謀 (チャン･イーモウ)､蔡明亮 (ツァイ･ミンリャン)､
写真からはみ出ているが､ほかに関錦鵬 (スタンリー･クァン)､
許鞍華 (アン･ホイ)､そしてもちろん…
侯孝賢 (ホウ･シャオシェン) はトップにあった

台北之家の北側､中山北路二段 20巷には洒落た店も多い

例えば､こんな猫店や

こんな熊店？

映画の合間に食べたフードコート風の店。
確か新光三越の斜め向かい

なぜか食べたのは韓国料理。
日本でも同じだがハシゴする映画と
映画の間に食べるので
大金があっても (？？)
ちゃんとした店で食べる時間がない

当然だが､台北には日本の店もたくさんあった

ほかにも 牛角とか色々あった

もちろん DAISO もあります

やっぱりあった､９月だというのに
恭賀新禧なんて正月の飾りものを
あちこちで見た

光點崋山に行く途中にあった酒樽 (？) の壁。
もちろん酒造会社でした｡
[光點崋山のホームページには
"再製酒工場の包装室" が前身とあるので
近辺には酒造会社が多かったのかもしれない]

光點崋山のある華山 1914文化創意産業園区の一画。
かなり多くのテントのブースがあるが毎日出るかは不明。
もちろん､ちゃんとした店やカフェなどもたくさん。
映画館の横が結構広いライブハウスだが表の扉は
開いたまま (もちろん中は見えない) なので､かなりの
爆音で演奏が聞こえてくる。

何となく客の対象は女性らしく
興味のない僕は３分も見なかった

光點崋山では台北･台中･台南･高雄と巡回する
台灣國際酷兒影展 (Queer Film Festival) 開催中。
要するに LGBTQ 関連の映画祭｡
終映後この無料カタログを貰おうとしたが
最終日最終回なので片付けてしまって無いという。
しかし後から追いかけてきて１つあった､と入手できた
貴重な逸品？

僕が見たのは最終日最終回､
コロンビアのレズビアン映画
｢慾後 (Eva+Candela)｣

そのチケット､220元

ベトナムほどではないが
台北もバイクの数は半端じゃない。
夜 11過ぎの市民大道

同じく夜 11時過ぎの市民大道、
というか信号が変わって動き出しただけ？