2018/09/12 - 2018/09/12
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Weiwojingさん
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天理から橿原へ、そして奈良に移動した。今回は2泊3日の奈良市滞在記録であるが、奈良滞在中は全日天気が良くなく、計画したところはあまり行くことも出来ず、中途半端な滞在となってしまった。
奈良は京都と並ぶ観光都市であるが、京都は1年中観光客が押し寄せ、特に近年外国人が多く、のんびり歩いたり、見て回ることがなかなか難しい。それに比べると、奈良は観光客があまり多くなく、街を歩いていてもことのほか静かさを感じることができ、古都のすばらしさを満喫できると言えそうである。
今回、奈良国立博物館を始め、県立美術館、入江泰吉記念奈良市写真美術館、春日神社、ならまち、高畑地区を訪ねたいと思っていたが、訪ねることが出来たのは県立美術館と入江谷泰吉写真美術館、高畑地区の3箇所だけであった。それでも奈良らしい味わい家雰囲気を感じることができ、これだけで十分であった。
- 旅行の満足度
- 4.5
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JR奈良駅に着いてすぐ隣にある観光案内所へ向かった。宿泊予約していたホテルの所在地がよくわからなかったので確認した。駅の近くとは分かっていたが、具体的にはっきりしなかったので教えていただいた。
観光案内所はかっての奈良駅の建物を利用したもので、寺社風の造りが特徴となっている。 -
予約していたホテルは「センチュリオン ホテル クラシック 奈良」と言う名前で、開業したのはかなり新しいようであった。駅から歩いて5~6分のところにある。
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宿泊した部屋の様子。このホテルは今年の8月に出来たそうで、道理でどこも新しかった。館内は日本風なインテリアであふれていた。外国人観光客を意識しているようだ。
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このホテルでは朝食が付いていて、2日間ここで食べた。宿泊客の80%は外国人で、欧米人とアジア系の半々といった感じである。
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これは次の日の朝食であったが、あまりそんなに食べる気も起らず、こんな程度になってしまった。朝食はビュッフェで種類は多かった。
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ホテルでのチェックインを済ませてしばらく外に出てみた。この時期、東大寺を始め春日大社、国立奈良博物館等が夜間ライトアップされるので、ぜひ見てみたいと思った。
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大仏殿に向かう途中にある小川のそばで鹿が一頭だけ草を食んでいた。
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こちらでは植木の側で一休みしている鹿がいた。
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奈良国立博物館前に来てみた。夕方の陽の光を浴びた建物が美しく輝いていた。博物館前では鹿が草を食んでいて、いかにも奈良らしさを感じた。
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夜間、ライトアップされた博物館は幻想的ともいえるほど美しかった。
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奈良国立博物館から東大寺大仏殿へ向かった。夕方5時半を過ぎていたので、すでに観光客の姿はもう見られず、閑散としていた。
まず「南大門」に来た。南大門は平安時代に大風で倒壊し、鎌倉時代に重源」(ちょうげん)によって再興されて現在に至った。 -
ライトアップされた南大門。
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大仏殿前に建つ「中門」は2階建ての楼門で、1716年に再建された重要文化財である。
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6時を過ぎてかなり薄暗くなってきた。
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大仏殿は人影もなく、ひっそりとしている。もうすぐライトアップされるのだろう。
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5時の閉館後しばらく閉じられていた門が再び6時過ぎに開かれ、ライトアップされた大仏殿が暗闇に浮かび上った。
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暗闇に浮かび上がる大仏殿。昼間観光客であふれかえっていた大仏殿やその周囲がこの時間になると、ほとんど人の姿が見えなかった。
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「鏡池」から見た大仏殿は、この時期ライトアップされた姿を水面に浮かべ、幻想的な美しい姿を見せている。
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次の日は高畑(たかばたけ)にある「入江泰吉記念奈良市写真美術館」を訪ねた。前に奈良に来た時も高畑地区を訪れたが、この美術館には入らなかった。それで今回はぜひ見学してみたいと思った。
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館内から見た中庭は手入れがなされ、雨に濡れた苔が美しかった。
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館内は2階入り口から入り、1階の展示所に移動するようになっている。この写真は1階から2階を見上げたものである。
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今回の展覧会の目玉は「入江泰吉 奈良を愛した文人と高畑界隈」で、この美術館のある地域をこよなく愛した写真家の入江と彼の文人仲間を撮った企画展である。
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この時2つの展覧会が行われていて、もう一つは俳優長瀬正敏が撮った世界の著名人の展覧会である。こちらの展覧会はあまりよい印象は受けなかった。
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美術館の見学を終えて近くを歩いていると、「花」というこぎれいなカフェがあり、地元の野菜を使った料理が提供されるということで、ここで昼食をとることにした。
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古民家をそのまま利用していて、ここには何かホットさせる空間があった。
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オーダーしたのは「花」というランチであるが、この店のコンセプトである地場物と糀を使った料理が出てきた。
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食事の後はお茶と和菓子を味った。
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高畑は奈良市街からほんの少し離れた郊外地になるが、春日山の南端にあり、一部が世界文化遺産「古都奈良の文化財」の緩衝地帯 (バッファゾーン)に、また国史跡(興福寺旧境内)や歴史的風土特別保存地区 (春日山地区)、奈良公園にも含まれている、古き良き奈良の面影が残る地区である。
新薬師寺のすぐ隣に「鏡神社」という小さな神社がある。 -
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小さいにも関わらず、立派の社殿を備えている。
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高畑地区には昔ながらの民家がたくさん残されているが、そうした景観が高畑の魅力を高めているように思われる。
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白壁と築地壁は高畑界隈の独特の景観を保っている。
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少し足を伸ばして「白毫寺」へ来てみた。前回、奈良に来た時も一度訪れたことがあるが、あまり記憶になかったので、もう一度来てみた。
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山門に至るまで結構な道のりで、しかも最後は急な階段になり、ここまで来るのも大変であった。階段の両側にはちらほらハギの花が咲きだし、彩を添えていた。ただ時期的にまだ早かった。
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ハギの花が一部咲いているところが見られるが、まだ全体的には咲きそろっていない。
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シュウメイギク
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木立の中にひっそりと建っ本堂は江戸時代17世紀前半に建立され、奈良時代以来の「三間四面」の形式を引き継ぐ復古的様式を示している。
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古い石仏が並んでいる。
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宝蔵から本殿裏側を望む。
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宝蔵の中には10体ほどの仏像が安置されていて、そのほとんどが国の重要文化財になっている。
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白臺寺は高台にあるために眺望が優れ、奈良の街を見下ろすことが出来るが、あいにくこの日は天気が良くなかったので、美しい景観を見ることは叶わなかった。
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高畑地区にはこうした野仏があちこちにあり、よく見ると花が供えられてあったり、水が置かれたりしていて、地元の方々の心遣いを感じることができる。
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ある家の前には井戸がある。長いこと使われてきたようであるが、今はもう使われていないのだろうか。
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奈良県庁の屋上展望台から奈良市内を眺めてみた。この写真は東大寺大仏殿のある方向で、中央にその大仏殿が見える。
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こちらからは興福寺五重塔が見え、いかにも古都奈良といった風情を感じる。
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