2018/08/28 - 2018/09/05
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鉄人29号さん
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8月29日(水)旅行2日目。
今日は、台南市のメイン観光地を巡りたいと思います。
市内には「安平古堡」、「徳記洋行」、「安平樹屋」、「夕遊出長所」など、オランダや日本統治時代の建物が残ってます。これらの建物は狭い範囲内にあるので観光はしやすいのですが、今日も雨。オヤジ最近すっかり雨男なってしまいました。はたして今日は、どんの旅行になるんでしょうかね?。
日程
1日目 8/28 09:10関西空港→10:37桃園空港→14:11台南市
★2日目 8/29 台南市内観光(安平古堡など)
3日目 8/30 台南市内観光(玉井青果市場、など)
4日目 8/31 台南市→台北市(台北市内観光)
5日目 9/01 台北市内観光(温泉など)
6日目 9/02 台北市内観光(南庄老街など)
7日目 9/03 台北市観光(四平街商店街など)
8日目 9/04 16:30桃園空港発→20:00中部空港着
9日目 9/05 06:20 JR名古屋駅→新幹線→帰宅
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
旅行2日目の朝も雨です。
あ~オヤジ、テンション上がりません。 -
とりあえず、ビルの軒下を選んで歩きます。第1目標は「郭綜合病院」バス停です。
が……“この辺”だと思う所にバス停がありません。 -
なので通行人に尋ねたところ、その方がコンビニの店員さんに聞いてくれ、“もう少し歩いて行った先”だと分かりました。
で……やっと郭綜合病院が見つかりました。 -
で、病院の前にある「郭綜合病院」バス停着。
「安平古堡」方面への観光は、88番バス(安平線)や99番バス(台江線)がありますが、本数が少ないので不便です。なのでオヤジは、20分間隔で運行している市バス2番を選びました。
が……20分経ってもバスが来ません。が……そもそも台湾のバス停には時刻表がないので、そんなもんかも知れません。それにしても遅い。
すると同じくバス待ちしていた地元のオバチャンが、アプリでバスの現在地を調べ「間もなく来るよ」と教えてくれました。な~るほどthe台湾です。 -
やっと市バス2番に乗れました。
車内はこんな感じ。元々は空港リムジンバスだったみたいで、荷物置き場がやたら広いです。 -
約20分程で「安平古堡」近くの「徳記洋行」バス停に到着。
大雨なのでバスから降りたのはオヤジ一人でした。 -
で、路地をウロウロしてると、トトロの森の木のような大木を発見。
オヤジ、雨宿り代わりに木の下に入ったのですが、風が吹くと葉に貯まっていた雨が大粒の水滴となって落ちてきて、逆にずぶ濡れになりました。 -
で……何とか「安平古堡」の入口に到着。
安平古堡 史跡・遺跡
-
チケットを買う際、スタッフから
「安平古堡だけなら50元、安平古堡、安平樹屋など4ヶ所共通チケットなら150元」
と言われたので、オヤジはその共通チケットを買いました。 -
では見学スタート。
先ずは展望台(監視塔)に行ってみます。 -
途中、大砲がありますが、日本統治時代に観賞用として他の場所からもってきた物だそうです。
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振り返ると、こんな感じ。
雨なので、観光客はオヤジ一人、貸し切り状態です。 -
では、塔に登ります。60段の階段を登り切ると……
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小さなベンチと、恋愛成就を願う鍵が掛かってました。
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よく見ると、用紙には台湾語で“守望愛情”、英語でAnping Fort Love Lookと書いてます。
要は“安平の砦に愛を閉じ込める”てことですかね。
一番手前のカードの日付は2018.8.8(最近じゃないか)。「Forever Love」とも書いてます(オヤジの経験からして、愛は冷めやすいよ)。
まぁ、お幸せに……(^o^) -
こちらの窓には水鳥の絵が書いてます。
要は、この方向に水鳥が遊ぶ湿地帯が広がっているようです。 -
で、展望台から庭園に移動。
この煉瓦の壁は、約400年前の城壁の跡だそうです。今ではすっかりガジュマルの木に覆われて、いい味を出してます。 -
その前で読書する人?子供?のオブジェ。
台南市内の広場では、よくこの可愛い人?子供?のオブジェを見かけます。 -
次に「熱蘭遮城博物館」を見学。
この建物は税務司公館として建てられ、日本統治時代に「税関宿舎」として改装され、その後「史料館」になったそうです。 -
これはオランダ時代の模型。模型からすると「安平古堡」が海岸近くにあったことが分かります。
で、たいした展示物もないので、早々に退散。 -
次は“延平街”を散策したいと思います。
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地図で見るとココ。
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本来なら観光客で賑わう通りですが、今日は雨のため閑散としてます。
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路地の兵士も寂しそう。
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なので古堡街を北上し、「旧英商徳記洋行」に向かいます。
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で、道に迷い堤防に突き当たったので……
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上がってみると……
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マングローブの海が広がってました。
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で……相変わらずの雨のため、オヤジのテンションが上がりません。
なので雨に映えるハイビスカスを鑑賞して、気を取り直しました。 -
で、何とか「旧英商徳記洋行」に到着。
入口正面に見えるのが朱玖蛍の旧居。
朱玖瑩は、台塩の管理職を務めていましたが大の書道好きだったので、この旧居に彼の作品が展示されてます。朱玖瑩先生書法展覧 (朱玖瑩故居) 博物館・美術館・ギャラリー
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こちらは木彫りの漢字。
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こちらはガラスに書かれた漢字。
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こちらもガラスに書かれた漢字。
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最後に現代の書道家が書いた作品。
こんな所で「君の名は」とは、“日本人もビックリ”です。 -
では、「徳記洋行」の建物へ。
「徳記洋行」は1867年に設立されたイギリスの元貿易会社で、茶葉の輸出業および保険と銀行の代理業をしてたとか。徳記洋行/安平樹屋 博物館・美術館・ギャラリー
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2階はイギリスのアーケード式回廊が採用されてます。
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展示室はこんな感じ。
オヤジ よく分かりませんが、アヘン戦争で勝利したイギリスが、“中国人を使って大儲け”している様子なんでしょうね。 -
こちらは、日本人(武士)がイギリス人に刃を向けていることから、日清戦争に勝利した日本が台湾統治を始めた頃の様子なんでしょうね。
ちなみに、この時日本は“明治28年”。侍はもういなかったと思いますがね?。 -
こちらは、イギリス人が駐在していた頃の食卓を再現した部屋。
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では同じ敷地内にある「安平樹屋」に移動します。
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この派手な建物はお土産屋とCafe。
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「安平樹屋」は「徳記洋行」の倉庫跡。
日本統治時代は「大日本塩業株式会社安平出張所」の倉庫として利用されてたとか。
戦後は、「台南塩業公司」の事務庁舎として再利用してたものの、事務所移転に伴い放置され、現在のようになったとか。 -
この部屋は、天井が抜け落ち、部屋の主がカジュマルになってます。
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この部屋は、カジュマルの天井ができつつあります。
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で……建物の屋根辺りには、鉄骨の遊歩道が設けられてます。
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なので階段を上って行くと……空中回廊に出ました。
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オ~凄い。
よくぞここまで放置してたものですね。 -
こちらはカジュマルの壁が出来上がってます。
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もう圧巻………ですね。
密林の中に広がる、カンボジア遺跡群のミニ版みたいです。 -
更に遊歩道を進んで行くと……
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池を跨ぐブリッジ歩道が設けられ……
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その先に見晴らし台があり、マングローブの海が見えました。
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後ろを振り返って「安平樹屋」を見るとこんな感じ。
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では「安平樹屋」を後にして、「夕遊出長所」に向かいます。
また雨が降り出した安北路を、「安平塩神白沙灘公園」に向かってトコトコ、トコトコ歩いて行きます。 -
場所的には、この道を歩いて行けば右手に見えるはずですが……
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入口の看板が、こんな堅苦しい表示なので、一瞬?となりました。
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で、その近くにあったこの看板にレストランのマークがあったので、とりあえずこの歩道を入って行きます。
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で……暫く行くと、トトロの森のような風景が見えたので、オヤジ一安心。
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やっと「夕遊出長所」に着きました。
「夕遊」とは日本語の「塩(しお)」に発音が近い当て字で、読み方は「シーヨウ」とか。安平夕遊出張所 博物館・美術館・ギャラリー
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建物の入口。
この建物は、第二次世界大戦で建物が消失したため、2008年に和風建築、和風庭園で再現したとか。“なので和風なのか”、オヤジ納得です。 -
施設内の説明書きは中国語、英語、日本語の3通り。
なのでオヤジにもよ~く分かります。 -
室内はこんな感じ。
うるう日を含む「366誕生日塩」を展示、販売してます。
塩は少しずつ色が異なるため、正にインスタ映えスポットですね。 -
で、それぞれの塩の説明書には“特徴”と“含意(意味)”が書いてあります。
例えばオヤジの生年月日の塩には
特徴 : 嘉歓経過洗錬の人、教養豊裕
含意 : 表現力、才能
と書いてありました。
と言うことは、オヤジの誕生日生まれの人は“洗錬された教養豊富な人で表現力と才能がある人”と言うことかなぁ?。それとも、この塩を食べればそのような人になれると言うことかなぁ?
オヤジ、モヤモヤが残ります。 -
イチオシ
こうして見ると、う~ん 女子が喜びそうな光景です。
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隣の部屋では塩ソフトも販売。
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施設内の庭は雨のため開店休業中です。
施設内の観光客は僅か3人のため、オヤジも早々に退散します。 -
で……時刻も昼過ぎなので、そろそろ昼食にしたいと思います。
なので安平路に向かいトコトコ歩いていると…… -
イチオシ
アレ、女の子が写真を撮ってます。
何で?……と後ろの壁を見ると……デカいトトロの絵が書いてありました。これは女子なら見逃せませんね。 -
イチオシ
なので、オヤジもパチリ。
写真を見ると、この家だけ切り取った感じですが、周囲に2階建ての家がないので、加工しなくてもこんな感じです。
それにしても絵のレベルが高い。 -
建物玄関に回るとこんな感じ。
ソフトクリーム屋さんでした。週末ともなるとトトロ目当てに女子が列びそうですね。 -
で、オヤジが目指した安平路沿いの「周氏蝦捲」店に到着。安平グルメです。
周氏蝦捲 (老店) 地元の料理
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注文したのは、肉燥飯(30元)、担仔麺乾麺(50元)、炸蝦捲4尾(2人前120元)。
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エビ捲きは、天麩羅と言うよりフリッターに近いです。
お味は……蝦がプリプリで大変美味しいです。何尾でも食べられそうです。まぁ、オヤジはそれを知ってたので2人前も注文したのですがね。 -
お腹も満腹となったので、ホテル方向に向かいます。
「巷仔里」バス停で待っていると、5分程で市バス2番がやって来ました。 -
外は相変わらず小雨です。
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で、20分程で朝乗った「郭綜合病院」バス停に戻って来ました。時刻は13:20です。
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次はオヤジが宿泊しているホテル前の永福路を北上し、「赤嵌楼」に向かいます。
写真は永福路沿にある映画館。手書き看板がレトロで懐かしいです。 -
道路を挟んだビルの看板も……。
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で……バス停から徒歩10分程で「赤嵌楼」に到着。
赤崁楼 (赤嵌楼/紅毛城) 史跡・遺跡
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ちなみに、夜のライトアップはこんな感でです。
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では見学開始。
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雨に濡れた木々の緑が眩しいです。
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で、中華門をくぐり……
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建物正面へ。
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カラフルな色彩が印象的ですが、築城されたのは今から約400年ほど前のオランダ統治時代。その頃日本は、江戸時代が始まったばかりです。
建てられた理由は、オランダ統治に不満をもった台湾人らが暴動を起こしたため、オランダ政府が軍事防衛拠点が必要となったからだとか。 -
ここは1階の展示室。
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ここは裏出入り口。
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ここは2階の展示室。
古い建物なので、2階に上がる人数制限が設けられてます。 -
2階の展示室から見た入口付近。
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手入れが行き届いた中庭。
では相変わらず雨が降っているので、先を急いで「赤嵌楼」から退散します。 -
で…「赤嵌楼」の入口横に「担仔麺」で有名な「度小月」店発見。
オヤジは、観光客で行列ができる台北支店や台南本店と違い、こうした地元密着店舗が好きです。何故なら、このような店がこの店本来の姿でしょうからね。度小月 (担仔面) 地元の料理
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で、「赤嵌楼」前の民族路を西進。
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途中、「水仙宮市場」がありました。
水仙宮市場 市場
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その市場の路地をドンドン進んで行くと……昔のスイーツ販売の様子を再現した「豆花」店発見。
要は日本の昔の金魚売りのように、台湾では豆花を入れた樽を天秤棒で担ぎ、街々を売り歩いてたんですね。 -
で……台南中心街をウロウロした後、休憩のためかき氷屋「冰郷」に入店。
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この店も、地元の雑誌に紹介されるなど“かき氷の人気店”です。
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なので平日の雨なのに、結構 客がいます。
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で、オヤジは当然「芒果牛乳冰」を注文したのですが、店主から「芒果はシーズンオフなのでありません」と断られました。
お~正直ですね。確かに芒果はシーズンオフ、他店で食べているのは冷凍芒果と思います。オヤジこの店に好感を持ちました。
なので店主が勧める、この店一番人気の「八寶豆花」(200元)を注文。
「八寶豆花」は緑豆、大豆、小豆、ハトムギ、もち、落花生、粉角、粉圓にかき氷と蜜をかけた豆花。体に優しいものばかりなので、スーとお腹に入りました。 -
次は蝸牛(カタツムリ)探しをしたいと思います。
「冰郷」の対面の路地を入って行くと…… -
「蝸牛巷」と言う地名の路地があり……
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住民が、壁にアートな蝸牛の絵を描いたり、オブジェを飾ってます。
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こちらは民宿。
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裏口扉に蝸牛が……
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こちらのお宅は塀に……
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こちらは道案内の表示板に……蝸牛が沢山いました。
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それに、こんなレトロな美容院の看板も。
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で……この辺りには、ユニークな壁絵が沢山有ります。
例えば、こちらは診療所の壁。 -
こちらは飲食店の壁。
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こちらは民家の壁。
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こちらの壁絵は???…。
壁絵の前でキスするカップルを撮った写真壁画です。
一瞬、オヤジがキスするカップルを撮ったみたいでしょ。それにしても遊び心満点の壁画です。 -
フィギュアだとこんな感じ。
パン屋の看板娘ですが、コレを見てもオヤジはパンを買いたいとは思いませんでした。残念。 -
オヤジ更にウロウロして……南門路沿いにある次の目的のお店の入口がここ。
テレビによく登場するので、台湾通なら知ってますよね。兎に角、入口までの通路が狭いんです。窄門珈琲館 カフェ
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写真では分かりにくいですが、看板に「窄門珈琲」(ナロードアカフェ)と書いてます。
窄門とは、台湾語で“狭いドア”と言う意味とか。 -
後ろを振り向いて、南門路を見るとこんな感じ。
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入口の壁の看板。
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店内の様子。
入口が狭いので、テーブル等の調度品は全て店内でDIYしたとか。 -
窓際の風景。
ランプがレトロで良い雰囲気です。 -
で、オヤジはコーヒー(200元)を注文。
店主に「日本のテレビを見て来ました」と言うと、「Really !」と驚いてました。 -
南門路から見た「窄門珈琲」。
普通のビルなので、「あの狭い通路を通らなくても、普通に入口を作れそう。きっと店の戦略なんだ」とオヤジは思ったしだいです。 -
で、その近くにあるのが、「莉莉水果」店。台南で一番有名な果物屋さんです。
莉莉水果店 スイーツ
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なので列んでいる果物も高級品ばかり。
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オヤジは当然「芒果牛乳冰」(150元)を注文。
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このお店では、かき氷の上にドライ芒果と青い芒果のシロップ漬けが添えられてます。
この青い芒果のシロップ漬け、食感が甘い“漬物”の感じです。なので更にかき氷が美味しく感じました。恐るべし台湾かき氷です。 -
では、夕方となったので次のスポットへ。
写真は台南初日にも通った「国立台湾文学館」。まだ外は明るいですが、黄金色のライトアップを受けて綺麗です。国立台湾文学館 博物館・美術館・ギャラリー
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正面玄関はこんな感じ。
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で、そこからトコトコ歩いて海安路へ。
分離帯の空気排気口にこんなオブジェがありました。要は雲ですね。 -
更に暗くなるとライトアップされこんな感じに。
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で……台南の最新ストリート、神農街へ。
芸術ストリートとして若者に人気だそうです。 -
が、雨の平日、オヤジ以外は歩いている人がいません。そりゃそうだ。
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なので、暗くなってもこんな感じ。
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オヤジ、ライトアップを期待して来たんですがね。残念。
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ちなみに、観光ポスターはこんな感じでした。
で時刻は19時、この雨ではどうしようもないので、オヤジ ホテルに帰ることにしました。明日こそ晴れますように。続く。
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