2018/04/30 - 2018/05/01
70位(同エリア922件中)
ぶんさん
2018年のGWは、インドからパキスタンを経由して中国のカシュガルまで陸路で移動しました。
中パ国境越えは以前(まだパキスタンやイランにノービザで行けた時代)から関心のあったルートなのですが、当時学生だった私にはハードルが高かったり、社会人になるとそんなに長い休みが取れなかったりと、行く機会がなかなか巡ってきませんでした。近年になって、GWの谷間の平日に有休を取って10日程度の連休を取れるようになりましたが、私自身が訪問国数を稼ぐ旅に傾倒した事もあって、大型連休期の旅先に選択する事は無くなってしまいました。
ただその国数を稼ぐ旅というのが、時間をお金で買いまくるか、かなりの高頻度で旅行に出掛けるとかしないとなかなか国数が伸びない事に最近気づいてしまい、ごく平均的な日本のサラリーマンである私にはハードルが高く挫折気味に・・。という訳で中パ国境越えが旅先に選ばれる運びになりました(本当は昨年のGWの予定でしたが、しょうもない理由で今年になりました)。
【日程】
27 APR 関空~仁川(ソウル泊)
28 APR 仁川~北京~
29 APR ~デリー~アムリトサル(アムリトサル泊)
30 APR アムリトサル~国境~ラホール~ラワルピンディ~(車中泊)
01 MAY ~ギルギット~アリアバード~カリマバード(カリマバード泊)
02 MAY カリマバード滞在(カリマバード泊)
03 MAY カリマバード~アリアバード~ススト(ススト泊)
04 MAY ススト~国境~タシュクルガン(タシュクルガン泊)
05 MAY タシュクルガン~カシュガル(カシュガル泊)
06 MAY カシュガル~成都~(機中泊)
07 MAY ~仁川~関空
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス
-
(インド編からの続き)
特に緊張感の無い国境を越え、パキスタン側へ。
インド側の国境手続きの場にいた日本人のAさんとラホールまでご一緒する事になりました。 -
振り返ってインド側。
世界でただ一つ(?)、観覧席のある国境。 -
パキスタン側の国境手続きは、インド側のそれよりも簡単かつ短時間で終了。
国境審査の建物を出ると両替を持ちかけられたので、手持ちのインド・ルピーを、1.6というレートでパキスタン・ルピー(以下ルピー)にチェンジ。あと米ドルもいくらか替えておきました。
タクシーなどが客待ちをしている場所へ行くと、Aさんがリキシャのドライバーと、ラホールまで800ルピー(約800円)で話をつけてくれたので、すぐさま出発。 -
道中何度かストップ。どうやらガソリン漏れらしい。
おいおい・・。 -
国境を越えると、文字が変わり、
-
派手なトラックが増え、
-
人々の服装もガラッと変わりました。
また、国境を越えたとたん、頭にターバンを巻いたオヤジが全くいなくなった。 -
1時間ほどで、ラホール・フォートに到着。
ところが、ドライバーが「1000ルピーだ。」などと言い、ゴネ始めました。
頭に来たAさんはビタ一文払いたくない様子。さすがに払わないのもどうかと思ったので、800ルピーを車内に置いて立ち去ろうとしますが、ドライバーは追いかけて来て突き返してきます。結局近くにいた別のドライバーの仲裁で800で収まりましたが、色々と捨て台詞を吐かれてしまいました。
この手のトラブルはよくある事とはいえ、約束事を守らないとか困ったものです。
時間が無いのに、こんな事に余計な時間を取られて、やれやれですわ。 -
ラホール・フォートは入場有料なので、入場無料のバードシャヒー・モスクをサラッと見学。
赤いレンガと大理石が特徴的なザ・ムガル様式! -
入口で靴を預けて素足なので、地表が熱くて歩き回るのが大変。よってサッサとモスクの中に避難します(笑)。
-
この方々は礼拝者かな?
-
30分程度で見学を切り上げて、ラワルピンディへ向かいます。
たったの30分でしたが、その間の現地人からのセルフィ攻撃が半端なかったです。「一緒に写真撮ってくれ」と。
なかには「何が飲みたい?」と聞いてくる人までいました。いつまで待たされるか分からないので、断りましたが。
決して悪い気はしませんが、だんだん疲れてきます(笑)。
バスターミナルへは、街のいろんな所を見てみたいというAさんと一緒に向かうつもりでしたが、入り口で靴を預ける際に誤って100米ドル札を渡してしまったらしく、取り返しに行くため、ここでお別れ。 -
モスクからバスターミナルへは、専用の高架道路を走るメトロバスで移動。
地図中をほぼ縦に走る赤いラインがそれ。
モスク&ラホール・フォートの最寄駅は、地図中央よりやや上にあるAzadi Chowk。
高級長距離バスも運行するDAEWOO社のターミナルへは、地図の一番下(終点ではない)にあるKalma Chowk駅前にある旧バスターミナルから、無料のシャトルバスが出ているらしい。ただ、シャトルバスの所要時間等がが不明なうえ、現バスターミナル自体も遠いらしいので、DAEWOOより少し安いBilal Travel社のターミナルへ。
Bilalのターミナルの場所は、地図中央よりやや左下、City Bus Standのほぼ向かい(かなり見づらいですが)。メトロバスのM.A.O CollegeでNo.6のバスに乗り換えて行けるのですが、No.6のバスの乗り場が分からないのと、バス自体がなかなか来そうにないので、リキシャで向かう事にしました(200ルピー)。
メトロバスは1乗車20ルピー。混んではいるけれども、冷房が効いているので、吹きっ晒しのリキシャよりも快適そう。時間があればDAEWOOが良さげ。 -
14時発のバスでラワルピンディへ。運賃は1040ルピー。
車内のカーテンを閉めさせられるので、外の景色は見られず。
みなさん座席モニターでインド映画を見てました。 -
スナックボックスの車内サービスあり。
ドリンクは、アテンダントさんがコーラやスプライトを注いで周ってきました。 -
2時間ほど走ったところでの、こぎれいなサービスエリアで休憩。
-
乗って来たバス。
この国では大宇製の車両を使用している事が、高級かつ安全のアピールになるようです。それでも、DAEWOO社の最高級グレードの便にはボルボが使われていたりするんですがw。 -
それにしても、別世界なサービスエリアです。
アメリカにあるものを参考に造ったのでしょうか。 -
スケジュール通りピッタリ4時間半で、ラワルピンディの自社ターミナルに到着。
ここからピールワダイ・バススタンドまで、客待ちしていたどのタクシードライバーに聞いても、400ルピーとの事。地図を見た感じでは、歩けなくも無さそうに見えたので、納得いかない感じで他を当たっていると、300で良いというドライバーが現れ、それで行くことになりました。
この道を挟んで右側がラワルピンディ、左側が首都イスラマバードらしい。 -
15分ほどでピールワダイ・バススタンドに到着。
歩いて行ける距離ではなかったです。 -
ギルギットなどの北部方面行きのバスを運行するバス会社NATCOのオフィス。
ここに着いた時点で18時45分。
19時発のバスもあったけど、停電のためコピー屋が稼働しておらず、北部のチェックポイントで外国人に要求されるパスポートのコピーが取れなかったので、21時の便で(2300ルピー)。
写真が全体的に暗いのは、停電のせいです。 -
パキスタンらしいデコバスも見かけました。
ずっと電飾を点滅させながら走るようです。
乗ったのは、もっとちゃんとしたバスです(笑)。 -
出発して3時間後ぐらいに休憩があった以降はずっと寝ていたようで、目覚めたらこんな所を走っていました。
ただよ~く見ると、道にセンターラインが描かれています。
この先の道路事情を思うと、ちゃんと舗装されていて、片側1車線ずつ確保されているのなら、まだマシな方です。 -
どうか何も落ちてこないで欲しい・・
-
小さな集落を通過。
道行く人の装いが、下界の都市部とは明らかに変わりました。 -
集落の少し先にあった橋。この川はインダス川?
この橋を渡った途端、道路事情がかなり悪くなりました。 -
雪山が車窓から見えるようになりました。
-
ほどなくして、小規模な崖崩れが発生したようでスタックされてしまいました。
直前にデコトラとすれ違ったので、もう少しタイミングが早ければ、スタックされる事無くすり抜けられたかも(もしくは巻き込まれたか)。
現場では重機が応急処置にあたり、1時間半ほどで通行できるようになりました。 -
こういう事がよく起こるのがカラコルム・ハイウェイ。
ヒドイ時だと、復旧に数日要するとか。
そりゃぁ、こんな道なんで。 -
ここを外国人が通過する場合、警察によるエスコートが義務付けられていた時期があったそうです。(バスを狙った強盗が出没するらしい)
情勢によっては、そういう措置が復活するかも。 -
また、この辺りを日中に通過できるように、ラワルピンディ発は夕方以降に、ギルギットなど北部地域発は午前中に出発便が集中しているようです。
日が暮れたら、こんなトコ危なくて通れません。
そもそも夜間通行禁止? -
お昼過ぎになり、道路沿いの食堂兼土産物店でランチ休憩。
途中にお店など全く無いので、途中でスタックされる時間が長くなってしまうと、ランチ抜きになってしまう可能性がありそうです。
メニューはビリヤニorチキンカレーと言われ、カレーをチョイス。
右手でナンをちぎって、カレーをすくって食べていると、周りからいたく感心されてしまいました。
飯代は「旅人をもてなすのはムスリムの義務」という理由で、バスで隣の席に座っている青年Muhammadの奢り。私も相手の気持ちを汲んで、こういう厚意をある程度は受けるようにしているので、ここは素直にゴチになりました(笑)。 -
このあと、最初の検問所で私一人だけ下車させられ、検問所のオフィスでパスポート情報の登録や顔写真の撮影等で30分近く停車。ここで渡された入域許可証のような物を、出国するまで失くさず保管しておきました。
その後も何カ所かの検問所で停まって、バス会社スタッフが私が預けたパスポートコピーを提出しに行っていました。10枚コピーしておきましたが、検問所は10カ所も無かったように思います。
私さえ乗っていなければ、さっさと通過できたであろう筈なので、何だか他の乗客に申し訳ないような・・。 -
ハイウェイとは名ばかりの悪路を行くこと19時間半(とはいえ、最後の2時間程は道路事情が良い方に激変しました。)、終点のギルギットのバスターミナルに到着。ちなみに中央の青い車体のバスが、乗って来たバスです。
私はここには留まらず、フンザ方面行きのミニバスに乗り換えて、フンザのカリーマバードを目指しますが、一方のMuhammadはバスターミナル横のホテルに1泊して、翌日に観光でカリーマバードに向かうとの事。ミニバスが出発するまでまだまだ時間がありそうなので、ホテルのレストランでお茶をして時間を潰しました。
ここのお茶代もまたMuhammadの奢り。
彼から連絡先を渡されたものの、この先もまた一緒に行動し続けると、「ムスリムの務め」を理由にあれこれ奢られてしまいそう。市内バス200円の国の人間が、同じく20円の国の人にそこまでされる訳にもいかないので、その後は連絡も取らず、翌日もカリーマバードで出会う事も無く、彼とはここでお別れとなりました。
こういう親切の申し出を上手に断れるようになりたいものです。 -
ギルギットからミニバス約2時間で途中のアリアバードへ。途中に検問所が2カ所ありました。
ここもパスポートのコピーを提出すれば良いかと思いますが、NATCOのバススタッフにコピーを全部渡してしまったので、ミニバスのドライバーにパスポートの原本を預けるハメになってしまいました。
アリアバードからカリーマバードへはミニバスに乗り換えて行くつもりでしたが、今日はバスの運行はもう終わりと言われ、タクシーで(200ルピー)。真偽のほどは当然怪しいですが、外がもう暗くなってしまったので仕方ありません。
そして今晩の宿「ハイダル・イン」へ。
この部屋を2晩貸切で1泊700ルピー(食事別)。
シャワー用のお湯は、タンクに水をためて電熱で温めて作るやり方。
wifiはロビー(兼食堂)の部屋のみ。
滞在中は停電は起きませんでした。
インドからの長時間移動で疲れたせいか、荷物を置いてベッドに横になったら、そのまま朝まで眠ってしまいました。 -
(後編につづく)
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
パキスタン の人気ホテル
パキスタンで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
パキスタン最安
504円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
旅行記グループ 印~パ~中 陸路国境越え(2018GW)
0
36