2018/09/06 - 2018/09/20
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usan-kusaiさん
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時間を気にせずにうろうろ旅行をしてみたい。
リタイアが間近に迫り、最後の1ヵ月間はほとんど休むことが出来るので、二、三週間うろうろ旅行をしてみたい。何故在職中にうろうろ旅行をするかというと、退職後には有り余る時間があるはずなので、時間を気にせず旅をする有難味がなくなるであろう。在職中だからこそ有難味を感じつつ、まもなく辞めるので人から何と言われようとも気にせず、気ままな旅を満喫することが出来ると思うのである。と考えて、ではさてどこへ行くか。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
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行く先の第一候補は中国である。雲崗、龍門などの仏教遺跡へ行ってみたい。しかし、中国語は勉強しているものの、まったく身についていない。また移動の手段も分らない。駅やバスの切符売り場でちゃんと切符を購入できるのか? 知らぬ街、外国人が来たこともない街をうろうろしても、はたして大丈夫なのか?と、ここですでに弱気になって、雲崗、龍門などを効率的に廻れるユーラ××旅行のツアーを見て、これに決めてしまった。申込みは3月にして、頭金も入れた。ところが、7月の下旬になって、何とツアーは催行できないと連絡が来たのである。なかなか決定にならないので、少々不安に思っていたが、やはりそうか。こういう文化的な旅行には一般大衆はあまり興味を示さないのか。個人旅行も考えたが、時間が無い中での手配は大変そうなので結局諦めた。
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第二候補はヨーロッパを考えた。4月から見ているEテレの『旅するドイツ語』の影響か、番組の舞台になっているベルリンに、いつか行ってみたいと思っていた。この番組も、昨年バルセロナに行った時に参考にした『旅するスペイン語』同様、まず初めにビールの注文を教えてくれる大変良心的な番組なのである。
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ドイツ国内は、ミュンヘンやフランクフルト、ローテンブルグは行ったことがあるので、ウィーンまでの旅程を考えた。ベルリン、ドレスデン、プラハ、ウィーンとたどる個人旅行を企画している旅行社が数社あった。
もう残された時間が少ないので、早めに決断をしなければならない。9月の初旬に旅行をしようと考えていたので、これが固定観念になってしまって、中旬にずらすとか下旬にするとかはまったく考えなかった。とにかく9月初旬。 -
ベルリン、ドレスデン、プラハ、ウィーンを2日づつ巡る旅を、トラベル〇〇ジャパンという会社が企画していた。各地で1日延泊し、ベルリンのホテルをグレードアップしたい旨のメールを送ってみた。その日のうちに、手配は可能であるが、航空便に3席の空きしかないので、希望日に出発するのであれば早めに決めた方が良いとの返信が来た。家内と相談して、翌日手配を依頼した。その日に、航空便と移動の列車、ドレスデン以外のホテルの手配は出来たと連絡がきた。翌週ドレスデンのホテルについて連絡がくることになった。
この旅行会社のこのツアーの売りは、ドレスデンで古城ホテルに泊まる点にあった。ここが満室らしい。古城ホテルを体験はしてみたいが、是が非でも泊まりたいほどでもないので、旧市街の観光に便利なホテルを幾つかリクエストした。その中からヒルトンが取れるのでそこに決めてもらった。これで、全ての手配が完了した。 -
旅程は以下の通りである。
9/06 QR807 成田 22:20~ドーハ 03:25 着
9/07 カタール航空が主催する市内ツアーに参加
QR077 ドーハ15:15~ベルリン20:35
9/08 午前 無料ウォーキングツアー(2.5時間)に参加
午後 絵画館を見物。
19:00 ベルリンフィルコンサート
9/09 終日博物館島見物
9/10 午前 イーストサイドギャラリーなど
午後 ドレスデンに列車で移動
9/11 ツヴィンガー宮殿のアルテ・マイスター絵画館見学
午後はウォーキングツアーに参加
9/12 マイセン観光
9/13 旧市街見物
午後 プラハへ列車で移動
9/14 午前 周遊バスで市内一周
午後 旧市街観光
9/15 午前 プラハ城
午後 ユダヤ人地区
9/16 ウィーンへ列車で移動
9/17 午前 周遊バスで市内一周
午後 旧市街の見物
19:30 オペラ座でバレー鑑賞
9/18 シェーブルン宮殿などを見物
9/19 市内見物
夜 QR186 ウィーン22:15~ドーハ04:55
9/20 QR812 ドーハ06:45~羽田 22:40
あらかじめ何をするかを決めずに、風まかせに旅するのが「うろうろ旅行」の本来の姿であるが、不慣れな土地で、ただうろうろして旅を終えるのは勿体ない。ある程度の予定を立てておくのは、仕方がない。 -
出発までの時間、訪問する街の歴史を少し勉強しようと思った。大学では西洋史を受講したが、中世のヨーロッパは誠に千変万化、目まぐるしく国王や領主が変わるのでこの変化を覚えるのが容易ではない。何とか家が権力を握るとすぐに没落して、次に何とか家が勃興する。西洋人にはなじみがあり興味が尽きないのかもしれないが、異国の東洋人からするとむしろ煩わしい。受講したのを後悔した。今回はその時の勉強不足を補うべく、図書館で数冊の本を借りた。岩波新書『ドイツ史10講』、中公新書『物語 チェコの歴史』は良書である。記載は分り易く、初心者向きである。しかし問題は、やはり目まぐるしく変わる権力者の流れを覚えるのが煩わしいのである。結局、結論として「中世ヨーロッパは目まぐるしく変化した」とだけ覚えておくことにした。
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9月6日(木)、午後になって、手荷物をまとめた。今回は期間が長いので小さいノートパソコンを持って行く。これをデイバッグに入れて持ち運ぶつもりだったが、デイバックにはカメラや旅行の資料、さらに荷物が出て来ない場合の1日分の着替えなどを入れてみると腰が痛くなりそうな程重い。急遽持って行く積もりのなかったキャリングケースに移し替えることにした。成田には既にスーツケースを2つ送ってある。
7時過ぎに成田に到着した。ウェブチェックインをしておいたので、列にならばずにすぐに手続きが完了した。いつものカードラウンジで30分程休憩して、食事をしようとしたが、どこも閉店間際か既に閉店していた。両替の銀行も閉店していた。空港の職員に聞くと両替は8時で終わってしまうそうだ。成田の夜は羽田と比べるとサービスが悪い。出発ゲート前で立ち食いうどんで夕食を済ませた。 -
9月7日(金)、現地時間3時20分にドーハに到着した。
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トランジットの手続きを済ませて、プライオリティカードで利用できるマルマハラウンジで休憩をした。ここはあまり広くないラウンジで、食事の種類も多くない。ビールは置いてないが、頼むと持って来てくれる。私達が若くないせいか、ラウンジの係が気を使ってくれ、4席程度しかないゆったりした席を確保してくれた。
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10時のドーハシティーツアーに申し込んでいた。7時半にCコーナーにある受け付けカウンターに行ってみると、場所がAコーナーに変ったと表示されていた。Aコーナーのカウンターは表示がなく、何人かの係に聞いてやっと見つけることが出来た。予約の確認をすると、8時50分に来てくれと言われた。
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シティーツアーには20名程度の、比較的若い人達が参加していた。
時間になると、予約した者にカードが渡される。
それを持って簡易の出国手続きをした。 -
10時になると大型のバスに案内され、
東洋系と思われる女性、おそらくフィリピン人と
思われる女性が英語で説明をする。 -
これがドーハ空港の外周。
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観光箇所は高層ビルが見える場所やハーバーなど、近代的な建物を見物する。
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気温が高い(約40°)。海に近いせいか湿度が高い。
ガイドの話では平均湿度は51%らしい。 -
ここはモスク。
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モールや市場も廻ったが、どの店も開いていない。
ラウンジで気を遣ってくれた係の話だと、店が開くのは12時過ぎらしい。
市場の見物が終わったが、バスの運転手が定刻を過ぎても戻ってこない。
昼はモスクに三々五々男たちが集まっていたので、お祈りをしていたのかもしれないが、慌てる様子もなくゆっくりバスまで歩いてきて発車した。空港に戻ると今度は入国に手続きが必要だった。これには時間がかかる。乗継ぎ便に時間がないと参加出来ないツアーである。
再びラウンジに戻って食事をした。 -
午後3時15分にベルリン行きの便に搭乗した。
この便もほぼ満席状態だった。 -
ベルリン空港は小さな空港で、日本のローカルな空港よりも小さかった。
宿泊先のヒルトンホテルへは
空港からタクシーでチップを入れて25?であった。
チェックインはすぐ済み、部屋に入ったのは9時半だった。
ミニバーのビールを2本飲んで寝た。
およそ30時間をかけてベルリンに到着。
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