醒井宿・地蔵川の水中花、梅花藻と霧の中の伊吹山と近江八幡を観光してきた！

2018/09/16 - 2018/09/17

伊吹山に登って高山植物を楽しみ、行く夏を惜しみながら近江牛でBBQでもしませんか、と滋賀に別荘を持つリッチな知人からのお誘い。
この夏は暑すぎてBBQもままならず、ちょっと涼しくなったので伊吹山に登ってから近江牛を楽しもうという魅力的な企画。

行かいでか！

と二つ返事で新幹線に飛び乗りました。

季節的にはちょっと時期を逸した醒ヶ井宿、地蔵川の梅花藻もコースに組み込んでもらって過ぎ去る夏を楽しんできました。

梅花藻（バイカモ）はキンポウゲ科の淡水植物で、季節は月中旬～8月下旬まで。
清流でしか育たず白い可憐な花を咲かせます。
盛夏にはきれいな花をさかせていたそうですが、訪れた時はちょっと時期外れ。それでも雰囲気は十分楽しめました。

エリア 米原(滋賀)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: 新幹線 自家用車

集合は米原駅。

米原駅に行くことがあったら行って見たかった場所がここ井筒屋さん。
関西風の駅蕎麦と関東風の駅蕎麦の境界線が米原であるという噂があって一度食べてみたかったんです。

井筒屋 在来線ホーム売店 グルメ・レストラン

天ぷらそばを注文。

思いっきり関西風でした。
駅蕎麦の天ぷらは、関東では野菜かき揚げが定番ですが、関西風はかき揚げではなく干しエビが、何かの印のように乗るのがノーマル。

東西の境界線はここじゃないな。

ホームの反対側に人だかり。
覗いてみるとSLが。

普段、この運転士何を運転してるんだろう？

汽車はやがて煙を吐いて東へ向かって行きました、とさ。

レトロな建物はなんだろうと案内板を読むと、
明治時代の醒ヶ井小学校の玄関だそうな。

着物を着た坊主頭の子供が飛び出してくるのが見えるようだ。

次に現れたレトロな建物は醒井宿資料館。

かねてからの疑問、醒井と醒ヶ井の違いはここでもわからず。

ここは醒井資料館、駅は醒ヶ井駅。なぜ？

醒井宿資料館(問屋場) 美術館・博物館

生活環ある風景。

専用の橋があるって、なんかいいなあ。

駅からは5分足らずで醒井宿到着。

風情ありますねえ。

ちょっと季節が外れているからか人はまばら。

醒井宿 名所・史跡

おーっこれが梅花藻！

花はポツリポツリと見えますね。

地蔵川 自然・景勝地

曼珠沙華は盛り。

水の中を覗いてみると、きらりと体を翻す魚が。

ん？稚鮎！
流石、琵琶湖の近く。

天ぷらにしたらさぞかし・・・・

ヤマキ醤油さん。
こちらも風情ある店構え。

しょうゆプリンに醤油ソフトクリームなんてメニューがありました。

この小さな白い花が咲き誇っている頃はさぞかし素晴らしかったでしょうねえ。来年また来てみるかな。

十王と彫られた灯篭が水の中に。
泉の近くに十王堂があったことから十王水と呼ばれるようになったそうな。

しかし本当に水がきれい。

十王水 名所・史跡

ついつい手を伸ばしたくなる気持ち、わかりますねえ。

水に中で揺れる梅花藻、ずっと眺めていられます。

花より団子その一。
丁子屋さん。

丁子屋 グルメ・レストラン

名水饅頭
一つ120円。

醒井村上出身の彫刻家 森大造の作品が展示されています。
上丹生木彫り、初めて聞きました。


大人300円、中高生・75才以上200円、小学生以下無料

開館は10:00-16:00

醒井木彫美術館 美術館・博物館

水の流れる町は本当に素敵なんだけれど、観光客が多い時はご迷惑でしょうねえ。

人の家に入らないようにしないと。

加茂神社 寺・神社・教会

ここ、紅葉の季節も良さそうですねえ。

これがハリヨ。
水槽があったので撮影。

別雷皇宮

子供のころあまり好きではなかった曼珠沙華、最近はちょっと違って見えるなあ。

花より団子その二はわらび餅。

久保田呉服店という看板がありましたが、今は休憩所なんですかね。

駅へ戻って喫茶梅花藻で花より団子その三。

団子が終われば伊吹山へ向かいます。

喫茶梅花藻 グルメ・レストラン

本来は高山植物を愛でながら登るはずでしたが、天気がイマイチ。
伊吹山ドライブウェイで登ります。

料金所で頂上はガスがかかっているので了解してください、って言われたのは普通車3090円という料金に文句をいう人が多いからでしょうねえ。

伊吹山ドライブウェイ 自然・景勝地

山頂は、
見事なホワイトアウト！

伊吹山 自然・景勝地

なぁーんにも見えません。

本来はこんな景色らしい。

伊吹山 自然・景勝地

頂上のスカイテラス伊吹山でランチを摂るつもりだったけれどあまりの天気にスルー。

こうなりゃ、近江牛BBQに集中するか。

スカイテラス伊吹山 グルメ・レストラン

さっさと下山してBBQの買い出し。
かね吉さんで近江牛を調達。

楽しみ、楽しみ。

ご存じ、つるやパンのサラダパンもGET。
コッペパンに挟まれているのは、マヨたくあん。

つるやパン 木之本本店 グルメ・レストラン

こちらは丸い食パンに魚肉ソーセージを挟んだサンドウィッチ

琵琶湖湖畔でいざ、バーベキューへ！

琵琶湖 自然・景勝地

さて肉祭り。とい言いたいところですが・・・

かつては肉オンリーBBQ。
最近は厚揚げを焼いたり、干物をあぶったりと、段々とそれなりに。

アルコールの量は増えているが・・・

子供に戻って花火なんぞを楽しみ夜は更けていくのでありました。

明日は近江八幡に遊びます。

翌朝。

まずは安土城跡へ。

摠見寺特別拝観1200円！
高っ！

安土城跡は摠見寺が所有しているらしく、何やら近江八幡市ときな臭い関係にあるようだ。

門前で織田家13代目であるという人が現れ話を聞いているうちに、入場する気が失せてスルー。

安土城跡 名所・史跡

何にもしなくてもお腹は減る。

近江牛は昨晩食べたし、
ランチは「滋賀県民のソウルフード」と呼ばれる近江チャンポンを食べにチャンポン亭へ。

http://chanpontei.com/top/aboutmenu/story

近江ちゃんぽんは、長崎ちゃんぽんとは似て非なるもので、だし汁は削り節と昆布からとった「京風だし」だそうです。

「滋賀県民のソウルフード」なかなかやりますな。
すんごくあっさり。和風だしタンメンと言ったところか。

近くにあったら通いたい。

近江ちゃんぽん亭 近江八幡2号店 グルメ・レストラン

近江八幡でまず向かったのは、
まるたけ 近江 西川さん。

70円の近江牛コロッケを頂きます。

まるたけ 近江 西川 グルメ・レストラン

肉屋のコロッケ、やめられません。

八幡堀
豊臣秀次が八幡山に城を築いた時の堀。
今はきれいですがかつては公害源となっていたこともあるそうな。

八幡堀 名所・史跡

白雲館（旧八幡東学校)

このあたりの学校はしゃれてますねえ。
こちらは着物を着た女の子が出てきそうだ。

白雲館 名所・史跡

八幡山ロープウェイ
おとな
片道490円、往復880円

http://www.ohmitetudo.co.jp/hachimanyama/open-price/index.html/

八幡山ロープウェー 乗り物

売店を覗くと、

おーっこれが近江八幡の赤こんにゃく！

鮭缶はよく見るが、鮎缶なんて初めて見た。

アユの輪切りが入っているのか、稚鮎が詰まっているのか気になり帰りに買おうと思っていたがすっかり忘れた。

ロープウェイはあっという間に山頂へ。

村雲御所瑞龍寺門跡
という碑が山頂にありました。

秀次の菩提を弔うため創建された寺院。1961年に京都から八幡山へが移築されたとのこと。

この場所で秀次が何かしたとかいうようなことではないようです。

山頂からの景色。近江米はここで取れるのか・・・

そういや、近江米は食べてないなあ。

下山して日牟禮八幡宮へ。

藤原不比等が参拝し、詠んだ和歌に因んで比牟禮社と改められたとか。

日牟禮八幡宮 寺・神社・教会

お土産はクラブハリエで

クラブハリエ 近江八幡日牟禮ヴィレッジ グルメ・レストラン

甘いものには疎いので知りませんでしたがたねやさんという和菓子屋さんが始めた洋菓子屋さんだそうな。

たしかにおいしそう。

次から次へとお客さんがやってきます。

こちらがたねやさん。

こちらは比較的空いていました。

たねや 日牟禮乃舍 グルメ・レストラン

近江牛BBQの旅もこれにて終了。
伊吹山の高山植物を見ることができなかったのはちょっと残念だけれど、念願の梅花藻も見ることができたし、満足、満足。

車は琵琶湖大橋を通って京都へ。

１泊２日の米原、近江八幡の旅。
天気はパッとしませんでしたが良い旅でした。

醒井宿、良いところでした。来年また来ようっと。

琵琶湖大橋 名所・史跡