グルメとショッピング、ちょこっと観光　バニラエア深夜便で行く台湾男一人旅（前編）

2018/09/14 - 2018/09/17

初めての海外旅行でバリ島に行った7月。海外旅行の楽しさを知ってしまった僕は、帰国後すぐに次の旅行先を探し始めました。
いろいろ調べる中で興味を持ったのは台湾。食べ物は美味しそうだし、お土産もいいものがいっぱいありそうだったからです。

しかも、金曜の夜に出発し、月曜日の朝に帰国すれば会社を休まず3連休で楽しめる。これは行くっきゃない！ということで、9月の連休を使って台湾（台北）を楽しんできました。2泊4日で行った台湾男一人旅の記録です。

エリア 台北(台湾)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 航空会社: バニラエア (運航停止)
• 旅行の手配内容: 個別手配

成田空港に行く時はいつも京成スカイライナーなのですが、今回は職場から空港へ行く都合上、成田エクスプレスを利用しました。
スカイライナーよりも高級感のある座席にテンションが上がり、ワクワクしていたのですが・・・、当日は横須賀線が線路故障の影響で大遅延！
横須賀線の線路を利用している成田エクスプレスも当然遅延し、空港には当初の予定より45分も遅れて到着しました。

かなり余裕を持って出発したので搭乗手続きなどに影響はなかったけど・・・まあ、二度と成田エクスプレスに乗ることはないと思います。

今回利用した航空会社はバニラエア。3連休前の金曜日ということもあり、搭乗予定のフライトは満席でした。チェックインカウンターは相当混んでいると思っていたのですが、意外とそうでもなかったです。

写真はチェックインが始まって5分後くらいの様子です。列に並んでから10分程度で手続きを終えました。

第3ターミナルを使うのは今回が4回目。ここまでの景色は見慣れたものですが、今回は初めて右側に行きます。
国際線エリアはどんな感じなんだろ～。たとえ空港の施設であったとしても、知らない場所に行くのはワクワクしますね！

セキュリティチェックを抜け、パスポートにスタンプを押してもらっていよいよ出国！
出国審査を終えたらお酒やタバコ、香水などを取り扱う免税店がありました。第3ターミナルの免税店はとてもこじんまりとしています。ここでタバコを買いました。

免税店での買い物を終えて搭乗ゲートへ向かいます。今回の搭乗ゲートは150B・・・ん？150Bって国内線のゲートじゃないの？と思いながら向かったのですが、やっぱり国内線でも使われているゲートでした。

150番台の搭乗ゲートは国内線と国際線で共用のゲートで、時間帯によって国内線になったり、国際線になったりするようです。
せっかくの海外なのに国内線と同じゲートというのは残念な気もしますが、スクリーンに表示された台北の文字を見たらそんな気分も吹っ飛びました！

飛行機はほぼ定刻で出発しました。実は今回、チェックインのときに非常口席へのアップグレード（？）を打診されたのです。
せっかくだからと思って初めて非常口席に座ったのですが・・・ヤバイ、癖になりそう。笑

思っていた以上に足元ひろびろです。こんな風に足も組めちゃいます。こんなに快適なら、次からはお金払ってでも非常口座席に座ろうかなー。

成田を飛び立ってから約3時間。ベルトサインが点灯してしばらくしたら、台湾の夜景が見えてきました。ついに台湾にやってきた！
これからの2泊が楽しみで仕方ありません。早く着かないかなー。

空港に到着したので入国審査へと向かいます。みなさんのブログなどでいつも目にしていた「入境検査」の文字を見たら、台湾に来たという実感が湧きました。

おー！！桃園空港だ！！　これもネットでよく見てた光景なのでテンションが上がります。写真を撮り終えたところで入国審査の列に並びます。

入国審査を抜けるのにかかった時間は30分前後だったように思います。入国審査ではカメラみたいなのを見つめ、指紋を取られました。
この手続きがあるので、一人あたりの入国審査にかかる時間はやや長めでした。

手荷物を受け取り、日本から予約した送迎のドライバーさんと落ち合い、台北市内へと移動しました。
ホテルについたのは現地時間で1：30ごろ。日本時間だと2：30です。すでに眠かったので、ホテルに着いた後はさっさとお風呂に入って就寝しました。

おはようございます。今日からいよいよ本格的な台湾旅行のスタートです。ホテルを出た後はセブンイレブンでヨウヨウカー（Suicaみたいな交通電子マネー）を買い、電車に乗り込みます。

今回の旅行で宿泊したホテルはサンルート台北。日本の相鉄グループが運営するサンルートホテルの台湾支店といったところです。
淡水信義線の民権西路という駅に近く、いろいろなところに行くのに便利でした。

ホテル自体は日本のビジネスホテルそのままって感じですね。初めての海外旅行で外国のホテルに泊まるのが不安な方などにはおすすめです。

ホテル最寄駅の民権西路駅から信義線に乗って雙連駅にやってきました。バリ島は鉄道がなかったので、海外の電車に乗るのはこれが初めてです。
上手く電車に乗れるか不安だったのですが、改札にヨウヨウカーをかざすだけなので、初めてでも簡単に乗れました。
台湾の鉄道は路線図などが東京よりもシンプルなので、東京で電車に乗り慣れている人ならばあまり困ることはないと思います。

雙連駅に来たのは朝ごはんを食べたかったからです。向かったお店はこちらの「世界豆漿大王」。
お店がわかりにくいところにある上、GoogleマップのGPSが上手く機能してくれなかったこともあり、ものすごく道に迷ってしまいました。

9：20ごろお店に到着したのですが、5、6組くらいのお客さんが待っていました。イートインで食べているのはほとんど日本人、地元の方はテイクアウトが多かったです。席につけたのは並び始めて30分後くらいだったかな？

店内ではチャーミングな笑顔が素敵な女将さんが接客してくれました。

大根もち（玉子焼きつき）と焼餅猪排起士蛋、冰豆漿（冷たい豆乳）です。

大根もちは甘めのタレを絡めていただきます。食感がもちもちでおいしい～。焼餅猪排起士蛋とは玉子とチーズと豚肉をナンのような生地で包んだ食べ物です。
これが結構分厚くてボリュームがあります。人によっては、これだけで十分満足できるかも。

冰豆漿は甘くしてもらいました。甘い豆乳って最初はどんな味がするのかあまりイメージが湧かなかったのですが、飲んでみたら美味しかったです。
ベタベタに甘いというわけではなく、ほのかに甘い感じでした。

先に来たものを食べている段階からお腹いっぱいになりつつあったのですが、実は小籠包も頼んでいました。

注文した時、女将さんに「量多いよ。大丈夫？」と日本語で聞かれたのですが、なんの根拠もなく「平気だろ～」と思い、「大丈夫！」と答えていたのです。女将さんのいうこと聞いておけばよかった・・・。
まあ、小籠包も美味しかったので、結局完食したんですけどね。

このお店、食べ物が美味しいのはもちろんですが、女将さんがチャーミングで本当に素敵です。もう一度台湾に来る機会があったらまた来ようと思いました。

ボリュームのある朝ごはんを終えてやってきたのは中山駅付近にあるチャームヴィラです。金魚ティーパックで有名なお店ですね。

お店に来たのは11：05ごろ。開店は11：00ですが、すでに店内には何組かお客さんがいました。

台湾紅玉紅茶、台湾金萱茶、台湾ローズ烏龍茶、東方美人茶が3つずつ入ったアラカルトのパッケージを2つ購入。お値段は1380元×2で2760元です。
クレジットカードが使えないという噂もありましたが、VISA、マスター、JCBが利用できるようです。

アラカルトのパッケージはレジの後ろに積まれていましたが、全部で25個くらいしかなかったような・・・。
自分が2つ買った後にほかのお客さんもいくつか買っていたので、5、6分のうちに5個くらい売れている計算です。

裏に商品がまだまだ置かれている可能性もあるのでなんとも言えませんが、このペースだと午前中に完売するのではないでしょうか？
どうしても欲しい方は開店と同時に行く方がいいかもしれません。

お次はホテルオークラに併設されている「The Nine」へ。ホテルオークラのパイナップルケーキも有名ですよね。
12個入りのパイナップルケーキ（500元）を1つ買いました。お客さんは日本人ばかりです。5分くらい並びました。

買い物したら手が塞がってしまったので、荷物を置きにホテルへ戻り、再び雙連駅へ。台湾といえばマンゴーかき氷ということで、やってきたお店は冰賛です。

芒果雪花冰（150元）です。生のマンゴーにマンゴーソースがかかっていて、氷はコンデンスミルクの味がします。

マンゴーはいかにも完熟という感じの甘いものがメインでしたが、ときどきちょっと酸っぱいのがあります。
ソースも氷も甘いので、酸っぱいマンゴーがいい口直しになります。最初は「一人でこんなに食べられないよ・・・」と思っていたのですが、意外にペロリと食べられちゃいました。人気の理由がよくわかるマンゴーかき氷でしたね。

マンゴーかき氷を食べた後はカルフールです。海外のスーパーマーケットって何でこんな楽しいんでしょうねー。
今回は旅行日程に余裕がないので、早くもお土産を買い込みます。

もう一度ホテルに戻り、次に向かったのはサニーヒルズ。ホテルからタクシーで行ったのですが、タクシーの運転手さんも「台湾でイチバン美味しいパイナップルケーキ」と言っていました。

試食してみたら本当に美味しかった！！酸味のあるパイナップルジャムがバターの効いた生地に包まれていてすごく上品な味です。
10個入り（420元）を2箱と、パイナップルジュース2本入り（100元）を買いました。帰国後に飲んだパイナップルジュースもすごく美味しかったです。

なんだかんだとやっていったら、あっという間に日が暮れてしまいました。「台湾といえば夜市！」ということで、やって来たのは饒河街観光夜市。

この日は台風22号が台湾に接近している日だったので1日中雨風が強かったのですが、夜市は通常営業な感じでした。

まずは入り口にある有名な胡椒餅をいただきます。行列ができていましたが、1分もかからずに買えました。

胡椒がかなり効いていてスパイシーです。かなり熱いのでヤケドに注意ですね。

次に食べたのがこちらの香腸。見た目はフランクフルトですが、味は違います。独特のスパイス（八角？）が効いた甘めの味付けでした。
ふと思ったのですが、台湾の食べ物は独特のスパイスの入ったものが多いです。これがダメだと、台湾料理はほとんど楽しめないかもしれないですね・・・。

写真はないのですが、この後は西瓜汁を飲んで、臭豆腐をいただきました。西瓜汁はスイカをそのままジュースにした感じなので、サッパリしていて美味しかったです。

臭豆腐は・・・僕はダメでした。あの匂いが口の中でそのまま広がる感じがどうも苦手です。

1日いろいろ食べているので、あまりたくさん食べることができずに夜市を後にしました。
時間があるので中山駅近くのJASONSへ行きます。烏龍茶のティーパックや台湾ビールなどを買ってホテルへ戻りました。

JASONSで見つけたグレープ味の台湾ビールをホテルで試します。グレープ味以外にもマンゴー味やパイナップル味があったのですが、それらはお土産として購入し、帰国後に楽しむことにしました。まだ飲んでないけど。

グレープ味のビールというか、もはやファンタですね（笑）。ビールの味はほとんどしません。

たくさん買ったお土産をスーツケースに詰め込み、お風呂に入って就寝です。我ながらベタなところばかり回っているなーという感じですが、初めての台湾なのでこれも良しということで。明日もベタなところを回る予定です（笑）。