2017/10/13 - 2017/10/14
89位(同エリア141件中)
パンガンさん
No.1からの続編です。
映画「ひと夏のファンタジア」(2016年)のロケ地散策を主に目的とした、奈良県五條市での街歩きの旅。
夜は風情ある宿「やなせ屋」の離れ泊、夕食は和食の源兵衛のコース料理、朝食は茶粥と、大和の味と風情を堪能できました。
五條は京都からも奈良からも少し距離がありますが、訪れる価値のある街です。あの静かな雰囲気と歴史を感じさせる佇まいは、何ものにも代え難い。高野山や和歌山方面へ近いことから、五條を拠点として数泊泊まるのも面白いように思いました。宿のご主人からもその勧めがありました。
当初の計画「ひと夏のファンタジア」の聖地探訪計画は、まずは大成功。
印象深い旅でした。
★ 1日目 2017.10.13(金)
朝 東京→京都 東海道新幹線
京都→大和高田 近鉄京都線・近鉄大阪線
11.00頃 高田→五条 JR和歌山線
駅前「きくや」食堂でエビフライ定食の昼食。
五條市内巡り(櫻井寺、桜井戸、五條市役所、五條市立図書館、
新町通り、五條市まちなみ伝承館、五條市民俗資料館、まちや館、
吉野川散策、五新線跡散策等)
「たなか」で柿の葉寿し購入
和食「五條源兵衛」での夕食、宿「やなせ屋」離れ泊
Bar「Palms」探訪
★ 2日目 2017.10.14(土)
「茶粥」の朝食
五條市内巡り(餠商一ツ橋、栗山家住宅、統神社、吉野川散策等)、
「ヤマト」で柿の葉寿し購入
五条から帰路東京へ
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 新幹線 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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荷物を宿の「やなせ屋」さんに置いて、五條新町通りの町歩きを続けました。このような路地が入り組んでいます。
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新町通りにある「まちや館」にやって来ました。
「江戸時代の伝統的な町家建築の様式による家屋のほか、井戸やかまど、箱階段なども復元され、当時の暮らしを偲ばせています」HPより
http://www1.gojo.ne.jp/~yamato/machiya/ -
初代法務大臣の木村篤太郎氏の生家でもあるとの事。
1982年に96歳で没されたとの事です。東京帝国大学からあらゆる役職を務めた超エリート、と言って良いでしょう。
https://ja.wikipedia.org/wiki/木村篤太郎 -
かまどがほのかな光の中で佇んでいました。
質素な中にも静謐さを感じます。 -
落ち着いた和室。ガイドさんが丁寧に案内をしてくれました。
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木村篤太郎が学んだ勉強部屋です。わずか2畳の広さながら、懸命に学問に励んだとの事。剣道にも励み、まさに文武両道だったの事。
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地元の方が作られたと言う民芸品調のお土産です。
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心新たな気持ちで「まちや館」を出ました。丁寧な説明が良かった。
市口薬局の前を過ぎて、西川にかかる「てつやはし」です。 -
てつやはしを渡り、道を左手に行きますと、前田道具店をの横を抜けて「ほうらいばし」があります。下を流れているのは同じく西川です。
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西川はこのような小さな川です。五條新町を蛇行しながら、吉野川に注ぎます。
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五條新町と言えば有名どころの「餅商一ツ橋」。大正時代初期から営み、現在は3代目のご夫婦が店を守っています。この看板は創業時からあるとの事。
https://gojo-gas.co.jp/spotlight/gourmet/1099
この日の午後は全て品物が売り切れてしまっていた様で、すでに閉まっておりました。翌日に楽しみにしたいと思います。 -
西川のほとりにある寶満寺。
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浄土真宗本願寺派のお寺との事ですが、結構由緒ありそうな立派な造りです。
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吉野川の夕景を観に来ました。空が広く、大変美しい夕暮れです。川の流れの音もささやかに聞こえます。国道168線の大川橋が見えますが、結構交通量が多そうでした。
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吉野川土手から下流側を見渡します。方角的には高野山方面になりますでしょうか。この午後の感じ、本当に「来て良かった」と思いました。時が止まった様な、またとない夕暮れでした。
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一旦宿に戻ります。もうやなせ屋の看板には明かりが灯っていました。
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外側から「離れ」の廊下を望みます。このほのかな明かりが何とも言えません。
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「離れ」の2階です。明るいばかりが全てではなく、このいい感じの薄い明かりが絶妙に思いました。五條の空間と時間の中で、この部屋で一晩でも過ごせたのは幸せに思います。
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映画(ひと夏のファンタジア)の中では、主人公女性が夕刻に五条駅方面から街へと歩いて行くシーンがありました。女性の旅先での心細さと旅情が感じられるシーンだったのですが、その情景を感じに、駅方面に出向きました。
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駅方面に着きました。
映画ではもう少し陽の光があったのですが、行くのが少しばかり遅く、暗くなりすぎました。五条駅の方から国道24号線(大和街道)方面を見たところ。角度的にはまさにこの位置です。次は時間をきっかりと合わせて出向きたいと思います。でも、まずまずです。 -
ロケ地案内マップに載っていた豚まん屋さんの「八戒」。
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残念ながら、店を閉められた様です。食べたかったな。
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18時半頃、夕食をとりに和食「五條源兵衛」にやって来ました。「ミシュランガイド奈良2017」にも掲載されたお店です。
夜は5,000円以上のコース料理・予約制となりますが、事前に電話で「ご予算はどれぐらいか」「どの様なお好みがあるか」等、綿密に相談?に乗ってくれた上での食事です。
http://genbei.info -
建物自体に趣きがあります。和の静かさがあります。
「まちや館」で説明のあった「箱階段」がありました。こちらでも同じく箱階段について説明がありました。2階へ上がるためのポータブル階段なのですが、横側が引き出しになっている意匠。 -
まずは旅の疲れを癒すビールから。曽爾(そに)高原ビール。
奈良県の地ビールで、ホップの深い味わいがありました。地ビールは「飲みにくい」との声もある様なのですが、全然そんな事はなくゴクゴクと飲み干しました。機会がありましたらぜひご賞味を。
http://www.kitora.com/sounikougennbi-ru.htm -
食前酢です。心地よい酸っぱさと甘さで、氷もいい具合でキュンと冷えてました。
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テーブル上には源兵衛の食材仕入れ元、大和地方の食文化の説明アルバムが置いてありました。しばし読み耽ります。
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先付です。
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床の間に置いてある一輪挿しが素敵。
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事前の打ち合わせ通りに、大和牛を頂きました。ちなみにこのコースはお食事のみ(飲み物抜き)で5,000円のおまかせ・お弁当コースでした。ここまでのりょうりがとても美味でしたので、その場でお願いして料金を少し上乗せしたコースに変更してもらいました。なかなか来れない、せっかくの機会なので・・。
ちなみにこの大和牛、本当にやわらかで味わい深くて美味でした。 -
こちらも大和牛のお料理。
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ビールも飲み干したところで、次の飲み物は和歌山県田辺市限定の「俺ん家ジュース」を注文。温州みかん100%。
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次はお野菜メインのコースのメインディッシュ。大和野菜の天婦羅です。大きいのは「まこもだけ」ですが、さつまいもなどの他のお野菜も実に美味しかった。
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こちらがこの日の料理で使ったお野菜一式。大和野菜の幅の広さと豪快さを感じます。テーブルまで持って来ていただいて見せてくれます。
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野菜の煮物。
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この日は40種の野菜をコースに入れたとの説明がありました。もちろん、地産地消のお野菜。どれも個性がある味わいでした。一品一品どんな野菜を使ったのか説明してくれます。中には名前を聞いたことのない野菜も。
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ご飯とお新香です。お新香は流石の奈良漬です。
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デザートはぶどう。
右上の葉っぱは噛むと甘みがありました。 -
お腹いっぱいになって、最後のお茶がほっこりする美味しさ。満足の夕食でした。食文化の勉強という意味でも、様々な地域の郷土食を食するのは意義深いことと思います。
あまりお酒には強くありませんが、今度は日本酒も頂いてみよう。 -
ごちそうさまでした。素敵な夜でした。今、思い出しても幻影の様な夜でした。
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源兵衛を出たのが20時ぐらい。もう五條新町通りはほとんど人も通らない、ひっそりとした夜です。街灯の明かりが映画でのイメージ通りの明るさと色合いです。
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夜の五新鉄道跡です。ちょっとボワっとしていてミステリアスです
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この辺りの地点で、映画では主人公の男性と女性が初めてのキスをします。キスと言ってもいやらしいものではなく、本当にささやかな感じ。キスの後、ハグ。
この街灯の色合いはどこから来るんだろう。ガス灯なのかな。 -
新町通りを離れて、市内散策を。街全体がいい感じの灯火です。
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夜の餅商一ツ橋。
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商励会商店街の様子。この辺りも映画で登場します。
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しんと静まり返っています。怪しまれない程度に、夜のお散歩もまた面白いものです。
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桜井戸にやって来ました。水の流れる音だけが響きます。金魚たちもお休み。
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国道24号線沿いにあるバー「Palms」にやって来ました。
バーなのでもちろんお酒も出ますが、食事もできる。多彩なメニューがありました。 -
こちらのお店も映画で登場します。まさにこの座席で、映画の主人公男女が思いを夜、語り合います。お酒を飲みながら。この映画のある意味、圧巻の場面なのですが、ここに来れたのは本当に感激しました。
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まずはビールで乾杯。
マスターさんが本当に気さくな感じの「いいマスター」でした。五條で生まれ育ったとのこと。色々な話も聞けました。このマスターさんにまた会いに行きたいなと思う。 -
宿の部屋に戻って来ました。部屋のテレビでも見ようと思ったら、DVDのトレイに映画「ひと夏のファンタジア」が入っていてビックリ。そのまま観ました。現地でこの映画を観られたのはこれまた感激。
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今回の旅で「やなせ屋」さんを宿とした大きな理由は、この檜風呂です。これに入りたかったのです。たっぷりとお湯に浸かって、思う存分リラックスしました。
では、歩いて、楽しんで、リラックスしたところで、おやすみなさい。 -
朝6時に目覚ましをかけました。宿から吉野川が見えて、早速散歩の方もいらしたようです。
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自分も朝の散歩に出かけます。土曜の朝でしたが、旅先の朝ってなんでこんなに気持ちいいんでしょう。
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朝の吉野川土手。
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吉野川土手から見える五新鉄道跡。南端はこんな感じになっています。
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宿に戻り、朝食です。向かいの源兵衛さんに奈良名物「茶粥」を届けてもらいました。
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茶粥は、奈良では「大和の朝は茶粥で明ける」と言われるほど親しみがあるものとの事。
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また、大和には塩蔵文化があるとの事で、海が無い地域である等の理由で、多くのものを塩漬けにするそうです。
様々な野菜とともに茶粥へ添えるものをいただきました。梅干し、金山寺味噌、ウマー。地域のお母さんたちによる手作りだそうです。花も食べられると聞き、全部食べて参りました。 -
本当に味は「焙じ茶」なのですが、トロッとした風味がまことにお粥と合います。
ごちそうさま。
やなせ屋さん、お世話になりました。 -
チェックアウト後、五条駅まで散策。
前日買えなかった「餅商一ツ橋」で焼き餅を買うことが出来ました。あんこがタップりと詰まった焼き餅。その場で食べました。 -
重要文化財に指定されている栗山家住宅。日本最古の民家とも言われています。
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残念ながら非公開です。一般の方が普通に住んでおられるようです。
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映画では、男性主人公が市役所職員として旅人を案内する通り。
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街中にはこのような昭和を思わせるような看板があちらこちらにあります。
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少しずつ過疎化が忍び寄っている五條の街です。朽ちた家も。
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こちらも映画の中で登場する「統神社」です。
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国道24号線沿いにある「柿の葉ずしヤマト」五條本店です。こちらでもお土産用に買って、家で食べました。色々なお店はあるのでしょうが、「たなか」と「ヤマト」で食べ比べてみるのも面白いと思います。味の違い、個性は確かにありましたから。
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さて、五条駅です。さようなら五條。
帰りは、五条→吉野口。吉野口で現金精算して、近鉄線で京都まで戻りました。 -
なぜか京都駅にあった「せんとくん」。無事に、東海道新幹線に乗り、東京に戻りました。
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