北ルソン島　福山歩兵141連隊の足跡を訪ねて６日目　バターン半島サマット山

2018/09/01 - 2018/09/09

バターン半島での最大の激戦地と言われるサマット山に来ました。
この山は、バターン半島を要塞として激しく抵抗したアメリカ軍フィリピン軍の最も強固な要塞が築かれていた山である。第65旅団が支援を得て攻略した山です。

エリア ルソン島(フィリピン)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 1.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩 バイク
• 旅行の手配内容: 個別手配

サマット山が見えてきました。
頂上に見えるのが大きな十字架です。

登山道入口です。

トライシクルの方々が待っていて、片道400ペソと言ってくる。往復800ペソだ。
1人なら200ペソだが、このトライシクルは2人乗りなので2人分払わなくてはならない。との主張だ。おいおい。ありえない金額を言ってくる。
ちなみに「地球の歩き方2018」に記載されている金額の倍額になっている。
では歩いて行くよと他のトライシクルを探す。
道を歩いているとトライシクルがくる。しかしサマット山に行きたいと言うと、黙る。そして先ほどのトライシクルのおっさんたちがやってきて、お前はサマット山に入るライセンスない。と言う。
要するにやくざまがいの縄張りがあって、他のトライシクルには通行させないと言う事らしい。
観光地価格の上にさらに縄張りがあってと大変なところだ。
しばらく歩いていくと、トライシクルがちらほらいるが、全員統一価格である。
もういいよ。

歩いて7kmぐらい、片道1時間半と言ったところか。

道中、松山歩兵第１２２連隊のマリア像と鎮魂の碑を見つけた。
同じ６５旅団に所属した、１２２，１４１，１４２連隊の一連隊だ。
敷地内に草が生えているが、周囲はきれいに掃除されている。だれか管理してくれているのだろう。

植樹記念碑もある。

サマット山の頂上へは、1700閉館との事で、時間切れとなった。
雨も降ってきたので、つらいが、また次回に来ることにしよう。

アメリカの慰霊碑もある。

バランガに戻ってきたらもう暗い。

この旅行記へのコメント （2）

• ヒデールさん 2018/10/04 22:10:23

  貴重な情報です

  はじめまして、もっくさん。
  お爺さまの足跡を辿るなんて感慨深いものがお有りでしたでしょうね。
  それにしてもサマット山のトライシクル事情は酷い！
  800ペソに屈しなかった もっくさんはご立派です。
  そのせいで「死の行進」の報復のような目に遭われて大変でしたね。
  実はワタシも年内にサマット山へ行く予定です。
  目的は違いますが、もっくさんの情報を得ていろいろ思案中です。
  サマット山の登山道は車は走ってないんですか？
  トライシクルがダメならヒッチハイクはどうでしょう？
  
  ワタシはフィリピンで近距離しかトライシクルを利用したことがないのですが、
  トライシクルはあまり遠距離を走りたがらないのでしょうか？
  当初は簡単にバランガからサマット山までトライシクルで往復するつもりでいたのですが難しいんでしょうかね？
  お知恵を拝借できればアドバイスを頂けませんか？
  よろしくお願いします！
  
  ヒデール
  　

  もっくさん からの返信 2018/10/04 22:56:33

  Re: 貴重な情報です

  コメントありがとうございます。バランガからトライシクルでもチャレンジしてみる価値はあると思いますが、サマット山で乗り替えされるかもしれないですね。車はたまに通りますのでヒッチハイクも可能かもしれません。私は次回は、バランガからは、トライシクルよりもタクシーにしようかなと考えています。