JR保土ヶ谷駅

2018/09/17 - 2018/09/17

　JR保土ヶ谷駅の1日平均乗車人員は3万4千人で、JR東戸塚駅の6割弱である。それでもJR横須賀線の中では乗降客は多い。戸塚駅はJR横須賀線と東海道線、それに市営地下鉄ブルーラインがあり、大船駅ではJR横須賀線とJR京浜東北線、それに湘南モノレールがあり、JR保土ヶ谷駅やJR東戸塚駅よりも乗降客が多くても何の不思議はない。
　JR保土ヶ谷駅西口は平場があるが、東口は山が迫り平地がないために大規模な宅地開発は難しいようだ。しかし、JR保土ヶ谷駅東口の道路は国道1号線だ。井土ヶ谷切通を通して井土ヶ谷方面に抜けられるようになった。かつての旧道は「石難（いわな）坂」と呼ばれる急坂の道であった。
　この井土ヶ谷切通から戸塚方面と西口はかつての程ヶ谷宿である。山裾には国道1号線と鉄道が通され、その山の中腹には杉山神社や東台寺、安楽寺、円福寺、福聚寺などのお寺が残っている。そのたま、東口の駅前にはバスターミナルと県税事務所と、僅かに駅前ハイツがある程度である。
（表紙写真はJR保土ヶ谷駅駅舎）

エリア 東神奈川・保土ヶ谷・弘明寺(神奈川)

東海道五十三次之内　保土ヶ谷　新町橋。階上駅の通路に飾られている。

「東海道五十三次之内　保土ヶ谷　新町橋」。　

階上駅の通路から伸びる歩道橋。

階上駅の通路から伸びる歩道橋。国道1号線を跨いで、東口バスターミナル、駅前ハイツへと続いている。

JR保土ヶ谷駅東口の地上出入口。

JR保土ヶ谷駅駅舎。明り取りに丸屋根のドームになっている。