
2018/08/29 - 2018/08/30
114位(同エリア291件中)
funasanさん
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驚くべき広さのシェラトンクラブ・ラウンジ(エグゼクティブ・ラウンジ)である。ここシェラトン都ホテル東京のラウンジ(写真)は普通の広さのラウンジが3部屋もある。エグゼクティブフロアーは11階と12階の2フロアーでスイート客室が多い。また、2階の「みやびフロアー」もラウンジアクセス可能である。巨大ラウンジと少数のゲスト、これによって、実に静かで優雅なラウンジライフが実現する。しかも、食材が豊富でランチ、ディナーになる。古いホテルながら、ホテル上級客に対して最大限のサービスをしてくれる、そんな熱意が感じられるラウンジである。
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ホテル2階のエレベーターホールを下りるとすぐ正面に「シェラトン・クラブ」(写真)がある。シェラトンは全世界でエグゼクティブラウンジをシェラトンクラブ・ラウンジと呼んでいる。
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そして、ここのシェラトンクラブは実に大きい。エレベーターホール右上にある少し小さな部屋にラウンジスタッフが1名常駐している。ただし、ここではチェックイン・アウトのサービスはしていない。その隣から3部屋がラウンジである。
写真:ホテルのHPよりコピー -
最初の部屋(写真)が一番雰囲気がよく、ラウンジらしい。ここでは1人でパソコンを開いて仕事をしている人や、読書している人、または、静かに話しながティータイムを楽しんでいる人達がいる。全体的に静かな雰囲気が流れている。
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次の部屋(写真)が主に食事エリアで食材コーナーに一番近い。カクテルタイムの時にはこの部屋の中央に各種アルコール類が置かれる。よって、結構賑やかなバータイムになる。
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そして、さらに一番奥にもう1つ部屋(写真)がある。ここもダイニングエリアで、カクテルタイムの時にはそれなりに混んでくる。しかし、1人の人も多く、あまり長居する人達は少ないようだ。
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シェラトンクラブの営業時間は6:30~23:30で、時間帯によって様々なサービスがある。我々のような節約トラベラーにとって、ラウンジでちゃっかりランチをとれるかどうか?が結構重要である。では、午後1時頃のラウンジ内の様子を紹介しよう。先ずは、コーヒーマシン、各種紅茶、そして、ジュースが2種類(写真)ある。勿論、その他、コーラ等のソフトドリンク類は冷蔵庫にある。
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さて、甘党の私としては実に嬉しいことに、スイーツ類(写真)がしっかり準備してあった。今はまだ通常のアフタヌーンティータイム(午後3時前後)ではない。
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もう少し詳しく見てみよう。何と「マカロン」がふんだんに置いてある。食べてみると本物の味だ。小さなマカロン1個でかなり高くて(200円~300円?)私は買ったことがない。これが食べ放題!その左側にあるのが、とっても甘いケーキ(チョコレートブラウニー)である。これで十分、食後のデザートになる。
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その横にある赤と白のリボン状のお菓子、てっきりスイーツかな?と思ったが、これはプチサンドイッチ(種類:チーズ、ジャム)だった。その左にあるのがランチのおかずになるスナック(パイ各種)である。
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そして、フルーツ盛り合わせに、もう1種類のスイーツ(野菜カステラ)もあった。これで充実したデザートタイムが楽しめる。ここのラウンジの食材はこれで終わらない。
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ランチ用にしっかりとパンが用意されている。ホテル特製パンなのでお味は保証付きである。極めつけが…
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ホットプレート2種(写真)あった。本日はピザと焼きそばである。「焼きそば」は中国レストランから持ってきたのか細めんでうまい。日替わりでコロッケも出てくるという。エグゼクティブラウンジのランチタイムでホットプレートにお目にかかったのははじめてである。何と太っ腹なのか…。これは十分ランチ・デザートになる。
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以上を取りまとめ、我々のランチタイムがはじまった。今日の午前中は東京観光をしてランチ抜きでホテルに来たのでハラペコである。作戦的中!食べ過ぎに注意して、それでも全種類頂く。少量多品種(写真)ながら全種類賞味しようとすると、結構なボリュームになる。私以上に節約家の妻も大満足である。
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非常に感心することであるが、ラウンジ内にはスタッフが多数いて、食材を常に補給してくれるのである。高価なマカロンも次々に出てくる。しかも、この食材を提供してくれる「ティータイム」の時間帯が11:30~17:30と長い。この時間帯ならいつ来ても、これだけのランチ・デザートが頂ける。Very Very Good である。
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ここのラウンジはホテル2階にあり、眺望はよくない。しかし、一番奥のラウンジの窓側の席からは日本庭園が見えるようになっている。最初の部屋からは1階の池と庭園が見える。
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夕方の6時から、お待ちかねのカクテルタイム(バータイム)がはじまる。今日は8月29日の水曜日、平日のラウンジ(写真)はすいていて、急いで席取りをする必要がない。食事(オードブル)が提供される時間帯は18:00~20:00で、好きな時間に入室すればよい。
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さて、夕食に何があるのか?節約トラベラーの最も重大関心事である。しっかり見てみよう。まずは、サラダ類から、写真左から「野菜スティック、レタスサラダ、マカロニサラダ」。新鮮サラダ類として十分合格!
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「わかさぎのエスカベッシュ」(写真下)はフランス版南蛮漬けで、酸味があって生野菜と一緒に食べると実にうまい。
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何と「稲荷寿司」(写真左)がある。まさに、日本の伝統的食事で嬉しい。その右はハム類。食材はこれで終らない。ここから、ホットプレートが出てくる。
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ホットプレート第1弾はメキシコ風アメリカ料理の「ナチョス」(写真)
ナチョス:トルティーヤ(トウモロコシの粉でできた薄焼きのパンのこと)を三角形に切って揚げたものをトルティーヤチップスと呼び、このトルティーヤチップスに、溶かしたチーズやワカモレ、チリコンカンなどをトッピングした料理が本題のナチョス。
トルティーヤはメキシコ発祥の伝統料理だが、ナチョスはテクス・メクス料理と言って、メキシコ風のアメリカ料理に当たる。 -
第2弾は「小エビのフライ」(写真)タルタルソースをつけて食べるとうまい。
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第3弾「ナポリタン」(写真)
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第4弾「チキンのココナッツクリーム煮」(写真)ホットプレートの中ではこれが一番うまかった。
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このラウンジは、本来は食事の前のカクテルタイムを楽しむ場である。アルコール類を見てみよう。
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アルコールダメ人間の私にとっては「猫に小判」、まったく無価値のお酒である。
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妻は嬉しそうに物色している。まずは、シャンペンから…
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ご親切にも「ここにあるお酒で作れるカクテル」(写真)メニューが表示されている。
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しかも、「カクテルレシピ」(写真)まで表示されている。新しいカクテルにも挑戦して、どんどん飲んで下さい!日本的おもてなしの行き届いた老舗ホテルである。
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それらを取り揃えて、私の前菜メニュー(写真)を作る。そして、妻と乾杯。静かな席を好む我々は一番奥にある食事用ラウンジの窓側2席を確保した。午後6時頃から食事をはじめたのであるが、午後7時頃になると、それなりに混んできた。
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しかし、1人で来る人や、お酒とおつまみだけで去っていくカップルもいて、ラウンジ内はいつも静かだった。少量多品種を心がけていても、全種類挑戦していくと結構お腹が膨れてくる。
写真:私のメイン料理 -
午後6時から8時まで妻とお喋りしながら2時間しっかり食事タイムを楽しむ。最後はカプチィーノで食事を終える。
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夜のラウンジ(写真)はこれで終わりではない。食材が撤収された後は「リフレッシュメント」時間(20:00~22:30)になり、スナック、アルコール、ソフトドリンクが提供される。
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さらに、ソフトドリンクだけのティータイムは22:30~23:30まで続く。非常にサービスのいいラウンジ(写真)である。
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シェラトンクラブの朝食の時間帯は朝6:30~10:30まで、洋食ブッフェ(写真)が提供される。私は昨年の1月中旬に泊まった時に、ラウンジで朝食を食べたが十分満足のいくアメリカンブレックファーストだった。
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メニューはレストランとそれほど変わらないくらいの品ぞろいがある。よって、次回から「マリオットポイントorレストラン朝食」の選択ならば、迷わずポイントにしよう。
写真:ラウンジの朝食メニュー -
ここでちょっと、マリオット・SPG完全統合について…。
スターウッドとは、世界規模で展開する大型ホテルチェーンで、傘下に10のブランド(「シェラトン」、「ウェスティン」、「セントレジス」、「ラグジュアリーコレクション」、「W」、「ル・メリディアン」、「トリビュートポートフォリオ」、「アロフト」、「エレメント」、「フォーポインツ・バイ・シェラトン」)で構成されている。
写真:ラウンジの朝食メニュー -
SPG(スターウッドプリファードゲスト)は、このスターウッドのホテル会員のことで、上級会員として、プリファードゲストプラス、ゴールド、プラチナ(最上級)のステータスがある。
写真:ラウンジの朝食ビュッフェ -
SPGの面白いことは、ゴールドとプラチナの間にはサービスに決定的な差があるにもかかわらず、プラチナへの道がゆるいことである。
写真:レストランの朝食後、ラウンジにてコーヒータイムを楽しむ -
SPGゴールドではラウンジへの無料アクセスは不可能だった。一方、SPGプラチナはラウンジアクセスが“保証”されている。この違いは大きい。
写真:ラウンジの窓からの眺め -
ステイタス維持のためにゴールドは年間10滞在または25泊、プラチナは年間25滞在または50泊の宿泊が必要である。連泊しなければ1泊だけでも1滞在になるので、実質25泊(連泊ダメ)でプラチナになってしまう。
写真:2日目のラウンジのティータイム -
このハードルは低い。マリオットは(昔も今も)ラウンジアクセスできるためには50泊必要である。よって、私はマリオット派からSPG派に転向してSPGプラチナを維持しているのである。
写真:2日目のラウンジのティータイム -
ところが、今年の8月マリオット・SPG完全統合によって、来年度以降は滞在カウントがなくなり、年間50泊しないとプラチナ維持ができなくなってしまった。これは節約トラベラーにとって重大事件である。
私にとってラウンジが使えないホテル滞在は考えられない。かくして、年間50泊へのマリオット・SPG修行の道につき進んでいくことになる。
写真:2日目のラウンジのティータイム
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