2018/08/30 - 2018/09/01
56位(同エリア108件中)
れおんさん
新潟県はこれまでに2回ほど旅行しましたが、湯沢や魚沼止まりで、そこから北にはまだ行ったことがありません。
と言うことで、8月旅行は新潟市とその周辺を2泊3日で巡ることに。とっても良い温泉、宿、そして食に出会えて大満足!
2泊3日だったこともあり、今回の旅行記は5編にまとまりました。
長い旅行記ですが、どうぞ最後までお付き合いください。
《総走行距離:857.1km》
[こちらは 5-4 です]
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[これより前は 5-3 をご覧ください]
月岡温泉街のぶら散歩を再開。今回は5つの姉妹店を巡ります。
まずは《新潟米菓premiumSENBEI 田(DEN)》から。米菓を楽しめるお店です。新潟米菓 プレミアムせんべい 田 グルメ・レストラン
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店内では、たくさんの煎餅やおかきが売られています。
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コンセプトは「新潟ならではの煎餅作りを体験し、楽しむ」。
真ん中に焼き台がありますが、ここで煎餅の絵付け手焼き体験が可能です。 -
どれを買おうか迷っていると、試食品を発見!
これをいただいてから決めよっと。 -
大きな袋のお徳用割れ煎餅が1袋300円、4袋だと1,000円で超お徳!
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7種類あった中から、「カレー味」「醤油おかき」など4種類を購入。
しかも、湿気らないよう袋にはチャックが付いてます。これは嬉しい!帰宅してからも、しばらく家族で楽しみました。 -
次は《新潟飲物PremiumTASTE 香(KAORI)》に来ました。
素敵な外観の建物です。新潟飲物 プレミアムテイスト 香 グルメ・レストラン
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コンセプトは「新潟の香る飲物を愉しむ」。
「香」と言うから、香水かお香の店かと思ってたら、お茶・コーヒーとワインのお店でした。 -
店内はお洒落にディスプレイされています。
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「越後雪室屋」とは、お店の名前ではなく、雪室と言う天然雪の食品保存庫で寝かせたり熟成させたりした食材の統一ブランドだそうです。
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僕「あーっ、ワインの試飲ができるー(棒読み」
妻「...最初からこれが目当てでしょ」
僕「えーっ、僕しらなーい(棒読み」
妻「だから先に宿に駐車したんだ」
完全に見抜かれてるし。
ここでは、500円で1杯飲めるワインか、500円で2杯飲めるワインのどちらかを選べます。 -
お高いワインに縁のない僕は、500円で2杯飲めるワインを選択。
「善」は白、「深雪花」は赤にしました。 -
店のお姉さんが、ワイングラスに注いでくれます。
僕「(もっと、もっと)、もっと」
妻「声に出てるよ」
あっ。 -
美しい...なんて美しい色なんだ...
カッコつけて、転がすように舌全体で味わいながら、香りを楽しむフリをします。
妻「...分かるの?」
僕「...分からん」
でも、僕はコクのある外国産ワインよりも、口当たり軽やかで香りが爽やかな国産ワインの方が好きです。 -
ついでだから、お茶とコーヒーも。
右から「雪室珈琲」「越後棒茶」「雪国緑茶」で、こちらは無料で試飲できます。 -
左は「越後棒茶」、右は「雪室珈琲」。
お茶の茎を焙じたものが「棒茶」で、葉っぱを焙じたものがおなじみ「ほうじ茶」だそうです。知らなかった。
違いの分からない男ですが、普通のお茶やコーヒーよりも全然美味しいことは分かりました。 -
時刻は12時50分。次に行く「旨」と「蔵」は、12時から13時まで休憩時間でまだ閉まってるので、それまであし湯にでもつかるかな。
ちなみに、今度は今行った「田」「香」が13時から14時まで休憩時間となります。
妻「へえ、ちゃんと巡ってる順番に理由があったんだ」
もちろん。 -
「香」から歩いてすぐ、《あしゆ 湯足美(ゆたび)》に到着。
あしゆ湯足美 温泉
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平日かつ雨が降っていたこともあり、中は空いていて、のんびりと足湯を楽しみました。
泉質などについては、また後で。 -
あと、こちらの足湯には「月美台」と言う演舞場があり、月岡芸奴による手躍りが定期的に披露されるそうです。
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13時を過ぎたので、今度は《新潟地物premiumSELECTION旨(UMAMI)》に来ました。
新潟地物 プレミアム セレクション 旨 グルメ・レストラン
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こちらのお店では、「旨み」をテーマに、新潟県産の干物や発酵食が購入できます。
ずらりと並んだ漬け物類。同じ食材でも、味噌漬けや醤油漬けなどバラエティーにとんでます。 -
糀を使った商品に興味津々の妻。
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旨みの結晶、干物もたくさん。
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もちろん、干物以外は試食もあります。
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本日試食できる漬け物は「だし味噌漬け生姜」「熟成味噌漬け大根」「熟成味噌漬け茄子」「だし味噌漬け胡瓜」の4つ。
取り箸を持ち、さっそく試食しようとする妻に、
僕「ちょっと待ったー!お姉さんご飯くださーい!」 -
なんと、ここでは白飯と一緒に試食できます。この発想はなかった。
小さな茶碗を1人1杯だけですが、そのまま試食するよりも実際に白飯と一緒に食べることで、それが本当に自分の好みに合うかどうかを試せます。 -
そして、試食コーナーに備えてあったポット。
左はかつお、右はにぼしの「贅沢だし」と言う出汁が入っています。 -
それを少し残しておいた白飯と漬け物にかけて、即席のだし茶漬けの完成!
う、美味い!試食のレベルを越えてる!
こちらでは、試食した「だし味噌漬け生姜」「熟成味噌漬け茄子」を購入しました。 -
続いて、一番楽しみにしてた《新潟地酒premiumSAKE蔵(KURA)》へ。
妻「一番楽しみにしてたでしょ?」
うわー、そのまんまばれてーら。 -
わお!リッチ・イン・パラダイス(by FPI Project)。
ここは天国。落ち着いた雰囲気の店内、ディスプレイにずらりと並んだ日本酒。
これ、全種類を試飲できます。 -
妻「はいはい、どうぞゆっくり飲んでください」
すまんのう。 -
500円で試飲引換用のコイン3枚を購入、コイン1枚で1杯の試飲をするシステムです。
ちなみにディスプレイに並んでるのは空き瓶で、実際に飲む日本酒はカウンターでちゃんと冷暗・冷蔵保存されてます。 -
さっそくカウンターで500円を支払いコイン3枚を購入し、お猪口を借用。
って言うか、おはじきやん。
上の籠にはおつまみが入っています。 -
さあて、どれにするかな。
今回の旅行で最大限に迷いまくり。 -
そして迷いまくった結果、まず最初にいただくのは、三条市にある福顔酒造の「ウィスキー樽で貯蔵した日本酒」。
ウィスキー樽を使用した日本酒なんて初めて。どんなのか気になるー! -
カウンターのお姉さんが、冷蔵庫から取り出し注いでくれます。
澄んだ琥珀色がきれい。まずは一口...おっ!これは面白い!
口に含んだ瞬間は芳醇な香りのする日本酒ですが、最後に鼻から抜けるのは明らかにウィスキーのピート。そして一呼吸おくとその2つが見事に融合し、残り香として口の中から消えていきます。
すごーい!こんなの初めてだ! -
次に選んだのは、南魚沼市の高千代酒造の「純米酒 高千代」。
南魚沼市と言えば、日本最高峰の米どころ。 -
じゃあ、いただきます...辛口なのでスッキリとした味わいですが、米の旨味を存分に含んだ、フルーティーでふくよかな香り。
これも美味しいなあ。 -
最後は蔵オリジナルラベル、長岡市の中川酒造の「越後白雁」。
ん?越乃白雁とはまた別のもの? -
にごり酒なので、乳白色をしています。
うーん、このほのかな発砲感が夏っぽくていい。
やっぱり新潟の日本酒は最高ですね。500円でたっぷり堪能できました。 -
最後に立ち寄るのは《新潟粉物premiumPOEDER米(BEI)》。
コンセプトは「月岡温泉で、お米の新しい魅力を愉しむ」。新潟粉物 プレミアムパウダー 米 グルメ・レストラン
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店内には、お米、米や米粉を使った商品がいっぱい。
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ここにきてスタンプラリーを公開!
実は最初の「田」でパンフレットをいただき、その裏表紙のスタンプ欄に各店舗のスタンプを押しながら店を巡っていました。
そしてこの店が最後。スタンプが5つ揃うと、この5店のいずれかで600円以上を購入すると300円分が無料になります。 -
んでもって、米粉うどんの体験が1杯300円、2人分で600円。さっきのスタンプラリーで1人分が無料に。
妻「だからこの店を最後にしたの?」
僕「そだよ」 -
こちらがセルフの体験コーナー。
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カウンターで購入した米粉のうどんを自分たちで茹でます。
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それにうどん出汁をぶっかけ、天かす・ねぎを乗っけて。
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薬味はこちらから。妻は真ん中の「ゆず七味とうがらし」、僕は右の「超鬼殺し」。
妻「チャレンジャーだね」 -
はい、出来上がり!米粉の麺なのでちょっとモチモチしてますが、これがまた良い感じ。
「旨」の漬け物・だし茶漬け試食とともに、大満足の昼食となりました。
妻「え?これが昼飯?」
そうですがなにか? -
そろそろ14時なので、宿の方へ。
こちらは月岡温泉きっての名店《結城堂》。月岡わくわくファームでいただいた「かりんとう饅頭」のお店です。結城堂 中央通り店 グルメ・レストラン
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14時ちょっと前、本日の宿《白玉の湯 泉慶》に戻って来ました。
今回のプランは14時のアーリーチェックインなので、そのまま部屋へ案内いただきます。
それにしても大きな館内。気をつけないと、妻が部屋へ戻れなくなるな。白玉の湯 泉慶 宿・ホテル
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気品のあるエレベーターホール。
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さっきまでとは雰囲気が変わり、新しい木の香りのする明るい廊下を進みます。
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今回の部屋は、昨年8月にオープンしたテラス付き和モダンツインルームのうち、Aタイプと呼ばれる部屋。
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モダンな造りですが、木をふんだんに使った和のテイストに心が和みます。
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妻「ああ!露天風呂がある!!」
奮発して、またもやサプライズの露天風呂付き!
でもすぐにばれてしまいました。
僕「隠しきれないー、サプラーイズ(泣」 -
今日の露天風呂もまた開放感抜群。
妻「向いの建物から丸見えじゃん!」
ご安心を。向いの建物はこの宿の旧館で、今は営業していません。 -
水回りも新しく綺麗。
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トイレも新しいタイプのもの。
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テレビとその周り。
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引き出しを開けてみました。
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ワイングラスまであります。
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部屋にはタブレットが完備。宿パンフ、約款、周辺観光の案内や、別注料理、飲み物の注文もこのタブレットでできます。
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奥にもなんかあります。
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あまりなじみのないシャワーブース。
使い方が分からなくていきなり頭から水を浴びましたが、目の前にちゃんと説明書きの案内板がありました(ちゃんと読みましょう) -
部屋の露天風呂は後でゆっくりつかるとして、アーリーチェックインの醍醐味、一番風呂を満喫しよう!
と言うことで、部屋を出て西館の方へ向かいます。 -
館内の廊下に橋がある...
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この時間は2階の大浴場「花鏡」が男性、1階の大浴場「月鏡」が女性用。
なので、僕は「花鏡」へ入ります。 -
廊下には立派な着物。
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脱衣場。
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さすが大型旅館の大浴場。大きな湯舟です。
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ちょうど良い湯加減で、一度入ると出られなくなるパターン。
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雨が激しく降ってますが、マッパなのでそんなの気にせず入ります。
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水飛沫で波立っててもも分かる、エメラルドグリーンの湯。
これが波立ってなければ、まさに宝石のような美しい色をしています。
入浴剤じゃないですよ。まじでそのまんまの色です。 -
泉質は、含硫黄-ナトリウム-塩化物・硫酸温泉。月岡温泉の硫黄の含有量は、万座温泉に次いで全国2位。
硫黄泉は普通酸性のためピリピリと肌への刺激が強いですが、ここは珍しい弱アルカリ性なので、湯質が滑らかでしっとり。
だから、湯上りはお肌つるっつるん!おっさんでもつるっつるん!つるっつるんつるっつるん!(つるつるうるさい)
適応性は、神経痛、筋肉痛、関節痛などの一般的なものから、アトピーや湿疹などにも良いそうです。 -
お肌つるっつるんになったおっさんとおばさんは、宿の中を探検。
2階から見下ろすロビー。シャンデリアがキラキラ、キキララ。 -
ロビーかと見まがうくらい広い廊下。
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こんなところにうさぎと団子が。
餅つきするうさぎの人形がかわいい。 -
後ろの障子にはお月様。風流ですね。
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明日の朝食会場へ続く廊下。
立派な絵がたくさん並んでます。 -
やっぱ皇室の方も来てるのかあ。
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さらに大きくて立派な絵がいっぱい。
廊下がちょっとした美術館みたいになってます。 -
僕「わおっ!」
ずらりと並んだ日本酒。思わず駆け寄り掴みますが、しっかり固定されてるうえ、空き瓶でした。 -
1階へ下りて、今度は館内の売店へ。
[続きは 5-5 をご覧ください]
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旅行記グループ 2泊3日 新潟 渓流の絶景露天風呂の宿と月岡温泉
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