2018/08/15 - 2018/08/16
4位(同エリア12件中)
Reisさん
2018年のお盆休みも前年同様、ドイツへ旅行してきました。昨年はタイ航空を利用したバンコク経由のフライトで旅行しましたが、今年はベトナム航空利用で行きはホーチミンシティ、帰りはハノイを経由するフライトになりました。乗り継ぎ時間が中途半端で昨年と違い経由地での観光はありません。
今回もサッカー観戦を目的としていますが、試合日程と移動の関係で試合観戦よりは観光に時間を割く形になりました。ただし、毎度のことながら試合のある都市を中心に回るので一般的にメジャーな観光地ではなく地味な場所を訪ねることになりました。観光視点でのハイライトは、グリュックスブルク城、フェルクリンゲン製鉄所になるかと思います。
旅行日程は以下の通りです。
□ 2018年8月10日(金) 出発。ホーチミンシティ経由でフランクフルトへ
□ 2018年8月11日(土) デュイスブルクでサッカー観戦
□ 2018年8月12日(日) キールでサッカー観戦
□ 2018年8月13日(月) キールを拠点にフレンスブルク周辺観光
□ 2018年8月14日(火) ゾーリンゲンへ移動
■ 2018年8月15日(水) ゾーリンゲンのブルク城、メンヒェングラートバッハのライト城
■ 2018年8月16日(木) メンヒェングラートバッハ滞在
□ 2018年8月17日(金) フェルクリンゲン製鉄所とザールブリュッケン
□ 2018年8月18日(土) カイザースラウテルンでサッカー観戦
□ 2018年8月19日(日) フランクフルト出発
□ 2018年8月20日(月) ハノイ経由で日本到着。
【旅行記のパート6概要】
ゾーリンゲンから列車を乗り継いてメンヒェングラートバッハに到着。ホテルにチェックインした後、路線バスでライト城へ。ライト城を見学した後はメンヒェングラートバッハ、ライト地区の市街地でビールを飲んでホテルに戻りました。
翌日はボルシア・パークでボルシア・メンヒェングラートバッハの練習を見学した後、市街地へ移動。空港や競馬場、庭園や給水塔を見学、旧市街でビールを飲みながら軽く食事をしてホテルへ戻りました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ゾーリンゲン中央駅から列車に乗り、デュッセルドルフ、メンヒェングラートバッハと2度乗り換えてライト中央駅へやってきました。ライト駅で降りるのはずいぶん久しぶりだと思います。
今日の宿はこの駅から近いマクドリームズ・ホテル・メンヒェングラートバッハです。迷うことはなく辿り着くことはできたのですが、入り口がわからず少し苦労しました。 -
チェックインをして部屋に入ります。小さな部屋ですがオレンジを基調にした明るい感じの部屋です。壁には地元クラブ、ボルシア・メンヒェングラートバッハで活躍した往年の名選手、ギュンター・ネッツァーの写真が掲げられていてさすがにサッカーの街だと感じます。
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ホテルの入っている建物です。3階がホテルですが2階はスポーツジムになっていて、いかにもジムにいそうなお兄さん、お姉さんたちが出入りしています。向かいにはかなり大きなディスカウントストアがあります。
さて、これからライト駅に戻りバスに乗ってライト城(Schloss Rheydt)へ行ってみることにします。ライト城も13年ぶりの訪問になります。 -
ライトの駅前のバス乗り場からコルシェンブロイヒ (Korschenbroich)行きのNo.16に乗って約20分でライト城のバス停に着きます。周囲は本当に長閑です。
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周囲を緑に囲まれたライト城。いかにも城といった派手な建物ではありませんが、13年前に初めて訪問した時は、そのひっそりとした佇まいが気に入りました。しかし、今回は数日後に音楽イベントが開催されるようで、ステージの設置作業の音が響いていて、そういう雰囲気を味わうことができませんでした。
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城の内部はミュージアムになっていますが、ちょっと到着が遅れてしまいすでに閉館でした。しかたなく外を見学することにします。
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ライト城にはたくさんのクジャクがいます。人間に慣れているせいか近づいても逃げようとしません。
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ライト城の建物は16世紀半ばに建てられたとのこと。
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城の周囲を散策しました。人もそれほど多くはなく木々に囲まれた静かなところです。のんびりと城の周囲を一周してから街へ帰ることにします。しかし、バスは出発したばかりで次のバスまでずいぶん待つことになりました。
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ライト市庁舎前でバスを降り散歩をして帰ることにします。市庁舎の前には大きな広場がありそれに面して教会が建っています。広場に面してレストランなどもあり、多くの人たちが集まり、思い思いに時間を過ごしています。
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時刻はもう夜ですがそれほど食欲はありません。やはり昼にゾーリンゲンのブルク城のカフェで食べた食事が効いているようです。それでも喉は渇いているのでビールでも飲んでホテルへ戻ることにしようと思います。
街を歩いていて目に入ったのが、写真の店「Braustube Janse Winand」です。早速、入ることにします。 -
フランケンハイムのアルト、ビットブルガーのプレミアムケラーを飲みました。どちらもとてもおいしかったです。喉が渇いていたので余計にそう感じたのかもしれません。
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【2018年8月16日】
翌日。ホテルは朝食なしのプランにしたのでまず朝食をとることにします。出発の準備をしてライトの市街地の Parkhaus Rheydt Galerie というショッピングモールの入口にあるカンプス(Kamps)がすでに開いていたので、イートインスペースでパンとコーヒーの朝食をとりました。
最初の目的地はボルシア・パークへ行き、地元のサッカークラブ、ボルシア・メンヒェングラートバッハのホームスタジアム、ボルシア・パークです。昼食を済ませたらライト駅へ向かいNordpark行きのバスに乗り終点で下車します。ここからは目指すボルシア・パークのスタジアムが見えます。 -
ボルシアパーク。ボルシアファンの私にとって心ときめく場所ではありますが、ずいぶん長いことここで試合を観戦していません。このところ休暇の日程とリーグ戦の日程が合わなくて少々悔しい思いをしています。次回いつ来られるのかわかりませんがその時は試合を観戦したいものです。
今回は併設されたファンショップでユニフォームとトレーニングシャツを購入しました。 -
初めてボルシアパークに来たのはやはり13年前のこと。当時はスタジアムの周囲は何もなかったのですが、毎回訪問するたびにいろいろな建物が建ちだいぶ充実した設備になってきました。
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練習場ではトップチームが練習をしていたので見学をしていくことにしました。ボールを奪ってから速攻を仕掛けて一気にシュートまで攻める練習を繰り返し行っていました。リーグ戦開幕直前ですので、だいぶ実践的な内容です。
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トレーニングが終わるとファンサービスのためのスペースが作られ、見学に来た人たちが集まります。ここで練習場から帰る選手にサインをもらいます。
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主力選手が次々に出てきたあと最後にディーター・ヘッキング監督が登場。
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ボルシアの練習が終わったあと、バスでメンヒェングラートバッハ中央駅へと向かいます。駅の手前のビスマルク広場で下車し市街のメインストリートにやってきました。思ってほど人が多くはありませんが、この通りに面して建つミントというショッピングモールの中は大勢の人で賑わっていました。
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ミントの最上階にある小奇麗なフードコートで昼食を済まそうかと思いましたが、なんとなく気が進まず外に出ました。駅に向かって歩いているとオーサカという名のレストランを発見しました。OsakaのOの文字の中にはどこかで見たような五重塔と富士山の写真がありいわゆる大阪のイメージではありません。後で知ったのですがこれは富士吉田の新倉山浅間公園ですね。
メンヒェングラートバッハにある大阪というレストランというのも面白そうなのでここで食事をすることに決めました。 -
入口で注文してから席で待つスタイルの店でした。店内はガラガラ。メニューを見ると日本料理だけでなく、ベトナムやタイなどアジア料理全般があります。写真もあるのでイメージしやすいです。オーサカウドンというメニューに惹かれましたが、無難にフライドライスの上にチキンを乗せたもの(Gebratener Reis mit Hühnerfleisch und Gemüse)にしました。値段は6.5ユーロ。味はまあまあといったところです。
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思いのほかボリュームのある料理で胃が満たされましたので街中を歩くことにします。しかし、どこへ行ったらよいものか。とりあえず、かつてスタジアムのあったベーケルベルク(Bökelberg)へ行ってみようかと思います。過去に2度ばかり行ったことはありますが、聖地巡礼のようなものですから。
通りにはサッカーボールのオブジェがあり、サッカーの街を全面的にアピールしてますね。 -
さらに進むと往年の選手の像などもあります。ギュンター・ネッツァーとベルティ・フォクツでしょうか。似てますね。
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そろそろ疲れてきたころにベーケルベルクに到着。かつてのスタジアムの跡地は完全に住宅街となっていて、この窪地がかつてスタジアムがあったのかなと思わせるものではあります。しかし、当時のスタジアムはこんな形では無かったと思いますが。
さて暇になりました。もう歩きたくはないので近くのバス停からバスの乗ろうと覆います。すぐ近くにベルク通り(Bergstraße)というバス停がありましたが、バスの本数が少なくてずいぶん待つことになりました。本当にヒマでしたが、たまにはこんな時間の過ごし方があってもよいかなと思って気長に待つことにしました。 -
やってきたバスは駅とは逆方向の空港行のバスでした。メンヒェングラートバッハの空港には行ったことが無かったので、この機会に見に行くことにしました。バスは街中を走りずいぶん多くの停留所に停まりながら空港を目指します。途中から乗客は私一人になってしまいやや心細くなります。昨日もゾーリンゲンで同様の経験をしましたが。
到着した空港には人の気配はなくひっそりしています。建物の中に入ってみましたがチェックインカウンターや待合室も全くの無人です。どうにも居心地が悪くなりすぐに外へ出てしまいました。折り返しのバスの発車時刻までもかなり時間があるので徒歩でバスが来た道を戻ることにします。もちろんバスの時刻に合わせて近くのバス停からバスに乗るつもりです。 -
道路に面したフェンス越しに飛行機が見えます。また、滑走路をプロペラ機が離陸していく様子を見ることもできました。
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空港のすぐそばに競馬場があります。残念ながら開催日ではなく周囲には誰もいませんでした。もちろん中に入ることもできません。
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近くを歩いていると馬の姿が・・・。そうこうしているうちに駅へと向かうバスがやってくる時間になりました。競馬場の近くのバス停でバスを待ちます。
やってきたバスには結構人が乗っていました。あの無人の空港でしたが到着便があったのでしょうか。 -
バスで駅まで行くよりも途中で降りて旧市街を散策してみようと思い、Bunter Garten というバス停で下車しました。近くには庭園があります。ここを訪れるのも2度目です。8月中旬ですが日陰に入れば涼しく快適です。日本の暑さにうんざりしていただけにドイツの夏は本当に過ごしやすく感じます。
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Bunter Gardenから旧市街に向かう途中に給水塔(Wasserturm)があります。歴史を感じさせるデザインで、この町のシンボルの一つと言えるでしょう。少し離れた場所から眺めるのがよいかもしれません。
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旧市街の中心アルターマルクト(Alter Markt)にやってきました。この広場に面したカフェでは多くの人がくつろいでいます。この広場からやや南に行ったところに市庁舎(Rathaus Abtei)があります。このあたりはメンヒェングラートバッハを訪問した時は必ずやってくるのですが、今回は初めて中庭に入ってみました。
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市庁舎の裏手にあるのが大聖堂(Mönchengladbach Münster St. Vitus)です。
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内部を見学しました。私の他に見学している人はいなく静寂に包まれていました。
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そろそろ空腹になったので近くで食事をしていくことにします。何年か前に入ったことのあるSt. Vith Gasthaus へ。ここはボルテンの醸造所直営の店なので、まずはボルテンのアルト(3.4ユーロ)をオーダーします。アルターマルクトの景色を眺めながら飲むビールはおいしいです。
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軽く食事もしようと思いましたが、肉を食べたい気持ちでもなかったので、ブリーチーズのフライとルコラ(Gebackener Brie an Rucola) (11.9ユーロ)にしておきました。
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食事を終えたら市街地の散策を続けます。ミント近くの雑貨屋で買い物をしたりしながら歩いていると、市街地にロバのオブジェを発見。近くにSkulpturen Parkという公園があるようです。行きませんでしたが次回の訪問時に時間があれば行ってみようと思います。
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中央駅まで歩いてきました。ホテルのあるライトまでは列車で一駅ですが、駅前のバスターミナルにちょうどバスが停まっていたので乗りこみました。Wanlo Markt 行きのNo.016です。
ヒンデンブルク通り 散歩・街歩き
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メンヒェングラートバッハ中央駅からバスに乗り約25分でライト市庁舎のバス停(Rathaus Rheydt)に到着したのでここで下車します。前日同様にここからホテルまで歩いて帰ることにします。時刻は午後8時。夕日を浴びた教会がきれいです。
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少し寄り道をしていきます。ライトの市街地にアイスカフェがありました。店名は「Eiscafe Sagui」です。そろそろ閉店しそうな気配でしたが、店員に聞いてみるとまだ大丈夫ということなので歩道に並べたテーブル席につき、スパゲッティアイスを注文しました。パスタに見立てたアイスクリームにイチゴのソースがかかり中には生クリームが入ったカロリーたっぷりの一皿をぺろりと平らげてしまいました。私は以前は甘いものは少々苦手でしたが、今では全く問題ありません。
以上でメンヒェングラートバッハの滞在は終わりです。ホテルに宿泊し明日の朝に次の目的地、ザールブリュッケンに向けて出発します。
続く
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