2018晩夏　上高地へ日帰りバス旅行～上高地帝国ホテルへ

2018/09/08 - 2018/09/08

2018の異常な猛暑もそろそろ終わり、休暇をぽつぽつと消化していきます。
以前から行ってみたかった上高地へ日帰りバスツアーでお出かけしました。
アクセスのあまりよくなさそうな上高地にはバスツアーがいいかも。ネットでいくつか比較して、せっかくなので上高地帝国ホテルでランチできるコースを利用してみました。

残念ながら天気予報通りの雨模様。上高地のトレードマークの清流は濁っていて水位も高め。そういうこともあるんですね。
東京から片道4時間と長い道のりですが、快適なバス旅行でした。
上高地帝国ホテルはいい雰囲気で、リピーターが多いのも納得です。

エリア 上高地(長野)

バスツアーは新宿出発。朝早い出発で、まだ眠い・・
中央高速～長野県自動車道経由でバスは進みます。途中サービスエリアで20分ほど休憩します。諏訪湖が途中見え隠れ。

で、途中渋滞のため1時間ほどの遅れ。日帰りツアーには厳しいスタートとなりました。

途中、歴史ありそうな神社の一角の横を通り過ぎたり。

不思議な案山子・・かな。

長野といえば、フルーツや自然の恵みがいっぱいですからね。

今回のバスツアーは、はとバス名物のガイドさんのほか、添乗員さんも同乗という至れり尽くせりコース。飲み物やお菓子のサービスもあるし。

ガイドさんの情報は面白い話が満載で、さすがです。こちらのかわいらしい建物は長野県松本市波田赤松にあるアルピコ交通上高地線：新島々駅の旧駅舎。道の向かいに新駅舎もあります。

高地で水源も豊かだと、確かにダムが多い。
稲核ダム（いねこきダム）です。

ダム型式 アーチ式コンクリートダム

しかも、放水中でした。バスの車窓からの写真ですが、迫力あります～
放水を見られるとは得した気分です。

稲核ダム。
お～、迫力ありますね。ダムオタというのがいるそうですが、確かにいいかも。

普段よりだいぶ水位が高いそうです。

雨降りの車窓からなのでボケボケですが奈川渡ダムも見えました。

新宿～上高地まで4時間くらいかかるのでトイレ休憩2回目です。

風穴の里　リンゴのお菓子や野沢菜などの物販も充実。

長野のゆるキャラ　アルクマも人気ですね。

この辺りは道幅も狭く、カーブが多くて、運転大変そう。
バイクの集団もちらほら見かけました。

もう少し走ると・・お目当ての建物の赤い屋根が見えてきます。

はい、到着です。
高原リゾートの草分け的存在の上高地帝国ホテルです。こちらでランチを頂きます。

今回は、快適なこちらの豪華バスを使用。
座席は白の革張りで2-1のゆったり配列。東北新幹線のグランクラスみたいな感じでした。
トイレ付きなので長時間の移動も安心。はとバスですが、黄色ではない・・ので、夜間になると見つけづらくなります。

木々の中、道を下ると、赤い屋根がしっかり見えてきました。

帝国ホテルというと、日比谷の洗練されたホテルを思い浮かべますが、こちら上高地では高原ロッジ風。
都心の高級ホテルとは全然違いますね。

もう1時過ぎ。少しバーで待機して、ランチのお席にご案内となります。
ほかのバスツアーでもランチコースがあるようで、玄関前にはちょっとした賑わいが。
今回のツアー参加者は圧倒的に女性が多い。確かに女性には特に喜ばれそうな雰囲気が漂ってました。

バー　ホルンにて。用意ができるまで少々待機です。

やはり木が多いと、落ち着きますね。昼間ですが灯りがやさしくていい感じです。
宿泊したらこんなところで一杯味わいたいものです。

ランチは　
パン　スモークサーモンの前菜　人参のクリームスープ　ローストビーフ　果物のゼリー　コーヒー

となります。コーヒーはお代わりもいただけます。
飲み物はぶどうジュース1200円を注文しました。ワイン、ビールなどもあります。

ランチコースのポイントは、料理長がその場でカットしてくれるローストビーフです。ど～んとした塊をスタッフが恭しく運んできます。

準備できると料理長さんが登場します。壮観です。

どれもおいしくいただきました。量は控えめかな。完食しました。(^^)/
パンのお代わりもいただけるようです。

さくさくとお料理が登場するので1時間ほどでランチ終わりです。

あ、先日テレビでやってました。

床には栗の木が使用されていて、ひび割れなどないように管理が大変だとか。

お手洗いはやや狭く、混雑してました、というか女性客が多いので女子トイレの混雑は避けられないかな。

ロビーには上高地帝国ホテルのミニチュア。かわいいです。
本物は木々に囲まれてさらに素敵です。

ホテル入ってすぐの有名なラウンジ　グリンデルワルト。
お茶、ケーキなどがいただけます。ケーキセットは1700円で人気とのこと。

で、内部にはすごい暖炉？的なものが。

吹き抜けにど～んと存在感抜群です。

なおこちら上高地帝国ホテルはリピーターが多いようで、スタッフが「いつもお越しいただきありがとうございます」とあいさつする姿をあちこちで目撃。なるほどね、居心地いいでしょうから。

ランチ終了後、1時間半ほど自由時間となります。
集合は河童橋近くにあるバスターミナル。

ツアーバス内で簡単な地図が配られ、各自歩いて散策しながら移動します。緑の中の散歩は気分いいですね。雨ですけど・・

本格登山の人も結構多いのでこんな休憩所も点在。

さて、上高地を有名にした方といえばこちら。
イギリスの宣教師　ウエストンさん。

こんな感じで小川の向こうに記念碑が。

川べりに記念碑があります。控えめですが、それも上高地らしいかな。
撮影スポットとなっております。

では、上高地帝国ホテルから歩いて40分位で、河童橋到着です。

お天気いまいちですが、結構な人出ですね。

河童橋がおそらく代表的な撮影スポットです。

しかし雨降り続きで、川の色は緑で濁り水位も高く、ガイドさんたちが「今まで何度も上高地に来ていますが、今回は珍しいパターンです」とのこと。
普段は河原でお弁当を食べてのんびり・・できるらしいですが、今回は河原に降りられる状況ではなさそう。

上高地には公衆トイレが点在。
こちら河童橋のトイレが最も大きいみたいです。

チップ制で、入り口のところに郵便箱みたいなのがあります。目安は100円。

女子トイレ。
広々でした。
外国語の案内もしっかり。

河童橋のたもとには、無料で上高地の水を汲める蛇口があります。
ペットボトルにいただいてきます。ひんやり、おいしいです。
隣のソフトクリーム屋さんも人気。

こちらも有名。五千尺ホテル。

山小屋風でいい感じ。
こちらの喫茶のケーキはおススメですよ、とガイドさん。
でもさきほどたっぷりランチを頂いたばかりなので、ケーキを食べる余裕なし、というか時間もギリギリですね。

上高地には本格登山の人たち、お気軽観光の人とさまざま。

服装が全然ちがいますね。登山ルックの方たちは目立つようにパッとした色合いなので新鮮です。

河童橋近くにはお店がいっぱい。アップルパイのお店やら、お土産屋さんやら。
宿泊施設も多いし。

上高地バスターミナルです。河童橋から徒歩5分くらい。
こちらにも広いトイレがあります。売店もあります。
すごい数のバスが停まっていて、さすが高原リゾートの代表格は違いますね。

なお、登山届を出す窓口もありました。

当初、こちらのバスツアーでは、大正池で下車して徒歩で上高地帝国ホテルへ移動する、というものでした。

が、雨降りで足元が悪い、渋滞で1時間の遅れ・・ということで、予定変更して上高地帝国ホテルへ直行となり、帰りの車窓から大正池を見物、となりました。

大正池、パンフなどで見るのとだいぶ違う。
水が満々、色も濁った緑。
リピーターの方たちは、今日は不思議な色ね、とのこと。

さて、途中から、道路と鉄道と伴走する区間があります。

アルピコ交通上高地線
白地にカラフルな飾りの車両です。

2両編成だったか、かなりの乗客が見えました。観光客かなあ。

アルプスの峰々が雲に隠れてます。長野県、大きいですねえ。

帰りも少々渋滞がありましたが、30分程度の遅れて新宿まで戻ってきました。お手軽なバスツアー、おひとりさまでも気兼ねなく参加できるし、たまにいいかも。

なおこの週末は札幌旅行の予定でしたが北海道の大地震のニュースをみてびっくり。のんきに観光なんて場合ではなく、急遽キャンセルに。ネットでこちらのバスツアーを直前に申し込みました。
落ち着いたころに札幌に行ってみようと思います。