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以前、シリコンバレーでの単身赴任の記録を投稿しましたが、そこで描ききれなかったものを追加で投稿します。今となっては写真のないものを撮り直せないため、あまり写真がなく、文章中心の投稿となります。<br /><br />まずは、生活立ち上げに必要な手続きからです。

シリコンバレー単身赴任 その2

8いいね!

2006/06/05 - 2011/04/11

31位(同エリア128件中)

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31

日之本オタさん

以前、シリコンバレーでの単身赴任の記録を投稿しましたが、そこで描ききれなかったものを追加で投稿します。今となっては写真のないものを撮り直せないため、あまり写真がなく、文章中心の投稿となります。

まずは、生活立ち上げに必要な手続きからです。

旅行の満足度
4.0
同行者
一人旅
旅行の手配内容
個別手配

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  • アメリカではソシャル・セキュリティー・ナンバーという納税者番号が個人に割り振られており、銀行や保険、クレジットカードを始めとするお金に絡むこともちろん、運転免許などもこの番号を使うことになります。したがって、まず最初にこの番号を取りに行かなければ生活準備が始められません。<br />場所は写真のサンノゼダウンタウンにある社会保険事務所です。ここは年金等の申請窓口を兼ねているため、すごく混んでいます。手続きそのものは、事前に所定のフォームに記入していき、いくつかの質問に答えるだけですので簡単なのですが、とにかく待つのが長い。幸い朝イチで行ったため、30分程度待っただけで終わりました。手続きの後、「番号は一週間程度あとに郵送するけど、早く知りたかったら2~3日あとに電話してね。」と言われました。<br />この番号がないと他の手続きが何もできないため、3日後に電話しましたが、いくら電話しても通じません。何度かトライしつづけた末、やっと通じたら、「電話では答えられないので、事務所にこい」とのこと。「電話しろといってたじゃん」などといっても無駄で、アメリカでは良くあることなのです。しょうがないので、電話後に社会保険事務所へ行きました。するとすごい列。ただ番号を聞くためだけに3時間待つ羽目になりました。<br />なお、番号を聞いて会社へ帰ってきたら、社会保険事務からソシャル・セキュリティー・ナンバーを書いた郵便が僕の机に届いていました。・・・脱力。<br /><br />ソシャル・セキュリティー・ナンバーが取れたら、銀行へ口座開設に行きます。銀行口座は給与振込みに使うほか、現金をあまり持たないアメリカ人にとっての財布みたいなものです。例えば、スーパーで買い物をしたときも、レジで銀行のキャッシュカードを使って支払うことができます(クレジットカードと違って、使った瞬間引き落とされる。ATMの引き出しと同じ)。また、人にお金を払うときは、小切手(Check)を書いて渡すことで支払います。日本では個人で小切手を使う人はあまりいませんが、こちらではそれが普通です。会社の精算関係も小切手で支払われますので、銀行口座がないと話しになりません。もらった小切手は、ATMで預けると自分の口座に入ります。<br />実は、ここまでで説明したのはチェッキング口座という種類の預金口座です。貯金というよりも、財布代わりの口座です。したがって、金利はごくわずかしかつきません。一方、預金口座には、セービング口座というのもあります。これは預金的要素が強いもので、金利がいいです。いつでも自由に出し入れができる定期預金という感じでしょうか。でも、あくまで預金なので、常に$3000以上入っていないと、口座維持の手数料を取られたりします。チェッキング口座とセービング口座の間のお金の移動はインターネットで自由にできますので、当面使うものだけをチェッキング口座に入れておいて、あとはセービング口座に入れておく、という使い方ができます。サンノゼには三菱UFJ銀行の系列のUnion Bankがありますので、口座開設も日本語でできました。

    アメリカではソシャル・セキュリティー・ナンバーという納税者番号が個人に割り振られており、銀行や保険、クレジットカードを始めとするお金に絡むこともちろん、運転免許などもこの番号を使うことになります。したがって、まず最初にこの番号を取りに行かなければ生活準備が始められません。
    場所は写真のサンノゼダウンタウンにある社会保険事務所です。ここは年金等の申請窓口を兼ねているため、すごく混んでいます。手続きそのものは、事前に所定のフォームに記入していき、いくつかの質問に答えるだけですので簡単なのですが、とにかく待つのが長い。幸い朝イチで行ったため、30分程度待っただけで終わりました。手続きの後、「番号は一週間程度あとに郵送するけど、早く知りたかったら2~3日あとに電話してね。」と言われました。
    この番号がないと他の手続きが何もできないため、3日後に電話しましたが、いくら電話しても通じません。何度かトライしつづけた末、やっと通じたら、「電話では答えられないので、事務所にこい」とのこと。「電話しろといってたじゃん」などといっても無駄で、アメリカでは良くあることなのです。しょうがないので、電話後に社会保険事務所へ行きました。するとすごい列。ただ番号を聞くためだけに3時間待つ羽目になりました。
    なお、番号を聞いて会社へ帰ってきたら、社会保険事務からソシャル・セキュリティー・ナンバーを書いた郵便が僕の机に届いていました。・・・脱力。

    ソシャル・セキュリティー・ナンバーが取れたら、銀行へ口座開設に行きます。銀行口座は給与振込みに使うほか、現金をあまり持たないアメリカ人にとっての財布みたいなものです。例えば、スーパーで買い物をしたときも、レジで銀行のキャッシュカードを使って支払うことができます(クレジットカードと違って、使った瞬間引き落とされる。ATMの引き出しと同じ)。また、人にお金を払うときは、小切手(Check)を書いて渡すことで支払います。日本では個人で小切手を使う人はあまりいませんが、こちらではそれが普通です。会社の精算関係も小切手で支払われますので、銀行口座がないと話しになりません。もらった小切手は、ATMで預けると自分の口座に入ります。
    実は、ここまでで説明したのはチェッキング口座という種類の預金口座です。貯金というよりも、財布代わりの口座です。したがって、金利はごくわずかしかつきません。一方、預金口座には、セービング口座というのもあります。これは預金的要素が強いもので、金利がいいです。いつでも自由に出し入れができる定期預金という感じでしょうか。でも、あくまで預金なので、常に$3000以上入っていないと、口座維持の手数料を取られたりします。チェッキング口座とセービング口座の間のお金の移動はインターネットで自由にできますので、当面使うものだけをチェッキング口座に入れておいて、あとはセービング口座に入れておく、という使い方ができます。サンノゼには三菱UFJ銀行の系列のUnion Bankがありますので、口座開設も日本語でできました。

  • アメリカでも車に乗る場合は保険が必要です。したがって、当然保険に入らないといけないのですが、保険の料金体系が複雑怪奇です。まず、通勤の距離によって、保険料が変わります。これはなかなか合理的ですね。次に、住んでいる場所(郵便番号)によって、保険料が違います。これはたぶん、危ない地域かどうかによって変えているのだと思います。僕は見積もりのとき、住所をホテルの場所にしていて、実際のアパートは会社のすぐ近くになったから、金額が変更になったのですが、通勤距離が短くなったにもかかわらず、全体の保険料が高くなってしまいました。どうやら、保険会社の査定では、会社は危険地帯にあるようです。<br />それと、優良ドライバかどうかで保険料が違うのは日本と同じです。これは日本での履歴も適用してくれます。日本の警察署で5年間の無事故無違反の英文証明書を作ってくれるので、これを取り寄せて提出するだけで、保険料がかなり安くなりました。<br />さらに面白いのは、「エンジニア割引き」があることです。他にどんな職業で割り引いてくれるのかは知りませんが、まっとうな職の人は無茶な運転をしないだろうという想定でしょうか、エンジニアは保険料が安くなります。これには、大学の工学部の卒業証明書を取り寄せて提出するだけでOK。ちなみに、高校生は成績がいい人は、成績証明を出せば保険が割引になります。日本なら差別とか言われそうですが、合理主義のアメリカでは、成績と事故率に統計的相関があることを示せば、こんなこともアリなんですね。<br />保険は、自動車保険、自賠責保険、アンブレラ保険(追加補償)といろいろあり、それぞれの条件を決めるのは大変です。これを英語でやるとなると、気が遠くなりますが、幸い日系の保険会社があり、全て日本語OKです。考えてみると、ここまでインフラ構築のために英語で話さないといけなかったのは、ソシャル・セキュリティー・ナンバー取得と、運転免許の実技試験だけで、あとは全部日本語でOKでした。こんなことだからシリコンバレーでは英語が上達しないんだろうなぁ。<br /><br />アメリカでは日本のクレジットカードも普通に使えますが、こちらで生活する上でドル建てのカードもないと不便です。ただ、アメリカのクレジットカードは簡単に発行してもらえません。なぜなら、アメリカのクレジットカードの利用実績がないため、そんなあやしい奴にはクレジットカードを発行してやらない、というわけです。そもそもカードがないと実績ができないので矛盾していると思いますが、しょうがないです。ここで助けになるのが日系のクレジットカードです。例えばANAカードUSAは日本での利用実績を元にカードを発行してくれる強い味方です。<br />ようやく手続きを済ませようとすると、新たな問題発生。クレジットカードは自宅住所宛にしか発送できないということです。ホテルも会社もダメとのこと。そこをなんとか会社に送ってもらうよう交渉し、ようやくカード会社には自宅ということにしてもらって会社宛に送ってもらうようお願いしました。アメリカでの生活開始に際して、結構こういった「何とかしてもらう」ことをしないと、成立しないことが多々あります。<br />クレジットカードで使った費用の支払いについては、日本では銀行からの自動引き落としが普通ですが、こちらでは、毎月の請求に対して、小切手を郵送するのが一般的です。でも、これを忘れると滞納したことになり、クレジットカードの利用実績に傷がついて、ブラックリストに載ってしまいます。一方、ANAカードUSAはさすが日系のクレジットカードだけあって、銀行引き落としのサービスをしてもらえるから安心です。

    アメリカでも車に乗る場合は保険が必要です。したがって、当然保険に入らないといけないのですが、保険の料金体系が複雑怪奇です。まず、通勤の距離によって、保険料が変わります。これはなかなか合理的ですね。次に、住んでいる場所(郵便番号)によって、保険料が違います。これはたぶん、危ない地域かどうかによって変えているのだと思います。僕は見積もりのとき、住所をホテルの場所にしていて、実際のアパートは会社のすぐ近くになったから、金額が変更になったのですが、通勤距離が短くなったにもかかわらず、全体の保険料が高くなってしまいました。どうやら、保険会社の査定では、会社は危険地帯にあるようです。
    それと、優良ドライバかどうかで保険料が違うのは日本と同じです。これは日本での履歴も適用してくれます。日本の警察署で5年間の無事故無違反の英文証明書を作ってくれるので、これを取り寄せて提出するだけで、保険料がかなり安くなりました。
    さらに面白いのは、「エンジニア割引き」があることです。他にどんな職業で割り引いてくれるのかは知りませんが、まっとうな職の人は無茶な運転をしないだろうという想定でしょうか、エンジニアは保険料が安くなります。これには、大学の工学部の卒業証明書を取り寄せて提出するだけでOK。ちなみに、高校生は成績がいい人は、成績証明を出せば保険が割引になります。日本なら差別とか言われそうですが、合理主義のアメリカでは、成績と事故率に統計的相関があることを示せば、こんなこともアリなんですね。
    保険は、自動車保険、自賠責保険、アンブレラ保険(追加補償)といろいろあり、それぞれの条件を決めるのは大変です。これを英語でやるとなると、気が遠くなりますが、幸い日系の保険会社があり、全て日本語OKです。考えてみると、ここまでインフラ構築のために英語で話さないといけなかったのは、ソシャル・セキュリティー・ナンバー取得と、運転免許の実技試験だけで、あとは全部日本語でOKでした。こんなことだからシリコンバレーでは英語が上達しないんだろうなぁ。

    アメリカでは日本のクレジットカードも普通に使えますが、こちらで生活する上でドル建てのカードもないと不便です。ただ、アメリカのクレジットカードは簡単に発行してもらえません。なぜなら、アメリカのクレジットカードの利用実績がないため、そんなあやしい奴にはクレジットカードを発行してやらない、というわけです。そもそもカードがないと実績ができないので矛盾していると思いますが、しょうがないです。ここで助けになるのが日系のクレジットカードです。例えばANAカードUSAは日本での利用実績を元にカードを発行してくれる強い味方です。
    ようやく手続きを済ませようとすると、新たな問題発生。クレジットカードは自宅住所宛にしか発送できないということです。ホテルも会社もダメとのこと。そこをなんとか会社に送ってもらうよう交渉し、ようやくカード会社には自宅ということにしてもらって会社宛に送ってもらうようお願いしました。アメリカでの生活開始に際して、結構こういった「何とかしてもらう」ことをしないと、成立しないことが多々あります。
    クレジットカードで使った費用の支払いについては、日本では銀行からの自動引き落としが普通ですが、こちらでは、毎月の請求に対して、小切手を郵送するのが一般的です。でも、これを忘れると滞納したことになり、クレジットカードの利用実績に傷がついて、ブラックリストに載ってしまいます。一方、ANAカードUSAはさすが日系のクレジットカードだけあって、銀行引き落としのサービスをしてもらえるから安心です。

  • 次に、生活していて一番お世話になるお店はスーパーマーケットです。日本のスーパーはどこも似たようなものですが、シリコンバレー周辺にはいろいろなスーパーマーケットがあります。まずはスーパーマーケット事情について記載します。<br />シリコンバレーには世界中から人が集まってきていますので、各国ごとのスーパーマーケットがあります。それぞれがお国事情をよく表していてとても面白いです。実は僕は海外に行ったときには、その国のスーパーマーケットによく行きます。それが、ヘタな観光地に行くよりも面白かったりします。シリコンバレーでは居ながらにして世界のスーパーマーケットを回れるので、とてもラッキーです。<br /><br />まずは日系スーパーです。近くにはミツワという日系スーパーがあります。他にもニジヤとかいくつかありますが、ここらではミツワが一番大きく、品揃えもいいです。ミツワについては先の投稿で記載しましたので詳細は省略しますが、ここは要するに日本のスーパーと同じです。野菜なんかも日本人の嗜好に合わせて、きれいな形のものをきれいにパックして売っています。てなわけで、別にお肉や野菜は日本から持ってきているわけではないものの、手間のかかる分やはり高めです。だから、僕は薄切り肉が必要な時以外は日系スーパーはあまり使いませんでした。

    次に、生活していて一番お世話になるお店はスーパーマーケットです。日本のスーパーはどこも似たようなものですが、シリコンバレー周辺にはいろいろなスーパーマーケットがあります。まずはスーパーマーケット事情について記載します。
    シリコンバレーには世界中から人が集まってきていますので、各国ごとのスーパーマーケットがあります。それぞれがお国事情をよく表していてとても面白いです。実は僕は海外に行ったときには、その国のスーパーマーケットによく行きます。それが、ヘタな観光地に行くよりも面白かったりします。シリコンバレーでは居ながらにして世界のスーパーマーケットを回れるので、とてもラッキーです。

    まずは日系スーパーです。近くにはミツワという日系スーパーがあります。他にもニジヤとかいくつかありますが、ここらではミツワが一番大きく、品揃えもいいです。ミツワについては先の投稿で記載しましたので詳細は省略しますが、ここは要するに日本のスーパーと同じです。野菜なんかも日本人の嗜好に合わせて、きれいな形のものをきれいにパックして売っています。てなわけで、別にお肉や野菜は日本から持ってきているわけではないものの、手間のかかる分やはり高めです。だから、僕は薄切り肉が必要な時以外は日系スーパーはあまり使いませんでした。

  • アメリカはあちらこちらで中国化が進んでおり、中華街が広がっています。したがってあちらこちらに中国系スーパーがあります。シリコンバレーは中国人がとても多く、中華系スーパーもたくさんあります。さて、その中国系スーパーに共通しているのが、店に入った途端、異様な臭いがたちこめている点です。中国系スーパーは魚を沢山置いてあり、またいろいろな香辛料も置いてあるため、それらが混じりあった独特の臭いになっているのでしょう。<br />中国系スーパーの特徴は、食材の種類が豊富なのと、安いことです。魚の種類も多く、見たことのない魚が並んでいます。中国から輸入しているのでしょうか。それと「田鶏」と称して蛙も売っています。アメリカでは高級なホテルのレストランで蛙があったりするので普通の食材なのでしょう。箱にぎっしりと詰められてうようよ動いていることもありますし、皮をむいて下半身だけ氷の上に並べられたりしていたりします。<br />野菜もいろいと種類がありますし、物によってはあまりきれいではないものもありますが、日系スーパーの半額以下で手に入ります。ニンジンとピーマンとモヤシを量り売りで一人分買って、レジを通ると、$1にも満たなくて、レジの人に「計算間違えたかな」という顔をされたこともあります。もしかしたら、「なんちゅうセコい奴っちゃ」と思っていただけかもしれませんが。また、別の日にマーボー豆腐を作ろうとニラを買ってきて切っていると、ナメクジがでてきました。あやうく良質なたんぱく質を摂取するところでした。何が出てくるかわからないので中国系スーパーでの買い物は楽しいです。<br />それと、なぜか中国系スーパーには日本の食品も結構おいてあったりします。ものによっては日本で買うより安かったりしますので、中国系スーパーは重宝します。

    アメリカはあちらこちらで中国化が進んでおり、中華街が広がっています。したがってあちらこちらに中国系スーパーがあります。シリコンバレーは中国人がとても多く、中華系スーパーもたくさんあります。さて、その中国系スーパーに共通しているのが、店に入った途端、異様な臭いがたちこめている点です。中国系スーパーは魚を沢山置いてあり、またいろいろな香辛料も置いてあるため、それらが混じりあった独特の臭いになっているのでしょう。
    中国系スーパーの特徴は、食材の種類が豊富なのと、安いことです。魚の種類も多く、見たことのない魚が並んでいます。中国から輸入しているのでしょうか。それと「田鶏」と称して蛙も売っています。アメリカでは高級なホテルのレストランで蛙があったりするので普通の食材なのでしょう。箱にぎっしりと詰められてうようよ動いていることもありますし、皮をむいて下半身だけ氷の上に並べられたりしていたりします。
    野菜もいろいと種類がありますし、物によってはあまりきれいではないものもありますが、日系スーパーの半額以下で手に入ります。ニンジンとピーマンとモヤシを量り売りで一人分買って、レジを通ると、$1にも満たなくて、レジの人に「計算間違えたかな」という顔をされたこともあります。もしかしたら、「なんちゅうセコい奴っちゃ」と思っていただけかもしれませんが。また、別の日にマーボー豆腐を作ろうとニラを買ってきて切っていると、ナメクジがでてきました。あやうく良質なたんぱく質を摂取するところでした。何が出てくるかわからないので中国系スーパーでの買い物は楽しいです。
    それと、なぜか中国系スーパーには日本の食品も結構おいてあったりします。ものによっては日本で買うより安かったりしますので、中国系スーパーは重宝します。

  • 缶詰のコーナーには、アジア各地の缶詰が並んでいます。

    缶詰のコーナーには、アジア各地の缶詰が並んでいます。

  • お菓子のコーナーにもアジアのお菓子が並んでいます。日本式大福という中国製の大福があるのが笑えます。

    お菓子のコーナーにもアジアのお菓子が並んでいます。日本式大福という中国製の大福があるのが笑えます。

  • 韓国人も群れる傾向があり、韓国系スーパーが何軒かまとまってあります。韓国系スーパーは日系スーパーに感じが近く、清潔感があり、陳列も見やすいです。日本の商品も結構並んでおり、日中韓のスーパーは置いてあるものがわりとかぶっています。<br />ここの特徴は、写真のようにキムチの量り売りがあることです。キムチにはいろいろな種類があり、どれもおいしそうです。ここの店のお勧めはなんといっても白菜です。キムチの季節になると、カートに10個ぐらい白菜を乗せて買っていくお客さんが結構います。そのためかここの白菜はきれいで安いです。ちなみに、白菜は「Napa」と書いてあります。「ふーん、菜っ葉のことだな」と納得していたのですが、後に人から「Napa地方で作っているから、地名のNapaだ」と教えてもらいました。ワインで有名なNapa ValleyのNapaですね。<br />入り口の看板には「超市」と書いています。何のことかと思ってよく考えてみると、そのまんまスーパーマーケットやんけ。<br /><br />写真はありませんが、インド系スーパーもたくさんあります。インド系スーパーはそんなに行くことがなかったのですが、割と小さな普通の店舗に入っており、あちらこちらにあります。前を通っただけでカレーの匂いがしています。実際店内には香辛料がものすごい種類売っています。あれを組み合わせておいしいカレーを作れるようになりたいものですが、それまでの果てしない道のりを考えると実行に移せませんでした。また、豆類の種類が多く、世の中にはこんなに豆があったのかと感動できます。ヨガの本やビデオ、象の置物を置いていたりして笑ってしまいます。店のおじさんはターバンを巻いており、レインボーマンのようでした。なお、一旦店内に入ってしまうと、出てしばらく経つまでは、嗅覚は役に立たなくなります。店のおじさん大丈夫か。<br />インド系スーパーにはいろいろな種類のレトルトカレーがあり、お土産になります。よく見ると、製造者がインド軍になっているのもありました。きっと軍の携行食に使っているのでしょう。<br /><br />ちょっとマニアックになってきましたが、赴任当初滞在していたホテルの近くにイラン系スーパーがありました。写真は残念ながらありません。以前はIranBazarとなっているのですが、後にPersianMarketと名前を変えました。もしかして、イランのイメージ悪化で、客がこなくなるといけないから店名を変えたのかもしれません。店内にはアラビア文字の商品がいろいろ売っていますが、文字がさっぱりわからないので、何の商品か分からないものもたくさんあります。中にはヘブライ文字の商品もあります。れれっ、アラブとイスラエルってものすごく仲が悪かったんじゃなかったっけ。要するに中東系ならなんでもありのお店というわけですね。<br />ヘチマのような正体不明な野菜や、何に使うのか分からない道具も置いてあり、さすがにここに来ても買うものがありません(見て回る分には結構面白いのですが)。口ひげを生やした恐そうな店員さんの前を何も買わずに出て行くのは、ちょっとドキドキ。<br /><br />これも写真がないのですが、近くに「Cosentino&#39;s」というイタリア系スーパーが何軒かありました。次々と閉店しましたが・・。ここは現地の人のお勧めのお店で、野菜や果物が新鮮できれいです。肉も対面で切ってくれる量り売りなので、新鮮です。他に、穀類も沢山の種類が透明ケースにずらっと並んで量り売りしているので、おもしろいです。基本的にイタリア系なので、パスタを始めとするイタリア系食材がたくさんあります。オリーブオイルの種類だけでもものすごくたくさんあります。僕も野菜はできるだけここで買っていました。といってもちょっと遠いので、近くの中国スーパーで済ますことも多いですが・・。

    韓国人も群れる傾向があり、韓国系スーパーが何軒かまとまってあります。韓国系スーパーは日系スーパーに感じが近く、清潔感があり、陳列も見やすいです。日本の商品も結構並んでおり、日中韓のスーパーは置いてあるものがわりとかぶっています。
    ここの特徴は、写真のようにキムチの量り売りがあることです。キムチにはいろいろな種類があり、どれもおいしそうです。ここの店のお勧めはなんといっても白菜です。キムチの季節になると、カートに10個ぐらい白菜を乗せて買っていくお客さんが結構います。そのためかここの白菜はきれいで安いです。ちなみに、白菜は「Napa」と書いてあります。「ふーん、菜っ葉のことだな」と納得していたのですが、後に人から「Napa地方で作っているから、地名のNapaだ」と教えてもらいました。ワインで有名なNapa ValleyのNapaですね。
    入り口の看板には「超市」と書いています。何のことかと思ってよく考えてみると、そのまんまスーパーマーケットやんけ。

    写真はありませんが、インド系スーパーもたくさんあります。インド系スーパーはそんなに行くことがなかったのですが、割と小さな普通の店舗に入っており、あちらこちらにあります。前を通っただけでカレーの匂いがしています。実際店内には香辛料がものすごい種類売っています。あれを組み合わせておいしいカレーを作れるようになりたいものですが、それまでの果てしない道のりを考えると実行に移せませんでした。また、豆類の種類が多く、世の中にはこんなに豆があったのかと感動できます。ヨガの本やビデオ、象の置物を置いていたりして笑ってしまいます。店のおじさんはターバンを巻いており、レインボーマンのようでした。なお、一旦店内に入ってしまうと、出てしばらく経つまでは、嗅覚は役に立たなくなります。店のおじさん大丈夫か。
    インド系スーパーにはいろいろな種類のレトルトカレーがあり、お土産になります。よく見ると、製造者がインド軍になっているのもありました。きっと軍の携行食に使っているのでしょう。

    ちょっとマニアックになってきましたが、赴任当初滞在していたホテルの近くにイラン系スーパーがありました。写真は残念ながらありません。以前はIranBazarとなっているのですが、後にPersianMarketと名前を変えました。もしかして、イランのイメージ悪化で、客がこなくなるといけないから店名を変えたのかもしれません。店内にはアラビア文字の商品がいろいろ売っていますが、文字がさっぱりわからないので、何の商品か分からないものもたくさんあります。中にはヘブライ文字の商品もあります。れれっ、アラブとイスラエルってものすごく仲が悪かったんじゃなかったっけ。要するに中東系ならなんでもありのお店というわけですね。
    ヘチマのような正体不明な野菜や、何に使うのか分からない道具も置いてあり、さすがにここに来ても買うものがありません(見て回る分には結構面白いのですが)。口ひげを生やした恐そうな店員さんの前を何も買わずに出て行くのは、ちょっとドキドキ。

    これも写真がないのですが、近くに「Cosentino's」というイタリア系スーパーが何軒かありました。次々と閉店しましたが・・。ここは現地の人のお勧めのお店で、野菜や果物が新鮮できれいです。肉も対面で切ってくれる量り売りなので、新鮮です。他に、穀類も沢山の種類が透明ケースにずらっと並んで量り売りしているので、おもしろいです。基本的にイタリア系なので、パスタを始めとするイタリア系食材がたくさんあります。オリーブオイルの種類だけでもものすごくたくさんあります。僕も野菜はできるだけここで買っていました。といってもちょっと遠いので、近くの中国スーパーで済ますことも多いですが・・。

  • やっとアメリカのスーパーが出てきました。ここでいうアメリカ系スーパーは、SafewayやLuckyなどのアメリカの一般的なスーパーです。なんといってもスーパー発祥の国のスーパーは店構えがすごく大きく、みんな巨大なカートでガンガン買っていきます。食材はなんでもすごく安いのですが、なんせ大きい。一人暮らしの僕には途方にくれる大きさです。

    やっとアメリカのスーパーが出てきました。ここでいうアメリカ系スーパーは、SafewayやLuckyなどのアメリカの一般的なスーパーです。なんといってもスーパー発祥の国のスーパーは店構えがすごく大きく、みんな巨大なカートでガンガン買っていきます。食材はなんでもすごく安いのですが、なんせ大きい。一人暮らしの僕には途方にくれる大きさです。

  • 肉もでかいですし、牛乳もだいたい2リットルパックから1ガロンなんてのもあるし、卵は18個入りパックだったり、アイスクリームもバケツみたいなのに入って売っています。このアイス、ファミリー用かと思っていると、アメフトを見ながらそれを一人で抱えて食べるそうです。うげっ。<br />アメリカのスーパーに来ると、日本人の肉やチーズに関する食生活のバリエーションのなさを感じます。日本でお肉というと、牛豚鶏だけですが、こちらでは普通に羊や七面鳥などもあり、また、内臓類もいろいろな部分を売っています。またチーズやハムやソーセージなどの種類がものすごく多いです。一方、魚は少なく、鮭か鱒ぐらいしか売っていません。カニはたまにありますが、イカやタコは滅多に見ません。

    肉もでかいですし、牛乳もだいたい2リットルパックから1ガロンなんてのもあるし、卵は18個入りパックだったり、アイスクリームもバケツみたいなのに入って売っています。このアイス、ファミリー用かと思っていると、アメフトを見ながらそれを一人で抱えて食べるそうです。うげっ。
    アメリカのスーパーに来ると、日本人の肉やチーズに関する食生活のバリエーションのなさを感じます。日本でお肉というと、牛豚鶏だけですが、こちらでは普通に羊や七面鳥などもあり、また、内臓類もいろいろな部分を売っています。またチーズやハムやソーセージなどの種類がものすごく多いです。一方、魚は少なく、鮭か鱒ぐらいしか売っていません。カニはたまにありますが、イカやタコは滅多に見ません。

  • 野菜や果物については、日本と違ってパックや袋に入ってあるのもは少なく、たいてい量り売りになっています。日本みたいな試食はありませんが、ブドウみたいなものは商品を1つぶちぎって食べて見て、気に入ったら買う、なんて光景を良く見ます。

    野菜や果物については、日本と違ってパックや袋に入ってあるのもは少なく、たいてい量り売りになっています。日本みたいな試食はありませんが、ブドウみたいなものは商品を1つぶちぎって食べて見て、気に入ったら買う、なんて光景を良く見ます。

  • どのスーパーにもケーキのコーナーが大きく、砂糖がじゃりじゃりするほど入ったバタークリームの巨大なケーキを売っています。

    どのスーパーにもケーキのコーナーが大きく、砂糖がじゃりじゃりするほど入ったバタークリームの巨大なケーキを売っています。

  • シリアルはよく食べられているのか、種類も豊富で一箱がでかいです。かつて日本でも売られていたケロッグのフルーツポンが、こちらではまだフルーツループという名で売られています。

    シリアルはよく食べられているのか、種類も豊富で一箱がでかいです。かつて日本でも売られていたケロッグのフルーツポンが、こちらではまだフルーツループという名で売られています。

  • 惣菜コーナーが充実しており、たくさんの惣菜が売られています。

    惣菜コーナーが充実しており、たくさんの惣菜が売られています。

  • また、怪しげな寿司も大抵のスーパーで売られています。でもはっきり言って、とてもまずいです。<br />なお、シリコンバレーだからなのか、この手のスーパーでもアジア系食材のコーナーがあり、いろいろと日本の食材もあります。アメリカで作られたものは安く、例えばカップヌードルも一個$0.33で売っています(ミツワで日本製のものを買うと$2以上する)。でもアメリカ製のものは麺がぱさぱさしてあまりおいしくないです。カップヌードルチリトマトチーズ味なんて不気味なものもありますし。<br />この手のアメリカ系スーパーは、たいてい無料会員になるとカードを発行してもらうことができ、このカードで広告の品が安くなります。会員になるためには、カウンターで申し込み用紙をもらって、住所なんかを書き込むだけで、その場でカードがもらえます。僕は出張で渡米していたときにカードを作ったので、住所や電話番号をうそ八百で書いたのですが、今でも問題なくそのカードが使えています。単にお客さんの囲い込みのためのカードですね。カードで買い物すると、項目ごとにレシートに正規価格と会員価格が記載され、合計欄には、「今日はカードのおかげで$X.XXも得してるよ」と、会員になってよかっただろうといわんばかりに書いてあるのが面白いです。<br />ちなみに、上の銀行の部分で書きましたが、スーパーのレジで銀行のキャッシュカードがそのまま使えます。その際、レジの人に&quot;Cash back?&quot;と聞かれます。これは「ついでに現金もいるか」ということで、要するに、例えば$50の買い物+$20のキャッシュバックで、キャッシュカードから$70引き落とすことができるのです。買い物をしてレジで現金をもらうのはなんか奇妙ですが、お客さんにATMにいく手間を省いてもらうというサービスなんですね。

    また、怪しげな寿司も大抵のスーパーで売られています。でもはっきり言って、とてもまずいです。
    なお、シリコンバレーだからなのか、この手のスーパーでもアジア系食材のコーナーがあり、いろいろと日本の食材もあります。アメリカで作られたものは安く、例えばカップヌードルも一個$0.33で売っています(ミツワで日本製のものを買うと$2以上する)。でもアメリカ製のものは麺がぱさぱさしてあまりおいしくないです。カップヌードルチリトマトチーズ味なんて不気味なものもありますし。
    この手のアメリカ系スーパーは、たいてい無料会員になるとカードを発行してもらうことができ、このカードで広告の品が安くなります。会員になるためには、カウンターで申し込み用紙をもらって、住所なんかを書き込むだけで、その場でカードがもらえます。僕は出張で渡米していたときにカードを作ったので、住所や電話番号をうそ八百で書いたのですが、今でも問題なくそのカードが使えています。単にお客さんの囲い込みのためのカードですね。カードで買い物すると、項目ごとにレシートに正規価格と会員価格が記載され、合計欄には、「今日はカードのおかげで$X.XXも得してるよ」と、会員になってよかっただろうといわんばかりに書いてあるのが面白いです。
    ちなみに、上の銀行の部分で書きましたが、スーパーのレジで銀行のキャッシュカードがそのまま使えます。その際、レジの人に"Cash back?"と聞かれます。これは「ついでに現金もいるか」ということで、要するに、例えば$50の買い物+$20のキャッシュバックで、キャッシュカードから$70引き落とすことができるのです。買い物をしてレジで現金をもらうのはなんか奇妙ですが、お客さんにATMにいく手間を省いてもらうというサービスなんですね。

  • 日本でも有機農法による食材は一部でブームになっていますが、アメリカには有機食材専門のスーパーが結構あります。この近辺でもWholeFoodsやTraderJoeなどのチェーン店がが何軒かあります。店内においてあるものは全て有機農法で作ったもののようで、上記のアメリカ系スーパーとは雰囲気が全然違います。また、お惣菜のコーナーには、有機食材で作ったおかずがいろいろと用意されていています。<br />当然のことながら、有機農法という付加価値がついていることから、価格は割りと高めです。僕には味の違いが良く分からないし、多少有機農法で作ったものを食べたところで、普段通常の食材をばりばり食べていたらおんなじだと思うので、ここで買い物することはほとんどありませんでした。でもここのエコバッグはおしゃれなので日本へのいいお土産になります。<br /><br />写真はありませんが、アウトレットと呼ばれるバッタ屋式のスーパーもあります。日本にも「業務用スーパー」とかいう名でありますね。<br />ここは質流れ?の商品を置いてあるからなのか、かなり安いです。ただ、仕入れの関係からか、置いてあるものが変わっていくため、欲しいものがあったりなかったりします。普通のスーパーでは$3ぐらいする電子レンジ用ポップコーン4個入りが$0.99とかで売っています。というわけで、ここの値札には、「$0.99, Elsewhere $3.00 You save $2.01」と書いてあります。「他所なら$3.00だけど、ここでは$0.99なので、$2.01もお得よ」とかいうわけです。ものによっては1/5ぐらいで買える時もありますが、ろくなものがない場合も多いため、ちょくちょく足を運んでチェックする必要があります。

    日本でも有機農法による食材は一部でブームになっていますが、アメリカには有機食材専門のスーパーが結構あります。この近辺でもWholeFoodsやTraderJoeなどのチェーン店がが何軒かあります。店内においてあるものは全て有機農法で作ったもののようで、上記のアメリカ系スーパーとは雰囲気が全然違います。また、お惣菜のコーナーには、有機食材で作ったおかずがいろいろと用意されていています。
    当然のことながら、有機農法という付加価値がついていることから、価格は割りと高めです。僕には味の違いが良く分からないし、多少有機農法で作ったものを食べたところで、普段通常の食材をばりばり食べていたらおんなじだと思うので、ここで買い物することはほとんどありませんでした。でもここのエコバッグはおしゃれなので日本へのいいお土産になります。

    写真はありませんが、アウトレットと呼ばれるバッタ屋式のスーパーもあります。日本にも「業務用スーパー」とかいう名でありますね。
    ここは質流れ?の商品を置いてあるからなのか、かなり安いです。ただ、仕入れの関係からか、置いてあるものが変わっていくため、欲しいものがあったりなかったりします。普通のスーパーでは$3ぐらいする電子レンジ用ポップコーン4個入りが$0.99とかで売っています。というわけで、ここの値札には、「$0.99, Elsewhere $3.00 You save $2.01」と書いてあります。「他所なら$3.00だけど、ここでは$0.99なので、$2.01もお得よ」とかいうわけです。ものによっては1/5ぐらいで買える時もありますが、ろくなものがない場合も多いため、ちょくちょく足を運んでチェックする必要があります。

  • 仕入れは正規で商品も揃っているけど、ダンボールに入った商品をそのまま並べるなどの手間を省いたコスト削減により、低価格化を実現しているスーパーです。バッタ屋ほど安くはありませんが、普通のスーパーよりも安いです。この近くではFoodMaxxという店があります。<br />店と言うより倉庫と言う感じですが、店も広く、物量に圧倒されそうな感じです。でも、質のバラツキが大きく、商品によっては良く見るとカビが生えかけているものもあったりしますので、真剣勝負の楽しい買い物になります。<br />会社の近くにあるFoodMaxx周辺はメキシコ系住民が多いのか、スペイン語の会話ばかり聞こえてきます。出口のところにも「ご来店ありがとうございました」とスペイン語で書いています。まるで外国のスーパーみたい。いや外国なんだけど・・。

    仕入れは正規で商品も揃っているけど、ダンボールに入った商品をそのまま並べるなどの手間を省いたコスト削減により、低価格化を実現しているスーパーです。バッタ屋ほど安くはありませんが、普通のスーパーよりも安いです。この近くではFoodMaxxという店があります。
    店と言うより倉庫と言う感じですが、店も広く、物量に圧倒されそうな感じです。でも、質のバラツキが大きく、商品によっては良く見るとカビが生えかけているものもあったりしますので、真剣勝負の楽しい買い物になります。
    会社の近くにあるFoodMaxx周辺はメキシコ系住民が多いのか、スペイン語の会話ばかり聞こえてきます。出口のところにも「ご来店ありがとうございました」とスペイン語で書いています。まるで外国のスーパーみたい。いや外国なんだけど・・。

  • <br />Costcoは入会金を払って会員にならないと買い物ができないスーパーです。最近日本にも増えてきましたね。Costcoは年会費が$50/年と結構高いですが、その分商品は安いです。上記の量販型スーパーをもっと極端にしたような店構えで、どう見ても倉庫みたいなところに商品を積み上げて並べています。倉庫と言うより、見本市会場の建物といったほうが適切かもしれません。<br />以前、出張でアメリカに来ていたときにCostcoの会員になろうとしたことがあったのですが、アメリカに住所がないとだめだと言われてしまいました。時は流れて、赴任後にようやくCostcoの会員証を作ることができ、感激・・したわけでもありませんが、やっとCostcoで買い物ができることになりました。で、いざ買い物をしようとしたら、実はあまり買うものがありません。つまり、商品はたしかに安いのですが、まとめ買いを前提としているため、量が猛烈に多いのです。上記のアメリカ系スーパーも量が多いのですが、それをはるかに上回る多さです。例えばオレンジジュースは2リットルパックを4個セットで売っていますし、バターのパックも1リットルくらいあります。一人暮らしにはなかなか厳しい大きさなのです。しょうがないので、お肉なんかは5kgパックぐらいのを買ってきて、小分けにして、冷凍して使っています。あと、広く配るおみやげなんかには、お菓子の大パックなんかがいいですね。ここでトイレットペーパーを買ってきましたが、これで僕の赴任期間最後まで持ちました。念願のCosco会員だったので初年度は入場料代わりに入りましたが、結局2年目以降は入りませんでした。<br />ここには、生鮮食品のほか、服、家電品、家具など、いろいろものをおいています。巨大な屋外用ジャグジーなんかも売っていたことがありましたが、こちらの人はあれを買って、自分で持って帰って、自分で庭にセッティングするようです。<br />Costcoはかなり人気があるようで、いつもすごく混んでいます。このため、朝1時間早く入れるだけで年会費が$100/年という会員制度まであります。Costcoは売りで利益が出なくても会費だけで成立すると聞いたことがありますが、納得できますね。実は小売とは違うビジネスモデルなのかもしれません。そのためか、会員以外は中に入れないように、入り口で会員証を見せないといけません。またレジの通過後に、建物の出口で買ったものとレシートをチェックしてもらわないといけません。結構ていねいに買ったものとレシートを比較しています。


    Costcoは入会金を払って会員にならないと買い物ができないスーパーです。最近日本にも増えてきましたね。Costcoは年会費が$50/年と結構高いですが、その分商品は安いです。上記の量販型スーパーをもっと極端にしたような店構えで、どう見ても倉庫みたいなところに商品を積み上げて並べています。倉庫と言うより、見本市会場の建物といったほうが適切かもしれません。
    以前、出張でアメリカに来ていたときにCostcoの会員になろうとしたことがあったのですが、アメリカに住所がないとだめだと言われてしまいました。時は流れて、赴任後にようやくCostcoの会員証を作ることができ、感激・・したわけでもありませんが、やっとCostcoで買い物ができることになりました。で、いざ買い物をしようとしたら、実はあまり買うものがありません。つまり、商品はたしかに安いのですが、まとめ買いを前提としているため、量が猛烈に多いのです。上記のアメリカ系スーパーも量が多いのですが、それをはるかに上回る多さです。例えばオレンジジュースは2リットルパックを4個セットで売っていますし、バターのパックも1リットルくらいあります。一人暮らしにはなかなか厳しい大きさなのです。しょうがないので、お肉なんかは5kgパックぐらいのを買ってきて、小分けにして、冷凍して使っています。あと、広く配るおみやげなんかには、お菓子の大パックなんかがいいですね。ここでトイレットペーパーを買ってきましたが、これで僕の赴任期間最後まで持ちました。念願のCosco会員だったので初年度は入場料代わりに入りましたが、結局2年目以降は入りませんでした。
    ここには、生鮮食品のほか、服、家電品、家具など、いろいろものをおいています。巨大な屋外用ジャグジーなんかも売っていたことがありましたが、こちらの人はあれを買って、自分で持って帰って、自分で庭にセッティングするようです。
    Costcoはかなり人気があるようで、いつもすごく混んでいます。このため、朝1時間早く入れるだけで年会費が$100/年という会員制度まであります。Costcoは売りで利益が出なくても会費だけで成立すると聞いたことがありますが、納得できますね。実は小売とは違うビジネスモデルなのかもしれません。そのためか、会員以外は中に入れないように、入り口で会員証を見せないといけません。またレジの通過後に、建物の出口で買ったものとレシートをチェックしてもらわないといけません。結構ていねいに買ったものとレシートを比較しています。

  • 次は車の購入についてです。たぶんアメリカで車を買うことになる人は少ないので、「ふーん」と読み飛ばしてください。<br />さて、僕自身もアメリカで車を買うといってもどうしていいかまるっきりわかりませんでした。こんなときはまずはインターネット。「アメリカ」「新車購入」などで検索すると、いっぱい情報がありました。ほんとにいい時代になったものです。その情報によると、いろいろと日本と違うことがあることが分かってきました。<br />アメリカでは自動車本体の標準小売価格(MSRP)と併せて、なんとディーラーの仕入れ価格(INVOICE)も公開されているのです。実際には沢山売った場合にはメーカーからのインセンティブも入ってくるので、仕入れ価格より下げても利益が出るのですが、どこまで値下げを要求できるかの目安にはなります。それから、この価格に上乗せされる諸経費についてもいろいろと分かってきました。以下に本体価格以外にかかる名目を示します。<br />Destination Fee: 工場からディーラーまでの車の輸送費だそうです。これは日本では考えられない。家電なら工場から電気屋までの輸送費を購入価格に別途上乗せするようなものです。もちろん家電品も価格の中に輸送費は入っているのですが、定価とは別にして、定価を安く見せているわけですね。でも、DestinationFeeは車種に固定らしく、サンノゼのディーラーでもアラスカのディーラーでも同じ価格なので、ますますもってただの価格吊り上げ手段だと思います。<br />Document Preparartion Fee: ディーラーが販売に当たって作成する書類作成費です。自分ところが売るために作る書類にお金を取るなと言いたくなりますね。僕の場合$55かかったことになっていますが、コンピューターに数値をいくつか入力すると後は全てプリントアウトしていたので、これで$55はボりすぎです。<br />Sale Tax: 消費税です。カリフォルニアは8.25%かかります。高いけど、これはどうしようもないですね。<br />Licence Fee: DMV(陸運局)への登録料です。$107かかりました。こんなのは固定のはずなのに、他のディーラの見積もりでは$250かかるといわれました。なんで?<br />Registration Titling Fee: これもDMV(陸運局)への名義登録料です。$64でした。<br />California Tire Fee: 州のタイヤ税なのでしょうか。消費税にさらに上乗せしてタイヤ税がかかるということかもしれません。もしかしたら、処分費用なのかもしれません。$8.75でした。

    次は車の購入についてです。たぶんアメリカで車を買うことになる人は少ないので、「ふーん」と読み飛ばしてください。
    さて、僕自身もアメリカで車を買うといってもどうしていいかまるっきりわかりませんでした。こんなときはまずはインターネット。「アメリカ」「新車購入」などで検索すると、いっぱい情報がありました。ほんとにいい時代になったものです。その情報によると、いろいろと日本と違うことがあることが分かってきました。
    アメリカでは自動車本体の標準小売価格(MSRP)と併せて、なんとディーラーの仕入れ価格(INVOICE)も公開されているのです。実際には沢山売った場合にはメーカーからのインセンティブも入ってくるので、仕入れ価格より下げても利益が出るのですが、どこまで値下げを要求できるかの目安にはなります。それから、この価格に上乗せされる諸経費についてもいろいろと分かってきました。以下に本体価格以外にかかる名目を示します。
    Destination Fee: 工場からディーラーまでの車の輸送費だそうです。これは日本では考えられない。家電なら工場から電気屋までの輸送費を購入価格に別途上乗せするようなものです。もちろん家電品も価格の中に輸送費は入っているのですが、定価とは別にして、定価を安く見せているわけですね。でも、DestinationFeeは車種に固定らしく、サンノゼのディーラーでもアラスカのディーラーでも同じ価格なので、ますますもってただの価格吊り上げ手段だと思います。
    Document Preparartion Fee: ディーラーが販売に当たって作成する書類作成費です。自分ところが売るために作る書類にお金を取るなと言いたくなりますね。僕の場合$55かかったことになっていますが、コンピューターに数値をいくつか入力すると後は全てプリントアウトしていたので、これで$55はボりすぎです。
    Sale Tax: 消費税です。カリフォルニアは8.25%かかります。高いけど、これはどうしようもないですね。
    Licence Fee: DMV(陸運局)への登録料です。$107かかりました。こんなのは固定のはずなのに、他のディーラの見積もりでは$250かかるといわれました。なんで?
    Registration Titling Fee: これもDMV(陸運局)への名義登録料です。$64でした。
    California Tire Fee: 州のタイヤ税なのでしょうか。消費税にさらに上乗せしてタイヤ税がかかるということかもしれません。もしかしたら、処分費用なのかもしれません。$8.75でした。

  • さて車種の選定ですが、僕は「車は乗れればいい」という人ですので、帰任時に売りやすい車としてCIVICにしました。CIVICを調べていると、DXという一番安いモデルはエアコンもラジオもついていなかったので、もうひとつ上のLXにしました。これは必要なものは一通りついており、日本と違ってフロアマットもついています。ヘタにオプションをつけないほうが、ディーラ間で価格を比較しやすいですからね。また、店に在庫がない場合は交渉になりにくいため、どこの店にでもあるシルバーにしました。うーむ、自分の趣味は全く配慮せず、値切りやすさだけで決めてしまっていますね。<br />さて、いよいよディーラーとの価格交渉です。日本にいたとき2年ほど前に車を買ったのですが、そのときは複数のディーラーで見積もりを取り、お互いに競争させて一番安いところから買いました。アメリカでも同じ手を使おうとしましたが、実はこれが通用しませんでした。なんと、アメリカのディーラーは値段を教えてくれないのです。<br />まずはあるホンダの正規ディーラに行ったのですが、車種を限定して価格を聞くと、「きょう買うのか」と言われました。「いや、ここ2~3週間のうちに考えている」というと、それっきり相手にもしてくれません。本当に放置状態です。じゃ、という感じで向こうに行ったっきりです。しばらく店でカタログをみていたのですが、誰一人声もかけてきませんでした。将来顧客になる可能性なんて無視で、今日の客以外はまったく相手にしてくれません。これはけっこうカルチャーショックでした。<br />ということで作戦変更。インターネットに切り替えました。ネットで見積もりをとれるディーラーを探して、見積もりを取りました。また、諸経費が結構バラつくという情報があったので、諸経費込みの最終価格(Out the Door Price)で見積もりをもらうようにしました。するとさすがにメールで価格を教えてくれましたが、その下にこう書いていました。「この価格を他のディーラーに絶対開示するな。もし開示したら見たほうが本社に連絡して懸賞をもらえるシステムになっているし、その瞬間にこの見積もりは無効になる」・・むむっ、ディーラー間の競争を相当警戒しているようです。ここまで書かれると、お互いの値段を教えて競争させることはできません。だからこのシステムを逆手に取ることにしました。ちょうどそこにネットで見積もりした別のディーラーから電話がかかってきました。そちらが、「他のディーラにも当たっているのか」と聞くので「もちろん見積もりをもらっている」と答えました。すると「いくらと言っている」と聞くので、「教えるなといわれているので開示できない。そこは近くのディーラーだけど、そこより充分安ければあんたのところを検討する。」と答えました。するとしばらく考えた後、最初のところより$800も安い$18,200という価格を出してきました。思ったより安い価格でした。たぶん最初のディーラの価格を伝えるとそこまで下がらなかったと思います。この見積もりはいつまで有効か聞くと、48時間だといわれました。次の週末までは待てないわけです。しょうがないので、もう一押しということで、「今日契約に行ったら$18,000にするか」と聞くと、やはりしばらく間があって「OK」との答えがありました。てなわけで、数週間かけて探すつもりが、あっという間に決まってしまいました。<br />早速ディーラーに飛んでいって、契約を済ませました。さすがに$18,000の小切手を切るときは手が震えました。自分の拙い英語で全然違う理解をしているかもしれないと思うと、ドキドキものでした。そういう意味では、なかなか気合の入った英会話教室でしたね。こんなに気合いを入れてリスニングしたのは、以前アメリカでスカイダイビングをしたときの事前講習以来です。<br />ディーラーでは「これがあんたの車だ」と見せてくれて、「乗って帰るか」といわれました。アメリカでは「納車」の概念がなく、車も買って帰るもののようです。予定外に早く買うことになったので、その時まだ使っていたリース車の返却手続きもしないといけないし、駐車スペースもないので、2週間おいといてもらうことにしました。<br />結局、最終の契約書を見ると、本体価格は$16,407となっています。これは仕入れ価格+$200なので、なかなか良い買い物かもしれません。しかもDestinationFee($595)が入っていなかったので、これが車両価格に含まれているものとすると、仕入れ価格より$400安く買ったことになります。いずれにせよ、たしかに諸経費はかなりいいかげんなので、最終価格で交渉してよかったです。<br />なお、最初の見積もりにあった「本社の懸賞システム」ですが、ハッタリの可能性が高いです。実際に車を買った営業の人は、「そんなのきいたことがない」と言っていたし、そもそもディーラー間の競争がすごいので、そんなシステムはなりたたないと思います。というのは、契約後さらに別のディーラーから電話があり、「もう契約したからいい」というと、「車に乗って帰ったのか」と聞きます。「いやまだだ」と答えると、「それなら契約は完全に終わっていないので無効にできる。もっと安い価格を提示するから、うちから買え」といいます。「もういいよ」と言っても「いやいやちょっとのことでお金をセーブできるんだぞ」としつこく言います。「とにかく価格を教えてくれたら、上司と相談して5分後にもっと安い価格を連絡する。いくらで買った?」とまくしたてるので、「こみこみで$18,000」と答えると、「じゃ、待ってろよ」と電話を切りました。結局、その後電話がありませんでしたので、それ以下の価格は出せなかったのかもしれませんが、いずれにせよ他所との契約を破棄させてまで売り込もうと言う迫力にはまいりました。

    さて車種の選定ですが、僕は「車は乗れればいい」という人ですので、帰任時に売りやすい車としてCIVICにしました。CIVICを調べていると、DXという一番安いモデルはエアコンもラジオもついていなかったので、もうひとつ上のLXにしました。これは必要なものは一通りついており、日本と違ってフロアマットもついています。ヘタにオプションをつけないほうが、ディーラ間で価格を比較しやすいですからね。また、店に在庫がない場合は交渉になりにくいため、どこの店にでもあるシルバーにしました。うーむ、自分の趣味は全く配慮せず、値切りやすさだけで決めてしまっていますね。
    さて、いよいよディーラーとの価格交渉です。日本にいたとき2年ほど前に車を買ったのですが、そのときは複数のディーラーで見積もりを取り、お互いに競争させて一番安いところから買いました。アメリカでも同じ手を使おうとしましたが、実はこれが通用しませんでした。なんと、アメリカのディーラーは値段を教えてくれないのです。
    まずはあるホンダの正規ディーラに行ったのですが、車種を限定して価格を聞くと、「きょう買うのか」と言われました。「いや、ここ2~3週間のうちに考えている」というと、それっきり相手にもしてくれません。本当に放置状態です。じゃ、という感じで向こうに行ったっきりです。しばらく店でカタログをみていたのですが、誰一人声もかけてきませんでした。将来顧客になる可能性なんて無視で、今日の客以外はまったく相手にしてくれません。これはけっこうカルチャーショックでした。
    ということで作戦変更。インターネットに切り替えました。ネットで見積もりをとれるディーラーを探して、見積もりを取りました。また、諸経費が結構バラつくという情報があったので、諸経費込みの最終価格(Out the Door Price)で見積もりをもらうようにしました。するとさすがにメールで価格を教えてくれましたが、その下にこう書いていました。「この価格を他のディーラーに絶対開示するな。もし開示したら見たほうが本社に連絡して懸賞をもらえるシステムになっているし、その瞬間にこの見積もりは無効になる」・・むむっ、ディーラー間の競争を相当警戒しているようです。ここまで書かれると、お互いの値段を教えて競争させることはできません。だからこのシステムを逆手に取ることにしました。ちょうどそこにネットで見積もりした別のディーラーから電話がかかってきました。そちらが、「他のディーラにも当たっているのか」と聞くので「もちろん見積もりをもらっている」と答えました。すると「いくらと言っている」と聞くので、「教えるなといわれているので開示できない。そこは近くのディーラーだけど、そこより充分安ければあんたのところを検討する。」と答えました。するとしばらく考えた後、最初のところより$800も安い$18,200という価格を出してきました。思ったより安い価格でした。たぶん最初のディーラの価格を伝えるとそこまで下がらなかったと思います。この見積もりはいつまで有効か聞くと、48時間だといわれました。次の週末までは待てないわけです。しょうがないので、もう一押しということで、「今日契約に行ったら$18,000にするか」と聞くと、やはりしばらく間があって「OK」との答えがありました。てなわけで、数週間かけて探すつもりが、あっという間に決まってしまいました。
    早速ディーラーに飛んでいって、契約を済ませました。さすがに$18,000の小切手を切るときは手が震えました。自分の拙い英語で全然違う理解をしているかもしれないと思うと、ドキドキものでした。そういう意味では、なかなか気合の入った英会話教室でしたね。こんなに気合いを入れてリスニングしたのは、以前アメリカでスカイダイビングをしたときの事前講習以来です。
    ディーラーでは「これがあんたの車だ」と見せてくれて、「乗って帰るか」といわれました。アメリカでは「納車」の概念がなく、車も買って帰るもののようです。予定外に早く買うことになったので、その時まだ使っていたリース車の返却手続きもしないといけないし、駐車スペースもないので、2週間おいといてもらうことにしました。
    結局、最終の契約書を見ると、本体価格は$16,407となっています。これは仕入れ価格+$200なので、なかなか良い買い物かもしれません。しかもDestinationFee($595)が入っていなかったので、これが車両価格に含まれているものとすると、仕入れ価格より$400安く買ったことになります。いずれにせよ、たしかに諸経費はかなりいいかげんなので、最終価格で交渉してよかったです。
    なお、最初の見積もりにあった「本社の懸賞システム」ですが、ハッタリの可能性が高いです。実際に車を買った営業の人は、「そんなのきいたことがない」と言っていたし、そもそもディーラー間の競争がすごいので、そんなシステムはなりたたないと思います。というのは、契約後さらに別のディーラーから電話があり、「もう契約したからいい」というと、「車に乗って帰ったのか」と聞きます。「いやまだだ」と答えると、「それなら契約は完全に終わっていないので無効にできる。もっと安い価格を提示するから、うちから買え」といいます。「もういいよ」と言っても「いやいやちょっとのことでお金をセーブできるんだぞ」としつこく言います。「とにかく価格を教えてくれたら、上司と相談して5分後にもっと安い価格を連絡する。いくらで買った?」とまくしたてるので、「こみこみで$18,000」と答えると、「じゃ、待ってろよ」と電話を切りました。結局、その後電話がありませんでしたので、それ以下の価格は出せなかったのかもしれませんが、いずれにせよ他所との契約を破棄させてまで売り込もうと言う迫力にはまいりました。

  • さて、契約から2週間後、前の車のリースの終了手続きと、保険の切り替えも終了したため、いよいよ車を取りに行きました。ちょっと遠いディーラだったため、バスを乗り継いで30分かけてお店まで行きました。<br />お店での手続きは簡単。引換証みたいなものはなにもなく、顔を見ただけですぐに鍵をくれました。その後、営業の担当者が車のところまでついてきて、懇切丁寧に車の使い方を教えてくれます。車だけではなく、ラジオのチューニング方法まで教えてくれました。また、盗難防止のパスワードもあるとのことです。バッテリーを外すなどして車の伝送系がリセットされたときは、最初に所定のパスワードを入れないと車が一切動かないようになっているそうです。パスワードが書いてあるカードをくれましたが、当然車には置いておくなと言われました。でもこれって、盗難防止というより、盗難された後のいやがらせにしかすぎないのでは。たしかに多少の抑止効果はあるかもしれませんが。<br />あと、最後にスペックの一覧表と車両本体価格が書いた紙をくれました。車両本体価格は$18,355と書いてあり、営業の人に「この値段で買ったことにしておいてね」と言われました。よほど実売価格を知られたくないようですね。この価格は、標準小売り価格(MSRP)+DestinationFee(前述)の価格なので、一切値切り交渉しないときに提示される価格ですね。<br />さて一通りの説明が終わって、いよいよ店から出るのですが、助手席に営業の人が座ったままです。で、一緒にガソリンスタンドまで行って、ガソリンを満タンにしてくれました。別に満タン引渡しを要求した訳ではないのですが、これがひとつのサービスのようです。さて、これでようやく全部終了。営業の人を店まで送っていって、お別れです。別れ際に、「アンケートの電話がかかってきたら、全部5だと言っといてね」と言われました。どうやら、車の購入後に本社から電話がかかってきて、店の対応はどうだったかの調査があり、項目ごとに5段階評価をするみたいです。すごく丁寧な対応だったのは、これがあるからか、と納得。顧客満足度の調査と営業の質向上を同時に行うことのできるいいシステムですね。<br />さて、車を乗って帰ったものの、ナンバープレートのところにはディーラの広告がついています。本当のナンバープレートは、そのうち陸運局から送られてきて、自分で取り付けるそうです。日本みたいに、陸運局に行って封印をしてもらう必要はないようです。そういえば、ナンバープレートを窓のところにおいて走っている車もたまにみかけますね。<br />ということで、なんとか車を手に入れました。ちょっと面倒くさかったけど、まあまあ面白かったです。

    さて、契約から2週間後、前の車のリースの終了手続きと、保険の切り替えも終了したため、いよいよ車を取りに行きました。ちょっと遠いディーラだったため、バスを乗り継いで30分かけてお店まで行きました。
    お店での手続きは簡単。引換証みたいなものはなにもなく、顔を見ただけですぐに鍵をくれました。その後、営業の担当者が車のところまでついてきて、懇切丁寧に車の使い方を教えてくれます。車だけではなく、ラジオのチューニング方法まで教えてくれました。また、盗難防止のパスワードもあるとのことです。バッテリーを外すなどして車の伝送系がリセットされたときは、最初に所定のパスワードを入れないと車が一切動かないようになっているそうです。パスワードが書いてあるカードをくれましたが、当然車には置いておくなと言われました。でもこれって、盗難防止というより、盗難された後のいやがらせにしかすぎないのでは。たしかに多少の抑止効果はあるかもしれませんが。
    あと、最後にスペックの一覧表と車両本体価格が書いた紙をくれました。車両本体価格は$18,355と書いてあり、営業の人に「この値段で買ったことにしておいてね」と言われました。よほど実売価格を知られたくないようですね。この価格は、標準小売り価格(MSRP)+DestinationFee(前述)の価格なので、一切値切り交渉しないときに提示される価格ですね。
    さて一通りの説明が終わって、いよいよ店から出るのですが、助手席に営業の人が座ったままです。で、一緒にガソリンスタンドまで行って、ガソリンを満タンにしてくれました。別に満タン引渡しを要求した訳ではないのですが、これがひとつのサービスのようです。さて、これでようやく全部終了。営業の人を店まで送っていって、お別れです。別れ際に、「アンケートの電話がかかってきたら、全部5だと言っといてね」と言われました。どうやら、車の購入後に本社から電話がかかってきて、店の対応はどうだったかの調査があり、項目ごとに5段階評価をするみたいです。すごく丁寧な対応だったのは、これがあるからか、と納得。顧客満足度の調査と営業の質向上を同時に行うことのできるいいシステムですね。
    さて、車を乗って帰ったものの、ナンバープレートのところにはディーラの広告がついています。本当のナンバープレートは、そのうち陸運局から送られてきて、自分で取り付けるそうです。日本みたいに、陸運局に行って封印をしてもらう必要はないようです。そういえば、ナンバープレートを窓のところにおいて走っている車もたまにみかけますね。
    ということで、なんとか車を手に入れました。ちょっと面倒くさかったけど、まあまあ面白かったです。

  • 赴任後3年間は最初のアパートに住んでいました。そろそろ年間契約が切れるという時に、例年のように延長の打診をしました。ただ、ここでさらに1年の契約をした場合、もし1年以内に帰任するようなことがあった場合には、それ以降の家賃もペナルティとして払わなければいけません。したがって、月毎の更新でできないか打診してみました。すると家主は「1年でないとダメ」と言い張り、そのうち突然「自分が住むことにしたから更新しない」と言ってきました。まあ、これまでも契約期間内に突然家賃の値上げを打診してくるような変な家主だったので、いい機会とばかりに別のアパートを探すことにしました。<br />まずは、以前のアパートを見つけたWebサイトで探してみました。アメリカはネット化が進んでて、探しやすいようになっていますし、ユーザーのレビューもいろいろと見れます。でも、よさそうな物件はいろいろとあるものの、短期契約の物件がなかなかありません。それでもなんとか条件に合うものを2件見つけ、見に行きました。<br />まずは1件目は、今までのアパートの向かいに半年前にできたばかりのアパート。ほぼ新品だし静かなので、とても気に入りました。聞けば、もともとは買取マンションとして建てたものの、リーマンショックで想定の売価では売れそうもないため、経済状況が回復するまでは賃貸にして、経済状況が回復したら販売するとのことです。ただ残念ながら入居時期の条件が合わず、契約ができませんでした。<br />次に行ったのが、会社のすぐ横のサンタナロウというショッピングセンターの2階のアパートです。近いし、便利のいいところにあるのですが、にぎやかなところなので、うるさそうだし、車も混雑しています。あまり僕の好みではないのですが、他に選択肢もないので、結局そこにしました。<br />前回のように個人との契約ではなく、不動産屋が仲介していたので、契約はシステマティックに進み、簡単にまとまりました。解約も1ヶ月前までに通知すれば良いので、いつでも帰任できます。

    赴任後3年間は最初のアパートに住んでいました。そろそろ年間契約が切れるという時に、例年のように延長の打診をしました。ただ、ここでさらに1年の契約をした場合、もし1年以内に帰任するようなことがあった場合には、それ以降の家賃もペナルティとして払わなければいけません。したがって、月毎の更新でできないか打診してみました。すると家主は「1年でないとダメ」と言い張り、そのうち突然「自分が住むことにしたから更新しない」と言ってきました。まあ、これまでも契約期間内に突然家賃の値上げを打診してくるような変な家主だったので、いい機会とばかりに別のアパートを探すことにしました。
    まずは、以前のアパートを見つけたWebサイトで探してみました。アメリカはネット化が進んでて、探しやすいようになっていますし、ユーザーのレビューもいろいろと見れます。でも、よさそうな物件はいろいろとあるものの、短期契約の物件がなかなかありません。それでもなんとか条件に合うものを2件見つけ、見に行きました。
    まずは1件目は、今までのアパートの向かいに半年前にできたばかりのアパート。ほぼ新品だし静かなので、とても気に入りました。聞けば、もともとは買取マンションとして建てたものの、リーマンショックで想定の売価では売れそうもないため、経済状況が回復するまでは賃貸にして、経済状況が回復したら販売するとのことです。ただ残念ながら入居時期の条件が合わず、契約ができませんでした。
    次に行ったのが、会社のすぐ横のサンタナロウというショッピングセンターの2階のアパートです。近いし、便利のいいところにあるのですが、にぎやかなところなので、うるさそうだし、車も混雑しています。あまり僕の好みではないのですが、他に選択肢もないので、結局そこにしました。
    前回のように個人との契約ではなく、不動産屋が仲介していたので、契約はシステマティックに進み、簡単にまとまりました。解約も1ヶ月前までに通知すれば良いので、いつでも帰任できます。

  • アパートの建物。向かいにはバーバーリーやグッチなどのお店。

    アパートの建物。向かいにはバーバーリーやグッチなどのお店。

  • お客さんがデロリアンで乗りつけるようなショッピングセンターです。

    お客さんがデロリアンで乗りつけるようなショッピングセンターです。

  • リビングからキッチンを見たところ。

    リビングからキッチンを見たところ。

  • リビング。窓越しには商店街。

    リビング。窓越しには商店街。

  • 契約上の入居日は月曜日でしたが、鍵を契約開始日の1週間前にくれたため、その前の土日は掃除と引越しに充てることができました。まずは掃除機と雑巾のみを持って新アパートに移動しました。部屋内のほとんどの部分は木のフローリングで、ベッドルームのみがカーペットです。念入りに掃除機を全体にかけて、雑巾がけを開始しました。すると、最初の一拭きで雑巾が真っ黒!!基本的にアメリカでは土足の生活です。この部屋はできてから5年間土足で歩きまわられていたのです。要するに、日本の玄関の土間を雑巾がけしたようなものです。前回のアパートは、前の住人が中国人だったので裸足の生活をしており、入居したときもきれいでした。これに対して、土足の床がこんなに汚いものだというのは初めて知りました。アメリカ人はこんな中で生活してて、喘息とかの問題はないのでしょうか。<br />とにかく、「このペースで雑巾がけしていくと二日で終わるのかっ」と途方にくれました。一時は、このままアメリカ式に土足の生活をしようかと、半ば本気で考えてしまいました。でも、3年前に赴任したとき、2ヶ月のホテル生活の後に、アパートに入って地べたに座ったときのほっとした感覚を思い出し、気力を奮い立たせて雑巾がけを開始しました。古いシャツを一枚つぶして、全体をこれで粗がけし、見事に真っ黒になったシャツはそのままゴミ箱へ。その後2ラウンド部屋全体の雑巾がけをして、やっときれいになりました。土曜日はこれだけでおしまいになってしまいました。夜はもう疲労困憊。<br />しかし、フローリング部分は雑巾掛けできてきれいになったものの、カーペットはそういうわけにはいきません。カーペットが同程度汚れていると考えると、いくら掃除機をかけてもとても裸足で入る気にはなれません。結局ベッドルームのみ専用のスリッパを使うことにしました。翌日の日曜は午前中はキッチンの掃除で終わり、昼からは引越しでした。引越しは簡単。荷物が少ないので、自分の車で2往復。しかし、新しいアパートはショッピングセンターの中心地なので、車で入るには人の波の合間を縫っていく必要があり、これからの生活もふくめてちょっと鬱・・。<br />荷物は大体移動し、月曜の朝は元のアパートで起きて、シーツとパジャマと歯磨きセットを持って会社へ通勤。帰りはそのまま新居へ。その後、家主に鍵を返して引越し完了でした。引越し後に、バスルームの掃除が残っていましたが・・・。

    契約上の入居日は月曜日でしたが、鍵を契約開始日の1週間前にくれたため、その前の土日は掃除と引越しに充てることができました。まずは掃除機と雑巾のみを持って新アパートに移動しました。部屋内のほとんどの部分は木のフローリングで、ベッドルームのみがカーペットです。念入りに掃除機を全体にかけて、雑巾がけを開始しました。すると、最初の一拭きで雑巾が真っ黒!!基本的にアメリカでは土足の生活です。この部屋はできてから5年間土足で歩きまわられていたのです。要するに、日本の玄関の土間を雑巾がけしたようなものです。前回のアパートは、前の住人が中国人だったので裸足の生活をしており、入居したときもきれいでした。これに対して、土足の床がこんなに汚いものだというのは初めて知りました。アメリカ人はこんな中で生活してて、喘息とかの問題はないのでしょうか。
    とにかく、「このペースで雑巾がけしていくと二日で終わるのかっ」と途方にくれました。一時は、このままアメリカ式に土足の生活をしようかと、半ば本気で考えてしまいました。でも、3年前に赴任したとき、2ヶ月のホテル生活の後に、アパートに入って地べたに座ったときのほっとした感覚を思い出し、気力を奮い立たせて雑巾がけを開始しました。古いシャツを一枚つぶして、全体をこれで粗がけし、見事に真っ黒になったシャツはそのままゴミ箱へ。その後2ラウンド部屋全体の雑巾がけをして、やっときれいになりました。土曜日はこれだけでおしまいになってしまいました。夜はもう疲労困憊。
    しかし、フローリング部分は雑巾掛けできてきれいになったものの、カーペットはそういうわけにはいきません。カーペットが同程度汚れていると考えると、いくら掃除機をかけてもとても裸足で入る気にはなれません。結局ベッドルームのみ専用のスリッパを使うことにしました。翌日の日曜は午前中はキッチンの掃除で終わり、昼からは引越しでした。引越しは簡単。荷物が少ないので、自分の車で2往復。しかし、新しいアパートはショッピングセンターの中心地なので、車で入るには人の波の合間を縫っていく必要があり、これからの生活もふくめてちょっと鬱・・。
    荷物は大体移動し、月曜の朝は元のアパートで起きて、シーツとパジャマと歯磨きセットを持って会社へ通勤。帰りはそのまま新居へ。その後、家主に鍵を返して引越し完了でした。引越し後に、バスルームの掃除が残っていましたが・・・。

  • なけなしの家具ですが、それでも入ると少しは生活感が出てきました。<br /><br /><br />その後、数々の住所変更手続きが必要です。車、免許、保険、銀行、カード類・・・。住所変更の多くは、セキュリティの関係もあってかネット上ではできませんでした。サイン入り書類を送ったり、電話で個人認証してから申し込んだり・・。結構面倒でした。銀行についてはちゃんと住所変更したはずなのに、引越しの後に元の大家から「手紙が来ているよ」と連絡があり、取りに行きました。見ると、「住所変更の依頼があったけど変えていいのか」という通知。まあ、確かに勝手に変えられたらいけないので、元の住所に通知するのもわかるけど、住所変更しているのにもとの住所に郵送するのはなんか間が抜けているような。そんなことをしたのは銀行だけでした。

    なけなしの家具ですが、それでも入ると少しは生活感が出てきました。


    その後、数々の住所変更手続きが必要です。車、免許、保険、銀行、カード類・・・。住所変更の多くは、セキュリティの関係もあってかネット上ではできませんでした。サイン入り書類を送ったり、電話で個人認証してから申し込んだり・・。結構面倒でした。銀行についてはちゃんと住所変更したはずなのに、引越しの後に元の大家から「手紙が来ているよ」と連絡があり、取りに行きました。見ると、「住所変更の依頼があったけど変えていいのか」という通知。まあ、確かに勝手に変えられたらいけないので、元の住所に通知するのもわかるけど、住所変更しているのにもとの住所に郵送するのはなんか間が抜けているような。そんなことをしたのは銀行だけでした。

  • アパートの部屋のオーブンが故障しているとのことでした。僕の入居前の補修が間に合わなかったらしく、工事は入居後になりました。電子レンジは別にあるので、僕はオーブンなんて使わないのですが、不動産会社としては修理せざるを得ないのでしょうから、黙って工事してもらうことにしました。工事の人が部屋に入るときに、「靴を脱いでもらえる?」と聞くと、申し訳なさそうに「Not Allowed」と答えます。どうやら靴を脱いで工事して怪我した場合に保険がおりないみたいで、靴を脱ぐことが禁止されているようです。しょうがないので、一生懸命掃除したばかりの部屋にずかずかと土足で入ってもらいました。しばらくごそごそやっていたかと思うと、「ごめん、部品が足りないから又来るわ」とのこと。「じゃまたね」と帰っていきました。う~ん、しょうがないなぁ、と思いつつ、また拭き掃除を一生懸命しながらはたと気づきました。また、次回も土足で入ってくるから、掃除をやり直さなきゃならないじゃん・・・。

    アパートの部屋のオーブンが故障しているとのことでした。僕の入居前の補修が間に合わなかったらしく、工事は入居後になりました。電子レンジは別にあるので、僕はオーブンなんて使わないのですが、不動産会社としては修理せざるを得ないのでしょうから、黙って工事してもらうことにしました。工事の人が部屋に入るときに、「靴を脱いでもらえる?」と聞くと、申し訳なさそうに「Not Allowed」と答えます。どうやら靴を脱いで工事して怪我した場合に保険がおりないみたいで、靴を脱ぐことが禁止されているようです。しょうがないので、一生懸命掃除したばかりの部屋にずかずかと土足で入ってもらいました。しばらくごそごそやっていたかと思うと、「ごめん、部品が足りないから又来るわ」とのこと。「じゃまたね」と帰っていきました。う~ん、しょうがないなぁ、と思いつつ、また拭き掃除を一生懸命しながらはたと気づきました。また、次回も土足で入ってくるから、掃除をやり直さなきゃならないじゃん・・・。

  • さらに、ガス、電気、インターネットなど、いろいろなインフラを申し込む必要があります。ガスと電気は電話で申し込むだけで、実に簡単でした。まあ、申し込んだ人がお金を払うわけなので、なにもチェックとかはなく、提出書類もないまま簡単に手続きが終了しました。アメリカのことなので、一回目の伝票が来るまでは油断は禁物ですが。<br />問題はインターネットです。これは大変苦労しました。まずはネットで安いプランを探して見ました。すると、AT&amp;TがDSLで結構お得なプランを提供しています。AT&amp;TのWebページ内にこれが使えるかどうかを調べるところがあり、住所と部屋番号を入れてみると、利用可と表示されます。ラッキーとばかりに、早速申し込みました。DSLモデムが送られてきて、サービス開始の日時になりました。DSLモデムをつなごうとしてハタと気づいたのですが、アパートのあちこちの壁にあるジャックは、電話のジャックではなく、全てイーサネットtのジャックでした。電話線がどこにもありません。アメリカの家は、クローゼットの中に通信ターミナルがあります。そこをあけてみると、部屋のあちこちにつながっていそうなイーサケーブルとルーター、それとケーブルTVの線しかありません。早速AT&amp;Tに電話すると、5箇所ほどたらい回しにされたあげく、「電話線がきていないと使えない」とのこと。どうやら、僕の入っているアパートはインターネットのみしかきていないようです。おいおい、アパートの部屋番号まで入れてOKになったのに、なんてことだ。それどころか、こちらに送ってきたDSLモデムの型番すらAT&amp;T側が把握していないらしく、5回のたらい回し毎にモデムの型番から説明させられるはめになりました。<br />結局、AT&amp;Tでつなぐためには、電話回線の引き込み工事からしないといけないようなので、キャンセルすることにしました。すると、キャンセルは又別のところに電話しろとのこと。しかも、今は営業時間外なので明日電話しろ、と別の電話番号を教えられました。翌日電話すると、今度電話に出た人は僕の英語のたどたどしさを悟ってか、「お前は何人だ」と聞いてきました。「日本人だ」と答えると、「ちょっと待て」としばらく待たされたあと、日本語オペレータがでてきました。ふーやれやれ、と思ったのも束の間、結局サービス開始から間がないのでコンピュータ登録ができておらず、明日もう一回電話しろと、新しい番号を教えられました。はいはい、もうなんでもしますよ。次の日、その番号に電話すると、「はい、AT&amp;T日本語案内です」とのこと。なんじゃ、こんなんがあるんだったら、もっと早く教えておいてくれ~。と、ようやくキャンセルができ、ネット探しはふりだしに戻りました。

    さらに、ガス、電気、インターネットなど、いろいろなインフラを申し込む必要があります。ガスと電気は電話で申し込むだけで、実に簡単でした。まあ、申し込んだ人がお金を払うわけなので、なにもチェックとかはなく、提出書類もないまま簡単に手続きが終了しました。アメリカのことなので、一回目の伝票が来るまでは油断は禁物ですが。
    問題はインターネットです。これは大変苦労しました。まずはネットで安いプランを探して見ました。すると、AT&TがDSLで結構お得なプランを提供しています。AT&TのWebページ内にこれが使えるかどうかを調べるところがあり、住所と部屋番号を入れてみると、利用可と表示されます。ラッキーとばかりに、早速申し込みました。DSLモデムが送られてきて、サービス開始の日時になりました。DSLモデムをつなごうとしてハタと気づいたのですが、アパートのあちこちの壁にあるジャックは、電話のジャックではなく、全てイーサネットtのジャックでした。電話線がどこにもありません。アメリカの家は、クローゼットの中に通信ターミナルがあります。そこをあけてみると、部屋のあちこちにつながっていそうなイーサケーブルとルーター、それとケーブルTVの線しかありません。早速AT&Tに電話すると、5箇所ほどたらい回しにされたあげく、「電話線がきていないと使えない」とのこと。どうやら、僕の入っているアパートはインターネットのみしかきていないようです。おいおい、アパートの部屋番号まで入れてOKになったのに、なんてことだ。それどころか、こちらに送ってきたDSLモデムの型番すらAT&T側が把握していないらしく、5回のたらい回し毎にモデムの型番から説明させられるはめになりました。
    結局、AT&Tでつなぐためには、電話回線の引き込み工事からしないといけないようなので、キャンセルすることにしました。すると、キャンセルは又別のところに電話しろとのこと。しかも、今は営業時間外なので明日電話しろ、と別の電話番号を教えられました。翌日電話すると、今度電話に出た人は僕の英語のたどたどしさを悟ってか、「お前は何人だ」と聞いてきました。「日本人だ」と答えると、「ちょっと待て」としばらく待たされたあと、日本語オペレータがでてきました。ふーやれやれ、と思ったのも束の間、結局サービス開始から間がないのでコンピュータ登録ができておらず、明日もう一回電話しろと、新しい番号を教えられました。はいはい、もうなんでもしますよ。次の日、その番号に電話すると、「はい、AT&T日本語案内です」とのこと。なんじゃ、こんなんがあるんだったら、もっと早く教えておいてくれ~。と、ようやくキャンセルができ、ネット探しはふりだしに戻りました。

  • 今度はネットを探す前に不動産屋さんに前の住人が何を使ったか聞いてみました。すると、コムキャストを使っていたとのこと。じゃあコムキャストでいいや、とウェブページを見に行きました。コムキャストは半年間$19.99(それ以降は$45)のキャンペーンをしていたため、それを申し込むことにしました。ウェブページ上で必要条項を入れて、最後に[送信]ボタンを押すと、最後にオペレータとテキストチャットをしないといけないようになっていました。なんじゃこりゃ、と思いつつ、もたもたとチャットしてみました。最初に、$19.99にセキュリティーサービス$0.99を追加するかどうか聞かれました。そんなのはいらないと思ったのですが、それを選ばないと、もっと高い追加料金がいるとのこと。そんなのさっきの申し込み時に書いてなかったじゃん、といいつつも、まあ$0.99ぐらいならいいか、とOKしました。すると、次に「残念ながら$19.99のサービスは終了しました。一年間$24.99のサービスならあるけど、どう?」とのこと。さすがにこれには頭にきて、「そんなのWebになかったやん。あんたとこみたいなのは信用できん。全てキャンセルしてくれ」と言いました。実は本当にキャンセルすると、ネットがつながらなくて困るのですが・・。先方はあわてて、「ちょっと待って、今もっと調べてみるから」と言った後、「やっぱり$19.99のサービスが適応できるようです」とのこと。案の定というか、アメリカではよくあるパターンですね。てなやり取りの結果、ようやく工事のアポがとれ、無事ネットがつながりました。いや~、おもしろかった。<br /><br />とりとめのない話題になってしまいましたが、今回はこのぐらいで。

    今度はネットを探す前に不動産屋さんに前の住人が何を使ったか聞いてみました。すると、コムキャストを使っていたとのこと。じゃあコムキャストでいいや、とウェブページを見に行きました。コムキャストは半年間$19.99(それ以降は$45)のキャンペーンをしていたため、それを申し込むことにしました。ウェブページ上で必要条項を入れて、最後に[送信]ボタンを押すと、最後にオペレータとテキストチャットをしないといけないようになっていました。なんじゃこりゃ、と思いつつ、もたもたとチャットしてみました。最初に、$19.99にセキュリティーサービス$0.99を追加するかどうか聞かれました。そんなのはいらないと思ったのですが、それを選ばないと、もっと高い追加料金がいるとのこと。そんなのさっきの申し込み時に書いてなかったじゃん、といいつつも、まあ$0.99ぐらいならいいか、とOKしました。すると、次に「残念ながら$19.99のサービスは終了しました。一年間$24.99のサービスならあるけど、どう?」とのこと。さすがにこれには頭にきて、「そんなのWebになかったやん。あんたとこみたいなのは信用できん。全てキャンセルしてくれ」と言いました。実は本当にキャンセルすると、ネットがつながらなくて困るのですが・・。先方はあわてて、「ちょっと待って、今もっと調べてみるから」と言った後、「やっぱり$19.99のサービスが適応できるようです」とのこと。案の定というか、アメリカではよくあるパターンですね。てなやり取りの結果、ようやく工事のアポがとれ、無事ネットがつながりました。いや~、おもしろかった。

    とりとめのない話題になってしまいましたが、今回はこのぐらいで。

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