2017/07/28 - 2017/07/28
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2017年7月28日、世界遺産エリアに属する、ベルン州のOeschinensee/エッシネンゼー(エッシネン湖)で湖の北部をハイキングしました。
ハイキングといえば、晴れている日に限る!というのは、ここではうれしい裏切りでした!
ハイキング前にも、麓の町、Kandersteg/カンデルシュテークでは天空の山の風景に感動!
非常にまれな霧の中のハイキングでしたが、時折、霧の窓から見える山々や湖が非常に感動的で、エーデルワイスの花をはじめ、私をとりこにした初めて見る美しい花の群生、蝶と一緒に歩いたのも初体験!
さらに、多くの羊の群れに遭遇、そしてハイキングを終えて初めてみる美しい夕焼けシーンは今までに体験したことのない心に残る1シーンでした。
※ちなみに今回のハイキングポイントの標高
・Oeschinen(ロープウェイ山駅), 1682 m (ハイキング開始)
・Heuberg, 1948 m
・Berghaus Oberbergli(Oberbärgli), 1978 m (休憩)
・Unterbergli(Unterbärgli), 1794 m
・Oeschinensee, 1593 m
・Kandersteg Talstation(麓駅), 1198 m(ハイキング終了)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
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-
バーゼルSBB駅から列車で約2時間でKandersteg/カンデルシュテーク駅に到着。
2回目の訪問となるが、
目的は、初の試みであるエッシネン湖の北部でのハイキング! -
イチオシ
思わずシャッターを切りたくなった、カンデルシュテークの町の中心部で見た、霧に浮かぶ山!
-
まもなくBlüemlisalp/ブリュームリスアルプの山々を目の当たりに見ることができるのか・・・と思うと心が躍る。
-
町の中では足を止めたくなる風景がいくつも登場する。
-
さきほど霧に浮かんで見えた山、Bire/ビレ(2502m)。
-
予約しておいたこのホテルに荷物を預けてハイキングへ!
-
ホテルすぐ横のロープウェイ乗り場(麓駅)。
前回はロープウェイを利用せずにエッシネン湖へ向かったが、今回は湖北部のハイキングだけでも最低3時間はかかるということで上りは利用することにした。
※ロープウェイ所要時間:約7分 -
ロープウェイを降りて少し歩いたところ。
エッシネン湖へダイレクトに続く道との合流点。
私たちは左へ。 -
途中で個性あるヤギたちと遭遇!
彼らのそばでしばらく食事中の様子を眺めた。 -
ロープウェイ駅から約15分ほど歩いたところ。
ここでは霧の窓から見える山々の光景に非常に感動した! -
エッシネン湖のハイキングコースは非常にすぐれていると私は思う。
人工的ではなく自然の中を歩くという感覚が非常に良い。 -
霧が立ち込めるハイキングは初めてであったが、ワクワクドキドキ感もともない、やはり、世界遺産の風景だなぁとあらためて感心した。
-
面白いことに、少し立ち止まって風景を見ていると、この蝶が私の手のひらへやってきた!
なかなか飛び立とうとしないので、一緒にハイキングすること約15分。
すれ違うハイカーたちも驚いていたが、初めての面白い体験であった♪
【こぼれ話】
のちに、蝶嫌いとは知らずに私の友人にこの写真を見せたところ、驚愕していた。 -
先に述べたように、塗装された道ではなく自然に近いハイキングコースで、いろいろと違った光景が目に入り非常に面白い。
-
いたずら好きの霧であった。
煙のように霧が動く。
山々を見せてくれたかと思うと・・・ -
すぐに、霧のカーテンを閉めて、大切な山だけを見せてくれる。
うまく表現できないが、霧の中のハイキングもなかなか楽しいものだなと感じながら歩く♪ -
途中、同じ場所でもこのような二者択一のコースを選べる。
ちなみにこのルートでは私は下の道を選んだ。 -
地面がゆるいところにはこのように手作りの橋がかかっている。
安定感はある。 -
上を見上げると険しい崖、しかし足元に可憐な花々が登場し癒されながら歩く。
このギャップは反対にハイキングを非常に楽しくさせてくれた。
※ハイキング途中で見つけた主な花々は当旅行記の最後にご紹介。 -
ハイキングコースではいくつか(少なくとも5か所はあったような記憶)、
このように上から流れてくる滝(湖に注ぐ水)を超えるところがあったり、岩場を歩くところもあるので、できれば防水のきちんとしたハイキングシューズのほうがお勧めだが、すれ違った人の靴を見ると、普通のウォーキングシューズの人もいた。 -
幻想的なシーン!
霧がかかっているからこそ美しい!
そう感じたことは今までにない感動である。
※このあたりがHeuberg/ホイベルク, 1948 m -
霧の遊び心はたまらない!
霧の動きは止むこともなく、引き続き空で遊んでいるかのように、いろんな形の窓を作り、湖や山々を見せては隠すの繰り返し。 -
イチオシ
だから余計に霧の合間から見える湖は、さらに愛おしく美しく見えた。
-
このハイキングコースでの特徴は、ときたま、肌にミストを感じながら歩く場所があること。
きっと雪解け水が多い時期であれば軽めのシャワーに変身するでしょう。 -
蝶と一緒にハイキングしたあとの驚きは・・・、
この羊の群れに遭遇。
数えたわけではないが、ざっと見積もっても100頭くらいはいたような気がする。 -
共通点は仔羊らは人間に関心があるようだ。
大人の羊はマイペース、でも仔羊らはチラチラとよく私のほうを見る。 -
私にとっては好都合。
カメラ目線がうれしい♪ -
イチオシ
霧の中からドンドン、羊たちがやってくる。
たまに列からはみ出している羊もいるが、きちんと整列して歩いている。
素晴らしい!
本能的なものだろうか? -
親子でハイポーズ♪
-
羊飼いや羊犬は見かけなかったが、皆、ほとんど同じ方向へ歩いていく。
しばらく、羊たちと一緒にハイキング~♪ -
この仔羊は夫の目の前で立ち止まり、写真のモデルになってくれていた。
-
イチオシ
こちらがその写真。
"ニコリ"賞贈呈!
何だか、うれしそうに微笑んでくれているかのようだ。 -
小さな橋を越えたところで大きな岩だなぁと見上げると、
うれしいことにエーデルワイスを発見!(〇印で囲んだところ) -
イチオシ
崖を少しよじ登って撮影した野生のエーデルワイス♪
しばらく、エーデルワイスの歌をハミングして歩いた♪ -
そして、すぐにたくさんの牛たちと遭遇。
休憩中の牛もいればお食事中の牛もいた。
中には、羊たちの群れが気になって仕方なかった牛たちもいた。 -
やはり、大人の羊たちはマイペースだが、仔羊は好奇心旺盛なのかな?
ちょっと寄り道して牛に挨拶をしていたような、なかなか微笑ましい光景であった。
【ご参考までに:山で牛に出会ったときの注意点】
牛のすぐ後ろを歩かないこと!
また親子連れであれば、仔牛のそばに近づかないこと! -
私たちのあとからやったきた写真のカップルは動物たちが珍しい様子でもなく、軽快に歩いていた。
だが、私たちはというと、
たくさんの羊たちの観察を継続中!
迷子になった仔羊が鳴きながら、母親を探すシーンもあったりと、いつもながら私のハイキングは非常にのんびりだ!
そして、霧の中に入っていくと・・・・ -
立派な三羽の鶏たちに遭遇!
彼らのあとをついていくと、休憩する目的のためにチェックしておいた山小屋レストランへ到着。
山小屋で飼われている鶏たちであった。 -
Berghaus Oberbärgli/ベルクハウス・オーバーベルクリ, 1978 m。
夏のシーズンのみオープンしている。 -
空を見上げると、太陽は必至で霧の中から姿を見せようとしていた。
-
山のハイキングでの定番メニューをビールとともにいただく。
いつもながら、ハイキング途中で口にするサラミやチーズは格別に美味しい! -
夏の山小屋では小さな子がレストランのお手伝いをしている姿をよく見かけるが、重たいビールをゆっくりと慎重に運ぶこの少女はとてもいじらしかった。
-
山小屋からの眺めも素晴らしい!
-
山小屋の背後にはブリュームリスアルプ氷河が顔を出す。
-
休憩後、エッシネン湖のほうへ下っていく。
18時近くになると霧のカーテンが開かれた。
夕刻のステージの始まり! -
休憩した山小屋があるOberbärgli/オーバーベルクリからUnterbärgli/ウンターベルクリに下っていく途中、私はこの花の光景に釘付けとなる。
夏の時期しか見れない迫力ある滝の背景とは対照的に可愛い花々が集まっていた。 -
近づいてよーく見ると、とっても可愛い♪
この花の群生は空から星がたくさん降ってきて花を咲かせたのかと思えるほど美しい光景であった。
滝の音が聞こえ、そして美しいエッシネン湖が見える場所にふさわしい、とっておきの夏の花である! -
イチオシ
Astrantia major/アストランティア・マイオール
"Star of Loyals/スター・オブ・ロイヤルズ(ロイヤルスター)"
独語:Grosse Sterndolde/グローセ・シュテルンドルデ
(※Sternの意味は「星」) -
ピンク色のほうは名前を特定できなかったが、この時期に訪れて本当に良かったと思った。
-
美しい湖と夏色の花々。
夕刻だというのに非常に美しい湖! -
ここからエッシネン湖畔まで下る。
※山小屋が見えるあたりがUnterbärgli/ウンターベルクリ, 1794m -
坂道をくだって湖畔のハイキングが続く。
-
湖畔にたどりつくと、すでに夕焼けのプロローグが始まっていた。
※Oeschinensee/エッシネンゼー, 1593 mエッシネン湖 滝・河川・湖
-
楽しいと時はあっという間に過ぎ去る。
下りのロープウェイの最終時間を気にせずに歩いていたので、予定どおり麓駅近くにあるホテルまで歩くことにした・・・というか、歩かざるを得なかったわけだが (∩.∩)。
舗装された道を下りながら、時々、エッシネン湖の方角に何度も振り返りながら歩く。
すると・・・ -
イチオシ
奇跡だ!と思った。
歩いて下って正解だった。
森の中を通り抜けるとき・・・
21時少し前:東の空
この二色の夕焼けは、掛け軸にかけておきたいような絵画のようであった!
山頂は黄金色に輝き、氷河の下は朱く染まっていた。
※写真に写っている山:Blüemlisalphorn/ブリュームリスアルプホルン,
氷河:Obere Oeschinengletscher/オーベレ・エッシネングレッチャー -
北の空を見上げると・・・
ハイキング前に見た霧に浮かぶ山のように見えたBire/ビーレ山頂は
特別な朱い窓を作っていた。 -
そして数分後
また、東の空を見上げると・・・、燃えるような夕焼け!
すでにここは、ロープウェイの麓駅から約600m、川の土手付近であった。 -
大きな感動のあと胸がいっぱいの私は、
宿泊するホテルの灯をみたら、急にお腹が空いてきた。
ホテルレストランで、美味しいホームメイドのラザニアを食べながら、次回また近いうちにハイキングしたい!と、そう思わせる楽しいハイキングであった。 -
※このホテルの口コミあり。
http://4travel.jp/os_hotel_tips_each-13144533.htmlTypically Swiss Hotel Ermitage ホテル
-
ハイキング途中に見つけた花々
(エーデルワイスやロイヤルスター以外)① -
ハイキング途中に見つけた花々
(エーデルワイスやロイヤルスター以外)② -
ハイキング途中に見つけた花々
(エーデルワイスやロイヤルスター以外)③ -
ハイキング途中に見つけた花々
(エーデルワイスやロイヤルスター以外)④ -
ハイキング途中に見つけた花々
(エーデルワイスやロイヤルスター以外)⑤ -
ハイキング途中に見つけた花々
(エーデルワイスやロイヤルスター以外)⑥
以上、すべてではないが、これらの花々はハイキングをさらに楽しくさせてくれた縁の下の力持ちでもあるかな。
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