２０１８晩夏の北欧４ヶ国周遊⑤ヘルシンキ～帰国

2018/08/19 - 2018/08/27

３５度超えの日が続く異常な暑さの日本を抜け出して、北欧４ヶ国周遊ツアーに出かけました。８月下旬のこの時期で最高気温が２０度になるかならないかの北欧諸国。フィヨルド観光船のデッキ上ではライトダウンを着こんでも寒く、街中の観光にも薄手の上着が必須でした。全く汗をかくこともなく、ほぼ晴天にも恵まれ、初めての北欧旅行を快適に楽しむことができました。特別にコアな場所には行っていない、定番どころをみて回った初めての北欧旅行です。この方面へのツアー旅行をご検討中の方にご参考になればと思います。

今回⑤で最終回。タリンクシリアラインのクルーズ船で午前中に着いたfフィンランドのヘルシンキ。このツアーで４番目の訪問国です。まずはヘルシンキ大聖堂、マーケット広場を観光、シベリウス公園へ。いったん、宿泊するホテルへチェックインしたあと、私たちは終日フリータイムとなり、市内にトラムで行き、カイサニエミ植物園を訪問、続いてヘルシンキ市内の主だった観光スポットを自分たちで見て回りました。その翌日は帰国日。暑さのぶり返した日本へ気温差１５度以上の国々から帰ってきました。

エリア ヘルシンキ(フィンランド)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: スカンジナビア航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: JTB

クルーズ船がヘルシンキに近づくと、島々が見えてきました。

タリンクシリヤライン 船系

船を降りて、早速のヘルシンキ観光、マーケット広場へ。

マーケット広場 (カウッパトリ) 市場

ベリー類が豊富。

続いてヘルシンキのシンボル、白亜のヘルシンキ大聖堂へ。観光客がひっきりなしに行きかっていました。

ヘルシンキ大聖堂 寺院・教会

階段を下りた広場の花壇が美しかったです。

続いてバスで向かったのは、シベリウス公園。

シベリウス公園 広場・公園

フィンランドを代表する作曲家シベリウスのモニュメントであるステンレスパイプのオブジェと顔のレリーフがあり（でも、ただそれだけしかない）観光客がいっぱい。

バスはこの日の宿泊ホテル「ヒルトンヘルシンキカラスタヤトルッパ」到着。この時点ですでに、オプショナルツアー参加のメンバーとは別れていました。私たちはフリータイム選択だったので、いったん部屋に入り（実はまだ、チェックインできる部屋は２つしかないと言われたのですが、ラッキーなことにその一部屋が私たちでした。）装備を整え、フロントで購入したトラムの２４時間有効チケットを持って（１枚９ユーロ）、市内へ。

ヒルトン ヘルシンキ カラスタヤトッパ ホテル ホテル

ヒルトンヘルシンキカラスタヤトルッパは、ヘルシンキ中心部まではトラムで２０分ほどと、少し距離がある場所にありました。市内への交通手段はトラム。市内を縦断する路線の１つ、４番線の終点のトラム停留所が歩いて数分のところにありました。ホテルのフロントでチケットを購入できるということでとても助かりました。ストックホルムのトラムで懲りていたので、迷わず購入。このトラム停留所から市内へ。乗ったらすぐに機械にカードをあてて、登録します。

ヘルシンキ中央駅近くでトラムを下り、中央駅の中を通って東側へ出ました。

ヘルシンキ中央駅 駅

ヘルシンキ中央駅の駅前広場では、ちょうど警察関係の何かのデモンストレーションが行われているところでした。

私たちはそこから北へ進み、私が今回ぜひとも行きたかったカイサニエミ植物園へ。すぐにそれらしき囲いにたどり着いたのですが、入口がどこかわからなかったので、中にいたベビーカーを押した方に「すみませーん、入口はどこですか？」と聞いたら、「あっちよ！」と教えてくれました。いまさらですが、今回、北欧の人たちはみなさん、クリアな英語を話されるので、とてもわかりやすかったです。書き文字はスウェーデン語、フィンランド語・・・といろいろちがっていて読めませんでしたが、英語の表記もたくさんありました。

カイサニエミ植物園 テーマパーク・動物園・水族館・植物園

入口を入っていくと温室が見えます。温室内を観るのは有料だそうで、今回は、熱帯の花には興味がなく、私的にはフィンランドで今咲いているお花が見たかったので、温室には入りませんでした（最後にお断りして、トイレだけ借りてもいいですか？と聞いたら、受付の男性が快くＯＫしてくれましたよ）

ルリタマアザミに虫がとまっていましたね。

今を盛りに咲いている赤い花。ハルシャクギク？かなにか。

これはなんだか、日本の空き地に生えている雑草のヨウシュヤマブドウに似ていますね。

フクシアの花が大きくて驚きました。

毒のある植物にはこんな表示がしてあってわかりやすい。

植物園としてはそれほど大きくなく、植物の展示もただ花壇に種類ごとに植えているだけで「ガーデン」と呼べる形にはなっていなくて、いつか行ったイギリスのオックスフォードの植物園に比較すると残念なものでした。

次に行ったのはこのウスペンスキ寺院です。ロシア正教の教会で、小高い丘の上に建っていました。

ウスペンスキー大聖堂 寺院・教会

向こうには大きな観覧車。

そのあとは、市内中心部の憩いの場、エスプラナーディ公園を通りました。

エスプラナーディ公園 広場・公園

大きなコンテナがきれい。

花壇の植え込みもきれいでした。

カンピショッピングセンターで夕食用にサンドイッチなどを購入。スーパーでワインを購入した時、近くにいた人に「これ、アルコール入りですよね？」と確認したら、「そうよ」と言われたのに、夫いわく「全然アルコール入っている感じしないよ、ジュースだ」。どうも、アルコール度数の高いお酒は「酒屋」でないと売っていないようでしたね。

K スーパーマーケット (カンピ) スーパー・コンビニ

みなさんの旅行記で何度も見た、変った外観のカンピ礼拝堂。なかもちょこっと拝見しました。

さらに、ちょっと離れていたのですが、かなり歩いて道を聞きながら、こちらのテンペリアウキオ教会、「岩の教会」にも行きました。

テンペリアウキオ教会 寺院・教会

そして、夫の提案で、せっかくなので、４番トラムをわざと逆方向に乗って終点近くまで行き（あっという間に商業地を抜けて住宅地になりましたが）、また折り返してホテル方向に乗って、ヘルシンキの街をトラムの中から眺めながらホテルに帰りました。

翌朝、帰国日のホテルの朝食ブッフェ。最後まで食欲は衰えず。

ヒルトン系列のホテルでは（以前もどこかで泊まったヒルトン系ホテルでもそうでしたが）ＮＨＫの海外向け放送を見ることができました。日本の天気予報、最高気温が熊谷３９度？わぁ、まいっちゃう。

そういえば、あと、このホテルの私たちの部屋からはなぜか、敷地内にある高射砲が見えました。あれは、いったい何だったのでしょう？まさか、今では使われなくなったものだと思いますが、なぜ撤去されていないのか、不思議でした。

最後は今回私が購入したお土産品です。とにもかくにも物価の高い北欧では、ちょっとお買い物を楽しむ・・・とはいきませんね。帰国して日本の気温を考えると、チョコレートやチーズもＮＧだったので、クッキーや紅茶などにせざるをえませんでした。北欧諸国、きれいで豊かでみんな幸福そうで素晴らしいところでしたが・・・リピートはしないかなと思います。以上、長々と見てくださった方、本当にありがとうございました。

この旅行記へのコメント （2）

• Lucy Hilltopさん 2018/09/03 17:30:41

  北欧って空気がとても済んでいそうですね

  観光の方々もヨーロッパ地域からが多いのでしょうか
  全体的ゆったりとして清潔感があって　シンプルだけど洗練されてるイメージ✨
  
  フィンランドの住宅街をトラムから眺められたとのこと😊　いわゆるスエーデンハウスみたいな大きな四角い窓がやっぱり特徴的なのかな？
  
  旅の途中でご覧になる地域の草花は　あんがい身近に感じるものや　ビックリするようなこともいっぱいあって　凄く楽しみですね🌿
  
  お料理も　お肉だけでなく　お魚なども頂けるのがホットしますね
  
  現地の皆さま英語が堪能ということでしたから
  このご時世の旅行先としては　安全で安心　衛生的な印象が残りました🌿
  
  猛暑でぐったりの8月でしたけれど　今日9月にこの爽やかな写真をいっぱい堪能出来て元気出ました💕　ありがとうございました😊

  hanako yamadaさん からの返信 2018/09/07 09:07:07

  RE: 北欧って空気がとても済んでいそうですね

  
  Lucy　Hilltop　さん、
  今回、北欧４ヶ国の町を歩いてみると出会う人々の９５％くらいは白人の方でした。観光客はお隣の大国の方々と日本人など、東アジア人がほとんどだったかと思います（ので、いわゆる観光スポットはアジア人だらけ）
  たしかに町はきれいで衛生的（いわゆるホームレスみたいな方もたった１人だけ目撃しただけでした）安全で、治安の不安は全くありませんでしたよ。一般の方のお家は木の家も多かったけがします。あれがスウェーデンハウスかな？
  私のつたない英語でも聞き取ってくれる現地の方が多く、意思の疎通に困ることもなかったので、ただ、物価の高ささえ我慢できれば、北欧、お勧めです！