2018/08/19 - 2018/08/27
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hanako yamadaさん
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35度超えの日が続く異常な暑さの日本を抜け出して、北欧4ヶ国周遊ツアーに出かけました。8月下旬のこの時期で最高気温が20度になるかならないかの北欧諸国。フィヨルド観光船のデッキ上ではライトダウンを着こんでも寒く、街中の観光にも薄手の上着が必須でした。全く汗をかくこともなく、ほぼ晴天にも恵まれ、初めての北欧旅行を快適に楽しむことができました。特別にコアな場所には行っていない、定番どころをみて回った初めての北欧旅行です。この方面へのツアー旅行をご検討中の方にご参考になればと思います。
今回はその③、ハダンゲルフィヨルド沿いの町ウルビックからバスで、ノルウェー政府が整備した景勝道路「ナショナルツーリストルート」を通る
約365kmの移動で到着した首都オスロ、および、一晩明けた翌日午前中のオスロ市内観光についての旅行記です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 航空会社
- スカンジナビア航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- JTB
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この日は1日、バスに乗って東京⇔名古屋間くらいの約365kmの大移動です。飛行機での移動の方がたしかに速いのですが、飛行機に乗るにはそれなり前の時間に空港に行かなければならず、チェックインからの待ち時間が長かったりします。バスでの移動ではずっと車窓を眺めたり、旅の途中の睡眠不足を補うために熟睡したりできるので、それもいいかと。途中でドライバーさんの休憩も兼ねて、おトイレ休憩としてちょっとした景勝地やフォトスポットにお立ち寄りもしてくれますし。
ハダンゲルフィヨルドの町ウルビックを出てから、しばらく、バスはフィヨルドの切り立った崖の上の台地をひた走りました。そこは木もほとんど生えていないモスグリーンの世界。いわゆるツンドラ地帯の様相でした。ハダンゲルフィヨルド 自然・景勝地
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そして、最初のお立ちよりスポットは雄大な滝を上から見ることのできる場所で。
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ランチも途中で立ち寄った小さな町のレストランでいただきました。サラダの前菜と、
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メインは鶏肉料理でした。味はごくごく普通でしたね。
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車窓から見えた、古い時代に造られた木造のスターヴ教会の一つです。ここはちょっとバスを止めて、ゆっくり写真を撮らせていただきたいところでしたが・・・車窓からになりました(旅程には入っていないので、旅行会社的にはスルーでOK)。
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次の休憩はこんな大きなクマの建つショッピングセンターで。今回のツアーでは、他の国ではよくあるいわゆる「お土産店」への立ち寄りは全くなく、地元の人たちが普通に買い物に行く衣料品や日用品のお店とスーパーマーケットが入っているようなところへの立ち寄りでした。このショッピングセンターにはペット用品ショップがあったので、成田空港近くのペットホテルでお留守番をしてくれている愛犬への「犬用デンタルガム」をお買い上げ。これが、麻薬の大麻に見た目の形状がそっくりで、もしかして帰国時に成田の検疫で引っかかったりして・・・と冗談に思っていましたが・・・もちろん大丈夫でしたよ。
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そして夕方、この日の宿泊ホテル「コンフォートホテル ボルスパルケン」に到着。ここは今回唯一、オスロの中心、中央駅徒歩3分くらいの市内観光に歩いて行ける場所にあるホテルでした。客室はせまく、バスタブはなくシャワーだけのシンプルな部屋でした。
Comfort Hotel Boersparken ホテル
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洗面所に貼られていたステッカー。一瞬、「ここのお水は飲めません」と書いてあるのかと思ったのですが、全く逆でした。「ノルウェーの水道水はきれいで美味しく飲めますよ、みなさんもっとお水を飲みしょう。」的なことが書いてありました。これまでも、レストランなどではテーブルの上にピッチャーに入れられた水道水が普通に置かれていて、無料で飲めましたし、北欧の水道事情は日本と同じで違和感はありませんでしたね。なにしろ、500mlのペットボトル入りのミネラルウォーターを買えば日本円で約400円なので・・・私は水道水をいただきました。もちろん、おなかの調子は全く問題なしでした。
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このホテルの口コミを事前に読んでいて、最上階に小さなテラスがあり、オスロの湾を見渡せる・・・とあったのを思い出し、まだ明るい時間の到着で夕食まで時間があったのでエレベーターで最上階に行ってみました。たしかにありましたよ、テラスが。
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そのテラスからすぐ目の前に見えたのは、こちらの建物、国立オペラ&バレエ劇場。なんと、建物の外側から屋根の上に登っていける造りになっている建物なのです。珍しいですよね。そこからの眺めは絶景だとか、しかもお勧めは夕暮れ時!
ノルウェー国立オペラ劇場 劇場・ホール・ショー
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これはもう、行ってみるしかないだろうと、ホテルを出てオペラ劇場へ。屋根の上に登ってオスロの湾の眺めを楽しみました。もちろん、無料で入れます。たくさんの人が来ていました。
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オペラ劇場の方から眺めた宿泊先のホテルです。
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案内された晩御飯の約束の時間にホテルに戻ってみると、このツアーでほとんど唯一のアクシデントが待っていました。夕食は宿泊するホテルでではなく、少し離れた中華レストランで・・・という話だったのですが、添乗員氏(男性)が何やら心配顔です。「実は、今、夕食のレストランを下見してきたのですが、お店がまだやっていないんですよ!電話を入れても通じないんです。ホテルのフロントは「大丈夫、時間になれば開きますから」って言うんですけど・・・」
ということで、時間になって集合した私たち総勢22名がぞろぞろ歩いて3分ほどのそのレストランに行ってみると・・・なんと、その時間でもまだ閉まっていました!まったく中に人の気配なし。どうみても営業してません。
しばらく連絡をとったりするのに待たされた結果、どうなることか、夕食はなしで個別に対応か(ただ、幸い市内中心のホテルだったので周りにいくらでもレストランはあったので心配はありませんでしたが)・・・と覚悟していたら、ホテルの手配で、同系列の別のホテル内のレストランで急きょ22名分の夕食が用意されることになりました。かなり遅れての食事となりましたが、ご迷惑をかけたということで、1ドリンクとデザート時のコーヒーなどの飲み物がサービスされました。(ただ、急なことで、普通に現地の方々に供されるメニューだったので、イタリアンでしたが前菜・パスタ・デザートのすべてがこれまでの倍くらいのボリューム。美味しかったのですが、私はそれぞれ半分くらい食べ残してしまいましたね。やっぱり、これまでのツアーご飯は日本人向けの量だったのね、と実感)。 -
翌朝のホテルでの朝食ブッフェ。相変わらず、種類豊富で美味しい。
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これもありました!山羊のミルクのチーズ。本当に塩キャラメルのように甘くてコクがあって、おいしーい?
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腹ごなしに朝の散歩。ショッピングストリート、カールヨハンガーテ通りの開店前のお店のショーウィンド。冬の帽子が飾られていました。やっぱり冬はこれが必要なくらい寒いのねー
カール ヨハンスガーテ通り 散歩・街歩き
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夏のパンツに上にダウンを着こんだ、日本では違和感のあるスタイルのマネキンさんたちに交じって、さらに違和感ありありのトロール君が。
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何かのイベントがあるのか、町中にくまちゃんのバルーンがたくさん飾られていましたよ。
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さて、バスがやってきて本日観光開始です。(このとき、ガイドとして現地在住40年という日本人の女性が来てくださったのですが、この方の日本語があまりにもご丁寧で、笑えて仕方がなかったです。文字ではうまくお伝えできないのが残念。)まずは、ヴィーゲラン彫刻公園(フログネル公園)へ。
フログネル公園 (ヴィーゲラン彫刻公園) 広場・公園
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オスロ市が彫刻家グスタフ・ヴィーゲラン氏に依頼してつくらせた人体彫刻がたくさん展示された野外美術館のような公園です。
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人間の人生をさまざまな年代の人々の様子であらわしたユニークな石像がたくさんありました。
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人生の困難に耐えて立ち上げる人々。
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この公園のマスコット的アイドル「おこりんぼう君」
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輪の中で生き続ける人間を象徴している?とか。
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彫刻の作者の像。美しい花壇の中に立っていますね。
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カールヨハン通りにもどり、フリータイム1時間。私たちは朝、自分たちで散策していたので、この時間はオスロ市庁舎へ。ここは、ノーベル賞平和賞の授賞式が行われる会場です。
オスロ市庁舎 建造物
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無料で一般開放されている広間などには地元アーティストによる絵画が飾られていました。表紙写真の3人の若い女性のレリーフは市庁舎の入口付近の壁にありました。
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そして、次はいよいよオスロ国立美術館へ。美術館にはA4版以上のものが入るバックは持って入れない決まりだそうで、私はリュックを手荷物預けロッカーに預けなくてはなりませんでした。無料なのですが、自分で暗証番号数字4桁を設定し、ドアを閉めます。・・・ここでありがちな大失敗。開けるときになって自分が設定したはずの番号を押しても、ロッカーが開かない!何度やっても駄目でした。結局、係りの人に事情を話してマスターキーで開けてもらうはめに・・・たぶん設定した時押した番号が自分の思っていたのと違う番号を押してしまったかと・・・なんだかこのロッカーのことが気になってゆっくり絵の鑑賞を楽しめない私でした。この美術館に行かれる時は、貴重品だけ入る小さなバックをお持ちになることをお勧めします。
国立美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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これが、有名なムンクの「叫び」。4点あるものの1つだとか。写真撮影はフラッシュを使わなければ可でした。
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ムンク「思春期」
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これもムンクの作品。
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朝日か夕日を描いたムンクの作品。
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ムンク「病める子」でしたか。スミマセン。絵画には詳しくないので、よくわかりません。ここにあげた数点や「マドンナ」は私がどこかで見たことのあるムンク作品でした。ツアーでは、有名美術館はほとんど入場しますが、いかんせん、時間は限られています。美術鑑賞がお好きでじっくり見たい方にはまったく向きません。また、美術鑑賞は同行者がいてもむずかしいかと。相手と自分の見たいもの、かけたい時間は全然違うので気を使ったり、不満を抱いたり、不快なものになるかと思います。美術鑑賞を大事にされる方は個人旅行で、個別行動で行かれるべきでしょうね。
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この旅行記へのコメント (2)
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- Lucy Hilltopさん 2018/09/03 16:56:13
- 地元の食事もまた経験でしたね
- お夕飯が急遽変更とは びっくり
でも イタリアンがたっぷり用意されるというのも 思ってもみない 地元の暮らしぶりを味わうことができたんですね
旅って 健康な胃袋と イライラせずに興味を持つ気持ちって大事なんですね
ムンクの絵画 本物は随分サイズが大きいのでしょうか? 美術鑑賞などは 一人でと言うのは言えてますね😊
- hanako yamadaさん からの返信 2018/09/07 08:50:50
- RE: 地元の食事もまた経験でしたね
Lucy Hiiitop さん、
パッケージツアーでも何かしらアクシデントに遭遇するもので、まぁ、トラブルというほどでもなければそれもまた、思い出になりますね。今回の予約されたはずのレストランが閉まっていた件も、後で「あの北欧旅行のオスロのレストランが・・・」って話題になりそうです。健康な胃袋(と食べきれなければお残ししちゃう図太さ)で乗り切りました。
ムンクの「叫び」はそれほど大きい作品ではないです。私は美術作品には本当に疎いのですが、ムンクの絵には北欧出身の画家の意識の中に常にある「冬の暗さ」を感じました(あまり好きな作品ではなかったです。)
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