セゴビア　ショートトリップ

2018/07/07 - 2018/07/07

出張で訪れたマドリッドから、土曜日に列車でトレド・セゴビア観光に出かけました。

元々は、VELTRAの両観光地の１日観光を予約していたのですが、ホテルから集合場所への時間を読み違え、なんとバスに乗り遅れてしまいました。その場にいた旅行社の人に、なんとか列車で追いつけないかと尋ねましが、「自分でいけますよ」との冷たい返事。

悔しいので、本当に自力で「地球の歩き方」片手に、列車で両方の街を訪問しました。

トレドの見学を終え、一旦マドリッドに戻り、街の北側にあるチャマルティン駅からセゴビアに向かいました。

セゴビアは街全体が世界遺産に登録されています。

エリア セゴビア(スペイン)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道
• 旅行の手配内容: 個別手配

セゴビアはマドリッドから北西に約９５キロ。チャマルティン駅からは高速鉄道で約３０分と意外に近い。セゴビアAV駅からバスでローマ水道橋まで約15分。

バス停の前は水道橋。そこからマヨール広場に向かいます。

マヨール広場 広場・公園

まずは、スペイン最後のゴシック建築のカテドラルを訪れます。
１７６８年に完成。スカートを広げたようなシルエットから「大聖堂の貴婦人」と呼ばれています。

セゴビア大聖堂 寺院・教会

ファン・デ・フニ作「キリストの埋葬」

荘厳な大聖堂です

外の回廊

再び外から見た大聖堂です。

時間がないので、すぐにアルカサルに向かいます。これはその途中の教会。

アルカサルです。閉館が１８：３０と聞いていたので、ギリギリに入場。
ただ、どうもそれ以降も問題なかったようです。

ここはディズニーの「白雪姫」の城のモデルとなったことで有名。

アルカサル デ セゴビア 城・宮殿

中庭です

「玉座の間」

ステンドグラスにはエンリケ４世の騎乗姿が

「ガレー船の間」。ガレー船の船底に似ているのでこの名前が

外は、赤土の平原が広がります。

エンリケ３世。

王の寝室の天井。

歴代の王の彫刻が上部に掲示された諸王の間（Sala de Reyes）

窓から覗いた風景は中世の絵画のよう

礼拝堂。

外には中世の姿をそのまま残すラ・ベラ・クルス教会が見えます。

王のテラス

武器の間

あそこを渡るのはちょっと怖い

眼下の町並み

中庭

大砲にもこんな彫刻が

外観の撮影

ラ・ベラ・クルス教会。中世の風景そのまま

街に戻ります。

サン・エステバン教会
１３世紀、後期ロマネスク様式の教会。
６層の鐘楼は「塔の女王」と呼ばれています。

サン エステバン教会鐘楼 寺院・教会

再びカテドラルの前を通ります。

マヨール広場。ここで食事をしようか迷いました。

サン・マルティン教会。ロマネスク様式。

サン マルティン教会 (セゴビア) 寺院・教会

違う角度から

1520年にカルロス１世の絶対主義に抗して反乱を起こし、セゴビアで処刑されたファン・ブラボの像。

周囲は１４～１５世紀の貴族の邸宅

ローマ水道橋に戻りました。
古代ローマ人は１５キロ離れたフエンフリア山脈から水を引くため、地下水路を建設。町の表玄関アソゲホ広場にそびえる水道橋はその最終地点にあたり、１世紀頃に造られました。

ローマ水道橋 建造物

ここからバスに乗って、セゴビア駅に向かいます。

短時間の駆け足ツアーでしたが、見所満載で、楽しむことができました。