天孫降臨の地として知られる霧島へ（３）

2018/08/07 - 2018/08/08

2日目の朝、居心地がいいのでゆっくりしていましたがぼつぼつ霧島神社にお参りすることにしました。
以前南九州を旅した折に高天原へ行きましたので、天から降りてこられた
ニニギノミコトがお祀りされているという霧島神社に是非と思った訳です。
以外にこじんまりした朱塗りのきれいなお社で聞けば何度も火災にあって移転を余儀なくされたのだそうです。
妙見温泉には紅葉のシーズンにまた来たいねとしみじみ語り合いました。

エリア 霧島温泉郷(鹿児島)

• 旅行の満足度: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: タクシー JALグループ 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: ジャルパック

台風が懸念されていますがコースは外れているので
ホッとしました。

明日は間違いなく晴れです

島津邸の仙巖園で七夕祭りだったとニュースが流れていました。
確か右手の海の彼方に桜島が見えるのでしたっけ？

食事のお呼びがありお食事処に赴きました。
別館の石蔵内部に案内されました。
石蔵はオーナーが元の貯蔵庫を全部壊した上で石組みを
再構築して客室と地下に食事処を作られたのだそうです。

食前酒に始まり…………

蓮の葉を開くと中には……
夏蛸と帆立が入っていました。

虫かごの趣向で現れたのは

鬼灯卵、鱧の子煮凍り、無花果、サーモン
のキュウリ巻きマスカット白和え
薩摩鴨

近海のぶえん
新鮮な魚介類に舌鼓を打ちました。

面白げな装飾の壁面はアジアンテイストかしら？

お酒が弱いのでアップルタイザーとジンジャーエール
を注文して…

薄葛仕立て 鱧の爽煮椀

天降川の天然鮎 塩焼き

籠の中に炭火が仕込まれているのです

焼き上がりました。
スダチのソルベ付き

天井は柔らかな和紙が温かさを演出しています。

地鶏つくね鍋

良い炊き加減でした

ろーそくの焔がやさしく揺れて神父さんの人形を照らしています。
幾つか飾られている郷土人形のフォルムがユーモラスです。

お口直しのシャーペット

鮪とろろご飯がサービスされます。

白米はふっくらとしてとろろとよくマッチしています

ゴーヤの入った香のものも歯応えあり…

デザートは竹筒に入った蜜豆とアイスもなかでした

猫じゃらしが土壁の地肌にマッチしていますね。

口福の2時間が過ぎてお腹いっぱいになりました。

** 石原荘 鹿児島県霧島市隼人町喜例川4376
Tel. [phone]
Wi-hi はほとんど無理でした。

石原荘に朝が来た！！
素晴らしい晴天です！


朝風呂を楽しんだ後、、朝餉の部屋にお呼びがかかりました。

食卓で出迎えてくれたのは 福々しい郷土人形。
こちらは薩摩と中国の交易でやってきた中国人を象った土人形

トマトジュースが新鮮でとても美味しく

干し魚の焼物、野菜の含め煮、ほうれん草とシラスあえなど
お腹具合に見合った内容でした。

シジミの味噌汁、などなども気が利いています。

ご飯は竈焚きでふっくらと大変美味しかったです。

デザートは好物のオレンジとキウイでした。

部屋に戻って小休止の後
チェックアウトに階下へ降りて行くと

女将さんから女性にと言ってお菓子をいただきました。

予約したタクシーで駅まで送ってもらいます。

宿の南方向にある国分駅です。

ここからJRでVターンの形で北東方向の霧島神宮に向かうのですが……

霧島神宮に横付けするはずが早まって降ろされてしまいました。
鳥居のある神宮駅からは仕方なくタクシーです。まぎらわしい名前
にしないでよ。
2時間弱ほど観光できそうでした。

招霊木とあります。何やら有難い雰囲気の境内へと………

境内配置図を見ながら進みます。それほど広くありませんでした。
落雷などで幾度も火災にあったとか、瓊瓊杵命も落ち着かないことでした。

正面の鳥居は朱塗りが綺麗な三の鳥居です。
地元の人々も気軽に参られています。
一の大鳥居、二の鳥居はお山の麓の方にあります。

この木も相当な大樹です。すっくと立っています。

本殿の正面は立派な破風屋根でさすが由緒ある官幣大社。
日本の歴史はこの地に始まったのですから
災害の多発している日本の安寧を願いました。
切なるお願いを聞いてくださいませよ！

若木の育成林が爽やかです

展望台から霧島郷を一望できます。
西南の方だと鹿児島空港の方かな？

自然が豊かです。 さて
麓までスロープを下って行きましょう。

「霧島神宮」の石碑の石は特徴的です

右手に神社資料館,屋久杉展示館などが並んでいます。

一枚岩のベンチがひんやりとして心地よく過ごせました。
この辺り特産の切り出し石材でしょうか？

バスが来るまでちょっと一服

広い駐車場の右手に目を転じると………

お土産店が軒を連ねています。

霧島神宮から鹿児島空港へバスは走ります。

鹿児島空港に戻りました。

鹿児島空港を25分遅れの 18:20 に発ちました。

CAさんが何やらしゃがんでいます。

緊急時の避難注意でした。

美しい夕焼けの中を順調に飛んで

伊丹には19:30 に到着しました。
長かったような短かったような2日間の夏旅でした。