中世の香りが漂う街を巡る旅 ー　リミニ　ー

2017/06/11 - 2017/06/11

リミニは古代ローマ時代から中央イタリア（フラミニア街道）と北イタリア（エミリア街道）の起点となる要衝の都市で古代、中世の遺跡が残っていました。
半日だけの観光だったので海岸まで足を伸ばせなかったのが残念であった。

エリア リミニ(イタリア)

リミニ駅
サン・マリノ共和国を訪れてからリミニを散策しました。

リミニは中世よりも以前の古代ローマ時代の遺跡が残っています。

ロマーノ円形闘技場 建造物

ローマ時代の遺跡となる円形闘技場

ローマ時代の遺跡の円形闘技場
かなり破壊されているため円形闘技場と言われてもピンときません。

ローマ時代の遺跡の円形闘技場
今では内部が立ち入り禁止となっていますが以前は入場ができたようです。

ローマ時代の遺跡
バリケードにより遺跡に近づけないように大切に保護されています。

道路の横には中世と思われる時期の城壁も残っています。

アウグストゥスの凱旋門までは散策路を歩きます。

アウグストゥスの凱旋門が見えてきました。
手前には城壁もあります。

アウグストゥスの凱旋門にはイタリア地図と説明文がありこの場所が重要な道であったことがわかります。

イタリアの地図には中央イタリア（フラミニア街道）と北イタリア（エミリア街道）が地図上に記されています。
正に「全ての道はローマに通ず」です。

アウグストゥスの凱旋門は世界で最も古い古代ローマの凱旋門です。

アウグストゥスの凱旋門の正面
エミリア街道はここが起点となる由緒ある道なのです。

アウグストゥスの凱旋門
ここからティベリウスの橋までの一直線上には多くの歴史的な見所が点在しています。

アウグストゥスの凱旋門の手前には城壁も残っています。

マラテスティアーノ教会
教会のシンボルである十字架もなく未完成の教会だと言われています。

サンタントニオ教会

トレ マルティーリ広場
古代ローマ時代のフォロの中心だった場所です。

トレ マルティーリ広場
広場には車もなく電柱が一本もないので見上げる空が広く感じられます。

トレ マルティーリ広場
18世紀に建てられた時計塔が広場の中央にあります。

トレ マルティーリ広場にはローマ時代の遺構が見られます。

トレ マルティーリ広場にはローマ時代の遺構

トレ マルティーリ広場にはローマ時代の遺構

日本では見られない広場の光景です。

シーザー像
ジュリアス･シーザーはローマの政治家です。

アレンゴ・エ・デル・ポデスタ宮殿

芸術のギャラリー（Galleria Arte）とアレンゴ・エ・デル・ポデスタ宮殿と市庁舎が並んでいます。
中世の政治、経済の中心とだったところです。

リミニの市庁舎です。

カヴール広場

カヴール広場の旧魚市場

旧魚市場
中には長ーい長椅子が

カヴール広場にあるローマ法王パウルス５世の像

カヴーウル広場にあるピーニャの泉。
レオナルド･ダ･ヴィンチがこの泉を絶賛したそうです。

カヴール広場にあるアミントーレ・ガリ劇場

カヴール広場には歴史的建造物が並んでいます。

ティベリウスの橋
古代ローマ時代にはエミリア街道とフラミニア街道とをつなぐ交通の要所としてこの橋があるのです。

ティベリウスの橋の横には城壁が見られます。

ティベリウスの橋
リミニに残る古代ローマ遺跡ですが世界大戦でも爆撃にも耐えた現役の橋なのです。

ティベリウスの橋
勿論、改修工事が行われていると思いますが今だ現役とは驚きです。

ティベリウスの橋

ティベリウスの橋
歴史を解説するたくさんの写真とその解説があります。
後世に残すために力を入れているのを理解します。

世界遺産には登録されていませんがその価値は十分にあると私は思います。

ティベリウスの橋
これは石積みした橋の一番最後に積み上げた石の部分を紹介しています。

ティベリウスの橋
側壁も古代ローマ時代のものだと思います。