2018/08/13 - 2018/08/14
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GuteReiseさん
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2018年、会社生活で初めて2週間の夏休みをとった。
行きたっかったのはラストフロンティア、アラスカ!!!
崩れ落ちる氷河、地球最大の生き物クジラ、野生の熊が見たい。
成田からシアトルへ経由でアンカレッジへ、いきなり初日の
シアトル乗り継ぎでトラブル。
旅はトラブル(Travel is Trouble),トラブル楽しまないと。
シアトルは、ボーイングの街、ボーイング社エベレッタ工場と
航空博物館、大人の社会見学を1日、楽しみました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 高速・路線バス 飛行機
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
2018年8月13日月曜日
成田 18:15pm
NH178便ボーイング787でシアトルに出発します。 -
翼よ、10時間もの飛行、ご苦労!
あれが、君の生まれ故郷、ボーイングの工場だよ。 -
シアトルには、アンカレッジに行く前の
一晩だけのStop Overのつもりが、大変なミスを犯してしまった。
(トラブル1)
飛行機の予約時間、amとpm、間違えてしまった。
午前9時45分のつもりが午後9時45分搭乗だった。
普通、24時間表記でしょうが。
(トラブル2)
旅行の初日、シアトル着は11:30amと順調だったものの、
予約無しで行ったボーイング社エベレット工場はSold Out。
さすがボーイング甘くない。
しょうがないのでPike Market Placeに行って食事して、
旅の1日目は散々。ショボンだ、へこむ。 -
8月14日、旅の2日目。
早朝9:45の予定でアラスカに飛ぶ予定が、搭乗は夜の9:45と
シアトルで丸1日、観光の時間が出来た。
シアトルは、昨年の夏休みも来てるが、ボーイング社は、27年前に
息子と工場見学して以来だ。妻に聞いたら、その時は娘が小さくて、
自分と息子だけで見学したとのこと。妻が見てないなら、見せたい。
これは、シアトルに来たらボーイング見ていけ!
という神の訓示、従うしかない。時差ボケ利用して、朝早く起きて、
工場見学の予約、レンタカーの予約ら段取りした。
アンカレッジでは、いろいろキャンセル料発生して痛かったが、
すべて自分のミス、しょうがない。
気を取り戻して、航空博物館(The Museum of Fright)へGO! -
ここはボーイング、発祥の地。
赤く見える建物、Red Barn(赤い納屋)が、
ウィリアムズ.E.ボーイング創業(1909年)の工場。 -
航空博物館に一歩、足を踏み入れたら
Great Gallary!!!
理系の人間だったら、もう、この時点で駄目でしょう、
自分を見失ってしまい、舞い上がってしまいました。
この航空博物館、ライトフライヤー(人類初の飛行機)から
スペース・シャトルまで、170機以上の展示はある、世界最大の
博物館。 -
1903 Wright Flyers Reproduction
すべては、この瞬間から始まった。
1903年12月17年、12秒間で36m飛行、ここから20世紀がはじまった!
エンジンは12馬力。
たった36mの飛行で人類は変わった、翼を得た。世界中、飛び回れるのも
ライト兄弟のお蔭だ、ありがとう! -
CAPRONI Ca 20
イタリア、カプロ二社。
世界初の戦闘機(1914年)
世界中で、この1機しか現存してないんだよね。
機関銃がプロペラを避けてるところが興味深い。
宮崎駿の「風立ちぬ」にも、登場。もう一度、映画で見たい! -
Messerschmitt Bf 109
第2次世界大戦、ドイツ空軍の主力戦闘機。
33000機生産。 -
中島一式戦闘機「隼」
大日本帝国陸軍の戦闘機。海軍「零戦」のライバル。 -
スーパーマリンSpitfire
イギリスをドイツ空軍から守ったスピットファイア、
英国スーパーマリン社製。
1940年のイギリス防衛線で活躍。楕円翼形。 -
カーチスP-40N ウォーホーク。
アメリカ陸軍機。
性能的には平凡「駄作機」ながら実用性は高く量産体制も整っていた。
第2次大戦初期は、日独の方が、飛行機はアメリカより進んでいたのになぁ、
連合軍の各国で採用され、ドイツ軍や日本軍と戦った。 -
Mustang P51-D
史上最高のレシプロ戦闘機。ノースアメリカ社製マスタング。
これで歴史は変わったなぁ。 -
ロッキードP-38
双胴機。
アメリカの飛行機は、日本やドイツの飛行機にスピードで追いつけないことから、開発。スピードは速かったが旋回性は劣った。子供の頃、この異様なかたちに憧れてプラモデルつくったな。山本五十六長官を撃墜したのもP-38. -
B-17
爆撃機にターボ過給機を世界初装着。
B-17はドイツに工業力を喪失させ、連合軍に勝利をもたらす。
ボーイングは爆撃機を製造して大きくなった会社、
Boeing307は、B-17の派生形。 -
B-29
日本本土空襲で、日本の継戦戦闘能力を喪失させる。
原爆を日本に落下したのもコイツだ(怒)!!!!!
飛行機の歴史は、戦争の歴史だ。
ボーイングって爆撃機を、民間航空機に転用して大きくなった会社だ。
幸いB-17,B-29のBはボーイングのBではなく、
爆撃機(Bomber)のB。
銀色のB-29は、とても美しい、でも、とても憎らしい。 -
航空博物館、エアパークには
B-17,B-29と共に、ボーイング747(1号機)、787(3号機)も
展示されている。
爆撃機から、民間航空機へと平和は良いよね。 -
エアパークは、でかい!
Brotish Airwayの尾翼が見えるのはコンコルド、
その前にUnited Statesと見えるのはエアフォース・ワン。
アイゼンハワー、ケネディ、ジョンソン、ニクソン大統領が
乗ったエア・フォースワン。Boeing 707を改修。 -
エアフォース・ワンのタラップでは
ニクソン大統領と周恩来主席が、がっちり握手(1972年)。
これこそ航空博物館の願いなんだろうなぁ。
エアフォース・ワンの中ではケネディ大統領も、これに乗ったんだと
大興奮したが、タラップを降りたら、ニクソンと周恩来の握手。
やっぱり技術は平和に使って欲しいよなぁ。
なんとなく、ほろっとしました。 -
Concord
そして今回、一番見たかったのが、コンコルド。
オール・ファースト・クラス、パリxニューヨーク3時間20分、
大西洋を日帰りできる。マッハ2,超音速旅客機。 -
Concord
乗客100席のみ。
シートは、こんなに狭いんだ。
シートはエコノミークラス並み、料金はファーストクラス
ちなみに食事もファーストクラスだったそうです。 -
ロシアの宇宙船ソユーズ
外観が焦げているのを見ると、本当に大気圏を突入して地球に生還したのだと感無量。やはり本物は凄い!
中は、ホントに狭い。3人乗りだが、本当に3人が、ギリギリ乗れる狭さ、
宇宙飛行士は厳しい! -
最後はスペース・シャトルに乗ってご機嫌。
-
スペース・シャトルの中にも入れるよ。
あぁ、ロボットアーム。
2000年、岩田飛行士が、ディスカバリー号で
ロボットアーム操作した時は興奮したなぁ。
体が宙に浮いているよう、2000年宇宙の旅に
自分が舞い込んだよう。
ボーイングの工場も見学しないといけないので、
ここで航空博物館は終了。
理系の人間には、夢のような時間だった。
開館、朝10時から2時間、興奮しっぱなし!!!
もうシアトルに来ることは無いと思うが、もし、
来れるなら、もう一度、来て、ゆっくり見たい。 -
ボーイング社エベレット工場は3時に予約してある。
時間は、たっぷりあるのでピア57にあるThe Crab Podへ
昼ごはん。 -
The Crab Podとは名前の通リ
カニ採り籠。
カニ採り籠に入った、蟹、貝を、そのまま茹でた
シーフード料理。 -
カニはこのトンカチで割って豪快に食べる。
これが美味いんだなぁ。
木のトンカチで、カニを割りながら、夢中になって食べていたら、
あっという間に時間が過ぎ2時、ボーイングの工場見学、間に合うか
微妙な時間に。
ボーイング社エベレット工場はシアトルの北40Km以外と遠く予約時間、
3時pmに間に合うか? -
大急ぎで行ったらボーイング社エベレット工場に
到着したのは、ぴったり3時PM!!!!
なんとか間に合って良かった。
2日連続で来て、2日間とも工場見学できなかったら
笑い物だ。駐車場も満車で、はじのはじにしか止めらず
ダッシュだ。
工場見学は、カメラも携帯も禁止です。カバンもあずけないと
いけないので大忙し。 -
工場のラインは
ボーイング747, 777, 787を見学しました。
ジャンボジェット747を、まだ生産していることに
驚きました。組み立てラインの巨大さにも、もちろん驚きました。
747は、まだ貨物機として需要が、あるそうです。
工場はユニバーサル・スタジオのスタジオ・ツアー見たいですが
大きな建屋の大きなシャッターの中が、工場のラインです。
外には出来たばかりの、各航空会社納入前の飛行機が並んでいます。 -
パノラマで撮っても撮り切らないんだから。
でかすぎる! -
工場の中は写真禁止なので、解説のボードから
787の組み立て工場、でかいよね。 -
飛行機が、いかにでかいかはエベレット工場の展示場
Future of Flightに展示してある747の尾翼を見ても
実感できる。 -
また工場では、ドリームリフターも2機見れた。
このクジラみたいな巨大な飛行機、
787では翼や胴体、世界中で造っていて、この輸送機で
シアトルに運ばれてくるんだよね。
最大積載したときの重量345トンだよ!!!!!!
こんなのが空飛ぶんだから、驚くしかない。 -
ドリームリフターから翼や胴体を降ろす時、こんな風に
ぱかっと開くんだ。 -
ドリームリフターに川崎重工業の名古屋工場で
造った胴体を降ろしている?ときの解説の写真。
ボーイング社エベレット工場、とにかくスケールでかい、
気分が爽快になる。 -
いやぁ、満足、満足、
それにしてもシアトル凄い。
たった人口70万のアメリカの地方都市でしょう、
それなのにボーイング、マイクロソフト、アマゾン、
コストコ、スターバックスの本社がある。
やっぱりアメリカは凄い。 -
シアトルからアンカレッジへのトランジットの
トラブルの、お蔭で、シアトルで飛行機三昧の1日
過ごせた。妻には、「お父さんは、いつまでも子供だね」って
言われたけど、一生忘れることのできない贅沢な1日だった。
日本に帰ったら、プラモデルいっぱい作ろう。
DELTA2264便(ボーイング737)は、無事、アンカレッジに向けて
9時45分PM出発しました。 つづく。
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この旅行記へのコメント (8)
-
- M-koku1さん 2018/09/02 12:14:18
- 組み立て工場の内部で 本当にワクワクしました
- 写真がないないと思っていたら 撮影禁止だったんですね
しょっちゅう SDカードをなくしちゃうので
またやっちゃったと思っていたのですが
撮影禁止だったんですね
どおりで・・・
ジャンボを3台ぐらい 同時並行で組たたている場内には
本当に感激しました
ジャンボがなくなって 今また新しい機種を導入しているのでしょうが
またチャンスがあれば行ってみたいです
ではまた
Mより
- GuteReiseさん からの返信 2018/09/02 17:36:08
- RE: 組み立て工場の内部で 本当にワクワクしました
- Mさんへ、グ〜テ・ライゼです。
旅行して記憶に頼るより、最近は写真と4traですね。
便利な世の中になったものです。
記憶は風化していっちゃうけど、すぐに4traに、書いて、同じ場所に
行かれた方の旅行記読むと、また感じ方が違ってなるほどと、
どんどん旅行、楽しめます。
ジャンボラインは輸送機の747が注文あるということで、
まだまだ現役でした。あと何年分か注文が残っていると説明していたけど、
さすがに忘れてしまいました。ジャンボの値段が1機380ミリオンドルだと
言っていたのは覚えています。ひぇっ〜、今、工場のラインにある3機だけで
1000億円以上、アメリカはスケールでかいや。
では、また。
-
- とろろんさん 2018/09/02 09:39:34
- 興奮が伝わってきます。
- GuteReiseさん はじめまして
旅行記を拝見させていただきました。
私の旦那さんも飛行機の出発時間を間違えた事があります(^^)/
オレゴン州のポートランドからラスベガスに行ったのですが
午後8時発を午前8時発と勘違いしまして。
アラスカ航空のカウンターのお姉さんは大爆笑していました。
ラッキーな事に無料で早朝の便に変更してもらいましたが。
うっかりする事ってありますよね。
シアトルでは飛行機三昧で、テンションが高いのが
旅行記から伝わってきました(^^♪
ボーイング社エベレット工場は行った事がありますが
Museum of Flightは行った事がないので
今度、行ってみようと思います。充実してそうですね。
アラスカは行った事はないのですが、
とても興味のある場所ですので旅行記を楽しみにしています。
とろろん
- GuteReiseさん からの返信 2018/09/02 12:08:54
- RE: 興奮が伝わってきます。
- とろろんさんへ、グ〜テ・ライゼです。
つたない旅行記に、コメントありがとうございます。
> GuteReiseさん はじめまして
>
> 旅行記を拝見させていただきました。
>
> 私の旦那さんも飛行機の出発時間を間違えた事があります(^^)/
> オレゴン州のポートランドからラスベガスに行ったのですが
> 午後8時発を午前8時発と勘違いしまして。
> アラスカ航空のカウンターのお姉さんは大爆笑していました。
> ラッキーな事に無料で早朝の便に変更してもらいましたが。
> うっかりする事ってありますよね。
(GuteReise)
アルアルですね。飛行機の時刻表って24Hr表記だと思っていたので、
この間違い、僕だけじゃなかったんだ、安心しました。
> シアトルでは飛行機三昧で、テンションが高いのが
> 旅行記から伝わってきました(^^♪
> ボーイング社エベレット工場は行った事がありますが
> Museum of Flightは行った事がないので
> 今度、行ってみようと思います。充実してそうですね。
(GuteReise)
飛行機は、スケールがでっかいので、見た後、気持ちも大きくなり
日頃の小さなこと忘れるので大好きです。Musium of Flight、飛行機が
175機以上展示されており、飛行機って1機、100億円以上だから、この博物館
お金で換算すると1兆円以上、下衆な考えですが気分、大きくなります。
> アラスカは行った事はないのですが、
> とても興味のある場所ですので旅行記を楽しみにしています。
>
> とろろん
(GuteReise)
アラスカの魅力は、なんといっても手付かずの大自然、スケールのでかさに
地球の息吹を感じます。これから何回も行くんだろうなと思います。
すっかり魅了されてしまいました。今後もヨロシクお願いします。
-
- タコキムチさん 2018/08/31 11:11:21
- グーテライゼさん!!
- こんにちは!
お久しぶりです。
やっと、やっとあのホテル、グーテライゼさんに教えていただいたオーバーヴェーゼルのホテル予約取れましたよー!
毎月私、月末近くにスケジュールが出るので、直前だとずっと満室で今まで全然予約が取れなかったんです!
私が予約取れたのも、残り一室でした。
もう満室になっています。
いっぱいある中でだったとしても、この部屋を選ぶだろうなと思う、私にちょうど良いお部屋です!
お天気も良さそうで、本当に嬉しいです。
行ってきますねー!
(^ ^)
カメラちゃん
- GuteReiseさん からの返信 2018/09/01 07:06:50
- RE: グーテライゼさん!!
- カメラちゃんへ
ふきょぎょ!いいなぁ〜。
カメラ姫、いよいよアウフシェーンブルク、御登城ですね。
お城に入った瞬間から、中世のお姫様、あぁ〜いいなぁ。
ライン峡谷に沈む夕日、そしてはじまるディナー、美味しいリースリング
お姫様、ごゆっくりと。行ってらしゃ〜い!
グ〜テ・ライゼ
-
- ぴろろんさん 2018/08/30 20:39:26
- 初めまして。実は同じ日に
- 私たちもボーイングフィールドのMuseum of Flight行ってます!
ちょうど12時ころについて3時間くらいいたかと。
絶対にすれ違ってますよね。
女性にはあまり興味がないんですよね、航空機や戦闘機。
乗るのは好きなのですが。
主人がここにどうしても行きたい、というので予定に組み入れました。
でも色々な見れたので良かったかな、と思ってます。
特にコンコルドと大統領機。
もうすぐ私もここの旅行記書きまぁす
- GuteReiseさん からの返信 2018/09/01 20:40:45
- RE: 初めまして。実は同じ日に
- > 私たちもボーイングフィールドのMuseum of Flight行ってます!
> ちょうど12時ころについて3時間くらいいたかと。
> 絶対にすれ違ってますよね。
>
(GuteReise)
ぴろろんさん、はじめまして。
すれ違ってますね。そういえば日本人ご夫妻と、すれ違ったような…
袖で擦れ合うも旅の縁、よろしく、お願いします。
> 女性にはあまり興味がないんですよね、航空機や戦闘機。
> 乗るのは好きなのですが。
>
(GuteReise)
そうなんですよね。我が家も、妻の同意を求めず、さっと来ました。
ランチのCrab Pad (カニ篭)奮発しました。
> 主人がここにどうしても行きたい、というので予定に組み入れました。
> でも色々な見れたので良かったかな、と思ってます。
> 特にコンコルドと大統領機。
>
(GuteReise)
ご主人も良いもの見ましたね。僕も、どうしても見たかったです。
> もうすぐ私もここの旅行記書きまぁす
(GuteReise)
楽しみにしています。また、ヨロシク!
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