2018/08/11 - 2018/08/11
197位(同エリア737件中)
エスペラさん
14日。米子を出発して境港に向かい、大根島から松江、宍道湖の北岸を走り、宿のある出雲市平田(一畑電鉄雲州平田駅)へと向かう。
宍道湖は2011年に一周しようとしたのだが、期待に違わず大雨で、出雲空港から南岸を走り松江からは一畑電鉄で出雲大社へと向かった。一畑電鉄はサイクルトレインといって、自転車をそのまま乗せることができるサービスを行っていたからというのもあった。
今回は、その走り残しの部分を走ってみることにした。
15日は出雲空港から帰るだけだったが、少し離れた平田に宿をとったのは、温泉があることと、「平田一式飾」があるからだ。この平田一式飾については非常に興味深いものなので、改めて記事にするが、陶器や竹細工などを使って、故事などを見立てた人形を作ったものをいう。別府の浜脇温泉など各地に点在するが、年間を通して大規模に展示してある場所はおそらく他にはないのではないだろうか。
ともあれ、熱中症になりかけた以外は大過なく今回の旅を終えることができた。
47都道府県を走破したといっても、多くの県が一筋走ったという程度で、まだまだ行ったことのない場所のほうが圧倒的に多い。特に島しょ部はほとんど手付かずだ。また、その行ったことのない場所は、多くは急峻であったり、アプローチが難しくあえて行っていないということが多い。むしろ、これからの旅のほうが大変な旅になるだろう。
「行け、アドル。お前の本当の使命は今から始まる。」(アドル・クリスティン, "Ancient Ys Vanished")
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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暑くなりそうなので早めに出発。
橋守地蔵。
米子市内の加茂川にはお地蔵様が多い。 -
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橋を渡ったところにある、橋番地蔵。
上のお札は「札打ち」といわれ、不幸があると日ごとに白い札を貼り、四十九日目には赤い札を貼るというものだそうだ。 -
みるみる気温が上がったが、スローペースで境港に到着。
まずは水木しげる記念館のある、水木しげるロードに向かったが、会館前にもかかわらず結構な行列ができていて、さらに親子連れが非常に多い。
記念館に入るのは諦めた。 -
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水木しげるロードが面白いと思ったのは、オフィシャルな鬼太郎だけではなく、めいめいが描いた妖怪たちが通りを賑わせているところだった。
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平日だったので、郵便局で風景印をもらった。
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水木ロードの郵便局の鬼太郎は何故かすごく下手くそだった。
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噂の「ベタ踏み坂」。
見ると割と大したことはなく、写真の撮り方ですごい坂に見せていたようだった。
歩道は自転車を降りろとのことだったので、素直に押して登ったが、普通に登りきれる感じだった。 -
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ベタ踏み坂の上から臨む中海。
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勾配でいえば島根県側のほうがきつそう。
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おそらく、月面反射通信用のパラボラアンテナ。
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竜渓洞という溶岩洞窟。
事前に連絡すれば内部の見学もできるとのこと。 -
走っていると「中村元記念館」という看板があったので、立ち寄ってみた。
なんと、お盆休み。
ちなみに中村元は東洋哲学、仏教学の大家。 -
松江では出雲蕎麦を食べた。ネットの評判は良かったが、とにかく遅く、そばもぬるくはずれだった。前回来た時の「上田そば店」のほうが良かった。
松江城はその時に行っていたので、多分その時はなかった「松江歴史館」へ。
中にある家老屋敷はお化け屋敷になっていて入ってみたかったが、おっさん一人ではさすがに気が引け、入ることができなかった。 -
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一畑電鉄松江しんじ湖温泉駅
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これは2011年の写真だが、ちょうど公開されていた映画「Railway」にあわせたペイント列車。
手前の3015は解体されてしまった。 -
駅前には足湯。
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駅から少し離れたところにあるお湯かけ地蔵。こちらがオリジナルのもののようだ。
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あわてて撮ったのでピントが合わなかった。
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宍道湖
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一畑口駅。
線路が変な作りになっていると思ったら、もともとは北の方にある一畑観音のあたりまで線路が伸びていたそうだ。 -
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ホテルの入口には一式飾りがあった。
お風呂は少し離れたところにある「割烹温泉ゆらり」という温泉へ。
その後、木綿街道の方に行き、一式飾りを見物した。
夕飯は近くの居酒屋に行き、さらにホテルの前でラーメンを食べて帰った。 -
翌朝はまた雨がぽつぽつ降る。
ナビは相変わらず危なげな道を案内。 -
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飲み物代はえらくかかったが、わりあいとのんびりとしたいい旅だった。
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