FIRST STEP TOWARDS WARS (1)　鳥取市

2018/08/11 - 2018/08/15

ついに自転車で47都道府県すべてを走破した。
2006年の春に旅行用の自転車を購入してから12年。途中大病を患ったり、貧乏暮らしを余儀なくされたりと人並みの波乱万丈はあったが、こつこつと積み重ねてきた感じ。
最後の訪問地は鳥取県だった。

エリア 鳥取市(鳥取)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 旅行の手配内容: 個別手配

鳥取砂丘コナン空港は当然コナン押し。

今日は鳥取市内に宿泊する予定なので、かなりゆったりと観光する。一番の目的は砂丘だが、時間が早いので、空港近くの湖山池を経由する。

池の畔にあるコンビニで朝食。
向かいには「世界記録牛之碑」という謎の石碑が立っている。

説明を読むと、乳脂量世界一でギネスブックにも載った牛がいたとか。

青島という島まで渡れるようだが、キャンプ場しかないようなので写真だけ。

鳥取県立博物館

「とっとりの化石EXPO！2018」という企画展開催中。
写真撮影OKとのこと。ここに限らず、最近はフラッシュを焚かなければOKというところが増えている。

もう一つの企画展「麒麟 EXHIBITIONS - 因幡但馬に息づく麒麟の謎 -」
こちらはキリンビールのスポンサードで協賛展示も多かったが、その割には入場料が高かった。

博物館の向かいにある仁風閣。
明治40年（1907）に池田家の別邸として設計、施工されたものだとか。

映画「るろうに剣心」のロケでも使われたとのことで、パネルなどが多数あった。

鳥取砂丘に到着。
鳥取砂丘パークサービスセンターは工事中で、ジオパークセンターはプレハブの小さな小屋だった。

正直、こんなもんかという感じ。
靴が自転車用のもので靴底の部分に穴が空いていて砂が入るので先端の方までは行かなかった。のんびり回って2時間かからないぐらいのよう。

ラクダはちゃんといた。

一度通り過ぎたが、気になって入ってみた「鳥取砂丘砂の美術館」
「第11期「砂で世界旅行・北欧編」が開催中だった。

非常に繊細で驚いた。メンテナンスはどうしているんだろう？

これは絶対に北欧ではない。

思いの外規模が大きく、一見の価値あり。

屋外にも展示があった。

これは砂を固める作業中。

らっきょう畑がインスタ映スポットと聞いて。

シーズンオフでただの砂場だった。

すぐ側の多鯰ヶ池にも行ってみた。

市内に戻るが、時間がかなりあるので、「こどもの国」の交差点から始まる因幡自転車道を通ってみることにした。
自転車道はカーブや勾配が緩やかなことが多いが、ここは急勾配でヘアピンカーブの連続。いままで走ったなかでは国東半島サイクリングロードが一番テクニカルだったが、それをはるかに超える感じ。

駅近くの宿をとったが、まだ時間がかなりあるので、「鳥取市歴史博物館やまびこ館」に行ってみた。
ここは鳥取市の歴史と、そこに生きた個人の記録が同じ重みで展示されていて興味深かった。例えば、市の文化財などを「鳥取市の宝物」といった名称でホログラムで映し出していたが、その横には「私の宝物」（名称は違ったかも）として、ぬいぐるみや家族写真などが同じようにホログラムで映し出されていた。

鳥取東照宮。もともとは樗谿（おうちだに）神社という名称だったものが、2011年に名称変更したとのことだが、市中の表示などが樗谿神社のままのものが多く、たまたま市立博物館に来てわかったという感じだった。

今宵の宿は駅そばの「ホテルモナーク鳥取」。実は宿を取り忘れていてギリギリでとったのでちょっと高くついたが、いい宿だった。鳥取市は市内で温泉が湧くというのも知らなかった。

夜は近くにあった安そうな居酒屋「なすび」。梅津酒造というところのお酒が充実していて、特に「生酛」が面白かった。必ず燗でとのことで冷のままテイスティングすると独特のきつい香りと酸味が気になる。これを燗するとそれがまろやかな旨味に変わる感じで、これが昔ながらの日本酒なのかと驚いた。
値段も手頃で雰囲気も良く、当たりのお店だった。