2018/07/14 - 2018/07/22
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skomuroさん
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旅行3日目の午後クロアチアへ入国してザグレブへ。
ちょうどW杯サッカーのクロアチアチームの凱旋パレードと重なってしまい歴史的な日に立ち会うことになり、異常な盛り上がりとクロアチア人の愛国心の強さを強く感じました。
<全体の行程>
・1日目 成田→ヘルシンキ経由、スロベニア・リュブリャナ移動
・2日目 シュコツィアン鍾乳洞、ブレッド湖観光(スロベニア)
・3日目 リュブリャナ観光(スロベニア)
ザグレブ観光(クロアチア)
・4日目 プリトヴィツェ湖群国立公園、ラストケ村観光(クロアチア)
・5日目 トロギール、スプリット観光(クロアチア)
・6日目 モスタル観光(ボスニア・ヘルツェゴビナ)
・7日目 ドブロブニク観光(クロアチア)
・8・9日目 ドブロブニク→ヘルシンキ経由、成田(帰国)
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 航空会社
- フィンランド航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- JTB
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-
スロベニアとの国境の検問を抜けてクロアチアへ入国。
クロアチアはEUに加盟しているものの、シェンゲン協定には入っていないため、入出国の手続きが必要になります。
前にセルビア人の観光バスがいたためか、30分くらい待たされました。 -
しばらく進むと周りの光景に異変を感じました。
外を歩いている人の半数以上ががサッカーのクロアチア代表である赤白のユニフォームを着ているという状態。 -
道路沿いにずっとクロアチアの国旗が掲げられています。
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添乗員さんが現地などから情報収集をしたところ、昨日ロシアで決勝を戦ったメンバーが本日14:00に帰国し、そのままザグレブで凱旋パレードをするとのこと。
帰国してそのままパレードというのも驚きですが、この時点で15:00なのでちょうど鉢合わせになるのかも。 -
街の中心部は交通規制が張られていて、近づけないという情報もあったのですが、添乗員さんとバスの運転手がうまく協力して、徒歩10分程度のところで降りることができました。
他国のツアーでは、街から4kmくらい離れたところにバスを停めさせられたところもあったようです。 -
まずは聖母被昇天大聖堂へ向かいましたが、周りはクロアチア人だらけ。場違いな観光客が来てしまった感じです。
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この時点でクロアチアの通貨のクーナを全くもっていないため、現地ガイドの方に案内してもらいました。
手数料込みで1クーナあたり20円くらいでした。
普段ならもっとレートのいい場所があるそうなのですが、そこにはとても近づけない状態とのこと。 -
グッズ売り場もこんな状態。
クロアチアの盛り上がりを感じます。 -
国旗を羽織っている人をチラホラと見かけました。
凱旋のメイン会場となるイェラチッチ広場には近づけそうもありません。 -
聖母被昇天大聖堂。
当初はゴシック様式で建設されましたが、オスマントルコの侵入後にバロック様式に建て替えられたとのこと。
この辺りはパレードの群衆は少なくなったものの、 -
カメラの向きを変えるとこんな感じ。
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近くにある花壇は踏み荒らされるような事もなく無事です。
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大聖堂の中もさすがに静かですが、ユニフォームを着た人がいまいた。
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ザグレブを代表する教会だそうで荘厳な造りです。
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ステンドグラスもとてもキレイでした。
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中心部にはここの大司教だったステピナッツの遺骸が祀られており、ここが他の教会とは異なるところです。
亡くなったのは1960年との事で割と最近で毒殺説もあると現地ガイドから聞きましたが何をした人かいまいちわからず、後で調べてみると第二次世界大戦での戦争犯罪人だったり、クロアチア独立後に名誉を回復されたりと色々ありそうでした。 -
このシャンデリアはラスベガスから来たものだそうです。
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大聖堂を出て石の門へ。
お土産屋もクロアチアのグッズばかり。 -
空には凱旋パレードを中継するためかヘリコプターや、ドローンも飛んでいました。
音がうるさくてガイドさんの説明が耳に入ってきません。 -
街中はあちこち通行規制が敷かれていたため、回り道しながらやってきました。
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道沿いのカフェバーでは、クロアチア人が凱旋パレードのテレビ中継をずっと見続けていました。
いつ到着するのかわかりません。 -
石の門の手前にある龍退治をする聖ユラユの像。
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石の門に到着。
旧市街の西側と東側の境目にあり、聖母マリア像が置かれています。 -
石の門を抜けた西側。
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ザグレブで一番古い薬局。
1355年から営業をしているというので創業660年以上です。
何か買ってみたかったけど、ツアーガイド中のためスルーしました。 -
ザグレブのシンボルとも言える聖マルコ教会。
ミサの時以外は入場不可のため外観のみ。 -
屋根のモザイク模様がカワイイです。
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左右の建物は首相官邸と国会議事堂なのですが、月曜日なのに人がほとんどいません。
どうやら凱旋パレードを祝福するため、官公庁や会社・学校のほとんどが急遽休みになったそうです。
日本では考えられませんが、それだけの偉業だったということですね。 -
オスマントルコの時代に農民一揆を起こしたマティヤ・グベッツの像。
この人もクロアチアの英雄という事でしょうか。 -
クロアチアの旗をつけた車をよく見かけました。
日本で同じことをしたら色々と物議を醸しそう。 -
ロトゥルシュチャク塔。
毎日正午には大砲で時刻を知らせるそうです。 -
中心部のイェラチッチ広場からは少し高台になっています。
広場は見えませんが、街中の歓声や騒ぎ声がずっと聞こえてきていました。
通常の観光ルートの場合は、ここから下っていくそうですが、余りに危険なので石の門方面へ引き返すことに。 -
左側の建物は失恋博物館というちょっと変わった博物館。
ちょっと面白そうですが、新婚さんもいるツアー旅行では行かないですね。 -
博物館の近くにあった噴水。
捕らえた蛇の口から水が出ています。 -
街の東側へ向かって細い通路になっている階段を降りていきます。
意外と高低差のある街です。 -
レストランの壁にはW杯サッカーのスコアボード。
決勝の結果はまだ記入されてないですね。
別の場所には全グループリーグの結果も書いてありました。 -
途中の広場には大きなモニターが設置されており、こちらでも集まって凱旋パレードを見ていました。
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ドラツ市場のある場所。
普段は野菜や肉などのお店が立ち並ぶようですが、この日は見事なくらい何も出ていませんでした。 -
聖母被昇天大聖堂の辺りに戻り、ここで1時間程度のフリータイムとなりました。
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ツアーの中にクロアチア代表のオフィシャルユニフォームが欲しいという方がいて行ってみようという話になったものの、イェラチッチ広場の反対側にお店があるらしく、この状況なので断念となりました。
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ときどき発炎筒がたかれていました。
観光客に危害を加えるような雰囲気はなく、純粋に母国の健闘を喜んでいるといった様子です。 -
ただ広場の人混み状態はスリとかいそうなので、ちょっと近づきづらい。
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屋根の上もこんな状態。
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パノラマでも撮ってみました。
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近くのお土産屋で買ったクロアチア柄のハット。
これが現地のクロアチア人に大ウケだったようで、道行く人からちょくちょく声をかけられるようになってしまいました。
そのためこの先の旅行中ほとんど帽子をかぶってました。
同じツアーの人からも目印になっていたようです。 -
ドラツ広場の方にも戻ってみましたが、同じような感じ。
なおクロアチアの事をクロアチア語で、フルバツカ(Hrvatska)というそうです。日本語でジャパンといわずニッポンというのと同じかな。
街の人とすれ違う時に帽子をみてフルバツカとよく声をかけられたので、同じように返してました。 -
お土産やらで残りのフリータイムも少なくなったので、混んでいない方面を散策。
ちょっと離れた公園は静かでした。
普段のザグレブはこんな感じだと思います。 -
見慣れたドイツビールのパウラーナーのパラソル。
この辺りにいる人はゆっくり待ちながら飲んでいる様子で、時間があればクロアチアの人たちと1杯ビールを飲みたいところだけど、そこまでの時間はなし。 -
先ほど通った広場にあるモニタを見てみても、まだ凱旋パレードは到着していないようです。
結局街中を観光している間には到着しませんでした。 -
18:00頃にフリータイムが終了し聖母被昇天大聖堂で集合。
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大聖堂前のモニュメント。噴水にもなっています。
ここからバスの場所まで移動し、夕食会場に向かいました。 -
夕食は郊外にあるBota-Sareというお店。
よくみるとオイスター&スシバーと書いてありました。 -
クロアチアのビールオジュスコで乾杯。
ラベルにはクロアチア代表のヴィダとブコエビッチ。
ヴィダはW杯期間中のプレーも良かったのですが、独特なヘアスタイルとロシア戦後に政治的発言があった等で物議を醸していたため、すぐわかるようになってました。 -
メインはグリルチキンか、シーバス(鱸)のグリルか、ツナサラダからの選択。
昼も肉料理だったので、肉が続くのはちょっと重かった。 -
添乗員さんはツナサラダはお薦めしないと言ってましたが、さっぱりしていてボリュームもありこのくらいで良かったかも。
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レストランの近くに停まっていた車。
愛国心の強さが窺えます。 -
宿泊はホテル インターナショナル。
イェラチッチ広場からは徒歩20分程度の距離なので、改めて行ってみることもできましたが、人が多すぎてパレードも見れなさそうなのでやめておきました。 -
凱旋パレードはホテルのテレビでゆっくり見ることにしました。
ずっとテレビ中継をしていたようです。
まだイェラチッチ広場に到着していません。 -
普段なら空港から市街地までは30分程度の距離のところを、5時間くらいかけてパレードをしたようです。
近くの柱によじ登っている人もいました。 -
ザグレブの人口は約70万人だそうですが、イェラチッチ広場だけで約10万人。沿道を含めると約55万人の人がクロアチア代表を出迎えたそうです。
国民全員が熱狂し歓迎している様子で、こんな歴史的な1日に立ち会えた事だけでも貴重な経験でした。 -
この後やっと代表がイェラチッチ広場に到着してセレモニー開始。
モドリッチやラキティッチ、ヴィダなど各選手や監督がコメントしていましたが、クロアチア語はさっぱりわからず。セレモニーだけでも1時間くらいやっていました。
選手も前日の試合からすぐの帰国・パレードで疲れているだろうけど、それ以上に喜びの方が大きく、みんな笑顔だったのが印象的でした。 -
近づくことができなかったイェラチッチ広場のイェラチッチ像。
マントに見立てたクロアチアの旗を着せられてました。
オーストリア・ハンガリー帝国時代のクロアチア総督で国民的な英雄も、今回の快挙を喜んでいるように見えました。 -
ちなみに街中にはこんなふうに旗を着せたものもありました。
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翌朝7:30過ぎ。前日スーパーに寄れなかったので朝食前に街へ出てみることにしました。
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徒歩10分ほどでザグレブ中央駅に到着。
地下通路を抜けて市街地のある反対側へ抜けました。 -
ザグレブ中央駅前のトミスラヴ広場。
右にちょこっと写っているのが広場の名前になっている、クロアチア王国を建国したトミスラヴ1世。
建国は926年というので十字軍より前の時代ですね。 -
前夜の喧騒がウソのように静かで、キレイな町並みでした。
セレモニーの会場となったイェラチッチ広場までは行けませんでしたが、すぐに清掃されて日常に戻っていったそうです。 -
駅の地下通路に戻りコンズムというスーパーで買い物してホテルに戻りました。
このスーパーはクロアチア国内によくあるので、お世話になりました。 -
ホテル インターナショナルの朝食メニューは余り多くなく控えめ。
この日は9:00にホテルを出発して次のプリトヴィツェへ。 -
出発してすぐの道路脇には昨日の凱旋パレードで使ったと思われる超巨大なクロアチア国旗が残ってました。空からの中継だとよく見えそうです。
ただこの色合だと決勝の相手だったフランスの国旗にも見えてしまいそう。 -
あとサッカーで言えば、三浦カズ選手がザグレブのチームに1年間在籍をしており、その時のスタジアムがこの写真の辺りにあると添乗員さんが説明してくれました。
ずっとサッカーづくしのザグレブ観光でしたが、最後に日本との意外な繋がりを聞いて後にしました。
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