埼玉こども動物自然公園の昼と夜（後編）妖精のようなカモシカの赤ちゃんやチビプーズー＆久しぶりのサイチョウ舎の北園～大雨のペンギンヒルズやレッサーパンダのみやびちゃん大活躍のナイトズー

2018/08/12 - 2018/08/12

ナイトズーの日です！
そのため開園時間より２時間ほど遅く到着したので、東園から周り、いつもと違うルートを取りました。
コアラやカンガルーなどオーストラリアの動物が多くいる東園の後、ニホンカモシカの赤ちゃんに会いに、シカとカモシカ舎へ向かいました。
そして東園に戻らず、にこにこ橋を渡り、恐竜コーナーの脇の道を進み、サイチョウ舎を見てからペンギンヒルズに出るという、たまにしか取らないルートを取りました。

ニホンカモシカの赤ちゃんと、志村どうぶつえんでも紹介されたプーズーの赤ちゃん、どちらもまったり休んでいるのではなく、ちょうど動いているときに見ることができたのはラッキー！

レッサーパンダは、この暑さでは屋外展示は中止、なので会えたのは室内にいるみやびちゃんだけでしたが、それは想定内でした。
やっと16時過ぎに会いに行けたみやびちゃん、はじめは庇護欲をそそるような顔して眠そうに寝そべっていましたが、しばらくしたら笹を食べ始めて、その後、元気になったこと！
実は、そんなみやびちゃんに夢中になっていた間、17時頃から、雨が降りだしてきて、かなりの雨量でした。
みやびちゃん、ひょっとしたら雨音に不安になったのかな～なんてちょっと心配しましたが、たぶん、昼間たっぷり眠ったので、夕方ハイテンションになったのでしょう。
というのも、あとでナイトズーイベントの「レッサーパンダのおはなし」のときに飼育員さんが、屋内から外の音はほとんど聞こえないと言っていたからです。
そのあと18時半頃までかなりの雨だったので、レッサーパンダ展示場前では、雨宿りも兼ねて、しばらく張り付いている見学者がちらほらいました。
私も、この大雨の中を出ていくよりは、みやびちゃんを見ている方がいいと思いました。
しかも、みやびちゃんはその間、ずーっと動きっぱなしでしたから、見ていて飽きませんでした。他の見学者も「この子、営業精神ある～！」などと感心していました。
たまたまですけどネ。

とはいえ、17時45分から行われるペンギンヒルズでの飼育員さんのおはなしイベントは楽しみにしていたので、足元ぐちょぐちょになるのを覚悟で、ペンギンヒルズに行きました。
ペンギンヒルズは、小さな休憩所以外、屋根がないし、飼育員さんの声はマイクを通じてでさえ雨の音でかき消されるくらいでしたが、大雨の中にたたずむペンギンの姿もなかなか雰囲気がありました。

もちろん１番楽しみにしていたのは18時半からの「レッサーパンダのおはなし」イベントで、飼育員さんは中でみやびちゃんにリンゴをあげながら説明しました。
埼玉ズーでは、レッサーパンダにリンゴの給餌をするのはなかなか見られないので、貴重なのです。
飼育員さんのお話も楽しみですが、やはりそのときにリンゴの給餌があって、レッサーパンダが嬉しそうにリンゴを食べる姿こそが見たかったのです。

そのあと、雨がやんだのはほんとに良かったです。
雨だとやはりナイトズーの魅力は半減すると思いました。
雨だと、屋外で行われるおはなしイベントが中止になったり、動物たちが早めに収容されたりする可能性があるせいだけではないです。
暗くなった園路を、動物園の職員たちの手作りのランタンを頼りに、虫の声を聞きながら歩く───その散策そのものも、地味だけどいいなと思える、ナイトズーならではの楽しみの１つだと、しみじみ思いました。

埼玉ズーで楽しみなナイトズーのライブショーは屋内で行われました。
クーラーがきいたレクチュールームは、ペンギンヒルズで服がだいぶ濡れていたため、ちょっと寒かったくらいでした（苦笑）。
今回は、動物鳴きまねライブショーで、私はこれで５種類ほど行われたことがあるショーをすべて制覇したことになりました。
鳴きまねショーはプロによるショーなので出演者やショーのようすの撮影はできませんでしたが、思ったより楽しかったですし、プロだけあって、鳴きまねは見事でした。
鳴きまねを披露するだけのショーではなく、どこか漫才みたいでした。
埼玉ズーのナイトズーはこれからも訪れることがあると思います。
鳴きまねショーはここ数年毎年行われているそうなので、来年以降、来園のタイミングが合ったら、またぜひ見たいと思いました。

＜2018年度埼玉こども動物自然公園のナイトズー２日目に訪れたときの旅行記のシリーズ構成＞
□（前編）コアラ・カンガルー・ワラビー・ナマケモノの赤ちゃんたちがすくすく育ち盛りの東園や夜が楽しみなハダカデバネズミのランタン
■（後編）妖精のようなカモシカの赤ちゃんやチビプーズー＆久しぶりのサイチョウ舎の北園～大雨のペンギンヒルズやレッサーパンダのみやびちゃん大活躍のナイトズー

埼玉こども動物自然公園の公式サイト
http://www.parks.or.jp/sczoo/

＜タイムメモ＞
10:55　家を出て車で向かう
11:35　埼玉こども動物自然公園の第２駐車場に到着
11:40　年パスで入園（開園時間は09:30）
11:45-11:55　コツメカワウソ
（11:45～コツメカヨウソのおひるごはん）
12:20-12:35　コアラ館
12:40-12:50　カンガルーコーナー
12:55-14:15　コアラ館
（13:00～コアラのおはなし＝ユーカリ交換タイム）
14:20-14:30　カピバラ・ワラビー広場（＆赤ちゃん）
14:35-15:05　レストランでランチ休憩
15:20-15:30　ニホンカモシカ（＆赤ちゃん）
15:40-15:50　サイチョウ舎
15:55-16:05　プーズー（＆赤ちゃん）
16:05-16:15　ペンギンヒルズ
16:20-17:45　レッサーパンダ（みやびちゃんのみ）
（ナイトズーのため開園時間延長）
（17時～18時半頃までかなりの雨）
17:50-17:55　ペンギンヒルズ
（17:45～ペンギンのおはなし（大雨の中））
18:00-18:50　レッサーパンダ（みやびちゃんのみ）
（18:30～レッサーパンダのおはなし）
18:50-18:55　カナダヤマアラシ
19:00-19:40　動物鳴きまねライブショー
19:55-20:05　コアラ館
20:05-20:15　カピバラ・ワラビー広場
（20:00～カピバラのおはなし）
20:25-20:35　もりカフェで夕食休憩
20:35-20:50　キリン
（21:45～キリンのおはなし）
20:55-21:00　キリン売店で買い物
21:00頃　動物園を出る
21:20頃　動物園の第２駐車場を出る
21:50頃　帰宅

※これまでの動物旅行記の目次を作成済。随時更新中。
「動物／動物園と水族館の旅行記～レッサーパンダ大好き～　目次」
http://4travel.jp/travelogue/10744070

※そのうち、これまでの埼玉こども動物自然公園の旅行記のURL集は、このシリーズの旅行記の前編の旅行記「埼玉こども動物自然公園の昼と夜（前編）コアラ・カンガルー・ワラビー・ナマケモノの赤ちゃんたちがすくすく育ち盛りの東園や夜が楽しみなハダカデバネズミのランタン」の末尾にまとめました。
https://4travel.jp/travelogue/11389791

エリア 東松山(埼玉)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

東園を楽しんだ後、ニホンカモシカの赤ちゃん目当てに、シカとカモシカ舎へ

自然路のコバトンロードは雰囲気が良いのですが、東園から向かうと登り坂だし、蒸し暑かったので、園内バスが通る舗装道路から回りました。

埼玉ズーのニホンカモシカの紹介

今年2018年３月にチハルちゃんが亡くなってしまいましたが、去年2017年６月21日にサツキちゃんが生まれました。

そして今年2018年６月17日に、２匹目の赤ちゃんが誕生！

この生まれて１ヶ月未満の写真の天使なこと！

パドックの奥の方にいたナデシコ・ママと赤ちゃん

思ったとおり、パドックにいる時期の方が、赤ちゃんに会える確率が高いです。
カモシカの谷にいる方が、自然の中にいる姿が見られますが、広いですからねぇ。

まったりしていたナデシコ・ママと赤ちゃん

ニホンカモシカの赤ちゃんって、ユニコーンみたいです。

赤ちゃん、立ち上がってママのそばに腰を下ろそうとしたけど

ママの方も立ち上がってしまったね

「あれ、ママ、どこに行くの？」

ナデシコちゃんも、真っ白できれいな姿をしていて、天使のようです。

ぽつんと取り残された赤ちゃん

立ち上がった赤ちゃんは、やっぱり天使のよう@

体の毛がふわっふわな赤ちゃん

エサ箱の中に入っちゃった赤ちゃん

耳の間のふわ毛がとってもチャーミング@

ナデシコ・ママは水が入ったおけで、ぴちゃぴちゃ

暑かったもんね～。

「ママ、なにしてるの～？」

ぴょんぴょん元気よく跳ねていた赤ちゃん

ちらっ、ちらっとこっち見てくれた@

草もぐもぐ@

そしてまた奥に落ち着いた赤ちゃん

と思ったら、ママと一緒に、柵のあたりをうろうろ

たっちしちゃうお転婆さん

ママを真似したのです。

ママと赤ちゃん、チーズ@

にこにこ橋を渡って、ペンギンヒルズ方面へ向かう

北園に戻るのに、動物橋を渡って戻ることが多いですが、そうすると坂を下ってまだ登ることになるので、蒸し暑い本日はしんどいと思い、あまり取らないルートを取ることにしました。
こちらのルートを取れば、坂を登らなくてすみます。

途中にある彩ぽっぽの家

せっかくなので、サイチョウ舎に寄る

サイチョウはこの部屋の中

ガラス窓の映り込みが激しいので、ここで「忍者レフ」が活躍しました！

美しい尾羽とバナナが２つのっかったような頭のサイチョウが２羽

サイチョウってこんなに美しい鳥でしたか。
改めてびっくり。

ズームしてみると、すごく迫力ある！

目が赤いのがオスで、白いのがメスだそうです。
奥にいた子はメスだったかも。

横から見ると、かっこいい@

クチバシの上のカスクは、スポンジ状になっているので、重くないそうです。

ウォークインケージの方には、ギンガオサイチョウ

赤いくちばしのカンムリコサイチョウ

迫力のあるミナミジサイチョウ

いまさらだけど、いろんなサイチョウがいるんだなと感心しました。

このあとは、クジャク舎は見るだけにとどめ、ペンギンヒルズに到着しましたが、先にプーズーを見に行きました。

ペンギンヒルズのすぐ手前にあるプーズー展示場

屋内展示場の前の屋根は、手前半分は見たとおりすき間がありますが、奥のガラスの展示場前は、ちゃんと屋根がありました。

水の中に入っていたプーズー

うーん、サクラちゃんかな。
というのも、同居していたもう１頭の子に角があったから、オスのはず。

ぼってり鼻がチャーミング@

すたすたすた

くんくんくん

さて、赤ちゃんのジュンくんは起きているかな

ジュンくんは、埼玉ズーひいては日本で生まれた３頭目のプーズーの赤ちゃんです。

まだバンビ模様があるジュンくんとスミレ・ママ

ちょうど食事中で、ガラスのすぐ手前に来ていたジュンくん

こっち見てくれたジュンくん

残り１枚の葉っぱが食べたい

茎がおめめに当たった@

おっきくなったね、ジュンくん

つい１ヶ月半前は、こんなおチビさんでしたね！

関連の旅行記（2018年６月24日）
「成長した赤ちゃん詣の埼玉こども動物自然公園（北園編）プーズーの赤ちゃんに会いたい！～レッサーパンダのナツちゃんと１日早いけどミヤビちゃん、誕生日おめでとう！」
https://4travel.jp/travelogue/11373206

てかてかの鼻が可愛い@

くっきり目立つ目の下の眼下腺もチャーミング@

すでにまったりしていたスミレ・ママ

ママのところへ向かう途中で、振り向いたジュンくん

ジュンくんも奥でまったり@

短い時間でしたがジュンくんがちょうどごはんを食べているところに居合わせることができてラッキーでした。

ペンギンヒルズの小屋にあったペンギンヒルズ・ニュース

今年2018年１月生まれの２羽のひなの情報や、最年長のグランマ34才のことなど書かれてありました。

フリッパーにつけられた輪っかでペンギンの名前が判別できる

プール脇でたたずむペンギンたち

この時間は、泳いでいるペンギンは少なく、休んでいました。
泳いでいる子もいました。

丸い石を枕に

泳いだ後は毛づくろい

羽毛の間に空気を入れることで、保温性が高まります。
いくら夏でも、ぬれたままだと体温が落ちからね。

ちろ目してるみたい@

換毛が終わったピカピカな子もいればまだ換毛中の子もいる

涼しげな音を立てる噴水のあるプールとペンギンたち

営巣地への坂を登り始めた子

でも、まだ帰る時間ではないと思ったのか、すぐに回れ右しました。

換毛真っ盛り！

右の輪っかが赤と黄色なので、 スマイルくんかな。

目をつぶったぼさぼさ顔が可愛い～@

浮いている羽は自然に抜けていくと思いますが、そーっとはがしてあげたくなります～！

一緒にいるのはカップルかな？

でも絶賛換毛中の子がスマイルくんだとしたら、まだカップルのお嫁さんが決まっていないようです。
きっとまだ若いから。

本日は16時20分にやっとレッサーパンダ展示場に到着

思ったとおり、本日の展示当番は、室内展示室にみやびちゃん一人きりでした。
ここの室内展示室にいるレッサーパンダは、動いているときに写真を撮るのが難しいです。
しかも室温設定は20度だったので、ガラスはよく曇りました。
でも、備え付けのふきんでせっせと水滴を拭き取り、空いているときは「忍者レフ」を活用したので、ちょっと甘い写真や手ぶれ写真も量産しましたが、可愛いみやびちゃんの写真がたくさん撮れました。
それに、しばらくしたら、外は雨が降ってしまったので、あちこち回らず、みやびちゃんに張り付くことにしたので、撮影チャンスをねらう余裕はたくさんありました。

16時20分に到着したとき、一番高い台のはじっこで寝ていたみやびちゃん

でも、可愛い顔をこちらに向けていましたし、目が開いていました。

不安そうな顔にきゅんきゅん！

庇護欲がそそられるお顔をしていました。
どうしたの、みやびちゃん？

時々、こっちに顔を向けてくれた@

だけどちょっぴり不安そうな顔のまま。

ふわぁ～っと可愛くあくび

寝相を変えて、寝直すらしい

ちろっと出した下と、指の毛がちょんちょんと白い手が、とりわけチャーミングです！

三角おめめになって、おやすみ～

このあと、他の動物たちを見に行って、また出直そうと思ったら、みやびちゃんはまもなく目覚めました。

みやびちゃん、お目覚めの毛づくろい

おちりをこちらに向けたまま、ぽけらっとした表情でこっちを見てくれました。

毛づくろいの続き@

目覚めの食事

きっと長いお昼寝の後で、小腹が空いたのでしょう。

可愛く手と舌を使って笹を食べるみやびちゃん

何か気になるの、みやびちゃん？

「なんでもな～い」と、再び笹ぱくぱく

「んん～、みやび、なんか気になる～」

何かが気になるみやびちゃんのほっとけない横顔

笹を食べる手がすっかり止まってしまいました。

と思ったら、後ろを見ながら食事再開

ふわふわな後ろ姿も可愛いかったですが、レッサーパンダ舎周辺の動物たちの展示は17時で終わりなので、ちょっくら見に行きました。

間に合ったのは、プレーリードッグだけ

での、夕食中の可愛い姿が見られました。

物音にビクッとして、巣穴のそばまで移動

大人のプレーリードッグも可愛いのに、赤ちゃんプレーリードッグを見たかったです。
残念な結果になった赤ちゃん、また生まれ変わってこないかな。

警戒してるけど、まだご飯は食べたい

気にせずもぐもぐ食べてた子達もいる

心細げな顔のみやびちゃん、このあとどんどんテンション上がる

たくさん歩き回った後、台の上でちょっとだけポーズ

みんなその台が好きだよね。

ほんのり笑顔のみやびちゃん

背中を丸めたポーズも可愛いよ

どんどんハイテンションになったみやびちゃん

外は大雨になってしまい、雨の中の移動が億劫になってしまったので、しばらくみやびちゃんを見ていることにしました。

びよーんと背伸びして移動するみやびちゃん

ハイテンションなみやびちゃんは、大半は床を歩き回っていましたが、その時は撮影は無理でした。

だんだん縦横無尽に駆け回るようになったみやびちゃん

はしごの間から懸垂のように降りる姿は、なかなか見ごたえありました。
動画なら撮れたのかな。

曲芸ポーズも見せて走るみやびちゃん

自分のナニのにおいを確かめるみやびちゃん

これは、おトイレタイムの前兆です。
レッサーパンダは、だいたい決まった場所をトイレにするのです。

レディのおトイレタイムに失礼しまーす！

だっていい笑顔なんだもん。
すっきりしたんだね。いや、まだ最中か（笑）。

レッサーパンダも足をすべらせることがある

「みやび、全然へいきだよ～ん」

みやびちゃんは、逆上がりの要領で起き上がりました。

笹の筒の下の部分が気になるみやびちゃん

いつもの渡り木なのに、くんくんしながら渡る

台の下で振り返ってちょっと立ち止まったところをパチリ

このあと、迷ったのですが、大雨が降っている中をペンギンヒルズまで移動し、17時45分からのペンギンのおはなしイベントに参加しに行くことにしました。

雨の中にたたずむペンギンたち

ヒルズの方には雨宿りできるところがなく、マイクを使っても飼育員さんの声はかき消され、雨の中の見学は大変でした。

ばしなし雨が降り注ぐ中、プールから上がってきたた子

雨で激しくはねる水面にも注目。

この雨の中でも涼しい顔して泳いでいるのが、なんだかおかしくて

これからプールに入ろうとしている子のおちりも撮れました。

プールからのスロープを上がってくるところは妙に可愛くて、また狙ってぱちり

雨が降っていようが、いつもと変わらないペンギンたち

きゅっと首を伸ばした若鳥

今年2018年生まれの子は、まだ大人の毛に生えそろっていなかったので、見分けがつきました。
昼間、見当たらなかったのは、きっとプールで泳いでいたのでしょう。

戻ってくると、みやびちゃん、かきかき

テンションはまだ高いままでした。
18時半から、レッサーパンダのおはなしイベントがあるから、それまで残業がんばってね。

飼育員さんが来てないか、天井越しにバックヤードの物音を探るみやびちゃん

きれいな立ち姿を見せてくれたので、見学者が沸きました。

笹の筒をパタンと落としたいたずらっ子

「あれ～、誰がこんなことしたの？」

みやびちゃんですよ。

待ちに待った、レッサーパンダのおはなしタイム

飼育員さんがお部屋に入って来ました。
期待の表情のみやびちゃんです。

飼育員さんを迎えるみやびちゃんのすぐ先には、落ちた笹の筒

リンゴをもらってご機嫌で食べるみやびちゃん

手に小さなスティック状のリンゴを持っています。

次のリンゴをもらうためにたっちしたみやびちゃん

飼育員さんが、みやびちゃんにリンゴをあげながら、レッサーパンダが立てる足のしくみを説明していました。
レッサーパンダが人間と同じく足の裏をすべて地面につけて歩く蹠行性（しょこうせい）なので立ちやすい（逆に犬ネコやなどはつまさき立ちしているようなもの）こと、人と同じようにこのあたりにひざがある、と指でちょんと示していたときでした。
指があたったのか、みやびちゃんはびくっとしてすぐにしゃがんでしまいました。

でもりんごはちゃんともらったので、手をついてもぐもぐ

まだみやびちゃんがりんごを食べているときの可愛い姿は、横顔しか見れていません。

りんごを待つ期待の表情のみやびちゃん

はい、みやびちゃん、もう一度立ってごらん

でもみやびちゃんは、丸太の上で立つのは不安定だったからか、リンゴの位置が高すぎたのか、立ちかけて、すぐにしゃがんでしまいました。

低い位置でリンゴを受け取るみやびちゃん

しっかり手でりんごを確保しています。
食べるときは下を向いてしまったけれど、りんごをねだるみやびちゃんの可愛い姿がたくさん見られました。

夕食のお皿をもらったみやびちゃん

ガラスのすぐ目の前で、ななめ向きでしたが、顔を見せてごはんを食べてくれました。
でも、おはなしイベントのときのリンゴは夕食の一部だったので、お皿のりんごはいつもより少なく、みやびちゃんはあっという間に食べ終わらせてしまいました。
みやびちゃんの夕食の様子は前回訪問時に見ることができたのですが、お皿のリンゴを食べ終えると、いったんお皿から離れてしまいます。

飼育員さんが置いていったりんごを見つけた～！

わーい、おいし～！

りんごを落とさないように、大事に抱えるようにりんごを持っていました。

りんごのあとは、毛づくろい

みやびちゃんはすぐに笹やペレットを食べないようなのです。
今日はみやびちゃんをたくさん見ていることができました。
夕方までしっかり昼寝をしていたせいか、ナイトズーの時間帯、元気いっぱいで私も含めてたくさんのお客さんを魅了してくれました。
がんばったね、みやびちゃん、ありがとう！　また会いにくるからね。

なにやら草をもぐもぐしていたカナダヤマアラシのコウシロウくん

ナイトズーのライブショーを見に行くために、レクチャールームに向かう途中。
幸いなことに雨がやんでいました。
マヌルネコ舎はとても混雑していて見られませんでしたが、なんとかコウシロウくんを見ることができました。

隣では、まだ木の上にいたとうこさん

とうこさんったら、もしかしたらあそこで雨宿りしたのかしら。

とうしろうくんのいるエリアからとうこさんのいるエリアまで

まだこの２頭はエリア分けされたままでした。
分けている理由は、とうこさんが妊娠した可能性よりも、逆かなぁ。

電飾が点り始めたマヌルネコ舎

19時前、マヌルネコ舎前は人だかりがしていたので、寄れませんでした。

電飾が点り始めた乳牛舎

本日は乳牛たちも全然訪問できませんでした。
先々月に会った子ウシたちは、すっかり大きくなったかもしれません。

雨天だったので動物鳴きまねライブショーはレクチャールームにて

出演者やライブショーの様子は撮影禁止だったので、開始前の部隊の様子の写真のみ。
埼玉ズーのナイトズーは何度か訪れていますが、鳴きまねライブショーは初めてでした。
鳴きまねは見事でしたし、落語みたいで笑えたし、楽しかったです。
それに飼育員さんたちによる、自分の担当飼育動物の鳴きまねも大変興味深かったです。
あるときだけに出す声という、飼育員さんならではの鳴きまねなども披露してもらえました。

ナイトズーのイルミネーションの天馬の塔

東園から戻ってきました。
最後のイベントの20時30分からのキリンのおはなし目当てです。

夜のハダカデバネズミのランタン３体全体

昼間の姿も良かったですが、やはり明かりがついた夜は見ごたえありました。

昼のハダカデバネズミのランタンの写真がある前編の旅行記
「埼玉こども動物自然公園の昼と夜（前編）コアラ・カンガルー・ワラビー・ナマケモノの赤ちゃんたちがすくすく育ち盛りの東園や夜が楽しみなハダカデバネズミのランタン」
https://4travel.jp/travelogue/11389791

２メートルはある巨大なハダカデバネズミ

暗闇から浮かび上がる姿

カブにパクつく姿と頭を上下させた姿

その前に、夜食が食べたくなったので、ラストオーダーぎりぎりのもりカフェへ

20時半がラストオーダーで、ここに入ったには20時25分でしたから、ぎりぎりでした。
ほんとはいつもの屋台の焼き鳥が食べたかったのですが、もうこの時間、お店は撤収していました。

壁には動物の親子の写真がいっぱい！

可愛い写真なので、ぱちぱち撮ってきました。

壁の動物の親子の写真のうちの１枚

プレーリードッグです。
今年2018年も赤ちゃんが生まれたので、楽しみにしていましたが、こちらも残念な結果になってしまいました。
動物園でも赤ちゃんが成長するのはほんとうに大変だと思いました。
そして哀しいけれど、こういうニュースも開示してくれるのは、やはりありがたいと思いました。

「オグロプレーリードッグの赤ちゃんが行方不明になりました
　今年６頭のオグロプレーリードッグがうまれましたが、６月２１日以降、全頭巣穴から出て来なくなってしまいました。ほぼ同じ時期に姿が見られなくなったので、巣穴の奥が崩れてしまって出て来られなくなったと考えられます。
　当園のオグロプレーリードッグは飼育エリア内で自由に地面を掘って巣穴を作って暮らしています。ファイバースコープカメラで巣穴内の確認も実施しましたが、内部はかなり複雑で奥まで確認できませんでした。掘って確認するのも、巣穴の全容がわからないために他の崩落を引き起こす可能性が高いので断念しました。
　大変残念な結果になってしまいましたが、今後同じようなことが起こらないように注意深く観察を続けていきたいと思います。」
（埼玉こども動物自然公園公式サイトの2018年７月５日のニュースより）
http://www.parks.or.jp/sczoo/news/20180705/index.html#detail5

ハムチーズピッツアのクレープとアイスコーヒーのセット

20時35分すぎにキリン舎前へ

おはなしイベントは始まっていましたが、そのあとの質問コーナーで、飼育員さんはたくさん話をしてくれたので、45分で終わるところが50分まで話を聞くことができました。
興味深い話の１つに、なぜキリンの看板を、アミメキリンからただのキリンに変えたのかがありました。
どうやら、DNAを調べたら混血で、純粋なアミメキリンではなかったからだそうです。
で、日本全国の動物園で飼育されているキリンのほとんどは、もう混血だそうです。

ちなみに、話を聞いているときに、隣のシマウマが見えたので、最後にシマウマに合いたいと思ったのですが、一足違いでバックヤードに戻った後のようでした。

そしていつも２頭のシマウマがいるのが当たり前のように思っていたこの埼玉ズーのシマウマの１頭が亡くなっていたことを、また後日、公式サイトのニュースで知りました。

キリン売店でちょっくら買い物をする

前よりもレッサーパンダ・グッズが増えていました。
このキーチェーンが気に入りました。

可愛いのでレッサーパンダ・シールも欲しくなってしまう

きのうの智光山公園こども動物園で買ったカワウソ本

このカワウソ本のことは、埼玉ズーの公式サイトで知ったのですが、きのうのうちに買ってしまいました。
さすがにララちゃんステッカーが欲しいからといって、同じのを２冊買う気には
なれず（苦笑）。
まあ、たぶん私のカメラでも、ララちゃんはちゃんと撮れたと思います。

関連の旅行記（2018年８月11日）
「智光山公園こども動物園の昼と夜：チビウソの４つ子はピーナッツ体型の可愛さ盛り～ちっちゃい足でダッシュするテンジクネズミのおかえり橋などもれなく楽しんだ昼＆めったに会えない動物に会えたナイトズー」
https://4travel.jp/travelogue/11389336

レッサーパンダの新しい磁石だ@

正門前広場のフラミンゴのランタン

とても美しいフラミンゴ

実物のフラミンゴは、本日回れませんでした。

去年2017年12月に初めて登場したクジャクのランタンも、あいかわらず素晴らしい

その向こうには……。

アカコンゴウインコたちのランタン

木の上にとまっています。

コンゴウインコたちのランタンと、ワラビーのランタン

楽しかったナイトズーももう終わり

途中で大雨に見舞われたものの、雨がやんでよかったです。

外から見たイルミネーションの正門

正門前にはガチョウたちのランタンもあり

そして本日は、帰りに夕食のために寄り道せず、まっすぐ帰宅しました。
第１駐車場前のトイレに寄ったので、駐車場を出たのは21時20分頃でしたが、それでも約40分の21時50分くらいに帰宅できました。

本日ゲットしたもの

レッサーパンダの磁石とキーチェーンとシールです。
キーチェーンはスマフォケースにつけました。

おわり。