2018/07/27 - 2018/08/12
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jambarayaさん
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8月5日(日)
ブロモ山&イジェン火山のツアー参加中です。
本日最終日。楽しみにしていたブルーファイヤー参拝日です。
ですが、ここで大きなアクシデントが!
早くツアー終われや、と思った旅行は初めてでした。
- 旅行の満足度
- 3.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 2.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 観光バス タクシー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
おはようございます。8月5日日曜日。午前1時です。
イジェン火山のツアーに同行するドライバーさんはまだまじめな人だったようで、ちゃんとAM12時30分に私の部屋をノックして30分後発だよ、とモーニングコールしてくれた。
準備を整えて、荷物をまとめてロビーへ。
そこで朝食をもらう。
その後、駐車場に行く。
駐車場には、4台の車が止まっていて、行き先別になっていた。
私はバリ島に渡らないといけなかったので、一番大きなミニバスに乗ることになった。一人なので助手席に座ることになる。
後ろの座席を見ると、3日に出会ったフランス人カップルが座っていた。
再会を静かに喜ぶ。この2人もいろいろ騙されてきたのかな、聞きたかったけど朝からそんな話題を出すのもな、と思い止めた。
1時15分、宿を出発した。 -
2時前、イジェン火山の登山口に到着。
ここで山岳ガイドさんと会う。
ガイドさんはバリ島へ渡るグループ、私を含む13名の面倒を見ると言う。
2じ、登山開始。
夜中にもかかわらず皆さん元気。
真っ暗な山道をすたすたと歩いていく。結構急な山道よ。
みるみるうちに私は取り残されていく。
この山岳ガイドさん親切で、いろいろ励ましてくれて、急勾配は手まで引っ張ってくれていたんだ。
3時過ぎくらいだったかな。
休憩所に到着。ここに座っていったん休憩しましょう、となった。
バリ島へ向かう仲間も先に到着して、休んでいた。
その仲間から声が上がった。
「ガスマスクは?」
そう、このイジェン火山。硫化水素が噴き出るからガスマスクが必要なんだ。
山岳ガイドさんはドライバーに連絡し、今こっちに持ってくるように言うと話す。
しかし待てど、来る気配なし。山岳ガイド、ドライバーに連絡する。
でも電話に出ないと言う。
するとこのガイド、知り合いのガスマスク屋を登場させ、
「レンタルしませんか?」
と言ってきた。いやいや、私たち、ガスマスク代支払っているし、改めて払う必要もない、とガイド相手に皆さん抗議をし始める。
私もレシートを見せてガスマスク代を支払っている旨を伝える。
でもガイドは、ドライバーが来ないから、マスクはないよ、と言い切る。
250000ルピアでガスマスクを貸すよ、とレンタル屋は言う。
ブルーファイヤーは夜中じゃないと見れない。ここでもたもたしている場合じゃない。でもこのレンタル屋の登場とかおかしい。初めからこういうストーリーだったのではないか?
結局この提示された金額を支払ったのは、あのフランス人新婚さんカップルだけだった。
他の外国人10名は無視して、上に上がって行った。ガスマスクも持たずに。
私はお金はあったけど、ノーマネーと言って最後まで拒否した。
そしたらおもちゃみたいなガスマスクを渡してきた。これだったらフリーで貸すよ、と投げるように渡してきた。
この時点で私はブルーファイヤーを見るのをあきらめた。
で、そこから先に上がって行った皆さんを追って山道を上がって行った。
確かに急なんだけど、腹に予熱がある。
イライラしている。
こんな騙され方、あるのか、と。
だから足取りはそんなに重くなかった。イライラしているとすたすた歩けるのかもしれない。
ふと立ち止まって周囲を見る。ガイドは付いてきていなかった。 -
休憩所から1時間程度でイジェン
火山、河口に到着。寒い。バスタオルを出し体に巻き付ける。
4時30分。お伝え出来ないが星空は本当にきれいだった。
やっぱりカメラはしっかりしたものを買おう。この時改めて思った。
私が一人で星空を眺めていたら、インドネシア人の青年がナンパしてきた。
暗闇だ、きれいな女性に見えたのだろう。少し会話をし、足場の悪い岩山は一緒に歩いたものの、ブルーファイヤーには行ったことがないと言う。
結局暗闇で逸れてしまい、私は一人ブルーファイヤー付近に向かうことになった。 -
でも近づけない。結局、このガスマスクおもちゃや。
万が一ブルーファイヤーに近づいて硫化水素でも大量に吸ってしまったらえらいことになる。まずガイドも姿をくらましていない。
私は結局ここへ何をしに来たのだ。このブルーファイヤーが見たかったのに。
上の展望台からブルーファイヤーを見つめる。ちょこっとだけみえる。 -
展望台には下まで行かず、上からブルーファイヤーを眺めている人がいる。
同じ仲間ではないが、この方もガスマスクを持っていなかった。
現場でガスマスクを渡さないトラブルって結構あるのかしら?と思った瞬間だった。
やはりちゃんとした旅行会社で申し込まないといけない。
今回はいろいろついていなかった。 -
夜が明けてきた。
ブルーファイヤーはもう見えない。すごく硫黄臭い。
なんか草津の温泉地にいるみたい。 -
とりあえず山頂の看板で写真撮影。
2386mは登ったのね。 -
硫黄発見。
硫黄採掘をしている人は、こんな塊を担いでいつもこの山を往復しているのか。
いい金になるのだろうか。 -
山道には硫黄の粉も落ちている。
-
幻想的な風景。
ずっと雨は降っていたんだ。だからほんと寒かった。 -
だから道も歩きにくいしね。
ブルーファイヤーはもう夜が明けて見えないのに、山頂に向けて上がってくる人っているんだ。
人力車みたいなタクシーに座って山を登ってくる人もいたなぁ。
あれは2人の人力が必要だったから、相当金はかかっていたと思う。 -
ガスマスク騒動の休憩所に戻ってきた。
ここでガスマスクレンタル屋の兄ちゃんとばったり会う。
ガスマスクを返せ!と言ってきた。
こんなおもちゃみたいなガスマスク。
ガイドはどこ?と聞いても言葉が分からないふりをする。
人をイラつかせる天才だ。ガスマスクを投げつけて返した。 -
ここでチーム仲間と再会。
昨日から移動が一緒だったメンバーだ。
彼らはバリ島へ行った後、少し遊んでから次はスマトラ島へ行って、熱帯雨林を楽しんでくると言う。
何とパワフルな、と思った。
このメンバー、私より先に、あのレンタルガスマスク屋に切れていたようである。
だから私がガスマスクを投げつけて返した時も、ガスマスク屋が反撃に出なかったのは、この人たちに少し攻撃された後だったからなんだろうな。
この後、一緒に仲良く下山した。 -
足元は本当に悪い。
私はトレッキングシューズではなくスニーカーで行ったから、よく滑った。
そのたびに大げさな声を出すもんだから、仲間が最後は手を引いてくれた。 -
これ、まともな旅行会社で予約した人が手に入れたガスマスク。
記念に撮影させてもらった。
これ持っていたら、ブルーファイヤー見れたんやろうなぁ。
きれいでしたか?ときいたら、
風のせいであんまり見えんかったんよ、と回答。
ちょっと心が救われた瞬間だった。 -
7時、地上に戻ってきた。
-
私はトイレにいく。トイレ使用料2000ルピア。ひどいトイレやで。
仲間は先にドライバーに文句を言いに走った。 -
トイレから戻ってきたら、ドライバーが囲まれていろんな人に文句を言われていた。
でもドライバーは俺は知らない。ガスマスクはガイドが悪い、の一点張り。
BOSSに電話して、返金させろ!と迫られているドライバー。
全員が車に戻るまでドライバーはずっと会社に電話をしていた。 -
このドライバー。あの旅行会社の中では、まじめな人やったと思うんよ。
ちゃんと連れて来てくれたし。
ただガスマスクに関しては、この方の反応を見ているとほんと青天の霹靂やったのではないかなと思った。
私はこの人を責めても仕方ないのかな、と思い黙って座っていた。
ともかく支払った金は戻ってこないんだろうなと言うのは、予感としてあったし。
他の仲間に払い戻しの件について、ドライバーとどんな話をしたの?と聞いたら、らちが明かないから旅行会社に電話する、とのことだった。 -
7時30分、ガスマスクを借りたフランス人カップルが戻ってきたので出発し、バニュワンギに向かった。ここからバリ島行きのフェリーが出る。
1時間ほど走って到着。
私たちの乗ってきたミニバスをバリ島行きのバスを担当する旅行会社の人間が取り囲む。
スーツケースを降ろしてもらい、バリ島行きのバスの担当者のお兄さんにレシートを見せて、追加で支払ったバスのチケット代の領収書を見せて大型バスに乗り込んだ。
これでバリに渡れる。やっとツアーとお別れできる。
しかし、なかなかこのバリ行きのバスが発車しない。
原因はあのフランス人カップル。
あの人たちガスマスクレンタルしたじゃない。
このレンタル代を返せ、とドライバーに文句を言っていたんだな。
あの人たち、確かにガスマスクをレンタルする際、あとでドライバーから返金してもらうよ!と言って金を出したからね。
でもこの光景を見て私は絶対借りないでおこうと思ったんだ。
だってレンタル屋、レシート出さんかったもん。
それにドライバー返金するなんて、一言も言ってないし。
ドライバーとは連絡付かない状態だったし。
結局彼らは、全額返金はしてもらえなかった。
しかしあの方が最後まで抗議をしてくれたから、出発間際、ドライバーがバスに乗り込んできて、ガスマスク代だと言って50000ルピアを返金してきた。
全く返金がないとあきらめていたから、少しほっとした。少ないけど。
フランス人カップルのおかげだ。ありがとう。 -
バスには出発ぎりぎりまで物売りが乗り込んできて、さらっと商売していた。
しつこくない。
買わない人たちだと分かっているからか。
9時過ぎ、出発。さようならジャワ島。 -
すぐにフェリーに乗れた。
バスの目の前にはバリ島に輸出される大量のバイクがあった。
ジャワ島には日本の工場がいっぱいあり、脳みそは日本で作っているのだが、ボディはインドネシアでほとんど作られているのだと言う。
スズキ、ホンダ、ヤマハのバイクがいっぱい走っていた。 -
フェリーが動き出して、乗客はみんな降りて行きます。
私もおります。
9時30分出航。 -
フェリーはなかなか年季が入っている。
こちらの人、喫煙率が半端なくて、マナーも悪い。
みんな海にタバコを捨てる。 -
カウンターでカップ麺を啜っている人もいたな。
11時30分バリ島到着。
実際は1時間程度しかフェリーには乗っていないが、ジャワ島とバリ島の間には1時間の時差があるので、11時30分到着となったのだ。
すると、バスの中に軍人みたいな人が乗ってきたんだ。要は人をチェックしているの。イスラム系統の人は一旦降りてボディチェックを受けていたし。
私、マスクして半分寝ていたんだ。
そしたらマスクを軍人に下に下されてびびった。一瞬で目が覚めた。
ここから4時間休憩なしでテンバサール郊外にあるウブンバスターミナルまでぶっ飛ばす。
もちろん昼休憩なんかない。前日にたくさんの食糧を買い込んでおいてよかった。
車内で残っていたお菓子とパンを食べ腹を満たす。
15時30分、バスターミナル到着。ようやくこのあぼツアーから解放された。 -
バスから降りる際、すごくタクシーの勧誘が酷い。
これらのタクシーは評判が悪いからすぐさまGrabタクシーを呼ぶ。
スーツケースの荷物をひったくるように受け取り、タクシーが待つ駐車場まで走る。
ウブンバスターミナルからウブドの宿まで1200円。
この運転手さん、私と英語のレベルが近くて、この1時間の乗車時、とても良い英語の勉強になった。 -
16時30分、宿に到着。
でも宿前までは送ってくれなかった。
と言うのもウブドは渋滞が酷くて、そしてジャワ島と違い道も細く、車が入れなかったんだ。
だから近くで降ろしてもらい、そこからグーグルマップ先生に誘導してもらい、宿に向かった。 -
すぐさまチェックイン。
今日から3泊お世話になる。
お宿のご主人はぶっきらぼうな方だったけど、ちゃんと領収書も書いてくれたし部屋の説明も丁寧だった。 -
バンガローの宿泊は初体験。
鍵はバリ式。棒を横にして閉める感じ。面白い、初体験。 -
朝食は毎朝、この玄関先のテーブルに運ばれると言う。
ジュースOrフルーツ、コーヒーOR TEA 、サンドイッチ、パンケーキ、フレンチトースト、HOTトースト、からメインは選べる。
3泊4日で550000ルピア。ありがたい値段だ。
すぐさまシャワーを浴び、たまっていた洗濯物を行う。
シャワールームは許せるレベル。ちゃんとお湯も出たし。だけど15分でお湯は出なくなったな。
一番困ったのはウブドの気候。
と言うのもほんと涼しくて、洗濯物がずっと乾かなかったんだ。
それ以外はなんも文句もない滞在だった。
その前の3日間が酷すぎたから、文句がないだけかもしれないが。 -
よく頑張ったよね!とお疲れさん会を行う。
疲れていたから宿横にあるレストランに入った。
まずはバナナジュース。
うまい。体に染み渡る。 -
肉が食べたいと思い注文したら、肉入り野菜炒めみたいなものが出てきた。
これはこれでうまかったんだけどね。
料金は74000ルピア。
帰りにコンビニに寄り、水だけ購入してすぐ宿へ。水は4000ルピア。安いな。 -
本当に疲れた3日間だった。
ちゃんとバリ島に到達して良かった。
と、ほっとしてベッドにダイブした瞬間だった。
ものすごい揺れに襲われた。
そう,地震だ。
至る所から悲鳴が上がる。子どもの泣き叫ぶ声が聞こえる。
思わず布団をかぶる。
2分程揺れは続いただろうか。
窓を開けると、みんな外に避難していた。
この日は眠りにつくまで4回ほど揺れに襲われた。
そのたびに叫び声やら悲鳴が耳を刺激した。
でもそのうち聞こえなくなった。疲れには勝てなかった。
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