2018/08/04 - 2018/08/05
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さぎぱんださん
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屋久島と言えば縄文杉ですが、正直そこまで魅力を感じていませんでした。往復10時間とも言える登山を乗り越えるスタミナに自信がなかったですし、それだけの険しい山道を進んでゴールにあるのが「大きな木1本」というのには首をかしげるからです。
2018年5月、与論島(vol.1参照)のために旅の情報誌を探していたとき、どうしても与論島だけのものは無く、鹿児島の離島をまとめた「奄美・屋久島・種子島・他」みたいなのを仕方なく購入しました。与論島への旅行中、機内で奄美や屋久島のページにも目を通したとき「屋久島って縄文杉だけじゃないのか」と初めて知り、それと同時に白谷雲水峡のコケの世界に瞬時に魅了され、屋久島に行くことを決めました!せっかく行くのだから種子島にも寄ろうということで、計3泊4日、写真は230枚の旅となりましたので2部構成でお送りします。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 船 JALグループ ANAグループ 徒歩 バイク
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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結局、vol.1の与論島編と、今回の種子島&屋久島編と、これ1冊で濃密な旅が2回できました笑
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旅の始まりは羽田8:05発の鹿児島行きから。
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鹿児島に飛ぶのは初めてです。
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100分後、鹿児島空港に着きました。鹿児島は確か有人離島が26もあるそうです。でもこの数は都道府県別だと4位だとか。上位3つは、長崎、沖縄、広島?と思ったら長崎、沖縄、愛媛でした。
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いまから行きます!
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明日行きます!
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もう行きました!
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鹿児島空港で乗り継ぎ待ちです。
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徳之島にも飛んでるんですね。
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はい、離島と言えばお馴染みのプロペラ機。
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定員は30人ぐらいだったかな。1人掛けと2人掛けが10列みたいな構造です。珍しくうちわがありました。
CAさん「現在、空調設備の調子が悪く・・・」
うちわがあったのはそういう理由かーい!笑 -
無事に着陸したらセルフで空港に行くスタイル。離島あるある笑
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種子島空港の中です。吹き抜けの空間です。
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鹿児島以外だと、伊丹便があるんですね。
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売店の前に並んでいた新聞に目が留まりまして・・・なぜかと言うと、スポーツ報知の見出しが「メル完投」だったから。
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メル完投したのは一昨日(8/2)だぞ?と思って日付を見たら案の定、これ昨日(8/3)の新聞じゃん!離島だと1日遅れの新聞は普通なのかな笑
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種子島の地図です。けっこう南北に長いです。
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現在11:30。このあとJAXA宇宙センターにて、15:20開始の施設見学ツアーに申し込んでます。
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空港には宇宙関係のコーナーもありました。
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さて、外に出て空港の外観をチェック!
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種子島は路線バスが走ってますが、空港と港と市街地を結ぶぐらいで移動手段は基本的に自分で手配しないと不便です。
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いまから向かうのは西之表市。空港からバスで30分ぐらいです。
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ってことで、あそこがバス乗り場ですね。ふむふむ。
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あれ?他にお客さんいないの?
結局、自分だけで途中で乗ってきた人もおらず、目的地の西之表港までノンストップでした笑 -
現在12:30ごろ。西之表港は鹿児島行きと屋久島行きの高速船やフェリーなどが行き交う大きな港です。ターミナルの中にそば屋さんがあったのでここでお昼をいただくことにしました。
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月見とろろそばを頼んでおきながら追加でゆで卵を頼んでしまいました笑
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さて、食後は港から歩いて15分のレンタルバイク屋さんへ。このあとバイクに乗るので長袖に着替えたら暑い!さらに日焼け止め塗り塗り。
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汗だくで着きました。
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乗車手続きを終えていざ出発!!
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レンタルバイク屋さんからJAXA宇宙センターまでおよそ50kmあります。
レンタル開始が13:00で宇宙施設見学ツアー開始が15:20だったので、原付のスピードを考えると直行したほうが良さそうです。本当は鉄砲館という種子島の歴史や文化を学べる博物館に行きたかったんですけど、優先順位を考えると仕方ないね。 -
鉄浜と書いて「かねはま」と読みます。種子島はサーファーにとっては聖地だそうで、キムタク&工藤静香夫妻もサーフィンで訪れたそうです。しかし、サーファーはこの日は少なめ・・・。
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種子島は最高気温32度ほどで本州の猛暑ほど高くはないけど、日差しが強いんですよ。日焼け止めは必須で、さらに2時間ごとに塗った方がいいよと言われました。そんな中、ようやく目的地の看板を発見!イラスト付!
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宇宙センターは島の南東部に集中しています。
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宇宙センターの敷地内に入ってからもお目当ての場所まで6km走りました。
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ってことで、お目当ての宇宙科学技術館に到着しました。
15:20開始のところ、到着は15:10でした。いやーギリギリでしたよ。 -
「本日の見学ツアーは満員です」の札を鼻歌まじりにスルーし、受付に自分の名を告げたら予約者リストの1番目に自分の名前がありました。ここの予約を入れたの5月20日頃だからね。1番乗りでしたか笑
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全国の離島に住む野球少年(中学生)たちが集う離島甲子園にはとても興味があります。私が野球経験者であることと離島放浪者だからです笑
今年は種子島が開催地ということでこのポスターが島のあちこちで見られました。 -
それぞれが自分の地元から種子島に来るまで所要時間どれくらいなんだろう?礼文町からだったら1日で種子島まで来れないよね。
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スタンプ台があったら迷わず押します!!
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こんな感じでした。
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宇宙センターの敷地内です。ゴルフ場みたい。
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見学ツアーが始まりました。みんなで移動します。
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敷地内は広いので専用バスで行きます。
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まずは見晴らしの良いところへ。
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向こうに紅白の高いのが見えました。あの2本の間からロケットを発射するそうです。つまり、発射する場所が2ヶ所あるわけです。
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ロケットの丘という名前がついてました。
ロケットを打ち上げるときは周囲3kmが警戒区域になるらしいです。この丘は打ち上げ場所から2kmしか離れてないので、実際はここから打ち上げの様子を見ることができません。だめじゃん笑 -
ズームで撮ってみました。
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バスの上の荷物置きには大量のヘルメットがありました。なるほど、後で使うんだなと思ってましたが結局使いませんでした。
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続けて、衛星通信を行う場所をガラス越しに見ました。いろいろと反射しててすいません。
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これは実際の様子の写真です。
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9月11日に打ち上げを行うそうです!
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続いて記者会見室へ。
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ここでは、前方にある記者会見台に実際に座って記念撮影ができました。
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お馴染みの旅の相方達です。
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今回案内してくれたJAXAのさわやかなお兄さん。
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実際の記者会見の様子です。
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そもそも宇宙センターの施設を造る場所がなぜ種子島になったのかという答え。
赤道に近ければいいわけでもなく、船や飛行機が頻繁に行き来する場合は候補から外れます。幸いにも種子島の南部と東部はそれらの往来がなく適していたようです。 -
初めての打ち上げから今年でちょうど50年。
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宇宙科学技術館ではこのように興味深い展示がたくさんあります。
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親子連れが多かったですね。
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これいいな。この10訓をマイポリシーにしよう笑
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たしか宇宙飛行士になるには虫歯があってはいけないと聞いたことがあります。
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1日に昼と夜が16回も!?
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月と地球は38万kmあるようです。
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月まで徒歩11年ですね笑
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実は旅先でマグネットを買うのがマイブーム!
いいねこれ。西暦が入ってる。 -
自己紹介が遅れました。種バイク4号です。
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17:00。施設見学ツアーが終わり、宇宙センターをあとにしました。このあとは島の南端部を走り、門倉岬を目指します。
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途中で見つけた七色展望所。ガイドブックにも紹介されてた所です。
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キレイな海岸線です。
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ふと方向を変えれば田園風景が。
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門倉岬は種子島の最南端です。鉄砲伝来の地でもあります。
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約500年前に伝わりました。その頃の種子島にはどれくらい人がいたんだろう?
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そろそろ西之表に戻ります。その距離60km!!途中で見かけた町のスーパーで食料調達!
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「かごしまの朝」というパンのシリーズがありました。カレーパンは70円でした。
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この看板を見て何かお気づきですか?
ロケットは愛知にある三菱重工で造られており、そこから種子島の島間港まで船で運ばれます。島間港に着いたら宇宙センターまで専用車で運搬されるそうですが、その際に路上の看板にぶつからないようにあらかじめ高くなっています。
島内のすべての看板が高いわけではなく、ロケット輸送の通り道だけそうなっています。ちなみにロケットの運搬は島民の生活に影響しないように夜中に行われ、時速4kmで一晩中かけてノロノロ運ばれるそうです笑 -
もうすぐ日が沈んじゃうけど、目的地までまだ20kmも!
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本日のお宿は西之表港の近くにある「あらきホテル」。婚礼設備もあるようです。
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婚礼設備もあればカプセル設備もあり。離島でカプセルに泊まったの初めてでした。
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あらきホテルは本館と別館があります。本館は従来のホテル設備で、こちらは別館の1階です。温泉があり、この2階にカプセルフロアがあります。
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食事は自分で手配です。近くのスーパーで調達しました。ビールはその日の運転を終えてから!
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温泉のロビーでは阪神vsヤクルト戦が放送されてました。やはり野球を見ながらのビールはうまい!!
このあと温泉に入って23時頃就寝しました。初日はこれにておやすみなさい。 -
おはようございます。8月5日(日)の朝です。2階から下りてくるだけで朝風呂に入れます。
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本館に移動して朝ご飯をいただきました。
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このあとバイク屋に種4号を返却して徒歩で15分。西之表港の高速船:トッピー乗り場へ。
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種子島に別れを告げるときが迫ってきました。
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この日は高校野球第100回大会の開会式の日です。乗船のアナウンスを待ちながら開会式を見ていました。
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トッピーが着岸しました。
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トッピーの予約は2ヶ月前からできるのですが、満席になってからでは遅いので(vol.5対馬での悲劇)、6/5に予約をしました。そしたら、まさかのガーラガラ笑
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トッピーで50分。ついに屋久島へ。ここからは後半編でお会いしましょう。ご覧くださいましてありがとうございました。
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旅行記グループ vol.7 種子島&屋久島放浪記
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