酷暑のウラジオストク・・・　第３話（ウラジ初メシは・・・）

2018/07/28 - 2018/07/31

人生二度目の訪露は、自分んちとほぼ同じ緯度にあるウラジオストク。
外務省がナゼがあまり積極的にコマーシャルしない、無料のＥビザを使っての旅です。

ですが・・・　自宅にいる感覚で来てみたら、まさかの猛暑！？
どうやら、異常気象らしいです。
（先週までは涼しかったのに・・・　って地元民は言ってました）

でわ、一部には好評につき、第３話はウラジ初メシのエピソードです。

エリア ウラジオストック(ロシア)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

2018年7月28日（土）

ホテルにチェックインして、一息ついてもまだ20：40・・・　んで、この明るさ。

とりあえず、海のほうに下りてみて歩いてみようと思う。

直線距離ではすぐ目の前でも、こういうとこって異様に遠回りしないと行けんかったりするのがウザい・・・

途中、こんな落書き（？）がある建物とか、

こ～んなゴツいホテル（１階には中華レストラン）があったり

しばらく歩くと、沖のほうに軍艦？

それも尋常じゃない数のロシア海軍船？？？

なんか、スゲーことが起こりそうな感じ。

・・・じつは到着日の翌日（7月29日）は、年に一度の「ロシア海軍の日」っていう、一大イベントデー。
極東基地があるここ、ウラジオストク以外にもサンクトペテルブルクとか軍港のある街で毎年７月の最終日曜にやってるらしい。

自分がこの時期に訪ウラジしたのも、これが目的だったりします（笑）

日本じゃまったく知られてないけど、サンクトペテルブルクの式典にはプーチンさんも直々に登場するという。

ロシア海軍のおまつり・・・

このことをホテルのフロント姉ちゃんに聞いたら
「あぁ～、ただの海軍のセレモニーだからつまんないよ～（英語脳内変換）」みたいに言ってました。

・・・いやいや、そんなことはない（って話は別枠で）

たぶん、ここがまつりのメイン会場？

ここに入れるのは軍関係者と招待客だけらしい（けどまる見えじゃん？）

そろそろ21時も過ぎてきて晩メシを食わねば・・・

ウラジ初メシは・・・と考えて歩いてたら、どっかで見たことある看板ハケン

昼間だとこんな感じです。

「炭火居酒屋　炎」といえば、地元・北海道の店っす！
生つくねがウリの。

ナゼにロシアに、ウラジに・・・
これは入ってみねば、と初ウラジにして、いきなり日本食店です。

入口のところに、店員と思われるロシア人兄さんがふたりタバコ吸ってましたが、自分をみると「イラッシャイマセー」って、どうぞお入りください的なポーズ。

店内は、完全に北海道にある店に似せてます（笑）

こんな、あからさまなジャポニカオブジェはご愛嬌として

美唄焼鳥の提灯なんか、地元の店とおんなじ！

画像はないけど、働いてるスタッフは全員ロシア人みたいです。
地元の店と同じ、黒い作務衣風の制服に、黒い鉢巻をして・・・

でも、な～んか笑える。

さっそくビールをオーダーしてみます。
メニューはアサヒスーパードライの１点押し！

ヘタにロシアビールなんか提供してないところが潔し。

「ナマ、イッチョ～！」
って、マニュアル通りの掛け声でオーダーを通す、ロシア人店員。

ウラジでスーパードライ瓶ビール。
グラスをキンキンに冷やしてるのも日本流。


どうやら、北海道から社員を派遣して技術指導とかやって最近、オープンしたみたいです。

メニューには刺身や親子丼とかのランチセットもありました。

焼鳥と生つくねの盛り合わせをオーダーしたのですが、これまた「ナマツクネ　イタダキ　マシタァ～っ！」って、地元店とおなじ掛け声。
またしても笑える・・・

でも、そこそこ繁盛してるみたいで、オープンテラスにも客が結構いました。
おかげで料理がサーブされるまでに時間がかかってたら、厨房からロシア人兄さんが突然あわられ、「コレ、サービスネ」と、サーモンの刺身を持ってきました。

かなりビックリです。
ロシアでこんなサービスが受けられるなんて・・・　日本の居酒屋だって、こんな気のきくサービスする店はなかなかないっすよね。

ふつーに美味い、刺身（笑）

そして・・・　ついに

焼鳥串盛り合わせと、

ど～ん！

生つくね盛り合わせ。

願わくば、北海道企業なら、焼鳥の味付けはタレじゃなくて塩１本でいって欲しかった（道民の願望）
味は地元と変わんないです。

そして、気になるお値段ですが・・・


高かったです（爆）

瓶ビール２本＝700Ｐ
焼鳥＝800Ｐ
生つくね＝470Ｐ

合計1970Ｐ・・・　3,500円也

たぶん、地元店の倍以上だと思います。


・・・今宵はここいらにしとこうかのう。
チェスト！

第４話に続く