1度は行ってみたかったハワイ　後半

2018/07/24 - 2018/07/31

1度は行ってみたいと思っていたハワイ。
見聞きしていた日本人とのつながりをこの目で確かめられてよかったです。
街歩きやトレッキングなども気ままに楽しみました。

エリア ホノルル(ハワイ)

• 旅行の満足度: 5.0

• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

4日目、the bus でパールハーバーへ向かいました。

ハワイに行こうと思ったきっかけがこちらなのです。遠くに戦艦ミズーリと向き合うアリゾナ記念館が見えます。

シャトルバスに乗って10分程度です。
戦艦ミズーリに到着しました。私のカメラでは収まりきらない大きさです。
色を塗り直しているので新しさすら感じます。

来館した人は30分程度の日本語ガイドをお願いできます。
他の日本人は来館したらスタッフの方に「日本の方ですか？」と声をかけられていましたが、私はサングラスをかけるとアジアの他の国の人にみられることが多く、今回も声はかけられず、自分からお願いしました。

戦艦ミズーリ記念館 モニュメント・記念碑

日本の降伏文書が調印された場所です。

ガイドさんによると今の時期はアメリカのメインランドから来館する方が8割だそうです。アメリカの方も興味深そうに見ていました。

こちらがその調印式のパネルです。
降伏文書の調印式とはいえ、敵の軍艦に乗ることは大変なことだったとガイドさんがお話しになっていました。
当然ですが、アメリカ軍の兵士がとても多く威圧感を感じます。

そしてこちらのプレートが特攻隊として突入した日本兵の水葬の様子です。

アメリカ兵が立っていた場所の足跡や突入してへこんでいる箇所がありましたが、見ていたら胸がいっぱいになって写真は撮りませんでした。
現在のとても静かな軍艦にこのような歴史があったということをゆっくりと受け止めました。
私がハワイを楽しく旅行してアメリカ人と同じように軍艦を見学していることを亡くなった特攻隊員の方が見られたら喜ばれるでしょうか。

この軍艦上ではよくアメリカ軍のセレモニーが行われているそうです。
セレモニーが終わると楽しそうな声が聞こえてきました。

ミズーリは思った以上に大きく、階段を降りるとまず特攻隊についての展示があり、彼らが人形を楽しそうに作っている様子や優しいお顔で子どもと遊ぶ様子のパネルがありました。
一昨年、知覧の特攻観音でも思いましたが、彼らはとてもきれいですがすがしく、優しいお顔をしています。幼さが残るそのお顔を見ていると涙があふれてしまいました。涙が止まらない私の顔を見たアメリカ人の青年が同情するように私を見ていました。
中には食事できるスペースや郵便局、たくさんのベッドもありました。

外は明るく、楽しげな雰囲気でした。

右に見えるのはアリゾナ記念館に向かうフェリーです。
今回は待ち時間が長かったので行きませんでした。

戦艦ミズーリに向かう道にはアメリカ国旗が並んでいます。
ミズーリはアメリカの誇りなんですね。

戦艦ミズーリへはなかなか立派なこのシャトルバスで行きました。

ガイドの音声のBGMはアメリカらしい曲ばかりでした。特に最後の「A列車で行こう」を聴いてアメリカだな～としみじみしました。

バスでワイキキまで戻ったら15時頃になっていて、とってもお腹がすきました。
ハワイに行ったことがない人でも皆が知っているアラモアナセンターのフードコートでロコモコを食べました。
思ったよりもボリュームがありましたが、ペロッと食べてしまいました。
店名からもガーリックシュリンプを注文する方が多いと思いますが、こってりを求めて今回はこちらを頂きました。

ブルーウォーターシュリンプ & シーフード マーケット (アラモアナセンター店) シーフード

食後、ワイキキビーチ近辺を散策。
とてもきれいに整備されています。日本人が多いです（私も多いうちの一人ですけれど）。

ワイキキビーチ。ど定番ですね。

ケンカしている日本人親子がいて、ここまで来てケンカしなくても…と思いましたが、私も以前そうなりました。
今回の戦艦ミズーリも終戦直後に生まれた父が来たら感動するかな、と思う一方ホノルルの街でカルチャーショックを受けそうでやっぱり無理のような気がします。
異文化を楽しめる人だったらいいのですが、日本の枠に当てはめて怒ってしまうのです。こういう人、たまにいるでしょうね。

5日目はハワイ大学付近を散歩しました。

その前に小腹がすいていたので地元の方に人気というW&Mバーベキューバーガーへ。ロイヤルハンバーガーを頂きました。ソースが甘く、奥深い味。お肉がおいしかったです。大きさは日本のハンバーガーと同じくらい。横から撮った画像もあったのですが、消えてしまいました。
商品を待っているときに予約注文の方がどんどん来ていて大量に買っていました。店員さんの対応が良かったです。窓口には家族写真が貼られていました。温かみのあるお店です。

W & M バーベキュー バーガー ファーストフード

突然立派な鳥居がありました。

ハワイ大学マノア校です。夏休み中ということで、静まり返っていました。
スポーツをしている学生やおしゃべりをしている学生がちらほら。
ちょっと楽しみにしていた食堂はお休みでした。他の売店も休業中。

ハワイ大学 マノア校 文化・芸術・歴史

草木がきれいでした。
生い茂っていて南国らしい。ベンチに座ってぼーっとしていました。

マノアマーケットプレイスまで歩いて行けるかな？と北上しました。

こんなグラウンドで野球をしていました。気持ちよさそうです。応援が盛り上がっていました。

日本語学校もありました。

マノアマーケットプレイスのセーフウェイにて。
大容量のフルーツジュース。

セーフウェイ (マノアマーケットプレイス店) スーパー・コンビニ

いかにもアメリカンなケーキ。

半額になっていた5ドルしないサラダを外のテラスで頂きました。
マンゴー・紫タマネギ・トマト・パクチーのサラダ。全部好きな具材ですが、混ざると不思議な感じでした。量が多かったので、カフェラテを頂き休憩しながら完食。

帰り道、先に出た野球場の隣にある公園の木陰で休みました。
教会の草刈りをする方々、子連れの複数の家族がそばにいて穏やかな時間でした。
なんでもない時間ですがとても幸せに感じます。

ときどき木の実が落ちてきました。

カイムキに戻ります。

ワイキキなど他の街から戻る途中、私にとってはこの教会がカイムキの入り口の目印になっていました。

明るいうちに帰宅。
このころになるとカイムキに戻ると安心するようになっていました。
左に見えるセブンイレブンでは…

スパムむすびをしょっちゅう買いました。
朝ご飯や小腹がすいたときにちょうどよかったです。

6日目はthe busでハレイワに行ってみました。やっぱりバスで行けるなんてお得です。
こちらは郵便局です。
ハレイワは日曜日ということもありたくさんの人で混雑していました。
ガーリックシュリンプを食べようと意気込んでいましたが、すごい行列とハエが嫌になり、屋内でお手ごろに食べられるひっそりとした店を探しました。

ハレイワ 散歩・街歩き

奥まったところにFATBOY’Sがありました。
お昼の時間が過ぎていたこともあり、空いていて気楽に利用できそうだったので入店。

セルフサービスの店です。ガーリックチキンを頂きました。
こちらでミニサイズ。8ドルくらいです。カリカリでおいしかった。
暑さと人の多さに疲れていたのでこれくらいで十分でした。

ビーチがすぐそばにありました。
音楽を大音量でかけ、荷台に乗った浮かれているアメリカ人がたくさん通っていました。うわーと思いつつそこまではじけられるのがちょっとうらやましい。違う人生だったら1回だけやってみたいです。

しかしホノルルに戻る55番のバスがなかなか来ません。日曜は40分間隔とのことですが、感覚としては1時間くらい待っていたような気がします。
車を運転できない旅行者のつらいところ。
車中だったので写真は撮れませんでしたが、ビーチや山など見どころが多いバス路線でした。

7日目、ハワイで1日過ごせる最後の日。
まずはチャイナタウンとダウンタウンをちょこっと歩きました。
あまり治安がよくないといわれるこの地域。昼間だったのでとくに危険な思いはしませんでしたが、確かに雑多な感じがありました。

チャイナタウン 散歩・街歩き

マノア渓谷に行こうかどうか迷っていました。”いろいろ行ったし、最終日は街歩きとグルメだけで終わろうかな、また安い航空券を買って次の楽しみにとっておこう”などとも思いましたが、”せっかくハワイにいるのに先延ばしにするのがもったいない！”と行くことを決心。
乗り換えのためにアラモアナセンターをうろうろしていたらちょうど13時からのフラダンスショーが始まっていました。ショーをしている方も楽しそうにしていて盛り上がっていました。

アラモアナセンター ショッピングセンター

5番バスに乗ってマノア渓谷に到着。
バスの終点ではなく途中のバス停で降りたのですが、運転手さんが英語でここですと伝えたあとに日本語を読み上げる感じでアナウンスしてくれました。
この運転手さん、帰りのバスも一緒でした。

事前の情報よりはバス停から近く感じたトレイルコースの入り口。
大半の方は車で来ています。

マノア渓谷 滝・河川・湖

ジャングル。高低差はあまりありませんが、歩きにくい道がありしんどくなってきてあまり景色を楽しめなくなってきました。
ジュラシックパークのロケ地だそうですが、映画を観たことはありません。

時折小川も見えました。ゴールになる滝とつながっているのでしょう。

竹林もありました。
ガイドブックに移民が持ち込んだ植物もあるとありましたが、竹もそうなのでしょうか。

なかなかハードでしたがこの滝を見て本当に疲れが吹っ飛びました。
着いたときはたまたま空いていてゆっくりと滝を眺めて音を聴きました。

マノア渓谷を出て、石垣から何気なく生えていた草。
裏側の赤い斑点…初めて見ました。

ワイキキの喧騒のなかに戻りました。

カイムキに帰るのも今回の旅では最後。ほどよい規模で美味しいお店、素敵な雑貨店があり住民がゆったりと過ごす街。夏の週末には盆踊りがあり、エイサーが聞こえてくる街（残念ながら夜遅かったので盆踊りには行けませんでした）。
懐かしい場所になりました。
泊まっていた家も日系人が建てただけあって日本風でまるで実家のようでした。airbnbのホストファミリーと夕方一緒に散歩するなど今までの旅行では経験したことがないことも経験できました。
画像は翌日の朝ご飯を買い忘れた、と初めて入ったガソリンスタンド併設の売店。店員さんの感じが良く、もっと来ておけばよかったと思いました。

今回の旅の最後の晩餐はビーチウォークのフードトラックにしようと決めていましたが、無くなっていたんですね。アラモアナから歩いていきましたが残念でした。
ということで3日目にも行ったTamura's Fine Wine & Liquors のポケを再び頂きました。今回は醤油とガーリックのハーフ＆ハーフです。ガーリックには魚卵も混ぜられていました。手に持っていたら先ほどのAloha Islands Martの店員さんに「いい晩御飯ね!それ好き！」と言われました。

前回は虫から逃げてゆっくりと頂けなかったので、部屋で集中してゆっくり頂くと改めておいしいと思いました。好きなものは何度でも食べたいです。

最終日、荷物が少ないのでthe busで空港に向かいチェックイン。
チャイナタウンで乗り換えのバス停を探すのに少し迷いました。
焦ってハワイアン航空のターミナルで降りてしまい、案内のスタッフにスクートのカウンターを尋ねたら「歩いて1時間かかるよ。」との返事。え～！と絶望しかけると「あはは、ジョーク！4分で着くよ。」というやり取りがありました。
驚きましたが、こういうの嫌いじゃないです。

ガラスの天井が素敵。1週間前にこのあたりでコーヒーを飲んでいました。あっという間の1週間でした。

ダニエル K イノウエ国際空港 / ホノルル国際空港 (HNL) 空港

搭乗直前の飛行機。

ハワイは気候がよく、食べ物がおいしいのはもちろん、日本との深い縁がありそれがいまでも大切にされている場所でした。
楽しく旅ができて、感謝したいと思います。