2018/07/07 - 2018/07/07
69位(同エリア211件中)
keithforestさん
- keithforestさんTOP
- 旅行記439冊
- クチコミ169件
- Q&A回答909件
- 410,038アクセス
- フォロワー35人
今年の旅行は、満を持して、もう一度行きたかったミューレンを皮切りに、ブリグ、ボルツァーノ、カナツェー、コルティナ・ダンペッツォまで東進、そしてとって返してトリノ、クールマイユールからシャモニーを経由してくる4週間です。
最初はトリノもアオスタも寄るつもりはなくて、そのままクールマイユールへ行くつもりだったんだけれど、トリノに寄ろうと云った瞬間に、そうだ、アオスタに行って、チェルビーにに行かない手はないな、と思っちまった。その時点ではもう既にフライトは買っちゃってましたから、どこかを減らすしかないわけです。あぁ、忙しい!
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
朝07:10にさっさと朝ご飯に参ります。このホテルのセンスはきらいじゃないです。ここのホテルの朝飯会場は地下にあって、かなり充実です.
-
つうわけで、たった一泊ですが、Aostaに泊まろう!というわけです。
8時にはチェックアウト。何しろ駅が近い。
08:31トリノ発Ivrea行きに乗ります。なんでもIvreaで乗り継ぎらしいんです。早くから乗り込んでいたら、アジア人のお爺さんが通りかかり、日本人だと知れました。それにしても、旅先で遭遇する日本人の個人旅行者は喋り好きですねぇ。喋り混で、隣の車両に一人で取り残されていた奥さんが探しに来たりして。あとで怒られ点だろうなぁ「私はあんたがどこか行っちゃったのかと思って心配したのよ!」って。 -
-
Ivreaまでの車両は古いタイプです。なんでこの車両に乗ったのかというと、トイレがついているから。
-
Ivreaに到着したときは予定より10分電車が遅れていて、どうなるんだろうと思っていたら、到着した電車の前に、そのままAosta行きの電車が止まっていて、Torinoからの電車の到着を待っておりました。
-
10:40 予定から10分遅れのまま終点、Aostaに到着しました。この駅、エレベーターなんて気の利いたものはございません。荷物は階段をヨイショよいしょと下ろし、また、階段をヨイショ、よいしょと運び上げます。年寄りには堪えます。
アオスタ駅 駅
-
さすがローマ遺跡の街でございますねぇ、駅前にもう既にローマ時代の遺跡とおぼしき壁がございますよ!
-
10:50 ホテルにチェックインしました。幸いなことにこんな時間なのに、部屋が開いていました。なんと四つ星です。で、フロントにいた女性が日本から来たとわかったら聴くんです。
「なんで日本人はバスタブがないとイヤなのか!?」「なんで日本人はダブルベッドがイヤなのか!?」
お~!なるほど!不思議なんだろうなぁ。で、ご説明に及びましたよ。風呂に浸かると疲れが取れるんでござると!ダブルベッドだと、お互いにとって邪魔なんだっての。むしろどこへ行ってもダブルベッドの米国のホテルが不思議でしょうがないと。ドゥーカ ダオスタ ホテル ホテル
-
ベルボーイのおじさんが、フロントと私のやりとりを聞いていて、ニマニマ笑っていました。部屋に入れて貰うと、コーヒーメーカーがあるし、ベッドは欧州標準のふたつのベッドがくっつけてあるタイプ。これ、私は好きですが、身体の大きな西洋人達はこれで収まって眠れてんですかねぇ。いつも気になります。
-
でもって、バスタブ着いてんじゃん!久しぶりだなぁ、バスタブ!ほとんど有頂天です。
-
-
早速街に出て、スーパーを探しました。土曜日なので、買い物客がたくさん出ています。ここまで来るとスーパーもフランスのCarrefour Marketでございます。
ここの鮨売り場、充実しております。全然買う気はないけど。 -
なんでか知らないけれど、日本のビールも売っています。
買う気は全然ありませんが、一体誰が買うんでしょうか。 -
こりゃ一体何なんだ!?生春巻きなのか?!この漢字はなんだ。正宗風味って、いったい何なんだ。
-
Sant'Anselmo通りというらしいのですが、旧市街の目抜き通りでございます。観光客たくさん来ています。この人達はいったいどこからこの通りにやってきたんだろう。この時点では全然わかってないんですが、Aostaの本当の生活圏というのは全然違うところにあるわけです。
-
ブレトリア門というんだそうです。このほとりにツーリスト・インフォメーションがございます。
ポルタ プレトリア (アオスタ) 史跡・遺跡
-
あ、英語は一番右端じゃないか!
-
え~っ!紀元前25年だって書いてあるよ!すげぇ!
-
こういう門だったということでございますな。
-
-
ローマ時代の遺跡の街だったって、お爺さんだって、スマホが気になるのさ。
-
-
あれぇ~!エーデルワイズじゃないか!
-
ほらっ!観光地ではよく売っておりますな。
-
Chiostro romanico di Sant-Orso
修道院にやって参りました。 -
修道院、好きです。
なぜか?
ほとんど人が来ないからです。
そして、ここも誰も来ていません。
人の雰囲気すらありません。 -
-
-
どこをどう修復したのでしょうね。煉瓦がそうですかね?逆かな?
-
-
-
-
石で拭いた屋根。この辺、多いですよねぇ。どうも改造するときもそのままするみたいで、今でも石で拭いていますよね。
-
-
-
フレスコ画が残っています。
-
で、隣が教会です。
-
暑いからなのか、なんなのか、誰もいないぞ!
-
床は改修済みでございますな。
-
こちらが祭壇でございます。
-
そして振り返れば、そこにはオルガン。
-
聖セバスティアヌスでございますね。
-
やや!床の一部がガラス張りになってございますぞ!
-
古いんでしょうねぇ。
-
-
主祭壇から見たところです。
-
-
また東へ向かって通りを歩いて行くと、アウグストゥスの凱旋門でございます。アウグストゥスの凱旋門というのはイタリア各地になんでも六カ所くらいあるらしいですね。アウグストゥスってのはローマ帝国の初代皇帝だそうでございますよ。世界史かなんかに出てきた名前ですよね。聴いたことはございますな。
アウグストゥス帝の凱旋門 史跡・遺跡
-
いや、あのね、暑いんですよ!暑いッちゃありゃしない。盆地なんだろうなぁ。
-
街中でお昼にしようと思ったんですが、結構混んでいて(土曜日でもありますし)、ならば、ホテルに戻って、あそこでランチにしようということに。13:30頃だったのですが、ほぼお客さんいません。目抜きからちょっと引っ込んでますからねぇ。
-
で、私は蛸とトマトのパスタがあるというので、思わず飛びつきました。
-
つれあいはポルチーニで、ふたつともタリアテッレです。旨いじゃん!
-
で、私はもちろんカプチーノ!
これで29.50ユーロ
しばし、部屋でお昼寝です。暑いんだもの! -
雪が残ってますよ!どこの山だろうなぁ。
-
こりゃ面白い店だなぁ。こんな店見たことないよ。でも、これで売れるのかなぁ。骨董品なのかなぁ。
-
お~っ!さすがにチェルビニアだって!
-
鶏肉屋さんなのかなぁ。
-
スイスは黄色だけれど、イタリアはやっぱり赤だったっけ?
-
これね、街の案内板なんですよ。上の地図の場所に番号が振ってあって、そこへ行くのは「こっち」って→なわけです。
-
へぇ、見慣れないアンテナですよね。なに用なんだろう。
-
古そうだなぁ~!
-
これが大聖堂らしいですよ。
アオスタ大聖堂 寺院・教会
-
-
あれまぁ、随分カラフルだったんでしょうねぇ。なんだか日光東照宮を想い出したりしてね。
-
そこへ例によってミニトレインの観光列車がやってきましたよ。大聖堂の前の広場でぐるぅ~っと回っていきました。慌てて退いたら、ウンチャンが「わりぃ!」っていう顔をして心温まるでございます。
-
ほら!馬小屋ざますよ。
-
これ、ラテン語ですよね。意味が良くわからないのだけれど。
「聴かせてはいけません、あなたの心」ってこと? -
天井のフラスコ画
-
で、この大聖堂にはやっぱりジーザスがあるのですが・・・
-
ぐわっ!こんなに生々しいのはさすがに見たことないぞ!まいったね。
-
かなり古いのでしょうが地味といえば地味です。
-
なかなか格好良いパイプオルガンですよね。
-
-
-
-
すげぇな、この扉!
-
うわっ!紫陽花じゃん!
-
これ、なに?
-
で、やっぱりアオスタのアオスタらしいということで、この遺跡に来ないとね。
ここは有料なので、入り口が一カ所に絞られてます。ロマーノ劇場 (アオスタ) 史跡・遺跡
-
石組みが立派でございますなぁ。
-
-
-
どう見ても、河原で拾ってきた石だよね。
何人かわからなかったんだけれど、西洋人のご一行様がガイドに引率されてぞろぞろと見物に来ていましたよ。 -
で、街に戻ってきましたけれど、これ、なんの張り紙かと申しますと、多分、なくなった方達のお知らせみたいですね。でも、みんな若いんだよなぁ。
-
-
お菓子屋さんで見つけたTEGOLEです。この辺の名物らしいんだけれど、実はこのあとクールマイユールやシャモニーでがんがん売ってんの。
で、下に置いてあるのは右がヨックモックのシガールみたいな奴と、左は昨年ナポリで食べたパリパリのパイのお菓子。でも中はヌッテラみたいなんだけどね。 -
ホテルのシーツが繕ってあるのかなぁ、と思ってよく見たら、ホテルのマークなのね!さすが四つ星じゃん!
夕飯はカルフールで、フライド・チキンとサラダ。
12,140歩
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (3)
-
- ドロミティさん 2018/08/22 01:21:31
- 円形劇場
- keithforestさん、こんばんは^^
アオスタの古代ローマの円形劇場、しっかり拝見させていただきました!
表紙のお写真とても素敵に撮れていますね☆彡
何しろ、我が家は7ユーロを惜しんでアオスタを代表する遺跡を見逃してしまいましたので、keithforestさんの旅行記で見学したつもりになります^^
4週間の旅
- ドロミティさん からの返信 2018/08/22 01:24:49
- 続きです^^;
- すみません、途中で送信されてしまいました。
4週間の旅、本当に羨ましいです。
また続きにもお邪魔させていただきますのでよろしくお願いいたします。
ドロミティ
- keithforestさん からの返信 2018/08/22 01:27:05
- Re: 円形劇場
- お粗末様でございます。
まさに同じような時期に相前後して歩いていたみたいですね!?
われわれは無鉄砲かあちゃんと、びびりとおちゃんなので、行く先々で揉めております。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
-
ドゥーカ ダオスタ ホテル
3.4
この旅行で行ったスポット
もっと見る
アオスタ(イタリア) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
3
87