2018年7月　カナディアンロッキーの旅 その２　～ジャスパー～

2018/07/07 - 2018/07/14

中年夫婦の２人旅。
久しぶりの海外旅行先は、いつも「心の中の行きたい場所ベストテン」の上位にランクインしていながらもなぜか実現していなかったカナディアンロッキーに決定！
真夏の東京を脱出して、大自然を満喫して来ました～！

※この記事（その２）は３日目について記載しています

【日程】
１日目　　エアカナダにて成田→カルガリーへ　　　　　　バンフ泊
２日目　※ここからレンタカー
　　　　　バンフからジャスパーへ　
　　　　　（ジョンストン渓谷・ウィスラーズ山）　　　　ジャスパー泊
３日目　　ジャスパー周辺観光
　　　　　（アサバスカ滝・マリーン渓谷・マリーン湖）　ジャスパー泊
４日目　　ジャスパーからレイク・ルイーズへ
　　　　　（コロンビア大氷原）　　　　　　　　　　レイクルイーズ泊
５日目　　レイク・ルイーズからジャスパーへ
　　　　　（ペイトー湖・ルイーズ湖・モレイン湖・タカカウ滝）バンフ泊
　　　　※バンフにてレンタカー返却
６日目　　バンフ観光（サルファー山・ボウ滝）　　　　　カルガリー泊
７日目　　エアカナダにてカルガリー→成田
８日目　　成田着

エリア カナディアンロッキー(カナダ)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: エアカナダ
• 旅行の手配内容: 個別手配

３日目
ジャスパーバークロッジの朝です。
コテージから湖畔を歩いて朝食をとりに管理棟に向かいます。
湖面から霧が出ていて神秘的な感じです。

ホテルの朝食はとても美味しかったですが、ずいぶんと値段が高かったです。
ジャスパーには二泊しましたが、翌日はスーパーで買っておいたサンドイッチをお部屋で食べました。

朝食を終えて部屋に戻る時には霧がすっかりなくなって湖面がまるで鏡のように綺麗になっていました。

さあ、観光に出発です。
今日はまずイデス・キャベル山に行き、エンジェル氷河を見る予定です。

ハイウェイにはゲートがあり、入園許可証をチェックしているようでした。
私達は許可証を車のフロントガラスに貼っておいたので、何も言われずにそのまま通過。

ハイウェイ93Ａを順調に走っていよいよイデス・キャベル山への山道にさしかかったところ、何とゲートが閉まっているではないですか！
丁度ゲートのカギを開けている人がいたので聞いたら、工事で通行止めとのこと。代わりの道が分からず、あきらめてそのまますごすごと今来た道を戻りました。

エンジェル氷河見たかった～！！
今回の旅行で一番の心残りです。。。

気を取り直してアサバスカ滝に向かいます。

ガイドブックではそれほど大きく取り上げられていませんが、ここがなかなか良かった！
川から水が勢いよく流れ落ちていきます。

強い日差しがあたって、水面がキラキラ光っています。

そして水がものすごい勢いで流れていて水煙がぶわーっと湧き上がってきます。
マイナスイオンたっぷりです。

滝の周りに散策路があり、所々に展望台もあります。
観光客がいっぱいで、みんな思い思いに写真撮影を楽しんでいます。
ここはアップダウンがほとんどないので、手軽に楽しめておススメです。

岩の間を水が勢いよく流れていて、じっと見ていると吸い込まれるようです。
こんなに勢いよく水が打ちつけてたら、そりゃあ岩だって削られるわ、と納得いくくらいです。

アサバスカ滝を後にして再びジャスパー方面へ。

とても良いお天気で気持ちのいいドライブです。

ハイウェイにある展望ポイントに寄りました。
あれは私達が行けなかったイデス・キャベル山ではないでしょうか？

ジャスパーに寄ってちょっと街歩き。
広いお庭の中に建っているかわいい建物は観光案内所です。

観光案内所のひさしの下に鳥の巣がありました。
鳥よけのようなものがあるのですが、そこをうまく避けて巣づくり・子育てをしているようです。

ジャスパーの街に鉄道が走っているのですが、映画に出てくるような連結車両が長ーーーーい貨物列車を何度も見かけました。
今でも重要な輸送手段なのですね。

大きな熊の置物が迎えてくれるスーパーに寄りました。

このスーパー、地元の人が行くような小さなスーパーなのですか、お土産もあり、しかも値段が安い！
翌朝食べるサンドウィッチとヨーグルトもここで買いました。

ジャスパーの街を出て、次はマリーン渓谷に向かいます。

ガイドブックによるとカナディアンロッキー最大規模の渓谷だそうです。
一番深い所では５０ｍの高さがあるとか。
谷にかかる橋から下をのぞくと足元から頭のてっぺんまでゾワゾワが走ります。

写真では分かりにくいですが、谷の間に岩が挟まっています。
水が運んで岩に引っかかったということなのでしょう。
すごいですね。

渓谷が深すぎて写真が上手く撮れません。
渓谷に沿って遊歩道があり、谷をまたぐように橋がいくつもかかっています。
暑いし全部歩くと帰りが大変そうなので、またもや途中で引き返しました。

次はマリーン湖です。

午後に到着したので駐車場は満車状態で路上駐車もたくさんしていました。
大人気のスポットなのですね。
駐車場内をぐるぐると周り、何とか停めることができました。

湖畔にボートハウスもあります。

湖畔のレストハウス
レストランや売店が入っています。

クルーズの受付はレストハウスの右手奥に別棟であります。
カルガリー空港のバスカウンターで予約をとってもらったので確認用紙を出すとすぐにチケットと交換してもらえました。

クルーズ船の船着き場。
５０人くらい乗れるボートが１時間おきくらいに出ています。

ボートの時間まで湖畔を少し散策します。

ボートが船着き場から出ていくのが見えます。

ボートを漕いでいる人がたくさんいました。

とてもいい景色。
でも午後になってちょっと曇ってきちゃいました。

さあ、ボートクルーズに出発です。

操縦士のほかに案内をしてくれる係の人もいます。
スタッフはみんな明るくて親切で、「何か質問はある？」とお客に声をかけています。
船から氷河も見えます。

ボートはスピリットアイランドと呼ばれる小島が見える場所に着きました。
ここで３０分の停泊。
船着き場から展望台に向かってほんの少しだけ歩きます。

山々に囲まれた青い湖に緑の小島が浮かんでいます。
カナディアンロッキーを代表する美しい景色です。
でも少し曇っていてちょっと残念。
雲間から日が差すとすぐに水の色が変化していきます。

素晴らしい景色を堪能して戻りました。

マリーン湖からジャスパーへの帰り道、いきなり渋滞したと思ったら向こうから鹿？の親子がこちらに向かって道を歩いてきます。

平気な顔をしてカッポカッポと足音をたてながら車とすれ違っていきました。
野生動物と車が普通にすれ違う、恐るべしカナディアンロッキー。

それと別の場所でもオジロジカ？が道端の草を食んでいました。

夕食はジャスパーの町にあるレストラン「フィドル・リバー」で。
この時すでに８時過ぎですが、外はまだまだ明るいです。

私はエビとロブスターのグリルを。
エビがぷりっぷり、ニンニクとハーブが効いててとても美味しかったです。

主人はエビのパスタ。
ミートソースのような味付けでこちらも美味しかったです。


明日は今回の旅行のハイライト、コロンビア大氷原に行きます！