2018/05/27 - 2018/06/08
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falanさん
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ようやくあこがれの砂漠にたどりつきました。マラケシュの宿で会ったNさんから、砂が吹きつけてくるので、3秒スマホを出しておくと砂まみれ、写真を撮るたびにしまわないといけない、と聞いていましたが、運がよいことにほぼ無風状態。砂、砂、砂の音のない世界。来てよかった。すなおに感動です。
5/27 10:40 JL045羽田発、16:15 パリ着
5/28 18:20 AT789シャルルドゴール発、19:30 カサブランカ着/20:35発 AT405、21:25 マラケシュ着
5/29、30 マラケシュ
5/31 08:30 SUPRAT.バス マラケシュ発、21:00 メルズーガ着、
◎砂漠テント泊
◎6/01 黒砂漠 ノマド民家泊
6/02 13:00 タクシー メルズーガ発、15:00 エルラシディア着
6/04 07:45 AT446 エルラシディア発、08:55 カサブランカ着
21:30 AT272 カサブランカ発、
6/05 04:25 カイロ着
6/07 14:55 EY0648 カイロ発、20:25アブダビ着/ 22:05発 EY0878
6/08 13:00 成田着
- 旅行の満足度
- 5.0
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ガイドのハサン氏のうちで夕食のあと、3輪バギーにハサン、私、女性ツアー参加者の3人乗りでラクダ乗り場に向かいます。すぐに着くのかと思ったら、漆黒の闇をどこまでも、起伏を飛び跳ねながら猛然と走り続けます。
何度か振り落とされそうになりました。私が手を放せば後ろの女性まで地面にたたきつけれれてしまいます。この旅いちばんの恐怖体験でした。 -
暗闇のなかでラクダ引きのアリが待ってくれていました。ラクダに乗って2時間ほどで野営地のテントに到着しました。写真の左がアリで右がハサンです。甘いミントティーで疲れをいやします。
「月の砂漠」を口ずさみながらラクダで行くのはロマンチックな体験だろうと想像していましたが大違いでした。ラクダは平らなところを歩いている分にはいいのですが、下り道ではがくんがくんと前足を折るので、つんのめって落っこちそうになります。なにしろ周りが見えません。ふいに砂丘をのぼるかと思えば下りだす。T字の金具にしがみついているのが精一杯でした。
ラクダのうえで何枚かシャッターを切りましたが何も写りませんでした。編集ソフトを使って露出をあげてもダメでした。 -
日の出を見るために明け方前に起床。
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野営地は風を避けるために窪地の底に設営されているので、日の出を見るためには土手をよじ登らなくてはなりません。
ふり向くと野営地の上に月が出ていました。 -
早くのこの土手をのぼりきらないと、日が昇ってしまう。心はあせるものの、アリジゴクにはまったように、さらさらの砂が足元から崩れ続けて、なかなか上がることできません。
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なんとか上りきりましたが疲れ果てました。砂丘のてっぺんに座りこんで日の出を待ちます。砂の上には小さな足跡がいっぱい。砂の中を一直線に進んでいくヤツとか。こんな間抜けな虫もいます。
https://youtu.be/lFsoYifPyjQ -
かなたの砂丘の上から太陽がのぼります。
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見渡すかぎり、やさしく美しい赤の世界です。
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360度、視界にはいるのは赤い砂と青い空だけ。
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と思ったら、はるか遠くを行くラクダのキャラバンが見えます。けっこう大きなツアーのようです。
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少し風が出てくると風紋がくっきりとあらわれます。
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あと2、3時間は砂の上にいたかったのですが、暑くなるから出発だと言われました。日差しがつよいので、現地の人もなるべく顔や体を露出しないようにしています。日本だったら汗だくになりそうですが、すぐに蒸発してしまうので肌はさらさらです。
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のぼる太陽を背にして出発です。ラクダはあんまり楽とは言えません。あぶみがないので踏ん張れません。T字金具に掴まって運ばれていく感じ。「アラビアのロレンス」みたいに手綱を持って 、ハッハッハッと駆け出したかったのですが。
カッパドキアの「乗馬で夕日を見に行くツアー」とかは、一人ひとりが手綱を手にして起伏のある険しい山を上って行くのが楽しかったです。ときどき速足にさせて、ガイドにダメダメと言われたりしたのが懐かしい。あんな感じかなと期待してたのですが。
下りではT字金具にしがみつくしかないので、手袋をしていてよかった。もう一人の参加者は素手だったので「手が痛くなった」と言ってました。 -
メルズーガの村が見えてきました。あたりに50頭ほどラクダがいます。
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ラクダをおりるとアリが店開き。チップがわりに買ってあげましょう。
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モロッコの砂漠からわが家に連れてこられたラクダ2匹。
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ラクダの向こうに砂漠が見えます。
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ハサンの家まで歩いてもどります。水飲み場ですね。熱中症対策でしょうか。
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村の子どもたちもラマダン中なのでぐったりしています。何人かが「Something!」と言って手を伸ばしてきますが、立ち上がる元気はなさそう。
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ハサンの家で朝食です。おいしいかったです。食べ始めるとハエがたくさんたかってきますが、もう慣れました。
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じっとしていられないので散歩にでかけます。Nさんに「村で一泊はよしたほうがいい。本当に何もすることがないからね」と言われましたが、たしかに。
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砂漠が恋しくなります。早く黒砂漠へ出発したいです。
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