これほどの数の十字架を見た事はありませんでした。リトアニアのシャウレイの街から北東に約１２キロの所にその場所はあります。この旅行記では、リトアニアの祈りの聖地十字架の丘を訪ねたところから始まります。それからラトヴィアのリガに移動しホテルに到着。そして明るい夜を利用して出かけた散歩の様子をお届けします。最後までどうぞよろしくお願いします。

【４】リトアニア・十字架の丘からリガに移動＋夜散歩【バルト３国ツアー９日間】

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2018/06/14 - 2018/06/22

15位(同エリア81件中)

エリア

シャウレイ(リトアニア)

旅行の満足度: 4.5

ツアー三日目
午前中はカウナスを観光
それからツアーバスに乗りトイレ休憩をはさんで
２時間４５分位移動

リトアニア最後の訪問地となる
十字架の丘にやって来ました

今回のツアーは、リトアニアからラトヴィアへ移動するコースです

十字架の丘は
リトアニアの首都ヴィリニュスとラトヴィアのリガ
この二つの都市を結ぶ線上に位置しています

写真はビジターセンター、中にトイレや土産物店もあります
十字架を売る店もありました
それでは十字架の丘へ歩き始めます
十字架の丘へ続く一本道

ガイドさんのお話によると
最初の十字架が建てられたのは１８３１年
ロシアに対する蜂起の後だそうです

処刑あるいは流刑にされた人々の鎮魂のため
一本、また一本と次々に十字架が建てられていったとか、、

ここは墓地ではないとのことですが、、
大丈夫かなあ少し苦手です
なので、やや早足に。。
弱気になった私でしたが
一本道のその先に十字架の丘が見えて来ました

十字架が建てられているというよりも
林のようにも、壁のようにも見える気がする
近づいて行くと
十字架は丘の上のみならず周囲にも広く建てられているみたいです
丘の近くには軍の人々の姿も見られましたが
何の用事なのでしょう
さて、一歩一歩丘に近づくと
様々な形の十字架があるのが分かります
先ほどのお土産屋さんに売っていた十字架も
多く捧げられているみたいでした
十字架の丘への入り口に建つ大きな十字架

これは１９９３年
ローマ教皇のヨハネ＝パウロ２世がこの地を訪れ
建てた十字架とのことでした

そしてその台座には、「希望と平和、愛、そして犠牲者のための場所」
の言葉が刻まれているそうです
ローマ教皇が訪れたことで、この丘は
リトアニア人たちの聖地から
全世界のカトリック教徒にとっての巡礼地となったとか
十字架の丘のインパクトといったらすごいの一言です
見上げる高さまであろうかと思われる十字架があると思えば
すぐに手が届くところに、そしてまたその奥にと
数えきれない十字架が捧げられているのです
大きな大きなキリスト像にも圧倒されました
どのようにして建てたのだろう、、
磔刑のキリスト像が並ぶ様子には息を飲む感じ
小さな十字架は大きな十字架に重ねられ
大きな十字架はそれぞれが天に届くようでした
これからも新しい十字架が捧げられ
丘の形は次々に変わっていくことでしょうね
そして先に逝った人への思いや祈りのための丘

ここを訪れ
十字架の丘は
愛があふれる場所ではないかと思いました

いずれにしても私には居心地が悪く足早になります
集合時間になったのでバスが待つ駐車場に戻ります

次はラトヴィアのリガへ移動です
リトアニアの道路
悪路ではないけれど、わりとガタガタ

他のＥＵ諸国への人口流出が影響しているのかな、、

ラトヴィアに入ったら
道路の状態が少し良くなった気がしました
バスに揺られて１時間位だったと思います
ラトヴィアの首都リガに着きました
ダウガヴァ川の向こうに旧市街が見えていて綺麗です

どこからの景色かというと
リガでのホテルの部屋からの眺めでした！
素敵な景色に満足満足♪

それでは室内の様子を紹介します
洗面台は使いやすかったです
アメニティです
バスタブがあるのは嬉しいです
冷蔵庫の中のドリンクやお菓子類、水は有料です
夕食はチキンです

食事をしながら考えました
旧市街は目の前にある
ちょっと出かけてみたいなぁ、、
明るいし行けるんじゃないか、、
ダウガヴァ川に夕日が沈み始める静かな時間
川辺の雰囲気は大好きです♪
日が暮れても明るい
なので
川に架かる橋を渡り、リガの街歩きに出かけました
ツアーで仲良くさせて頂いた旅友さんとの行動です
橋を渡って目にした景色
この時は塔が見えるなあと思うだけでした
でも、聖ペテロ教会の塔だったと後日判明です
夕闇に包まれるこの一瞬の美しさ
出かけて来て良かったわ♪
石畳の街リガ
素敵すぎて旅友さんと興奮しました
市内観光の前の街ぶら楽しかったです
限られた時間だったけど、行ってみたい場所があるのです
それで地下道を通りました
あぶない雰囲気は無く、大丈夫でした
これは中央市場ですね
この時は外観だけで喜びました
後日自由時間の時に再度訪れ買い物が出来ました
右側の高い建物科学アカデミーです
この建物に上ってリガの街を眺めてみたかったけど
２２時までで時間に余裕がなく、諦めました
二度と行けませんでした、残念だったなあ。
ホテルに戻ることにしました
帰り道に見たこの場所
河岸の倉庫街を改装したスピーチェリという地区だと思います
アートが飾られる建物を通り過ぎ
リガを走るトラムにも出会いました
今回の旅では利用する事は無かったので
記念に一枚撮りました
旧市街側に建つ勇士の像と
川を渡った場所に位置する国会図書館です
暮れかかる中橋を渡りホテルに戻ります
まだ明るいけど、２２時を過ぎる頃です
橋の上から眺めたホテル
ラディソンBLU　ダウガヴァです
旧市街まで１５分位歩く場所にあります
橋から振り返り撮りました
リガに滞在中、美しい景色に癒されっぱなしでした

次回はリガの旧市街観光の様子をお届けする予定です

最後までご覧頂きありがとうございました。

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この旅行記へのコメント（4）

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sanaboさん 2023/09/22 23:18:51

十字架の丘

あおぞらさん、こんばんは

シャウレイ旅行記をご覧下さり、ありがとうございました。
あおぞらさんの旅行記を全て拝見してしまいましたので
あおぞらさんのシャウレイ旅行記にコメントを、と思ったら
以前にもコメントしていました（笑）
いつか行きたいと思っていた場所へ行って来られて
嬉しかったです。
あおぞらさんがいらした時より、十字架の数も
増えていたことでしょう。
長かった猛暑の日々がようやく終わりましたね。
夏のお疲れが出ませんように、ご自愛くださいね。

sanabo

あおぞらさんからの返信 2023/09/23 18:06:35

Re: 十字架の丘

長く続いた夏がそろそろ終わり、秋の始まりを感じる今日となりました。

sanaboさん、わざわざご訪問下さりコメントまでありがとうございました。

列車とタクシーを利用され、「十字架の丘」にご安全に訪問されましたね、お見事でございました。
いつか行きたいと思っていた場所に行けるというのは最高の喜びですよね、sanaboさんがバルト三国への旅を実現出来て私も嬉しいです。雲一つない青空のお写真、一枚一枚が心に響きました。

バルト三国が全力でウクライナへの支援を続けていると教えて頂きました。
非力な自分ですが、今こそ私もバルト三国そしてウクライナの平和と復興を祈ります。
これからリガ編に続きますね、ゆっくりお待ちしております。

あおぞら

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sanaboさん 2018/08/19 01:21:52

バルト三国☆彡

あおぞらさん、こんばんは

バルト三国は近い将来是非とも行ってみたい国なので
興味津々で拝見しています^^

『十字架の丘』はリトアニアの人々にとっては
鎮魂のための特別な場所なのですね～。
それにしても、おびただしい十字架の数には圧倒されてしまいます。
あおぞらさんはお墓は苦手なのですね(笑)
私は西洋のお墓は怖くはないのですけど
それでも写真に何か写ってると怖いので
写真はほとんど撮らないようにしています^^;

『ダウガヴァ川に夕日が沈み始める静かな時間』と
コメントされてらした夕景のお写真、本当に美しくて
しばし見入ってしまいました。

sanabo

あおぞらさんからの返信 2018/08/20 00:00:06

RE: バルト三国☆彡

sanaboさん、こんばんは

朝晩、少し涼しく感じるようになりましたね

お盆の休みが過ぎ、淋しく思っておりましたので
メッセージを頂戴し、とっても嬉しかったです☆
そしてバルト三国編をいつもご覧下さり
本当にありがとうございます！

リトアニアのシャウレイという街にある『十字架の丘』
その場所は、リトアニアに暮らす皆さんにとって大切な
そして特別な場所でありますので、
敬意を持って訪れようと心がけておりました。

しかしながら、わたくしお墓に限らず教会や寺などが
やや苦手なのです。
何か見えるとか、ってわけではないのですが
何かしら感じる時があって、場合によっては
写真にも何か写る、、

sanaboさんも、西洋のお墓での写真は撮らないように
されているのですね、同感です。

それでも４トラ活動実行中なので、今回も足早ながら見学し
数枚は記録に撮ったという次第です。
おかげさまで『十字架の丘』での写真は、どれも穏やかで安心しています。
これぞ旅の神様に助けられたということでしょうね♪

リガの夕景の写真をお褒めいただき感謝です、本当に綺麗でした。

今後の旅行記はラトヴィアからエストニアへと北上です。
sanaboさんのご旅行の参考にして頂けるように続きを頑張ります。

sanaboさんの旅行記の続きも楽しみにしていますね。
今後とも、どうぞ宜しくお願いいたします。

あおぞら

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