2018/05/01 - 2018/05/01
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ずーくさん
この旅行記のスケジュール
2018/05/01
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気持ちが高ぶっちゃってたからか、あまり良く眠れないまま5:15起床。外はすでに薄明かりだ。今日はこれから列車でモンゴルの首都ウランバートルに向かう。
北京とウランバートルを結ぶのは、モスクワ行きのK3次とウランバートル行きのK23次。このうちK23次は夏季だけ週2便で、あとは週1便。そして年によって運行を担当する国も替わる。今回乗車するK23次は中国の担当だ。
きっぷはChinaHighlightsで手配した。ウェブページ上で申し込みすると、あとはメールで入金やら発送やらのやりとりが続く。クレジットカードの利用がちょっと怖かったので、今回のためにPayPalのアカウントを作ってお支払い。頼んでおいたとおりホテルに届けてもらったのは、前日分の旅行記にも書いたとおりだ。
さてもともと聞かされていた北京発時刻は11時半前。ところがきっぷ手配の最中、「北京発が7時半に繰り上がった」と連絡がきた。7時半発といえば以前のK23次の発車時刻。新しい路線が開業して所要時間が短くなり11時半発になったはずだったのだけど、なんらかの理由でそちらを通れなくなったのだろうか。いろいろと調べてみると時刻変更はこの日だけではないようで、しばらく7時半発らしい。さてどのような経路をたどっていくんだろうか。
【今回の行程】
4/30:東京⇒(航空機)北京
●5/01:北京⇒(鉄道)
5/02:⇒ウランバートル、市内観光
5/03:ウランバートル⇒(航空機)北京⇒(航空機)東京
- 旅行の満足度
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- 中国国際航空 ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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6時にホテルをチェックアウト。道を渡れば北京駅というのが本当に便利だ。
今日は労働節という祝日、覚悟していたほどではないけどやはり人が多い。駅に入るための荷物検査に5分ほどかかった。北京駅 駅
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発車案内を見るだけでワクワクしてくるのはやはり乗り鉄。あちこちに行きたくなってくる。Dは動車組(特急電車)、Zは直達特快、Tは特快などなど。
そんな中、一番下に見つけたK23「烏蘭巴托」。これから乗車するウランバートル行きK23次列車だ。立派な国際列車で停車駅も少ないけれど、中国国内ではK(快速)扱いだ。
待合室は「2楼第4候車室」すなわち2階の第4待合室。さっそく向かおう。北京駅 駅
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第4待合室は、6:48発の長春行きZ4061次の改札が終わったところでガランとしていた。ちょうど発車時刻になるころに血相変えて改札に走っていく女性がいたけど、無事に乗れただろうか。
ここに残っている人たちはきっとK23次待ちだろう。なんとなく西洋人が多いように見える。この写真にもあるとおり待合室には売店があって、事前に食料品の調達が可能。水とパンを買っておいた。北京駅 駅
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7時少し前、人がぼちぼち列を作り始めた。僕も並んでおこう。
北京駅 駅
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7時ちょうど、改札がはじまった。きっぷにチェックを受けて、6番線へと進んでいく。広々とした駅は壮観だ。
北京駅 駅
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6番線、ウランバートル行きの発車案内。「正点」は時刻どおりであるということ。
北京駅 駅
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中国の鉄道車両のイメージ強い深緑色に黄色のライン。25G系という量産型客車だ。
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中国語、モンゴル語、ロシア語が併記されたサボ。二連(エレンホト)は中国とモンゴルの国境の街。実はここでちょっとしたイベントがあるのだけど、それは後のお楽しみだ。
北京駅 駅
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今回の列車を外からじっくり眺めたのち、6号車7番寝台に向かった。高級軟臥は1部屋2人、寝台が上下に並んでいるものと左右に並んでいるものがあるらしかったが、今回は上下だった。7番はその下段。
入ってみると、すでに同室の人のでっかいキャリーケースが置いてあった。西洋から来ている一人旅の人かな?と思いながら腰を落ち着けていると、東洋系の若い(ちょっとだけふくよかな)女性が入ってきた。どうやらこの人が同室らしい。
英語が通じるか分からなかったので(たぶんお互い様だった)「Hi」とだけ挨拶してひとまずだんまり。しばらくすると「Where are you from? Korea?」と聞いてきた。
「Japan」
「Japan!??」
着いてから知ったのだけど、ウランバートルには韓国資本がかなり入ってきているようで、車内でも韓国人の姿をチラホラ見かけた。だから韓国人と思ったのだろう。逆に日本人があまりこの列車に乗らないことの表れなのかもしれない。北京駅 駅
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ベッド上段の彼女にソファを譲って、僕はベッドに陣取る。左側のドアはトイレだ。
北京駅 駅
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ちょっと通路に出てみる。キレイに整備された車内だ。基本的なつくりは日本の寝台特急と変わらない・・・と思ったけど、もはやこのようなつくりの寝台特急は走ってなかったんだっけ。
今日の高級軟臥は満員の様子。北京駅 駅
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時刻表。途中7駅に停車して、翌日14時半ごろにウランバートルに着く予定だ。
北京駅 駅
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ロシアの鉄道車両でおなじみサモワール。いわゆる給湯器で、でっかい釜が乗っかっているイメージなのだけど、この中国の車両ではボタン式。むかし新幹線にあったウォーターサーバを思い出す。
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洗面台。きっと明日の朝は混むだろう。
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各部屋のコンセント。この車両はテーブル下にあった。車掌に言わなければ通電してもらえないという情報も目にしたけど、同室の人は(たぶん)何もせずにMacBookをつないでいたので、最初から通電されていたのだろう。
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7:27、列車は定刻に北京駅を発車。大都会の中をゆるゆると走っていく。しばらくすると出入国書類とシーツが配られた。車内はかなりきれいなのにシーツがくたびれてたのは惜しいところだ。
同室の女性は車窓には目もくれず、MacBookで映画を見ている。彼女はモンゴルから北京の大学に留学している学生で、ちょうど休みにあわせて帰郷するところらしい。このK23次にも何度か乗ったとのこと。北京に留学できて高級軟臥にも乗れるのだから、きっと裕福で優秀な学生さんだろう。
さて北京を抜けると山がちな景色に一変。安家庄近くのこの場所は風光明媚なところとして知られているらしい。下に流れているのは永定河。 -
珍珠湖景区とかそのあたり(たぶん)。
ん、待てよ。以前この列車が北京7時半発だったときは、確かもっと北の八達嶺を越えていたはず。でも今回のルートは八達嶺を通らない、もっと南回りのルート。あとで調べたら、八達嶺まわりを京包線、今回のルートを豊沙線というらしい。おそらくなんらかの理由で北回りのルートを通れなくなってしまったのだろう。高速鉄道の建設工事の関連とかだろうか。 -
9:30、沙城駅を通過。
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駅で購入したパンを朝食にとったのだけど飲み物も欲しい、ということで持参してきたコップ(100均のやつね)にこれまた持参のたまごスープを空けて、さっきの給湯器でお湯をゲット。このお湯は本気で熱いので気をつけるべし!
変な味やニオイのないお湯で、スープもお茶(これまた持参)もおいしくいただけた。 -
10:45、最初の停車駅である沙嶺子西駅に到着。ほぼ時刻ぴったりだ。場所としては張家口の南の郊外にあたる。
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沙嶺子西駅を過ぎると、一転して広い高原風景が広がる。砂漠に近い景色かも知れない。
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トイレターイム!他の車両は分からないけど、このトイレは至ってキレイ。そしてこのトイレは我々の部屋専用なので、最後までキレイなままだった。心配になってトイレットペーパー(もともと2017年にバンコクから列車に乗るときに買ったもの)を持ってきたのだけど、まったく必要なかった。
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そして洗面台。シャワーもついてるけどさすがに使わなかった。
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13:30、大同到着。
近年のK23次は、張家口から集寧南までのバイパス路線である張集線を通っているのだけど、この日はそちらを通らず、昔の大同回り。ただ車内で見た時刻表には大同発着時刻が載っていなかったので、もしかしたら運転停車だったのかも知れない。 -
大同からは進路を北向きにとる。
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ウランチャブ(烏蘭察布)の街が近づいてきた。高速鉄道(たぶん呼張旅客専用線)をくぐると駅も近い。
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15:27、定刻に集寧南駅に着いた。停車時間があるので少し外に出てみよう。
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・・・寒い・・・
ここの標高は1400m近く。実は日本の普通鉄道で一番高い野辺山駅よりさらに高いところにいるのだ。 -
車両の形式表示。RWは軟臥であることを示す。
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15:45、集寧南駅を発車。列車はここから、モンゴルへと続く集ニ線をひたすら北へ走っていく。あたりは見渡す限り草原だ。たまに人家や牧場らしきものが見える。
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17時、ちょっと早いけど夕食を食べるべく食堂車にやってきた。
やさしそうな係りのおばさんにうながされて席につくと、英語表記のあるメニューを持ってきてくれた。6種類くらいあるセットメニューのうち「これなら今作れるよ」というのを3つ指差してくれたので、その中からFried Porkを選択。 -
5分ほどして出てきたのは、予想通り酢豚だった。米と水付きで42元だからちょっと高めだけど、食堂車価格と思えばいいか。
アツアツではないけど思いのほか美味しい酢豚だった。 -
17:57、朱日和駅に到着。さすがに外が暗くなってきて景色も楽しめないので、しばらく横になることに。気づけば同室の彼女もベッド上段でお休み中だ。
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中国とモンゴルの国境、その中国側の街二連に到着したのは20:10。
ここでのイベントは2つ。一つは出国審査だ。駅に停まってしばらくすると係員がやってきた。パスポートと出国カードを集めつつ、顔を何度もチェック。続いて税関申告書も回収されていった。手続きはひとまず終了で、パスポートは二連駅を発車する前に返却されることになっている。
さて2つ目のイベント、それに向けて20時半ごろ係員が回ってきた。同室の彼女が係員と二言三言会話。そしてその係員はトイレに鍵をかけて次の部屋へと回っていった。すると彼女が
「今なら車外に出られるけど、2時間ほど乗降できなくなる。トイレも使えない。OK?」
と聞いてきた。何が起こるかわかっていた僕は「OK!」
実は中国とモンゴルでは線路の幅が異なる。なのでここ二連の車両工場で台車を履き替えるのだ。基本的に線路垂れ流しなトイレも工場内なので使えない、というわけ。乗りながら台車履き替えの光景が見られるので、もちろん僕はステイ。そのために夕食以降取水制限していたのだ。彼女もステイ。
ふいに「モンゴルに着いたら何するの?」と聞かれたので「特になにもしない、実はこの列車に乗るのが目的なんだ」と言ったらめちゃくちゃ呆れられたけど、列車内での僕の様子から、なんとなく合点がいくような感じだった。エレンホト駅 (二連站) 駅
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20:50、ドカンドカンと断続的な衝撃が伝わってきた。そして車両もあっちへずるずる、こっちへずるずる。工場に引き込むための切り離し作業が始まったのだ。これがまた揺れること揺れること!
21:30、ようやく工場の中へ。入口には車内の乗客向けの説明書きまでが設置されていた。やはり楽しみにしている人が多いのだろう。興味がなくてただただ寝ている人からしたらたまったもんじゃないんだろうけど。エレンホト駅 (二連站) 駅
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ジャッキアップされている隣の車両。赤い装置で車両を持ち上げて台車をはずすと、残った台車が自動的にするすると流れていく。しばらくすると新しい台車が流れてきて、車体を降ろしてはめこむ、というわけだ。
エレンホト駅 (二連站) 駅
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自分の車両のジャッキアップも22時過ぎから始まったのだけど、まったく揺れも振動もなくて、気づいたら高くなってた、という感じ。作業は30分ほどで終了して、22時半には下に戻ってきた。
台車の履き替えが終わったら、今度は車両を改めて連結しなおして二連の駅まで戻る。ガツーンガツーンという衝撃に耐え、23:15に二連駅に戻ってきた。トイレの鍵も開けてもらって、晴れて使用できるようになった。
ウトウトしながら待つこと1時間半、ようやくパスポート返却。ベッドの下に何も隠していないことを確認して、係員は去っていった。エレンホト駅 (二連站) 駅
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0:55に二連を出発した列車は、ゆっくりと国境を越えて1:25にモンゴル側の街ザミンウデに到着。ここで今度は入国審査があるのだ。またもや係員がパスポートを回収していく。
寝落ちすること1時間ちょい、2:30にドアのノックで目が覚めるとパスポートが返却された。もちろんモンゴルの入国スタンプつきで。これで手続き終了!やっと寝られる!いつザミンウデを出発したかも覚えていないくらい、あっという間に寝入った。ザミーン ウード駅 駅
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