2018/07/22 - 2018/07/23
77位(同エリア827件中)
ヒバリさん
極東ロシア、ウラジオストクへ女1人旅してきました~
日本から1番近いヨーロッパ!
成田からも3時間弱で行けちゃいます!!
あまりに近すぎるので、何ちゃってヨーロッパかなと思っていましたが、そこはまさしくヨーロッパでした。
私はカメリアラインに乗りたい事もあり、釜山経由で行ってきました。
2・3日目は徒歩とバスで、ウラジオストクの美しい街並をまわりました♪
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 徒歩 飛行機
- 航空会社
- アエロフロート・ロシア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
まずはウラジオストクの旅行準備から(^^)
ずっと前からロシアに行ってみたかった私の前に立ちはだかる、「ビザ」という壁。
ビザが必要な国は他にもありますが、大体がネットで簡単に申請できます。
しかしロシアビザは、東京・札幌・大阪・新潟の領事部でしか申請できないという難易度。
九州の人間はロシアに行くなと(;´Д`)
業者のビザ取得代行もありますが、結局あれは「不正」らしく、何かあった時にどうしよう!という不安がありました。
しかし2017年8月から、ロシア沿海地方はビザをネットで申請できるようになりました!
ビザの問題が解決された次はガイド本!
ただでさえ少ないロシアのガイド本の中で、さらに少ない極東ロシアの情報。
分厚いロシアのガイド本の最後の方に、1~2ページという有り様・・
しかし、ビザ緩和が追い風になったのか、ついにウラジオストクに特化したガイド本が出ました~(^o^)
他のトラベラーさんが「今のところこれしかないので、ウラジオストクに行く人は大体行き先がかぶる」と書いてましたが、その通りだなと思います笑 -
さて、無事にビザの申請もネットで完了し、釜山の空港でウラジオストク行きの便にチェックイン。
カウンターでビザのチェックがあったので見せると、係のお姉さんが何やら首を傾げ、近くの別の係員に何かを聞いています。
・・・え、何か問題があるのかな・・
話を終えたお姉さんは何事もなかったようにビザを私に返却したので、少しホッとして、「預け荷物がレーンを流れ終わるまで5分くらいカウンターの近くにいるように」と言われたので、近くで待っていました。
そこへ、先ほどの別の係員がやってきて、ビザをもう一度見せるように言ってきました。
・・え、な、何で・・私だけ・・・・??
ビザの他に、帰りのチケットなども見せるよう言われ、何やらスキャンを始める係員・・
この時点で私の不安はマックス。
ビザの申請に使った写真がちょっと映りのいい写真を選んだから、実物と違いすぎていけなかったのかな←
と本気で不安になったり。
「だ、大丈夫ですかね・・?」と聞くと
「Maybe(多分ね)」という係員。。
め、め、メイビーって・・・ -
とりあえず2万円ほどルーブルに両替して、超絶不安なまま機上の人へ。
今回利用したのはオーロラ航空という聞き慣れない会社。
何でもサハリン航空とウラジオストク航空が合併して設立されたらしく、アエロフロートロシアの小会社になるようです。
成田~ウラジオストクは3時間弱ですが、釜山~ウラジオストクは2時間弱とさらに近いです!
機内食のサンドイッチを食べ、ガイド本なんか読んでいたらあっという間に到着しました。 -
ドキドキしながら入国審査。
印象を良くしようと笑顔でパスポート・ビザを渡しますが、特に反応もなく笑
そして無事にスタンプを押され、ついにロシア入国~(^o^)
ウラジオストク空港はこじんまりしていて、日本の地方空港くらいの広さです。
(これは帰りに撮った写真です)
ウラジオストクのおそロシア情報ですが
・空港の両替所は17時まで
何と早い終了時間・・
ATMはあるのでキャッシングは出来ますが、カードすらなかったらもはや空港から身動きできないというトラップがあります
・ウラジオストク駅への列車は一日5本
何と言う殿様営業・・終電は17時台です笑
SAGA駅ですらもっと電車の本数があります!
-
ウラジオストク着が22時過ぎだったので、空港を出れるのは23時過ぎるだろうと思い、その時間にタクシーを利用するのはおそロシアだったので、安全のために送迎を予約していました。
結果的に大正解!
送迎の担当についてくれた女の子はとっても優しく日本語ペラペラで、北海道大学に留学経験もあるんだとか。
見た目はもちろんザ・ロシア人!
送迎だけでなく、ホテルの中についてきてくれて、チェックインや滞在登録(ロシアを旅行する外国人は滞在登録が必要です)の手続きまでしてくれました(´;ω;`)
おそロシア状態になっていた私の不安を一気にふきとばしてくれた天使です。
こちらが今回宿泊したプリモリエホテル。
(翌朝撮影しました)
ウラジオストク駅まで徒歩5 分、フロントの皆さんも優しかったです(^^) -
素敵なホテルだったんですが、ひとつ盲点が・・
滞在登録の手続きとかを待ってる間に、先ほどの天使が衝撃の一言。
「このホテルはエアコンがないから、夜は暑いと思うので大変ですよ」
えぇっ!!エアコンがない・・((((;゚Д゚)))!!
旅行期間中は、日本も歴代最高気温を更新していた時期で、もちろん日本ほどではないといえ、ここ極東ロシアも日中は30度越える暑さ・・・
案の定部屋に入るともわっとした暑さ。
死ぬ死ぬ、絶対死ぬ・・ -
唯一、バスルームはタイル貼りだったのでひんやり。
本気でここにタオル敷いて寝ようかと思いました!
昔は夏にここまで暑くなかったので、古いホテルはエアコンない所も多いみたいなのでご注意下さい。
幸い、しばらくしたら暑さもおさまり、なんとか寝ることができました。 -
翌朝、寝てる間に汗をかいたのでシャワーをあびてから朝食会場(ホテル1階のカフェ)へ。
朝食は無料でついてました。
ビュッフェの品数は多くはありませんが、無料なので十分です。
こちらのカフェはピザ専門らしく、ピザは美味しかったです(^o^) -
いよいよウラジオストク街歩きへ出発です!
快晴!
そして暑い!!
夏は涼しい場所に行きたいのもあり極東ロシアを選んだのですが、普通に真夏でした。 -
第一ウラ猫(ウラジオストク猫)発見!
ガイド本に、ウラジオストクは猫が多いよみたいに書いてありましたが、この子が最初で最後でした。 -
まずはウラジオストク駅へ。
ウラジオストク駅はシベリア鉄道の東の終着駅。
ここからモスクワまで線路が繋がっているなんて信じられません。
こちらから路線バスに乗って、街を一望できるという鷲の巣展望台へ向かいます。 -
駅前のレーニン像。
ロシアに来たなって実感します。 -
まずは路線バスに乗るための細かいお金を用意する必要があるので、駅前のこちらのスーパーで水を買っていく事にしました。
ホテルからは徒歩2~3分の位置にあり、品揃えもそこそこありました。 -
え~と、水、水・・・
・・・うーん、全く分からない(;´Д`)
「水」なのに何でこんなに表示が長いんだろう。
旅行中思ったんですが、有名どころの観光地でも、意地でも英語表記はしないぞ!っていうロシアの強い意思を感じました。
とりあえずそれっぽいものをレジに持っていき、500ルーブル(約1000円)札で出すと、ファンキーな格好のレジのお姉さんが、電卓で「33」と打ち、小銭で出せとジェスチャーしてきました。
なので「ノーノー」と小銭もってないアピールをすると
「チィッ!!!!!!」
と、すごく嫌そうな顔で大きく舌打ちされました!!
ててて店長~!
この人いま舌打ちしましたよー(°Д°)!!
お釣りも叩きつけるように渡され、早速おそロシアの洗礼・・・
ホテルの近くですごく便利な場所にあるスーパーですが、私は滞在中、2度とこのスーパーを利用しないことに決めました笑
しかも外に出て水を飲もうとあけたら
プシュッ・・
炭酸水でした・・ -
とにかく無事に小銭をゲット出来ましたが、バス代の23ルーブルの3ルーブルが結局ありません・・
↑何やってんだか
どうしよう、またバスでも舌打ちされるのかな(´;ω;`)
ちょうど乗る予定の31番バスが駅前に停まっていたので目的地の写真を見せると、笑顔で「OK、これに乗りな!」とジェスチャーしてくれました!
ホッとしてバスに乗り込みます。 -
バスが出発~
一応、降りるバス停の位置はGoogleマップで確認していましたが、そのバス停に来たら、ちゃんとドライバーのお兄さんは私を見て合図してくれました。
しかもおそるおそる50ルーブル札から出しても、全然嫌な顔せずお釣りをくれました(´;ω;`)
「スパシーバ(ありがとう)!!」と言うと、笑顔で何か言ってくれました。
↑何と言ったのかは全く不明なので、「よい旅をな!」と言ってくれたと勝手に解釈。 -
これからウラジオストクでバスに乗る方のために。
鷲の巣展望台のケーブルカー乗り場へ行くには、31番バスに乗って、この看板が対向車線に見えたら降りると大丈夫です(^^)
旅行中、極東ロシアですら連日30度越えで汗ダラダラだったので、バスに乗って正解でした! -
先ほどの看板の隣の道をまっすぐ進むと、ケーブルカー乗り場につきました!
-
中に入るとあまりの廃墟感に一瞬ひるみます笑
-
奥まで進むとケーブルカーが見えました!
かわいい~(^o^) -
キャー、かわいい~♪
-
ケーブルカーの中には料金係のおばさんが乗っていて、お金を払うとチケット?のようなものをくれました。
料金は14ルーブル(約28円)。
やすっ!! -
発車までしばらく待ちます・・
・・
・・あ・・
・・あつい(;´Д`)・・ -
ケーブルカーに乗っている時間は1分ほど笑
あっという間に到着しました!
展望台には中国・韓国の観光客がたくさん!!
滞在中感じたのは、韓国の観光客がすごい多かったこと。
割合として韓国70、中国29、日本1くらいかな?
なんで日本人に会うと「日本人ですか~キャー♪」みたいな感じでお互い盛り上がってました。 -
鷲の巣展望台からの眺め。
天気が良いので眺めも最高~ -
ただ、鷲の巣展望台は日光を遮るものが何もなく、とにかく暑い!!
暑い上に中国・韓国の観光客に圧倒され、何だか疲れて、早々に下山します。
夜景も綺麗らしいので、その時間に来た方がいいかもですね。
帰りのケーブルカーで中国のツアーの団体さんと一緒になり、なぜかガイドさんが私も人数に数えてお金を払っていたので、きちんと自己申告して払いました笑 -
バスで来た道を徒歩で戻ります。
町並みは本当にヨーロッパ!! -
ヨーロッパを感じたのは、町並みだけではありません。
外はすごく暑いのに、日陰に入るとすごく涼しい(^o^)
日陰ゾーンを歩いていたら、全く暑くなかったです。 -
ここだけ切り取ったらウィーンみたいじゃないですか??
-
-
キリル文字に萌えます
-
どうしても「 Д 」の文字を見ると
(´Д`) や、(°Д°)が頭に浮かんできます笑
すごいなー
キリル文字がなかったら、この顔文字は生まれなかったんだーと感動。 -
バーガーキングと書いてあるのかな??
-
金角湾大橋のたもとにあるウスペーニア教会。
この日は日曜でミサが行われていたので、中にはいるのは遠慮しておきました。
ロシアの教会といえば、この玉ねぎ頭(^o^)
私は玉ねぎよりスライムの方がしっくりきます。
かわいいです(^^) -
ウラジオストクの街はあちこちに銅像がありました。
-
本当に街並みはヨーロッパそのもの。
あまりに日本からも近いので、住んでる人もアジア系ロシア人?みたいな人が多いのかなーと思っていましたが、全く違いました!
街をいく人は、私のイメージするロシア人そのもの。
白く透き通った肌に、サラサラの美しいブロンド、長い手足、そして美男美女ばかり(^o^) -
ウラジオストクは坂の多い街でした。
その様子から、「ロシアのサンフランシスコ」と呼ばれているんだとか。 -
うっとりするような美しい街並みが続きます。
-
途中にあったニコライ二世凱旋門。
-
その先には潜水艦博物館が。
実際に中にも入れるようです。
あまり興味がないのでパス。 -
観光地のあちこちで
「ロシアの美女と写真を撮ろう」
みたいなイベントがあってました。
もちろん有料。
ロシアのイケメンとだったら撮りたかったな笑
この2人はあまりの暑さにギブアップしてました。 -
ひときわ目を引く美しい建物が見えてきました。
-
グム百貨店です。
19世紀末に建てられたウラジオストクを代表する歴史的建造物です。
中はZARAが入ってるくらいで、他のフロアは閑散としてました。
最上階にトイレがあったので、こちらで借りました。 -
中央広場までやって来ました。
-
広場の隣では、教会らしき建物が建築?修復?中。
スライム大きい~
キングスライム!
いや、色からしてメタルキングですね。 -
広場の端にある、ひときわ目立つマトリョーシカの看板のお店。
-
看板に偽りなしで、マトリョーシカが所狭しと並んでいます。
マトリョーシカ以外にも、お土産がたくさんありました。 -
-
何これ、かわいい~♪
買わなかったけど。 -
忘れちゃいけないこの方のグッズも。
プーチン時計に、プーチンTシャツ、プーチン灰皿に、プーチンマトリョーシカ、プーチン写真集・・など、たくさんありました。
これほどお土産グッズに多用されている大統領も、なかなかいないのではないでしょうか。 -
坂のある景色って何か好きです。
歩くのはきついけど。 -
噴水通りにやって来ました(^o^)
通りの両側にはカラフルなお店が立ち並び、ひときわ賑やかな通りです。 -
通りの先には海があり、ビーチが続いています。
日光浴する人、サイクリングする人・・等々、平和な風景が広がっていました。
来る前の極東ロシアのイメージと真逆。
雰囲気としてサンタモニカピアに似てました。 -
-
-
そろそろお腹がすいてきました。
噴水通りにあるこちらの「ウフティ・ブリン」というカフェに入りました。
ロシア料理のひとつ、ブリヌイの専門店です。
言えば日本語メニューももらえました。 -
ブリヌイはクレープのようなもので、中に何を包むかによって、食事になったりスイーツになったりもします。
私はサーモンとクリームチーズのブリヌイに、レモネードを注文。
見た目以上にボリュームがあり、美味しかったです~♪
さて、街歩き後編へ続きます♪
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この旅行記へのコメント (2)
-
- 機乗の空論さん 2020/08/14 13:40:35
- 初めまして!
- とても懐かしく拝見しました~、私も20台の頃ですが、といっても40年弱も前の事で恐縮ですが、スターリン時代にソビエトを端から旅して1ヵ月余り、最後は近くの町ナホトカから船に乗って横間へ戻って来ました、当時ウラジオストックは軍港だったので外国人は立入禁止だったんす、でも町並みやレーニン像など、全く似た雰囲気の町並みで当時の事を思い出しました…、一度ウラジオストックを訪ねるのも好いですね!。
有難うございました。是非、レーニングラードやムるマンスの町も旅して下さい。
- ヒバリさん からの返信 2020/08/15 19:50:22
- Re: 初めまして!
- 機乗の空論さん
はじめまして(^^)
コメント頂きありがとうございます!
昔からロシアに行ってみたいと思いつつ勇気が出ず、まずはウラジオストクから挑戦しましたが、本当に素敵な街でした。ロシアに少し免疫が出来たので笑、コロナが落ち着いたら再訪したい国の一つです。もちろんレーニングラードも!
PS
今月末に大分旅行を控えていて、機乗の空論さんの旅行記を見ていたところでした(^^)
色々参考にさせてください!
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