廃れるダムヌンサドゥック水上マーケット、新たなスポットのアンパワー

2018/07/14 - 2018/07/14

なんかいきなり「日本からのお客さんの案内する役の人が
ブッチしたから、代わりに行ってー！」とタイ人の友達から
電話がかかってきた。
その日は暇だったのでアッサリOKした。
　で、お客さんは水上マーケットに行き、メークロン駅前の線路市場を
見て、アンパワー水上マーケットにも行ってみたいという。
なんだ、この水上と線路上の市場尽くしは？
　まあいいや。私もアムパワーは行ったことがないし、行ってみたいので、
ちょっと楽しみです。
　この地域は果樹園が多く広がり、バンコクと比べて驚くほど果物が安いのです。面識のないお客さんは全員30－４０代の男性ばかり。話をよくよく聞いてみると、みなさん板前さんでした。なるほど、それで食材が集まる市場なわけなのですね。

エリア その他の観光地(タイ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.5

• 同行者: 社員・団体旅行
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: その他

朝７時にお客さんたちをお迎えに行き、タイ人友達が手配してたチャーター車に
乗ってひたすら西へ走る。お客さん４人とも居眠りしてるので、私も御相伴に預かり
つられて居眠り。目が覚めたらどこか知らない船着場。

中国人団体客のバスはそれほどないが、いかにも中国人が欲しがりそうな立派な木彫りばかり。。。

お客さんたちが乗るボートを待つ間に撮影。

お客さんをボートに乗せ、私は、チャーター車と下船スポットへ先回り。
なんで乗らないかって？だってお客さん前に座ってタバコ吸って、私はその後ろの席。タバコの灰も煙も後ろの私に飛んできていやだから。

久しぶりの船着場下船側。ボートに乗った際に撮影した顔写真をお皿に貼り付けて下船したお客さんに売りつける商売。値切りに応じてくれないので、ほとんど誰も買いません。

午前中だけで終わってしまう、ダムヌンサドゥアックダムヌンサドゥアックの水上マーケット。ここの商売は午前中のみが勝負。でも、何でもかんでもバンコクのウィークエンドマーケットで仕入れてきたのを高く売りつけているだけで脳がない。
寂れた感が本当に半端ない。

お客さんたちが降りる下船スポットに先回り。実はこの近くで美味しい船ラーメン３５バーツを食べてた記憶があるので、そこに行ってつるっと食べたかったのでした。

が！明らかに以前より船の物売りの数が減っている！そしてお気に入りの船ラーメンの店は無い！

がっかりしているところにお客さんのボートがやってきた。

お客さんも小腹が空いたので何か食べたいというので、船ラーメン食べますか？と聞くと全員Yes。なので、向こう岸で商売している船ラーメンに声をかけてみたら、間を行くボートにリレー形式で届けてくれることとなった。

一杯６０バーツ。しょぼい。。。以前の船ラーメンと大違い。。。

そして、今までは船にいろんなものを乗せて物売りが集まってたのに、今や、中国人を載せた遊覧ボートばっかり。。。
　ここは終わりにして、アムパワー水上マーケットに行きましょうか？と言うことで移動。

ここからアムパワー水上マーケット。お寺側の駐車場から細い路地を入ったところで
左右に色んな屋台があります。ここで好きなものを買い食いして奥へ進みます。

路地をまっすぐ進むと、橋。橋の上から撮った風景。
ダムヌンサドゥアックのダムヌンサドゥアックの水上マーケットよりは活気があります。

どうやら船の上で海老などを焼き、岸辺に机と椅子を並べて食べる海鮮屋台らしいです。

アムパワーはタイ人の、タイ人による、タイ人のための観光地だと思っていたのに、看板に中国語が入っててなんともガッカリ感が漂います。自撮りに必死な白いレースのお姉ちゃんは中国人。後ろ姿は美人でした。前は、、、

船の数は多いですが、雨が降ったり止んだりするせいなのか、船の形状のせいなのか、屋根がついてるので、全盛期のダムヌンサドゥアックの水上マーケットよりはダムヌンサドゥアックの水上マーケットよりは色のバラエティーが少なくくすんだ印象です。

橋の上から見るアムパワーの景色はこんな感じ。しかし、運河沿いを歩いてみると、新たな発見が。

カゴにボールが入っていて、そのボールを的に当てると、台の上に座っているお姉ちゃんの板がわれて、お姉ちゃん達が、したのバケツに落下するというもの。
高校の文化祭でやったら受けそうな、バカバカしいゲームですが、それがなかなか楽しいのも事実です。１カゴ２０バーツですが、お客さんは結局１０カゴも購入。
お姉ちゃん達を５回落下させました。

運河沿いを歩くと、いかにもなお土産屋台もあります。
これはいい匂いがするフルーツや花の石鹸。値段はバンコクとほぼ同じでした。

運河の屋台が途切れた辺りからは、オシャレだったり個性的なカフェがあちこち現れます。こちらは成金風タイスタイル。

こちらはカントリー風タイスタイル。

もっとお気楽感が満載なタイの田舎風スタイルのカフェ。

アムパワーの水上マーケットの終わりあたりはこんな感じ。では観光終わりです。バンコクへ戻ります。

っと！その前に、お寺の駐車場前のザボンコーナーだけは寄らせてください！
３つで１００バーツなんてバンコクでも辺鄙なところじゃないと売ってないんですよ。３つ買って、３つ食べましたが、全て甘く、水分たっぷりでした。
これ、一人で一気に一つ食べちゃうと、翌日はお腹がゆるくなります。なので、便秘の人にはもってこいのフルーツなのです。

実は運河を歩いてたら、すごく美味しそうな実が１０バーツで売ってました。
衝動で買って、食べてみたら渋酸っぱい！なんじゃこりゃー！マムアンファーマナオっていう果物です。

そこで、タイ人の友達に会ったので「これ私食えない。あげる。」と言ったら「生のまま齧ったんでしょう？そんな食べ方するもんじゃないわよ。」とちゃんと食べ方を教わりました。まず、実を割って、中の種を除去。枝から実をもぐ時、こいつ、トゲがあるので、何度も指に刺さってイラッとしました。

で、何度も水で晒して、渋い汁を洗い流した後に砂糖水に一晩つけて食べる、と言うもの。1日付けたら、確かに渋みは無くなったが強烈な酸っぱさ。それで3日目、１週間、と漬け込んで酸っぱさがゆるくなってきたのだが、苦労した割に美味しいとは思えない代物。それよりも、左側は、寺の駐車場前のザボンの実をほぐし、そこにパッションフルーツとチェンマイ産の桃を切って、オレンジジュースで固めたもの。こっちは悶えるように美味しかった。2日で無くなったが、右側のは１ヶ月経った今でも冷蔵庫の奥で眠っている。。。もう一回挑戦するか、潔く捨てるか迷っています。

この旅行記へのコメント （2）

• hidezouさん 2018/07/16 10:55:26

  gogo-taiwanさん、はじめまして。　(*_ _)ﾍﾟｺﾘ

  こんにちは～　いつも関心しながら拝見しています。
  メークローンが観光客の撮影大会になっていたのは知ってましたが、
  アムパワーも大陸系中国人がウジャウジャになっちゃたのね・・・
  今度一泊してみようと思ってたけど、考え直しが必要かも知れませんね、
  自治区に入植させて数の論理で漢人化しちゃうパターンみたい、
  パタヤの二の舞にならぬよう祈るだけでござる・・・
  
  これからの旅行記も楽しみにしてます。　m(_ _)m
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　hidezou
  

  gogo-taiwanさん からの返信 2018/07/16 12:43:20

  Re: gogo-taiwanさん、はじめまして。　(*_ _)ﾍﾟｺﾘ

  いつも「いいね」押してくださってどうも有難うございます。
  アムパワー、このあと蛍ツアーの旅行記載せますが、団体じゃなく子連れの個人旅行も会話が「叫ぶ」ので本当迷惑です。タイ人は気を使って中国人以外の人種を前に座らせてくれてはいるのですが。。。
  中国人のツアー、なるべく入場料などない安いところに連れて行き、そのあとでお土産を買わせる手段なのかもしれません。多分激安のパッケージツアーでおびき寄せるには、入場料のかからないところを多くするのでしょう。