2018/06/23 - 2018/06/24
265位(同エリア732件中)
ザリガニ大王さん
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会津若松の駅で、かなりへこむ事が起きた。先ほどの電話で気が落ち込んでいたため、カメラも落としてしまった。始動時にはレンズが飛び出すのだが、出たり入ったりを繰り返しスイッチオフもできなくなった。電池を抜いて仕舞い込む。このため、この後の磐越西線で郡山までと新幹線やまびこ57号で仙台までの記録はない。そうなると昼に呑んだビールが腹に効いてくるのか少し痛い。最初の小出で少し食い過ぎ、呑み過ぎなのが響いている。仙台では金曜日の事とて夜の居酒屋を予約していない。立飲みなどを回ろうと思っていたが、もはやその元気もなくなった。明日の女川線、前谷地から気仙沼のBRTも興味が失せてくる。国分町をぶらついてみたが暑い金曜の夜である。元気な若者が多く徘徊し、一人でも入れそうな店も立錐の余地もない。こんな時はコンビニで少々の酒とご当地物を購(あがな)って腹をしのぐことにする。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- レンタカー 新幹線 JR特急 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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そう気を取り直して途中からスマホで記録を取る。仙台駅発05:29を待ったが、早朝ゆえフラフラで朝帰りらしき人もいて、地下ホームのベンチで電車を待っている。始発駅はあおば通駅で、考えてみればホテルからはそちらの方が近かったかもしれない。電車が来たがホームで待っていた朝帰り人は、ホームのベンチでぐっすり寝込んでいて乗車しなかった。風邪をひかなきゃよいが。
石巻までは何度も乗っているので目新しいことはなかったが、改札口の右手にカフェが出来ていた。前からあったのかはわからないが、時間があれば利用したかった。 -
女川駅に7時25分に着く。復旧工事をしている時に何度か車できたが、駅前は見違えるようだ。
女川駅 駅
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駅舎は温浴施設「ゆぽっぽ」も兼用しいるが、時間が早く開いていない。ゆっくりとしたいところだが、この後の接続を考えると気力がわかない。女川から8分ほどで折り返し前谷地に向かう。
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前谷地駅で柳津駅まで乗り換えてBRTに乗るか、ここから乗るかの方法があると駅長さんに教えられる。ここから乗ります。
前谷地駅 駅
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何か状況の良く解っていない高齢のオバサン二人も下りて来て並んだ。南三陸の商店街を目指しているらしいのは音量調整の壊れている会話でよく解った。「そのあとどうすんのさ。」「うーんと。気仙沼までバスはあるらしい。」「そっから電車あるのかい。」「さあー。」誠に暢気なものであ。
前谷地駅 駅
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前方は神取橋(かんどりばし)。宮城県道21号線、旧北上川の橋。バスルートはここがネックになっている。さて、バスは普通の路線バスでワタシは最前列を確保したが、先ほどのオバサン二人は一番後ろに座った。しかし、音量調整が壊れているので、家庭内の解決すべき問題や、近所の主婦の品行など終始語っていて最前列の私まで聞こえてくる。いやはやである。
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柳津駅に着いた。鉄道営業距離だと17.5㎞だが、バスの通りやすい道を選んで走っているので、もっと走ったように感じた。実際距離はどうなのだろう。
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南三陸を過ぎて暫く、バスが一台トンネルから抜けてきたが、信号が変わらない。壊れてるんじゃね―のと思っていたらもう一台抜けてきた。行先表示は「研修中」4~5名乗っていた。運行本数も増やしているようだし必要なのだろう。気仙沼で降りるときに「大変なルートだね。」と運転手氏に話したら「路線バスの距離じゃないですよ。」とぼやいていた。線路を舗装した専用道路も轍ひび割れが出来ており、スピードが出せない。今後、補修が必要なようだ。お年寄りや小学生ぐらいの子が利用しているのを見ると、これは必要な交通体系だと痛切に感じる。
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柳津の駅では、駐車場に電気工事のほぼ一個小隊規模の作業員さんがおり、かつホームでは柵を外したりしている。何をするのだろう。この先の線路と思しきところでBTR専用道化と思える工事が盛んにされていた。
先ほどのオバサン二人は、やがて南三陸さんさん商店街すぐ横の「BRT志津川駅」で降りた。道路交差点の斜向かいの位置なのだが、運転手氏が「横に見えるのがさんさん商店街です。」と車内放送で案内し他の降車客にも説明していたのに、一旦降りたオバサンたちは「南三陸さんさん商店街って遠いんですか。」と戻って聞いてきた。「あそこですよ。」と運転手氏。オバサンたちは納得したか要領を得ない顔で歩きはじめバスの前に来ると、やおらバスを携帯電話で撮影し始めた。これが永い。退けてくれないとバスは出れない。私は我慢できず「プップ―。」とクラクションの口真似をした。運転手氏は苦笑いで横の私を見た。柳津駅 駅
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話はすっぱりと飛んで、気仙沼から八戸である。気仙沼についてまた多少へこむ事があったが、それは思い出さないことにする。一関に大船渡線で向かう。前に一度乗っているが、夜間であり居酒屋で結構飲んで半分寝ていたので再乗した。この後、やまびこ49号で盛岡、盛岡からはやぶさ23号で八戸に向かう。八戸から本八戸に八戸線で向かおうと思っていたが、接続が悪く本八戸駅からホテルまでも結構遠い。次の日の予定も考えてレンタカーを借りた。
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ホテルと提携している駐車場に車をとめた。ホテルに荷物を置き横丁へ向かう。横丁の検討をつけていた店が、五時からやっているとのことでお店に行ってみたが、ママさんがまだ準備中で暫く待ってくれと言う。しかたなくそこらをぶらついた。ナニヤラ背中に模様が見える金髪の御嬢さんが座っている店もあったが、先ほどの店に行く事にしている。ブラついていると八戸ポータルミュージアムはっちと言うところの裏手にこれがあった。水飲み器で水を飲むために頭を突っ込むと、咬まれそうに見えるらしい。若い女性が写真を撮っていたので割り込んで水を飲んでみせると、一瞬嗤って撮っていた。老若問わず女性を喜ばせるのは私の務めです。(キッパリ)
八戸ポータルミュージアムはっち 美術館・博物館
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目指していたのはこのお店。店が狭くてうまく写らないが、(腕も悪いか)真ん中に炭が置いてあり、その周りを小砂利を敷詰めたドーナツ型の焼場がある。この焼場はグルグル廻るようになっていて、内側に刺した魚の油はふちの溝に落ちるようになっている。頃合いに焼けた魚は外側に移す。これを小柄なオバチャンが汗をかきながらやっている。この魚がうまくないわけがない。二組ほどお客が来たが、30代半ばと思しき夫婦が私の並びに座った。吉田類ゴッコなどして、いろいろ話をしているうちに、札幌の某呑兵衛のイベントで一緒していたらしい。益々話が盛り上がりダジャレやバカ話をしていると奥さんから「随分話が旨いですよね、噺家になったらいいんじゃないんですか。」「いやいや、はなし家にはならず、人生の落伍者(落語者)をしております。」
しおさい グルメ・レストラン
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朝五時前。ホテルの部屋から撮影。昨日、提携している駐車場に車を止めたがよく看板を見ると朝は通常7時からしか開かないらしい。駐車場のオッサンに聞くと「日曜は6時には開ける。朝5時半ごろには人が来てるから出れるはず。」とのこと。別の24時間対応の駐車場に帰ることも考えたが、それならばと翌朝に期待した。5時に行ってみると人はいない。別のお客が「えっ、7時からなの。」と看板を見て驚いているので、昨日の交渉をお知らせしておいた。仙台から朝市を楽しみに来た比較的若い夫婦である。なんとか5時半ごろ出庫することが出来、勇躍朝市にむかっつた。
グランパークホテルパネックス八戸 宿・ホテル
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館鼻岸壁朝市。これで5時45分ごろ。車を辛うじて停めることが出来たが、奇跡的であった。なんでも二時とか三時から始まっているらしい。某ドキュメンタリー番組でやっていた。
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目当てのコロッケの御店やパンの御店は、長い行列が出来ていて諦めた。
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全体で350店舗ほど。これが折返しの800mにひしめいている。実に壮観だ。
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これが朝の六時ごろとは信じられない。
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生物も安いのか高いのか良く解らないが、種類多く扱われている。
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何でも売っている。魚屋の親父に聴いたら、去年は車も売っていたとのこと。「それなら、どこかの店で幸せを売ってませんかね。」と聞いたら「それなら俺も買いたい。」と答えられた。
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このおばあちゃんから漬物を買いました。拳の大きさで100円。結構おいしかった。「これおばあちゃんが漬けたのですか。」と聞いたら「〇▼△×。~◆♪。」と言われたが良く解らなかった…。
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御店の裏手にテーブルを出して飲食いをさせている店も多い。
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コンビニで買い物をしようと停まったら、向かいのバス停で超満員のバスが停まり「すいません。この後からもまだ来ますからそちらに御願いします。もう満員で乗れません。」岸壁朝市に向かう「いさば号」のようです。
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最初、南部に山形名物のモノがあるのかとよく見たら、山形さんが作っている南部名物。要は蕎麦やうどんの素地を薄く延ばして正方形に重ね対角線を切って食します。食べ方の味付けはにんにく味噌をつけるようですが、私はこのまま薄くオリーブオイルを曳いたフライパンで餅のように焼いてから、ミートソース味にして食べました。ビールのつまみに合います。
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幼虫のグミ。大きいのは売れてなかったのでこのサイズ。暑さに弱いとのことで、コンビニで氷を買って北海道まで持ち帰ります。白いのはカルピス味のハチの子。黒いのはなんだか良く解らい味の気持ち悪い幼虫。
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種差海岸に来ました。やたら広いゴルフ場のフェアウェイの様です。
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種差海岸駅の標識があったので、この建物がそうかと思ったら線路が無い。これは会館で標識はこの裏の建物を指しているようだ。
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司馬遼太郎が、他の星からの訪問者を一番先に案内したい海岸と言ったそうだ。
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2012年春放送の火野正平の日本縦断こころ旅で、この海岸が出ました。この近くの短大で人生初の挫折を体験された女性が、海岸で見た大自然の風景にとても感動され、ご自身の生き方を見つめ直す原点となった思い出の場所であるこ。その後、保育士として30年働いてきたが最近癌なり休職していたが、頑張って復職したとのこと。次の検査に問題が無ければ、卒業以来一度も訪れていなかったこの海岸に行ってみたいと思っていること。海岸で手紙を読む火野正平氏の声がこの女性の来訪を願っているようでした。
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到着してから太陽は隠れましたが、風は良い気持ち良くそよいでいます。ゴルフ場なんてなかった頃はこの風景、驚きだったんだろうな。パー7ぐらいのホールだ。
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吉田初三郎さんというのは初めて知りました。俯瞰図を書かれたのですね。
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様々な文化人が種差海岸を褒めている。
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あしげ崎の名は馬から来ているのですね。
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また、天気も良くなってきました。
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みちのく潮風トレイルの図。
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天気が良いので、時間があればお弁当を持って散歩したいです。
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散歩している人が結構いた。こんな日は気持ちもいいだろうが、熱中症にも気を付けねば。
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蕪島に来ました。
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蕪嶋神社の復旧再建工事。大正11年に蕪島はウミネコ繁殖地として国指定の史跡名勝天然記念物に指定されている。このため工事はウミネコの繁殖期は中断し遅々として進まないらし。完成は2020年と言う。
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二羽は金網のこっち側で生まれたのだろうか。ある程度に成長するまではかなり厳しい生存競争があるようだ。自分の巣の縄張りを外れると他の親や幼鳥に攻撃されて死んだりする。ましてや兄弟での餌の争奪も激しい。
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フン除けに合羽を着た春菜に似たオバチャンが、ホースを取りだしていたので、どうするか見ていたら盥に水を入れて幼鳥に飲ませていた。「いゃー大変ですね、面倒見るの。」「えーぇ、えーぇ。」自分の仕事を苦労が多いと言われて、否定するものは居ない。暫く海猫の話をして、この神社の火事の原因を聞いた。「浮浪者の方の放火って聴いてましたけど。」「いえいえ、漏電だそうですよ。宮司さんが申し訳ないって謝ってました。」ふーん。
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無事の再建をお祈りします。
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この神社で買った「株あがりひょうたんお守り」。実際、6月の初めに株屋の勧めで少し買った自動車関連株、ずーっと下がりっぱなしですけど。
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一度来てみたかった駅。鮫駅の正面。牙は駅にはない。
鮫駅 駅
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鮫駅前の鮫。駅の敷地を離れているように思う。この像の後ろに、二台ほど短時間駐車ができるスペースがあった。
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2010年の11月に三陸鉄道に乗りに来て、久慈に泊まって翌朝一番電車で八戸線にて八戸まで来たのだが、この駅の記憶が無い。
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鮫から野辺地まで1,580円。大湊までは同じJRなのに書いてないのは行く人がほとんどいないのね。
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鮫駅で入場券を記念に買い、線路沿いを走っていたらこの神社に巡り合った。駐車場もあるのでお参りすることにした。
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三嶋神社というらしい。なにごとのおはしますか知らねども かたじけなさに頭の垂るる。
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福徳フクロウというなにやらありがたいものがあった。災いを水で流せとある。あんなことや、こんなことを流そうとやけになって水をかけておいた。
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福徳フクロウの後ろ。境内の片隅に見慣れた像があった。車を八戸駅で返し、駅に行く途中の酒屋で日本酒を土産に買った。その後、八戸から青森までのはやぶさに乗り新函館北斗。そこからスーパー北斗13号に乗って帰ってきた。今や貴重な車内販売車である。恒例の大沼団子を早速予約し購った。これで嫁の機嫌は少し上向く。色々なことがあって少し落ち込んだ旅だったが、取敢えずまわれた。それで良しとしなければならない。カメラの修理代がなんだ。へこむ事案がなんだ。とにかく、朝市は気に入ったので嫁を連れてこようと思う。只見線も車と列車を使い往復してみたい。へこたれている暇はない。
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