マルタとキプロス５　聖ヨハネ美術館でカラヴァッジョの絵に会う。

2018/03/22 - 2018/03/30

　今日は、この旅行の目的「聖ヨハネ大聖堂」と「付属美術館」に行きます。　　　　　１５６５年、オスマントルコを退けた騎士団は、欧州中から賞賛され、各国がこぞって寄進をしたそうです。　　　その豊富な財力で造られたのが「聖ヨハネ大聖堂」　騎士団の守護聖人「聖ヨハネ」に捧げられた教会です。　　　　内部は「絢爛豪華」でした。　

　騎士団はヨーロッパの富裕階級の二男以下の子弟で構成されて、出身の言語によって、８つに分けられていたそうです。

　教会内にある別室が「付属美術館」でした。　カラヴァッジョの絵を鑑賞。
　
　その後、キプロスへと移動します。

エリア ヴァレッタ(マルタ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 航空会社: エミレーツ航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

　今日は、この旅行の目的である「カラヴァッジョ」の絵を見に行きます。
ホテルのある「セントジュリアン」から「ヴァレッタ」に向かいます。　　途中に見える｢スピノーラ湾」　湾の中にあるので、とても穏やかな海です。
　船の浮かぶ景色は「絵」になりますね。
　　「リゾートマンション」も多く建っています。　マルタが保養地って、知りませんでした。　　日本からは遠い国ですが、ヨーロッパからは近いのですね。

観光地によくあるオブジェ。　　「ＬＯＶＥ」の字は、裏返し。影を見ると正しく映っているそうです。

　海に沿って、ずっと遊歩道が続いています。
　
　「ネコの島」らしく、大きな猫さんの像がありました。

　ヨットハーバー。　　欧州のお金持ちが、ここに停泊させているそうです。

　

　噴水のある広場。　　このあたりから、旧市街入り口まで、改修工事中。

　旧市街に入ります。　　橋の下は大工事中。　　「マルタストーン」が切り出されています。

　門から入ります。　　このあたりも工事中。

マルタの目抜き通り「リパブリック通り」

　歩行者天国になっていて、両側の古い建物には土産物店もあって、街歩きを楽しみにして来たのに、閉鎖されています。

　どこかの国の大統領が通る、との事で一般庶民は、両側の柵の横の狭い通路を歩きます。　　　すれ違うのもやっとなので、横の店を見る余裕は」ありません。

　残念です。

　警備の警察官。　　馬に乗っています。

「聖ヨハネ広場」
こちらには「聖ヨハネ聖堂」の正門入り口があります。　でも、観光客はこちらからは入れません。

「グレートシージ広場」　
観光客はこちらの入り口から入ります。

　外観は質素でしたが、中に一歩入るとすごいです。　　「絢爛豪華」な内部。

　大理石と金銀で出来ています。　　　両側に８つの礼拝堂があります。
　祖国を離れた騎士団達の心のよりどころでしょうか。　　地下は墓所になっています。

カラヴァッジョ「聖ヨハネの斬首」です。　　「教会付属美術館」にある、という事で教会の前に美術館が建っているのかと思っていたら教会内から行ける部屋にありました。
　　　殺人を犯してローマ、ナポリからマルタに逃亡したカラヴァッジョは、騎士団の公式画家として迎え入れられ、この作品を描きました。　唯一、自身の署名の残る作品です。

カラヴァッジョ　「聖ヒエロニムス」

　マルタでも投獄されたカラヴァッジョは、騎士団から除名されました。

　脱獄してマルタから逃げ、シチリアに向かいました。

　２階から見たところ。　　騎士団の膨大な富と力がわかりますね。

「パレス広場」　　ここも立ち入り禁止。

　少ししたら、マルタの大統領の車がやってきました。　　

　車の助手席に座って（！！）スマホをいじっていました。　ゆる～い国なのですね。

「カフェ　コルディナ」　マルタで一番歴史のあるカフェです。　

　素敵な店内ですが、満席でした。　　ケーキも美味しそうでした。　　

　お土産になりそうなお菓子は、この店のが良いかな。　スーパーにあるのは輸入品が多いので。

　店の前の広場も、この店のカフェを営業。　　
　カフェの敷地だと思っていたら、国立図書館の入り口にもなっている「リパブリック広場」でした。

　メインストリートを横に行くと、野菜を売っている車が。　

　温暖な気候で野菜は美味しそうです。

「ロイヤルオペラハウス」　　　オリジナルの建物は第二次世界大戦で破壊。
　
　ずっと破壊されたままの姿でしたが、少し前に鉄骨を建てて｢野外劇場」になっています。

「国会議事堂」　入り口門のすぐ横にあります。

　この教会は、城壁の外にありました。　　　あまりにも大きくて存在感があったので、写しました。　　「Church of St.Publius」

　バスを止めた所から見えました。

マルタの空港に着きました。　　ここからキプロス、ラナルカ空港まで行きます。

キプロスの首都「ニコシア」は紛争で北と南に分断されたので、「ラナルカ」がキプロスの入り口になっているそうです。

　ラウンジです。　　明るくて、ゆったりしています。　　入った時は混んでいて、席が無かったほどですが、３０分もするとこんなに空きました。

　ヨーロッパ各地にここから近いです。　ロンドン３時間、ローマ１時間半。
　治安も良く、物価も安い、避寒地として、人気なわけです。

　手前の缶の飲み物、「Ｋinnie」というマルタの飲み物です。　　ハーブの効いたコーラの味でした。　　　

　食べ物の種類は少なかったけど、美味しかったです。　ドバイラウンジより、こちらのが良かったです。

　屋外のテラス席。　　飛行機を見たい人、タバコを吸いたい人はこちらがおすすめ。　　　眺めが良いです。

　機内食のランチです。　「シーフードラグー」　　シーフードのシチュー。

　やっぱり、成田ードバイより、こちらの路線のがおいしかったです。

　キプロスの空港に着きました。　　飛行機はドバイ行きなので、降りる時にチケットを見せて降ります。　ドバイ行きの人が、間違って降りないように。