マルタとキプロス６　ニコシア、レフカラ、ヒロキティア

2018/03/22 - 2018/03/30

　「マルタ」から「キプロス」にやってきました。　　日本ではあまり知られていない国です。　　地中海の交易とともに栄えてきた国ですので、「歴史、遺跡の国」としての認識しかありませんでした。

　行ってみてわかった事は、どちらの国もヨーロッパ人が真っ先に思い浮かべる「リゾート地」だそうです。　　　北の寒い国から、３時間程で来れるそうです。　　どちらの国でも「リゾートを楽しむ人々」が多かったです。

　もう一つ、マルタは「ローマカトリック」の国、　　　キプロスは「ギリシャ正教」の国　という事。　　教会が全く違いました。　ちょうど訪れていた時の「イースターの時期」も違いました。　　キリスト教について、又一つ勉強になりました。

エリア ニコシア(キプロス)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 航空会社: エミレーツ航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

キプロスのラナルカ空港に着いて、「ニコシア」のホテルに泊まります。

　「ヒルトン　ニコシア」　ロビーは広いです。

夕食はホテルで。　　ビュッフェですが、あまり食べたくなる物は無い。

　サラダを中心に、いただきます。

　部屋はスーツケース２つ、ぎりぎり広げられます。

　洗面所も狭い。　　この横にバスタブが平行してあります。

　ポットやコーヒー、アメニティは一通りありました。

　ヒルトンですから、給湯設備とかの基本的な事は大丈夫でした。　

　部屋のベランダからの眺め。　　明るいです。

　朝食会場に行きます。　　開けたレストラン。

　一通りいただきました。

　服装から、ビジネスで来ている人がほとんどでした。　　観光客は我々位でした。　　
　　　　ニコシアの観光に出かけます。

　「ファマグスタ門」　　

　「ニコシア」は１６世紀、ヴェネチア時代に造られた城壁があります。
　　城壁に付けられた門です。　　　今は門としては使っていません。　イベント会場のようです。

　「聖ヨハネ教会」　　中はフレスコ画がきれいでした。

　撮影は出来ません。

　聖ヨハネ教会の先にある「ビサンチン美術館」

　多くの「イコン画」素晴らしかった。　　圧倒されました。　　修復中のフレスコ画もありました。　　　　　ここも撮影禁止でした。

　聖ヨハネ教会の隣りにあるのが「大主教の館」

　キプロス正教会の本部。　　前に建っている像は、大主教であり、キプロス初代大統領の「マカリオス３世」です。

　ここにクラッシックカーが２台展示してあります。　

　　左側の車は「ケネディ大統領」から贈られた「キャデラック」だそうです。

「民族博物館」　　農具等が外に置いてありました。

　「水道橋」　は修復中。

　今まで見てきた水道橋よりかなり低い。

「自由の記念像」　　１９７０年にイギリスからの独立１０周年を記念して作られました。
一番上は自由の女神。　　二番目は牢獄の扉を開ける二人の戦士。　下段には牢獄から出てくる人々。　　

　後ろには、城壁が見えています。　　　整備されて公園になっています。

　旧市街を散策します。　「ライキ・キトニア」

　狭い道の両側にいろんな店やレストラン。　　とても雰囲気のある所です。
　お菓子の店ではどんどん試食させてくれました。

　「リトラス通り」　　ニコシア一番の繁華街。　　日よけの三角形のテントが張ってあります。

　「スタバ」や「Ｈ＆Ｍ」等、ヨーロッパのメインストリートにある店があります。

　「リトラス通り」を進んでいくとこんなモニュメントがあります。

　ここから「北キプロス」に行きます。

　ここでパスポートを見せます。　　緩衝地帯を少し歩き、北キプロスの入り口でパスポートを見せます。

　自由に行き来できました。

　北キプロスに入ると「ミナレット」　イスラムの国です。

　でも、のどかです。

　明らかに雰囲気が違います。　　小さなスーパーに寄ってきました。

　あまり品数は、ありませんでした。

　観光客相手の「ブランドバッグ」　が山積みになっています。

　こんな風景、エーゲ海クルーズで寄航したトルコの観光地で見ました。「クシャダス」だったかな。

　南キプロスに戻って、ランチの店です。

　「Ｋａｔｈａｄｏｎ」　　リトラス通りの店です。

　メインは「スブラギ(ポーク料理)」

　肉のダメな私は、プラス５ユーロで「スズキ」　　とても美味しかったです。

　ランチの後は、「レフカラ村」に行きます。

　１４８１年に「レオナルド・ダ・ヴィンチ」が訪れて美しいレースに感動し、ミラノの大祭壇に飾る為に持ち帰った、と伝えられています。
　　ガイドさんに聞いたら、確実な証拠は無いそうです。

　あちこちの店で「レース」や土産物を売っています。

　とてものどかな村でした。　　　　　　
　日本旅行業協会の選ぶ「ヨーロッパの美しい村３０選」の一つです。

　各店の前にお母さんたちが座って、レースを編んでいます。

　用事でお母さんが、店の中に入った所を写しました。

　「キプロスコーヒー」はトルココーヒーと同じで、コーヒーの粉が下に沈み、上の部分だけを飲みます。
　　　コーヒー好きなので、とても美味しかったです。　　濃さが良かった。

　「ヒロキティア」　　新石器時代の遺跡。　紀元前７千世紀から紀元前４千世紀の物。
　　　１９９８年に世界遺産に登録されました。

　気の遠くなるような昔の遺跡ですね。

　　集落跡の復元。　　石を積み上げて造ったらしい。

　家の中に椅子や炉も復元されていました。

海から約６キロメートルの川の渓谷に作られています。農耕、狩猟、牧畜が行われていたらしい。

　南向きの斜面に築かれています。　　未だ発掘作業中でした。

　宿泊するホテルに着きました。

　「アマサス　ビーチホテル」　　海岸に建つ「リゾートホテル」です。

　ここに２泊します。

　天気が良いので、プールサイドでは日光浴をする人々。

　日本人には寒いですが、北欧の人達には十分らしい。　短パンの人、多かった。

　ロビーで「ウエルカムドリンク」をいただきます。

　部屋は広くてきれいです。　

　アメニティも十分。　ポットやコーヒーも普通にありました。

　お水とウエルカムフルーツもあります。　　　

　ツアーの食事でおなか一杯になっているので、食べませんでしたが。　　

　ベランダからは、地中海が見えます。

　地中海を往来する船舶が、何隻も見えました。　とてものどかな景色です。

　ホテルのレストランで、ビュッフェの夕食をいただきました。