ベトナム最北の地を巡って(4) 305～ ラオチュウからチャドム峠越えサパへ ～

2018/03/01 - 2018/03/13

このツァーは「西遊旅行」により企画・催行されたツァーで、
ベトナム最北山岳部ディエンビエンフーからハジャンの小民族の町村を巡り
ここに住む人達の生活や民族衣装をはじめとする文化に触れるツァーです。
　
好天と素晴らしいメンバーに恵まれ楽しい旅行になりました。

一枚目に行程と地図を載せました。

エリア サパ(ベトナム)

＜3月5日の空＞
3月5日(月)も晴れのお天気で
朝陽が昇るまえ空がうっすらと染まった。
　
　
まずこの日は赤モン族の村バイバン村を訪問した。
皆さんが民族衣装を見ている間、
ロンさんには授業の邪魔になるから小学校には寄らないと
言われていたのですが、
衣服にはあまり興味がなかった男3人が
小学校のたたずまいを撮っていると先生に手招きされた。
　

＜赤モン族の小学校＞
万年筆にインクを補充しているところでそれで教室の外に出ていた。
授業は国語の授業だったようでみんな真剣に勉強していた。
一旦学校をおいとまし保育園に寄って村から去るころ、下校する時間と重なり全員写真を撮らせてもらった。

＜民族衣装の女の子＞
授業中、唯一民族衣装姿で学校に来ていた女の子を撮らせてもらった。
この村はとても裕福な村との印象を得た。

＜赤モン族の保育園＞
小学校の後、皆さんと一緒に保育園を少し覗いて見た。
保育の邪魔をしないようにそっとバイバイして帰りました。
運動場にはケンパー、ケンパーと思われるゲームのエリアが。
　
午前中はその後ランテンザオ族のザンマ村、ルー族のバーベー村を訪れる。
　

＜ランテンザオ族のザンマ村にて＞
ここお村の女性は適齢期になると不思議な形の帽子を被るそうです。
昔は銀製のものを被ったそうですが
今アルミ製のものが多いとのこと。
お母さんに抱かれた子供は珍しそうに我々を眺めていた。

＜ルー族のバーベー村＞
ルー族のスカートはまた特徴的で綺麗にししゅうされています。
また、お歯黒は木炭のようなものを使っていた。
どこも自慢の子供を抱いたお母さんは愛想がいい。
　
この日はサパへの難所、チャドム峠越えの日である。
３つの村を訪れてそのまま峠を直登するかと思ったら
予定にはない春雨作りの作業場を案内してもらった。

＜春雨作り＞
ロンさんは以前サパを早朝発って、逆に峠越えしてきてここの春雨製造作業場
撮影を案内したことがあるという。ラッキー！
（↓モノクロでまとめてみました。）

＜原料を煮る釜＞
原料は緑豆、えんどう豆、馬鈴薯など

＜煮上がったゼリー状の物を裁断する押出し機＞

＜押し出したものを干す作業＞

＜干す作業＞

＜干し上がったものを束にする＞

＜作業はつづく＞
　
　
さあ、いよいよチャドム峠越えです。
　
　

＜近づく山稜＞

＜道路を塞ぐ大型トラック＞
ヘアピンカーブを何十回と揺られ峠まであとちょっと言うところで
トラックの故障渋滞。ガク）
そこはベトナムです。
お巡りさんが来ていても交通整理をするわけでもなく
ただ気の荒い者同士ケンカしないように見ているだけで
ベトナム人同士のアウンの呼吸で十数分後ここを抜け出す。

＜登ってきましたね～＞

＜高台へ＞
チャドム峠には茶店があるだけで展望台とレストランは建設中でした。
展望が効く高台に登り景色を楽しむ。
何回も来ているロンさんも添乗のHさんもここで晴れたのは初めてだそうで
今回のメンバーは余程日頃の行いがいい人達だったようです。

＜ロンさんと記念撮影＞
標高3143mのベトナム最高峰ファンシーパン山をバックに記念撮影タイム！

＜茶店のひととき＞
時間は12時をとっくに過ぎていましたが
昼食はサパのレストランを予約しているということで
峠の茶店で軽食をつまむ。
ここでいただいたのは、炭火で焼かれたもち米とゆで卵です。
もち米は竹の香りが香ばしく、
卵は赤モン族の卵でこれまた濃厚なお味で美味しかったです。

＜サパを目指して＞
その後、梅や桃が咲く桃源郷のような山道を車は軽快に進み
サパ到着は午後1時前でした。

＜サパの教会＞

＜発展すさまじいサパのホテル街＞
サパは標高1600mの高地にあり、
フランス統治下時代から避暑地として栄えてきた。
更に2014年に高速道路が貫通した以後発展の速度が加速している。

＜宿泊したホテルCHAULONG＞
今回泊まったホテルは私が3年前撮影旅行で泊まったのと同じホテルでした。
3年前にはなかった”おもてなし”がありました。
それは民族衣装に身を包んだ可愛いお嬢さんがお出迎えしてくれることでした。

＜Welcome !＞

＜サパのライステラス＞
昼食後少しマーケットを皆さんと散策しましたが
しつっこい売り込みに気を削がれ直ぐに退散してきました。
　
ーケットから退散後、棚田を撮りに行く。
サパの周辺は世界有数の棚田（ライステラス）が美しいところで、
ホテル街を15分ほど歩いて下ると見晴らしの良いところに出る。

＜田植えはもうすぐ＞

＜夕食は寄せ鍋＞
レストランはホテルから徒歩1分？のところにあり
観光地だけあってとても洗練されたレストランで昼食もここでいただきました。
この日の夕食は寄せ鍋、お野菜、お肉、シーフード満載でした。
最後は定番のおじやで締めくくりました。（美味しかった）

＜ホテル玄関＞
お腹がパンパンになり、
Kご夫婦と一緒に教会前の広場周りを少し散策してホテルに戻りました。

＜教会前の広場＞
ここで遊んでいるのは皆観光客です。