2018/06/07 - 2018/06/09
35136位(同エリア54765件中)
ちいさん
野生動物に会いたくて、クルーズ船でクジラやイルカ、シャチに会え(羅臼)、断崖絶壁と海からヒグマも見られる(ウトロ)ツアーを2日間で予約。
いざ知床へ!!
しかしまさかの濃霧に包まれ、どこへ行っても霧の中・・・。
言い換えれば、普段は体験できないとっても神秘的な時間を過ごすことに・・・笑
そしてようやく霧が晴れた3日目、帰る前になりまさかの遭遇!!
一気に自分の中のモヤモヤが晴れた、そんな自分の忘備録の旅行記です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- レンタカー ANAグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
6/7早朝、Airasiaにてセントレアから新千歳、乗り換えてANAで新千歳から中標津へ。
セントレアから女満別まで直行便があるのだけれど、色々検討して、今回は金額的にも時間的にも都合が良かったこちらを選択。
ちなみに女満別と中標津、車でウトロまで行くのに時間も距離もほとんど同じです。 -
中標津空港に到着後、予約しておいたレンタカーを借りて、いざ知床へ!!
到着したこの日は薄曇りながらまだ晴れていて、画像はあまり良くないけど斜里岳。実物は何だか神々しくて迫力がありました!!
そしてどこを見ても北海道って感じの長閑で美しい風景。
ウトロまでの2時間とても気持ちいいドライブができました。
ちなみにレンタカーはFitクラスを予約し、ハイブリッド指定はしなかったけれど、きれいなFithybridを貸して頂きました。
3日間乗って、予想よりはるかにガソリンを食わなかった事に感動。
ハイブリッドカーってすごいですね・・・。
オリックスレンタカーさんありがとうございました!!
スタッフも皆さん良い方でした!!
この日はウトロの、kiki知床Resortへ宿泊。
部屋はおまかせの安いプランで予約したのですが、良いお部屋に案内して頂けました。
夕食はバイキングですが適当な大味な感じのお料理ではなくて、すごくおいしかったです。席もおひとりさまに配慮して頂けたようで、気後れすることなく食事ができました。
そしてこの宿は、お風呂(温泉)もすごく良かったです!!
色々満足して、寝る前に6階の部屋から海を眺めようとカーテンを開けたらなんとっ!!
霧で真っ白で何にも見えない 笑
朝には晴れることを祈りつつ寝ました。
早起きしてカーテンを開けると、なんと霧&雨・・・。
落胆しつつも、風が無ければ船も出るかもと微かな期待を胸に朝温泉と朝食へ。
船に乗るのだからと、かなり控えめに朝食を。
そして部屋に戻ったところで、欠航を知りまして、がっくりしながらも荷物をまとめ、宿を後にしてウトロ観光案内所を目指します。
今回ひとり旅だし、宿も小さいところにしようかなと思いつつ、口コミの良さで決めた、kiki知床Resort。
大きめの宿にも関わらず色々と行き届いていて、全てにおいて大満足のとっても良いお宿でした。 -
5分程走り、道の駅シリエトク内にある観光案内所へ。
そこで話を聞き、霧と風により小型船のクルーズはどの会社も欠航だけれど、一番の大型船である「おーろら号」だけは時間を短縮して航行するとのこと。
すぐにおーろら号のチケット売り場へ行き、何とか乗れることに。
私が予約していたのは、小型クルーザーでできるだけ岸に近いところを航行するもの。
やはり小さいと波をもろに受けるので風が強い日は欠航になるようです。
この時期のヒグマ目撃率は92%ということで、期待大だったのですが・・・がっくり。
おーろら号は主にツアー客向けの大型船で、沖を航行し断崖絶壁も遠くから全景を見られるけれど、ヒグマは双眼鏡で見ても小さっ!!という事らしいです。
ですのでこの日は、元々のツアー客さんたちに加え、私のように個人で来て小型船に乗れなかった人達で船内は溢れ返っていました。
そして本来の距離、知床岬の半分も行かないところまでの航行スタート!! -
カモメ?
思い切りカメラ目線です。 -
出航してすぐですが、かなり揺れてます・・・。
そして半島も霧で霞んでほとんど見えず・・・。
天気が良かったら本当に風光明媚な素晴らしい景色だと思うと、この時点でリベンジする気満々です 笑 -
望遠レンズで撮るも、雨と揺れでカメラを保護するのに精一杯!!
-
デッキは恐ろしいほど揺れが伝わり、下は滑るし油断したら海へ放り出されそうな勢いでした。
でも今オホーツク海の上にいるんだ!!と思ったら感慨深く 笑、何とか一枚パシャッと。
出航して15分くらい、船内は気持ち悪そうな人がちらほら・・・と思っていたら、風が予想より強いため港に戻りますとのアナウンス。
通常の半額以下で乗れ、さらに返金してくれるとの事。
残念ですが自然相手だから仕方ないですね。
でも少しでも断崖絶壁を海から見れて良かったです!! -
気を取り直して、だんだんと雨脚が強くなる中、知床五湖へ向かいました。
今回は霧と雨で写真が全然撮れなくて、望遠レンズまで持って行ったのに残念だったけれど、その分目や耳に焼き付けてきました。
期待していた五湖も濃霧&土砂降り、そして物凄く寒い!!
クルーズは海上で防寒着が必要な事はわかっていたけど、ここでダウンを着ることになるとは思いませんでした。
さらに合羽を重ね、いざ高架木道へ。
5m先が見えないし人も少ない、そんな中を歩いていく。
雨が植物を叩き付ける音だけが大きく響き渡ります。
高架木道も霧の中に浮かんでいるようで、自分がどこにいるのかわからなくなるような、世界に自分一人しかいないような、そんな感覚になりました・・・。
あの幻想的で非現実的な体験なかなかできないし、きっと一生忘れられない感覚です。 -
知床五湖を後にし、明日のクルーズのため羅臼に向かいます。
知床半島道路もかなりの濃霧で、ライトを点けゆっくりと走ります。
羅臼岳も全貌を拝むことはできませんでしたが、それでも美しい山だという事はわかります。
いつかトレッキングもしてみたい山です。 -
と、突然飛び出してきたキツネ!!
トコトコっと、車の音に反応して出てきた感じで前方を塞いでしまいました・・・。
知床へ来て初めて遭遇した野生動物です。
会えて嬉しいんだけど、これがおねだりキツネかぁ・・・と思ったら複雑な気持ち 笑
観光客が餌をあげるから、人間に近寄ってきてしまうようになった野生動物たち。
それにより車に轢かれてしまうキツネや鹿も後を絶たない・・・。
この画像は車を停車はさせず、ガラス越しに望遠で急いで取りました。
野生動物撮りたさに車を停車させるのも、ましてや車を降りて写真を撮ったり餌を与えるなんて、危険だから絶対にだめですね・・・。
旅の前に一応少しだけでもと、予備知識をつけてから出かけました。 -
かなり離れても道の真ん中でこちらを見ているキツネ・・・。
この後すぐ道路脇へ入ってくれたので良かったですが。
この日は羅臼の宿まるみさんに泊まります。
明日のクルーズ船を所有している宿という事、魚介がたくさん頂けるとのことで決めました。
食事を最上級のコースにし、量も多いようなので今日のお昼はコーヒーだけで済ませ、お腹ぺこぺこで宿にも早く到着・早く食事という徹底ぶりです 笑
写真は撮りませんでしたが、大好きな海鮮料理をカニを中心にこれでもかというくらい頂きました。
こちらはすぐ目の前が海というロケーションで、洒落てはいませんが晴れていたら最高の景色が眺められるでしょう。 -
予想通り?今日も海は荒れ、船は欠航・・・。
国後島すら見られず残念でしたが、道の駅らうすでお土産を買い、またウトロ側へ戻ってから空港へ行くことに。
何故なら、霧の中走る信号のない道路がとても気持ち良くて・・・。
神経は使うけど癒されるというか・・・。
運転と山や緑が好きな事もあり、もう一度半島を横断したかったのです。
そしてゆっくり走り、知床自然センターとその裏にあるフレペの滝へ。
センターでは展示物を見たり、コーヒーを飲んで。
この頃には雨も止み、フレペの滝までの往復40分の森の散策、ひとりでも大丈夫かセンターの人に確認して、問題ないとのことでいざ。 -
滝は撮るのが難しくて、滝に来たのに写真が無い 笑
滝を見てさぁ戻ろうかなと、一応団体さんの後について歩き出したところ・・・。 -
あぁっ、エゾシカの一族だっ(10頭くらい)
すかさずカメラっ!! -
こっち見てる~、かわいいな~っ!!
エゾシカってお尻の白い部分がハートなんだよね~って、外人の団体さんと和んでいると・・・
と、一族の少し右方に黒い塊発見!! -
わわっ・・・。
あの黒い塊は・・・。 -
まさかのヒグマに遭遇。
クルーザーから見れたらとは思っていたけれど、まさか目の前に現れるとは。
ちょうどエゾシカの一族から離れていくところでした・・・。
諦めたのでしょうか、こちらにお尻を向け去って行きます。
もしこちらを、鹿の方を向いていたら当然写真など撮る余裕はなく、静かに後ずさりしたでしょう。
明らかに子熊ではなく、距離はあっても迫力や重量感は伝わってきます。 -
本来なら発見した時点でゆっくり静かに来た道を戻るべきでしょう。
しかしこの不完全燃焼の旅の最後にまさかのヒグマに遭遇し、せめて写真を撮りたい衝動が抑えられませんでした・・・。
距離が50mくらいあったかな、もう去るところだし、何より6~7人の外国人グループが一緒にいて・・・と言い訳を連ねる。
私の後ろにいた日本人夫婦はすぐに戻って行きました。それが正しいと思います。
時速60㎞と走るのが超早いヒグマ。
全ての個体が臆病で人間を避けてくれるわけではない。
熊撃退スプレーも持ってない・・・。
いつ方向転換してこちらへ向かってくるかわからない・・・。
などなど色んなことが頭をぐるぐる。
自分の行動は正しくなかったとわかっているけれど、何もなかった今、この旅の一番の思い出にもなりましたwww -
ヒグマさんをお見送りする、エゾシカ一族。
-
別の場所で一匹狼ならぬ、一匹エゾシカ。
ひたすらむしゃむしゃ。
口からはみ出す葉っぱがかわいい。 -
センターへ戻るとこの通り。
ヒグマが普通に生息しているところへお邪魔しているのだから、遭遇しても不思議はないわけですが、それでも驚きは大きかった・・・。
確認を取ってから行っただけに。
世界遺産登録されて本当に多くの人が知床を訪れているだろうに、ヒグマと対人間の事故が起きていないのが不思議なくらいだなぁと感じた。
知床は餌が豊富だから人間を襲わないとはいうけれど。
それでも人間が足を踏み入れる事により、野生動物たちへ様々な悪影響が及んでいることは確かなようだから、ヒグマとの事故も起きておかしくないし、近い将来、マイカー規制とかになるんじゃないかなぁと感じた。 -
興奮冷めやらぬまま中標津空港へ向かう途中の開陽台。
あいにくの天気だけれど360°北海道、素晴らしい景色だった!!
こちらで頂いたはちみつソフトクリーム、人生で一番美味しいソフトクリームでした!!
美味しさが伝わらず写真を撮らなかったのが悔やまれます、甘さ控えめのソフトに濃厚な蜂蜜が本当に絶品!!
おじさんも良い人だったな~。
旅の締めに美味しいもの食べられて良かった!!
天気には恵まれなかったけれど、良い旅だったな~と思えた二泊三日。 -
セントレアにて、虹。
うん、良い旅でした!!
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