2015/03/25 - 2015/04/02
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usakoさん
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2015年、春の沖縄離島をめぐる旅。
那覇、座間味島を経て、2泊3日で訪れたのは日本最西端の「与那国島」。
馬に行く手をはばまれ、世界最大の蛾ヨナグニサンに触りそうになり、地元の方と一緒に磯づりを楽しんだり。
思い出深い滞在となりました。
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こちらに来てからずっとお天気が微妙な感じです。
那覇空港 空港
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那覇から飛行機で約60分、初めての与那国島に到着。
与那国空港 空港
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やったぁ~(;0;)横なぐりの雨です。
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想像をはるかに超えてジャングル密林。
高い山もあって、与那国島はとても不思議な地形だと感じました。
午後になると雨もやみ、レンタルバイクで島内をめぐってみます。 -
さっそく、怖いもの見たさで訪れた世界最大の蛾「ヨナグニサン」の博物館へ。
なんかすごい模型・・・と思って触ろうとしたら、
「それは~~~、きのう羽化したばかりだよ。」と、スタッフさん。
コワーーーーイ!Σ(×_×;)!!!!!
「・・・飛びますかね?」
「ううん、昼間は飛ばないから大丈夫だよ。」
改めて見ると、本当に大きい。
羽にも厚みがあり、胴体も重みがありそう。でまるで鳥みたいです。アヤミハビル館 美術館・博物館
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昼間は飛ばないと言うので。
スマホにマクロレンズをつけ、接写で撮ってみます。するとモザイクでした。 -
島をレンタルバイクで一周していると、崖っぷちから海を覗く男性。
なにやってるのでしょう?
なにか生き物でもいるのかな?
「こんにちは~午後から晴れましたね~。何かおもしろいものいるんですか~???」
すると男性、
「ああー夕方から1本投げようと思ってるけどこれじゃぁ波が高いな~」
「・・・釣りですか???」
「すっごいの釣れるんだよーこのあたり。」
ここから釣り人あるある。
こんなでっかいの釣ったとか、仕掛けは手作りしているなどなど。
一方的によくおしゃべりする方です。
立ち話もなんなんですが、1時間以上話していました。
「えぇすごいですね!私も釣り大好きなんです。」
「ところでおねえさんドコから来たの?」
やっと疑問符が(*´艸`)
「〇〇です。釣り竿も持って来たんですよ~」
と、バイクの椅子の下に収納していた伸縮タイプの釣り竿とリールを出してみる。
するとなぜか大爆笑。
「あはは!!!海でニジマスは釣れないぞー笑笑笑」
ここでusako勇気を振り絞る・・・
「お邪魔じゃなかったらでいいんですけど、釣りご一緒したいです!」
すると、逆ナンに成功(^0^)/**
「じゃぁー、明日17時ごろココで待っとって。仕事終わったらすぐ来るから。」
「はい!お待ちしてますね。宜しくお願いいたします!!」
思いがけず楽しみができました。 -
ルンルンで宿に帰る途中、桑の巨木。
南国の桑の実は大きい。潰れないように持ち帰って部屋で食べました。なつかしい味がした。 -
夜ごはんの時間です(^_^)
朝食だけつく宿泊プランなので、
座間味で買った沖縄そばの乾麺がなかなか減らず、今夜も茹でて食べました。 -
そう言えば与那国島には「長命草(ボタンボウフウ)」と言う草があり栽培が盛んです。
効能がすごくて書きれませんが、その草は、島のあちこちに畑があったり道端に自生していました。 -
せっかくなので宿のすぐ外に生えていた長命草。摘んで朝食のサラダとして添えてみます。
んん・・・(-”-)
苦い。。。。。。。。。。 -
食後に南牧場へ。さっそく与那国島名物の放牧された馬。
南牧場 動物園・水族館
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海岸沿いの一般道で車も通れる道ですが、馬が行く手をはばみます。
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さて私にはやってみたことがありました。
それは日本の端っこを制覇してみたいんです。この旅を決めたのもそれを決行するため。
まとまった休みがなければ難しい、難易度高めな「西」と「南」を今回攻めました。日本最西端の碑 自然・景勝地
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「こんにちわん♪♪」
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与那国島の固有種「与那国馬」の牧場では、きのう産まれたばかりの仔馬がすり寄って来ました。
NPOヨナグニウマふれあい広場 動物園・水族館
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仔馬がお母さん馬の所に戻ったとたん、お母さんゴロン。
砂浴びの行動とのことです。ちょっとびっくりしました笑
たぶん仔馬もびっくり。 -
次に、島の一番東へ移動してみます。
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「断崖絶壁」の言葉そのもの。足がすくみます。そんな中、撮影をしている勇気ある男性。
東崎 自然・景勝地
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お取込み中お願いして、お兄さんと同じ場所で撮って頂きました。
そして私もそんなお兄さんを撮っています・・・w -
さて、17:00になり昨日の男性Aさんとの待ち合わせのお時間です!
「あ!私クーラーボックス持ちます!」
「けっこう降りるぞ。危なくないか?」
「だいじょうぶです!」 -
大丈夫とは言ったものの、やっぱり怖い。
Aさんは、岩場を軽快に降りて行きます。私はついていくのがやっとで・・・
軽いけど大きいクーラーボックス。
バランスが悪すぎて、足を踏みはずそうものならば、岩の割れ目から確実に海に落ちます。 -
夕方になって風も出てきました。髪の毛が真横になびくくらいに。
こう言うところで釣りをしました。 -
たぐり寄せたひもの長さで、高さが分かりますでしょうか。
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沖縄の岩場ってゴツゴツして痛いんですよね。突き刺さらない場所を選んで腰を下ろし、一息つく暇もなく。
「これ食べてみてよ。」
Aさん手づくりのおかずです。
細いものはアザミの根っこのしょう油漬けでした。これがすごくシャキシャキして美味しいけれど。
アザミって食べれるんだ・・・と言う驚きの方が強い。
そしてゆで卵の包み煮が3個あって・・・
「Aさん、一緒に食べましょうよ~」
とお声かけさせて頂いたのですが、
「いや。貴女のために持って来たんだから、貴女が ” 全部 ” 食べなさい。」
ぜ、ぜんぶ・・・・・
すごく美味しいけど3個はキツいかな、、、、でも旅先でのご縁もご厚意。がんばって頂きました。 -
日が沈むころ、強烈な夕陽と共に台湾の山脈がうっすら。日本に居ながら外国が見えるなんて不思議。。。
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最西端の島から観る西の夕陽。
刻一刻と空色が変わっていきます。好きな釣りをしながらこの景色、もうシアワセすぎますね。 -
結局釣果はゼロ。でも満足でした。
夜はAさんが先週釣って冷凍保存したグルクンを持ち込みで、馴染みの居酒屋にてご一緒させて頂きました。
シンプルなマース(塩)煮がとても美味しい。 -
さて、滞在最終日の朝です。
リュックに入れる荷物は、あらかじめ入れる順番に並べると便利、と言うことをこの旅で学びました。 -
今朝も馬がいる南牧場へ行ってみました。
こちらのシマシマは「テキサスゲート」と言い、馬が逃げ出さないためのものです。
こんなもので?と人間は思うかもしれませんが、馬やヒヅメを持った動物は、足の踏み場に困るのでとてもイヤがるそうです。 -
島を半周して宿に戻ると、ゆんたく(おしゃべり)スペースにすごい望遠レンズを持った男性がいらっしゃいました。
野鳥の写真家さんです。
HPもあって、ケニアとかに撮りに行かれたりと凄いお方。南牧場 動物園・水族館
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この時期の与那国島は、珍しい渡り鳥が多く立ち寄ることから全国から愛鳥家の方が集まって来るそうです。
島の面積が小さいので、その分野鳥に出会う確率も多くなる。
多くなる = 撮れる確率が高くなる
わぁ!すごい!!!今まで考えてもみなかったことです。 -
残念ながら私のカメラで野鳥をとらえるのは難しく、でも馬だったら大丈夫(*^_^*)
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あっと言う間の2泊3日。
与那国空港 空港
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お天気も回復してきました。
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するとサプライズ。
Aさんが、空港に見送りに来てくださいました。そして彼は言いました。
「どっち側の席?」
「えっと、、、進行方向左ですよ。」
「じゃぁ、飛行機飛び立ったら下にL字の防波堤見えるから見て。」
「・・・あ、はい!」
その時は、堤防がペイントされているとか、釣りのスポットとか、
その程度に思っていたのですが・・・ -
あ~アレかな???
と視線を落とすと・・・!!!
なんとAさんが、防波堤で白いタオルをくるくると回しているではありませんか。
もう嬉しすぎて涙で目がかすみます。なんとか1枚だけ記念に撮りました。 -
その後旅を終えて自宅に戻り、釣りのお礼をAさんに贈りました。
すると少しして、与那国のAさんからゆうパックの冷蔵が。
あの日釣れなくて申し訳なかったと、後日釣れたグルクンが20尾入っていました。
申し訳ないだなんてとんでもない、逆にムリをお願いしたのは私の方です。
日本最西端からの美しい夕陽。その写真が今でも時々AさんからLINEで届きます。
次は石垣島を経由して、初めての「波照間島」です。
つづく。石垣空港 空港
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